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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[与党民主党考・130 「違いを分かろう(一昨日の続き)」]

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☆実は、一昨日のエントリーはもうちょい長いはずだったのだが、眠気に負けてしまった。

 続きを書く。

   ◇

 これは何度も書いたことだが、以前、テレビを見ていたら、映画監督の井筒と言う人が、なんかの映画作品を評していて、「この作品は駄目だ。若者が主人公なのに、なんで反体制的じゃないんだ!」とか言っていて、私は辟易とさせられた。

 この人にとっては、状況の良し悪しは関係なく、システムは常に反感の対象でなくてはならないのだな、と思った。

 恐ろしいのは、おそらく、この言葉を聞いて、視聴者の7割がたが疑問を持たないだろう事実だ。

 井筒監督と言うのは、戦後民主主義的な価値観に沿った作品(つまり、下卑たレベルのものさえ内包する「価値の多様性」の結果としての「無国籍」状況への移行を指向)の監督をしていて、それなりの良作を残しているようだ。

 だが、それは、作品舞台が、その左翼的なテーマに合致しているに過ぎない。

 私とて、そんな作品を批判するつもりはない。

 だが、世の中の全ての事象が、そんな思考回路で裁けると思ったら大間違いだ。

 そして、そんな作品に共感してしまった者が、そんな片寄った思考回路の人間に、自分の思考を左右されてしまうのも危険だ。

 特に、芸術分野だと分かりやすいが、それに秀でた者が「正」であることは少ない。

 ここで言う「正」とは、ちょいと照れくさいが、最大公約数が幸福である社会を求める気持ちだ。

 「正」じゃない者の政治的な主張に惑わされることほど危険なことはない。

 私など、D・リンチが大好きで、その才能に魅かれるが、D・リンチに道徳・正義を求めようとは思わない。

 私は、アートSMの峰一也監督にも心酔していたが、ミネックに「狭義の純愛」を説いてもらおうとも思わない。

 その辺の境界線は、絶対に誰もが持たなくてはならない。

 その「状況の違い」が分からないならば、芸術もスポーツも政治も性事も語る資格はない、と言っておく。

   ◇

 先ほどの「7割」と言うのは、私の勝手な憶測だが、「天才」の私が言うのだから合っている。

 一昨年の衆議院選挙で民主党に投票した国民と重なる。

 その「7割」がたの国民とは、ずばり、何も考えない愚民である。

 マスコミ情報を、吟味せずに鵜呑みにする人々である(「一億総白痴化」極まれり)。

 標語に騙されやすいバカであり、

 その標語に見合う状況と、見合わない状況の違いが分からないバカである。

 「標語に騙されやすいバカ」とは、「国民の生活第一」とか「政権交代」と笑顔で言われると、その具体的な状況及び、その状況が為されるにあたっての反作用の大きさを想像できない無知な者を言う。

 「その標語に見合う状況と、見合わない状況の違いが分からないバカ」とは、

 究極的には、それまでの政権の施政と、民主党政権下の施政の違いが理解できなかった、もしくは、いまだに理解できない人々である。

 先の選挙に投票した反省を持たない人間である。

   ◇

 で、私は、井筒監督のように決めつけたい。

「現在、最大公約数に幸福をもたらす<正>は、常に表層にはない。必ず、背後に封じられている。保守派は、ゆめゆめ、騙されるな!!!」

 だって、国の決定は、7割のバカによって決定されちゃうからだ。

 西尾幹二のバカなどは、反原発で通すそうだが、「水素爆発」の「芸術さ」に恐怖し、心を奪われ、怯え、楽な左巻きに逃げた。

 まあ、この人は、元から「左」だ・・・。

 くれぐれも、保守派たるもの、楽な言論サイドには逃げないで欲しい。

 「正」は、多くの具体例・多くの可能性の綱渡りの果てに、か細く存在しているものだからだ。

   ◇

 私は、この文章を、菅政権後のために書いている。

                                                  (今回も中途半端な内容だな・・・。 2011/07/09)

[心に残る被写体(8・町田)]

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☆熱い夜が続きます。

 昨夜は一番暑かったね。

 最近、店で売っているカキ氷をよく食う。

 でも、いつものサイズじゃ物足りない。

 だが、そんな消費者のニーズに応えて、こんなサイズも売られている。

     ・・・縦に深い。

 ただ、これを作った会社は、ただ氷にシロップをかけただけでは芸がないと思ったらしく、イチゴの果汁を5%も使っているので、おそらく、その分だけ高い。

   ◇

 さて、バイト現場は町田でした^^

 ここでは前回、相模原の市役所前で書類を書いていたら、芦田愛菜似の少女に話しかけられるという幸福があった。

 私は、地域地域を「少女・幼女」で記憶している^^

 ただ、私は、可愛いとは思うが、芦田愛菜ちゃんの熱狂的なファンではない。

 どうも、ちょいと、彼女の目が好みじゃない。

 田中麗奈や松田龍平の目も、同じ意味で苦手だ。

   ◇

 ここでも、地震の爪あとがあった。

     

 青いマーキングは、パネルの薄利だろう。

   ◇

 キャッチフレーズが気に入ったので写真に収めた^^

     

   「餅を愛し、餅に生きる」

 なかなか言えることではない^^

   ◇

 すみれ保育園の建物の軒に置かれていた。

   

 子供の頃、毎週のように、親父に、青梅鉄道公園に連れて行ってもらったことを思い出した・・・。

 写真を撮っていたら、背後をパトカーが通り過ぎて、私は、保育園の幼女を撮っていると思われたかと、強迫観念に襲われた^^;

   ◇

 で、相模原市役所前の<北海道おやじラーメン>で、<熊ラーメン(しょう油)・餃子セット>を食べた^^

 

 北海道ラーメンは、私の思い描く「ザ・ラーメン」って雰囲気で美味しく食べれる。

 それでも、昔のものより、かなりアレンジが加えられているのだろう、濃厚だ。

   ◇

 さて、この日は早くにバイトが終わり、帰宅後、家で寛いでいた。

 午後九時ごろ、車に忘れ物をしたので、家の外に出た。

 すると、市内放送が掛かった。

 9歳の女の子が迷子とのこと。

 朝に登校し、それっきり帰宅していないとのこと。

 赤いランドセルに、ピンクのシャツ、白いスニーカー姿だとのこと。

「犯罪に巻き込まれてなけりゃいいが・・・」

 私は、夜空を仰ぎ見た。

 ・・・翌日、帰宅した姪っ子に聞くと、その「迷子」の女の子は無事帰宅したとのアナウンスがあったそうだ。

「他に情報は? 朝、お母さんに怒られたから帰らなかったとか・・・? どこの小学校かとか・・・?」

「それは分からないんだよね。でも、無事に帰ってきたことは聞いた」

「まあ、それは、みんなの良からぬ噂になっちゃうから秘密なんだね^^ まあ、無事で何より^^」

                                                      (2011/07/10)

[映画『小川の辺 』を観た]

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☆静謐の良作だった。

 藤沢周平原作で、物語は至ってシンプル、脱藩した義理の弟・佐久間を討つ上意を受けた主人公が、藤沢作品ではお馴染みの海坂藩から江戸へと向かう一種のロードムービー時代劇。

 藤沢周平作品は、司馬遼太郎作品の歴史を揺るがす大事件を描くスケールと違い、当時の確固たる社会の中での一つの事件を扱うことが多いので、その雰囲気を楽しめば良い。

 でも、主人公の戌井朔之助(ひがし)は超硬派で、ロードムービーの持つマッタリ感はない。

 義理の弟には、幼い頃から勝気な妹が付き添っていて、主人公にも、妹と心を通わしていた従者が付き添うことになる。

 このようなシンプルな話は、細部の描写が命であるが、

 この時代の常識やシステム、武士道に沿った侍たち、丁寧な主従関係がきっちりと描写されている。

 道中、小川で口をゆすぐ朔之助に奉公人・新蔵(勝地涼)が手拭いを渡す、朔之助は口元を手拭いで隠しつつ、口の中の水を吐き出す。

 旅籠の女中は、部屋で食事をする朔之助や新蔵の給仕に付き添う、椀を空けた新蔵に、女中はおかわりを問う、新蔵は朔之助の許可を受けてからよそって貰うのだった。

 実にリアルな描写だった。

 藩内の上下関係は厳然と守られ、家族間でも厳守されつつ、そこは情の通い合いで、親族の追討を命ぜられた朔之助に不満をもらす母親の存在が許されるのも家庭内だからである。

 先日見た『アイ・アム・ナンバー4』と同じく、世界の日常が丹念に描かれ、物語の大きな起伏はクライマックスまで待たねばならない。

 しかし、ストイックな展開を経てきた後なので、クライマックスの盛り上がりはピカイチである。

 回想の中にあった佐久間との剣術御前試合のシーンも力が入っていたが、クライマックスのタイマン勝負も緊張感が漲った。

 そこには、決闘の必勝法も、自分の技も語られることはない。

 しかし、雨天中止の、三本勝負一対一で終わった勝負へのこだわりが、朔之助の道中での所作に表われている。

 朔之助を演じる東山紀之は、クールで優しい役を見事に演じていた。

 もう、今後、「必殺」シリーズも、この人に任せられよう^^

 髷を結った姿がこんなに似合う役者も珍しい。

 ただ、この作品、惜しむらくは、主人公の妹・田鶴を演じた菊地凛子の容貌がキッツイことだ。

 「ダダ星人」こと前田敦子と姉妹と言っても過言ではなかろう。

 その負けず嫌いの性格付けや、子役時代を演じた娘が菊地凛子にそっくりだったことも含めて考えると、物語的には非常に現実的なのであるが、

 作品構成を考えると、ここは正統派美女を配すべきだったと思う。

 自分の夫が討たれたことで、実の兄に刀を振るい、同じ流派とのことだが、その剣捌きが兄とは異質であるとこなど、なかなか良かったのだが、時代劇にはそぐわない顔だな。

 でも、エンディングの、登場人物の役割の無駄のなさが、シェイクスピア劇みたいで、非常に爽やかであった。

                                                     (2011/07/10)

[映画『ダンシング・チャップリン』を観た]

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☆何故か、周防正行監督作品は母親と観に行くのが慣例となっていた。

 ただ、作品の形式が、いつもの周防作品と異なるので、一抹の不安(面白くないんじゃないか?)を抱きつつ、観始めた。

 私にとっては、不安は的中した。

 理由は後述するが、何度も落ちた(寝た)。

 しかし、母親は、非常に喜んで見ていた。

 私が眠気と戦っているときに、母親が笑い声を上げていたので、私は、自分にはない感性が母親にあることに驚いた。

 そもそも、私は、映画好きのように思われているようだが、映画が好きな訳ではない。

 物語が異常に好きなのである。

 だから、自分の感覚に訴えない、ストーリー性のないジャンルの芸術に対しては、どうしても退屈さがつのってしまうのである。

 音楽ってものは、洋楽で言葉が理解できない時でも、それでも分かりやすいのだが、ストーリー性のないダンスとなると、私には、楽しむのが非常に難しいのである・・・。

 ダンス作品ではないが、ディズニーの名作『ファンタジア』など、凄い技術の作品だなぁ、と思いつつ、すぐに寝てしまったものだ。

 ここぞと言う時のイメージ演出は、私の心を虜(とりこ)にするパワーを持っているんだけどね。

   ◇

 作品は二部構成で、第一部は、周防監督をはじめとするスタッフやキャストが、フランスの巨匠振付家ローラン・プティによるバレエ『ダンシング・チャップリン』を映画化するにあたっての過程がドキュメントで撮られている。

 ここで先ず、私は躓いた。

 私には、バレエの「凄さ」が感覚的に理解できず、巨匠振付師プティと言われても、主演の名ダンサー、ルイジ・ボニーニと言われても、何が凄いか、てんで分からないのだ。

 周防監督が何でこの作品を撮りたいと思い、また、その初動をドキュメントとしてまで残したいのかも分からなかった。

 こちらは、何を「見る」目的にしていいか分からない中での鑑賞を余儀なくされる。

 バレエ知識のない人間に、「新しい価値・基準」の創造としての作品作りは為されていなかった。

 ちょくちょく画面に出てくる周防監督を見ると、次第にイライラさせられもした。

 周防監督の奥さんの草刈民代が美しいから嫉妬しているのかも知れない^^;

 ただ、二点だけ、「ダンシング・チャップリン」の映画化である第二部につながる物語性があった。

 それは、ドキュメントの中で映し出されていた、振付師プティの素直さと強情さであった。

 幾つかのシーンで、周防監督は、スタジオ内から、外界の公園でのダンスを映したいと演出プランを立てていたらしいのに、プティ氏は「そんならやめる!」などと言い出すのだ。

 さて、本番ではどうなるのか?

 それと、東京での踊りのレッスンでは、「パ・ド・ドゥ(二人のステップ)」をする中で、草刈嬢の体を、男がうまく支え切れないと言う状況が起こってしまい、

 その男を代えなくてはならなくなってしまった。

 本番での代役はうまくやってくれるのか?

   ◇

 第二部「バレエ」では、ほとんどがスタジオ内だが、映画としてのカメラの切り替えが縦横無尽で、非常に感心させられた。

 草刈民代が美しいだけでなく、演技派であることも分かった。

 公園での警察官のダンスも、その緑のイメージが、閉鎖空間とは異なった爽快感を感じさせてくれた。

 だが、見ながら何度も眠ってしまった・・・^^;

 楽しんだ母親に意見を聞くと、

「オペラの映画を(MOVIX MET ライブ ビューイング)二回見たけど、あれも最初は、作品ができるまでの過程を追っていたのよね。だから、今回の二部構成が理解できた。何よりも、私はダンスを見るのが好きなのよね」

 とりあえず、一緒に見た人が喜んでくれたので良かった。

                                                        (2011/07/11)

[近況報告 (75・公開堕胎)]

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☆バイトで身体がバテバテです。

 作業が終わった後に、バイト先の月例総会があり、その席で部長が、全作業者のデータとともに私を示して、「我が社でナンバー1の作業量を誇る男です」と紹介し、「その秘訣を聞きましょう^^」と私に振ったのだが、私は、取り立てて理由が答えられずドモってしまった。

 そんな感じで、今日は、良いことと悪いことが重なるような日だった。

 本日の作業現場は八王子駅の近くの明神町で、東京23区外では「都会」の八王子駅界隈で、色んなタイプの「いい女」と擦れ違えて嬉しかった。

 擦れ違うだけでなく、前方を歩いているボリューミーな太ももの女がいたりすると得した気分になった。

 だが、そんな太ももを写メに撮るワケにはいかず、撮ってもここに載せるようなことは当然に出来ず、

 人物の被写体以外にも、私の興味を引く情景がなかったので、今回は写真なし!

 でも、気になる幾つかの場面に出くわしたので、記しておく。

 でも、その前に、時事ネタ二つ・・・。

   ◇

 いささか旧聞だが、

 九州電力の、いわゆる、原発再開に向けての「やらせメール」だが・・・。

     《やらせメールで九電社長「投稿お願い間違いない」(2011.7.6 20:51) 》

 <九州電力は6日、玄海原発(佐賀県玄海町)2、3号機の再稼働に理解を得るため経済産業省が主催、インターネットなどで中継した県民向け「説明番組」で、関係会社が社員らに対し、一般市民を装って運転再開を支持する意見を寄せるよう指示していたことを明らかにした。
 真部利応社長は同日、福岡市の本店で記者会見し「投稿をお願いしたのは間違いない。国の説明会の信頼を損ね申し訳ない」と謝罪した。
 説明会は6月26日、佐賀市のケーブルテレビスタジオで撮影し、ケーブルテレビとネットで生中継した。経産省の原子力安全・保安院と資源エネルギー庁の担当者が説明者となり、政府が選んだ県民7人が原発の安全性などについて質問した。>

 今、詳しく書いている暇はないが、これって、誰もがやっていることだぜ!

 特に、こういうやり方って、左翼運動組織(共産党とか)が当然として行っている手法で、

 昨今、負けじと保守派運動組織体も真似ているやり方だ。

 正直、左翼運動家は人数が激減しているので、このやり方が機能しなくなってきている。

 故に、左翼マスコミによって、殊更に、九州電力バッシングが起こっているのだ。

 ・・・また、松本龍のバカが緊急入院し、「自殺未遂」の噂まで出ているそうだ。

     《松本龍前復興担当相が入院(2011.7.12 01:05)》

 <被災地の知事への暴言で引責辞任した松本龍前震災復興担当相(衆院福岡1区)が地元福岡で緊急入院していたことが11日分かった。民主党関係者によると、地元の挨拶回りで疲労が重なったという。>

 あえて言う。

 そのまま死ね。

 私が酷いことを言っていると思った人間は、松本龍の暴言の「死者に鞭打つ」様を思い出して欲しい。

 取り返しのつかない言動には、死しかない。

   ◇

 さて、明神町一丁目を歩いていたら、保育園があり、園児達が水浴びをしていて可愛かった。

 で、ふと見ると、近くに二歳くらいの「幼女盛り」の女の子がいた。

 その子は、保育園に迎えに来たお母さんに抱き上げられると、自転車にセットしてあった幼児用のイスに座らせられた。

 すると、「あちゃちゃちゃちゃちゃちゃ!」と、その子が泣き叫んだ。

 炎天下の中、日光を浴びていたプラスチック製のイスは熱を帯びていたらしい。

   ◇

 この話は、見た自分でも信じられないので、閲覧者の方は、私の考えたネタだと思ってくれていい。

 明神町二丁目の信用金庫の裏にある美容院の、更に裏の駐車場近くを歩いていたら、駐車場の奥に体を寄せ合っている若い男女がいた。

 私は、イチャついているのかな、と思った。

 女は女子高生で、男も同年代だが私服の男だ。

 さりげなくもよく見ると、女を壁に向かって立たせて、指圧でもするかのように、男が全体重をかけて、両手で女の腰をグイグイ押しているのだった。

 私は、なんか「シュールな光景だな」と思いつつ、その場を去りつつ、しばらく、その男女の行為の理由を考えた。

 すると、その理由が分かったような気がした。

「あれは、子供が出来た女の子の下腹部を壁に押し当てて堕ろそうとしていたんじゃなかろうか」

 私はとりあえず、その場に駆け戻った。

 ・・・しかし、二人の姿はなかった。

 ・・・・・、・・・・・。

   ◇

 八王子新町では、高級マンションから出勤するキャバ嬢の集団を見た。

 ふいに奇跡が起こって、誰か一人でも、私に一目ぼれしてくれないかなぁ、と思った。

   ◇

 明神町三丁目では、少し前を歩く女子高生二人組の会話が聞こえた。

 なにやら、合唱コンクールで、クラスメイトがちゃんと歌ってくれるのかを話題にしていた。

「ハルはどうかなぁ?」

「あの子は歌うよ。いい子だもん。顔も可愛いしさ」

 ・・・私は、その「ハルちゃん」に会いたくなったとさ^^v

                                                       (2011/07/12)

[近況報告 (76・なでしこJ/14歳の恋/R・プティ氏の死去)]

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☆残業後、ラジオを聞きながら帰宅。

 <ユニゾン・スクエア・ガーデン>と言うバンドの人たちがゲストに来て話していた。

Populus Populusクリエーター情報なしトイズファクトリー

 いや、このバンドのことは全く知らないのだけど、メンバーが面白い話をしていた。

 メンバーの一人が、明日の早朝、女子W杯の準決勝を控えている<なでしこジャパン>のボランチ・阪口夢穂さんを、昔から知っているそうで、彼女の話していたエピソードを語ってくれた。

 (要約)

 坂口さんが海外でサッカーをしていた頃、外人のコーチ陣たちに、漢字のタトゥーが流行ったのだそうだ。

 タトゥーと言っても、「♪鬼来ませ ♪鬼来ませ」ではない、イレズミのことである。

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 で、コーチたちは、それぞれ、「侍」とか「友」とか、自分の格好いいと思う漢字を体に彫っていたそうだ。

 とある一人が、「俺、意味が分からないけど、格好いいから、この一文字にしたんだけど、意味を教えてくれるかい?」と坂口さんに聞いてきたのだそうだ。

 坂口さんは、そのタトゥーを覗き見る・・・、と、「姉」と書かれていたそうだ。

「これは、<お姉さん>と言う意味だよ・・・」と坂口さんが言うと、そのコーチは翌日から塞ぎ込んでしまったそうだ。

 ・・・ともあれ、<なでしこジャパン>! 頑張れ!!

   ◇

 また、他のメンバーは、「今、『14歳の恋(水谷フーカ)』と言うマンガに夢中なんだ。台詞回しが秀逸で、この作者は三年後には大人気になっていると思う。大人気になったら、三年前にこうして語っている俺も凄いって事になる・・・」とドヤ顔ならぬドヤ声^^;

 そうまで聞くと、私はいても立ってもいられなくなって、本屋に駆け込んで購入!

14歳の恋 1水谷フーカ白泉社

 でも、今日は、この『14歳の恋』を買ってきたのを忘れて、つい、ブックオフで買った『魔界都市ハンター』を読みふけってしまい、寝る時間になってしまったが、今、『14歳の恋』をパラパラと捲ってみたところ、なんか、私、リアル「キュン死」しそうな内容で、読むのが辛そうだ。

魔界都市ハンター (3) (秋田文庫)菊地 秀行,細馬 信一秋田書店
     …古臭さはあれど、現代のアクション物に通じる幾つもの要素が垣間見れる。

   ◇

 それから、3日前、周防正行監督の『ダンシング・チャップリン』を見て、フランスの巨匠振付家ローラン・プティについてちょっと知って、2日前の感想にもその名を書いたのだが、昨日の新聞朝刊で、その死去を知った。

     《世界的振付家、ローラン・プティ氏が死去(読売 2011/07/11)》

 画面からは、その子供っぽさが感じられたものだ。

 天国で若返って、自ら踊れる振り付け師となっていることを願います。

                                                    (2011/07/13)

[映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』を観た]

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☆なかなかいいじゃないですか!

 確かに、主演の前田敦子嬢は、気を抜くと「ダダ星人」顔になりますが、夏服のセーラー服が、清潔感たっぷりに似合っていて魅力的でした。

 何よりも、あくまでも「マネージャー」は「裏方」であることを作り手がちゃんと認識していて、思ったより、主人公・みなみが前面にしゃしゃり出てこないのが良かった。

 それは、おそらくドラッカーの教えの中にもあるのだろうが、「自分の専門に集中しろ!」を踏襲し、登場人物のそれぞれが、それぞれの役割に集中し、それぞれの役割で活躍するからだろう。

 野球それ自体においての個々のキャラクターの困難…、また、部活動と言う組織の中での個々のキャラクターの辛苦を、高校野球の流れの中でうまく伏線を張り、それを見事に回収していく様は、ややステロタイプのきらいもあるが、最近の作品では珍しく機能していたと言える。

 9人全ての個性を描くのではなく、思い切って、半分くらいのキャラ立てしかしなかったのは正解だと思う。

 原作ではP・F・ドラッカー個人についてはほとんど言及がなかったが、この作品では思い切って「幻想のドラッカー自身」を登場させてしまっているのが、みなみ視点の物語としては締まっていたと思う。

   ◇

 (以下、男だけ読め!)

 さて、もう一人のマネージャーの峯岸みなみだが、この子はAKBの映画で見知った子だが、まあ、丸くてタヌキみたいで可愛い^^

 でも、私は、この子そっくりのAVギャルを知っている。

 ・・・工藤綾美嬢

 この作品は違うけど、有名な緊縛師・明智伝鬼にブツブツ呟かれながら調教される話もあったなぁ。

 上記の作品は、アマゾンで買えるみたいよ(↓)。

インモラル天使 (30) 工藤綾美 [VHS]クリエーター情報なしシネマジック

 そもそも、映画「もしドラ」では、峯岸みなみが、同じくAKBの主演・前田敦子を、自分の名前でもある主人公の役名「みなみ」で呼ばなくてはならないのが、色々考えると屈辱的で精神的SMと言えよう^^

 最後の、前田・峯岸の追いかけっこの「真摯さ」は特に良かったね♪

                                                   (2011/07/14)


PS. さあ、明日は『ハリー・ポッター』の最終章だ!!!

[腐女子同僚(ドリーム小説『BLEACH』)]

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☆職場に、エリコさんと言う、みんなに人気のある若い子がいる。

 みんな、「今風の娘だ」とか、「お洒落だ」とか、彼女を評しているが、

 私だけは、彼女が、なかなかの高レベル「腐女子」であることを知っている。

 「腐女子」とは、異論はあれど、便宜的に説明すれば、「女のオタク」みたいなものだ。

 そして、エリコさん自身は、「自分は腐女子ではない」と言っている。

 「なんで?」と問うと、「BL(ボーイズラブ=ヤオイ)には興味がない」からだそうだ(それも正しい定義らしい)。

 ・・・彼女はいたって、いつもお洒落な格好をしている。

 今朝もフリフリの上下お揃いの明るい色のパンツルックでなかなか可愛かった。

 メイクも、きっちりとしている。

 「トランスフォーマー3」を見ていた時、新ヒロインを見て、誰かを思い出すなと思ったら、エリコさんでした。

 流行のメイクや、可愛い表情などを考えているのでしょうか?

   

 職場の若い男たちや、奥さんたちは、彼女が「腐女子」であることを知らない・・・。

 俺だけが、彼女の好きなマンガアニメ『ブリーチ』で、彼女のお目当てのキャラクター・日番谷冬獅郎が、他の女性キャラクターと絡むと号泣することを知っている・・・。

 さて、では、私が彼女に、「ドリーム小説とか書いたりしないの」と問うと、

 彼女は「私には文才がない」と答えた。

 ドリーム小説とは、オタクの娘さんたちが、自分の好きなキャラクターとの色恋の妄想を綴ったものである・・・。

「ほんじゃあ、俺が書いてあげるよ^^」

 と、昨夜、2時間かけて書いたのが以下である。

 私は何でそんなにも優しいのか、・・・優しい訳ではない^^;

 私は、あらゆる可能性に賭ける「夢追い人」なのである。

 人は、私をこう呼ぶ・・・、「ヴァージンキラー」と・・・。(もちろん、嘘^^; 純粋に、同じ「ジャンプ」ファンとして喜ばせたいのだ^^v)

 とりあえず、下敷きにしている作品『BLEACH』については、以下をクリックしてみて欲しい。

     《Wikipedia:BLEACH》(クリック!)

BLEACH―ブリーチ― 1-48巻 セット (ジャンプコミックス)クリエーター情報なし集英社

 昨夜、早急に2時間で書いたものなので、誤字脱字・文法間違い・説明不足はご容赦を!

 なお、エリコさんについては、名前も出身地も家族も変えてあります^^

     ◇     ◇

   タイトル 『BLEACH:type silver <spirited away(エリコの神隠し)>』


 以前・・・、そう四年前の夏だ。

 エリコは行方不明となり、世間を騒がせたことがあった。

 彼女は、上京する前、実家である沖縄の離島・石垣島に住んでいて、彼女が行方をくらました三日間は、島中が大騒ぎになった。

 地元や沖縄本島の警察はもちろんのこと、自衛隊、沖縄駐留米軍なども偵察機を飛ばしたりして、エリコの捜索に協力した。

 大きな事件などはめったに起こらない島だったので、三日後にエリコが見つかり、その記憶がないのは疑問に思われつつも、健康には全く異常がなく、なんら後遺障害の兆候も見られなかったので、家族や捜索関係者は安堵した。

 エリコは、浅瀬に囲まれている石垣島周辺の、干潮時にのみ現れる「地図にない島」のひとつに横たわっていたのを、米軍哨戒機が発見した。

 白砂が広がり、周囲にエメラルドグリーンの海がきらめく中心に、黄色いワンピースを着たエリコが横たわっていた。

 南国の花々がデザインされた服は濡れておらず、四肢は露わであったが、全く汚れていなかった。

 それは、何ものか、巨大な鳥に運ばれてでもきたかのようであった。

 田舎の「神隠し」事件・・・、その当時は、センセーショナルなミステリーとして島中で語られたものだったが、いつしか、・・・エリコが高校を卒業する頃には、人々の記憶から薄らいでいった。

 ただ、一つだけ、科学的なミステリーが残っていた。

 倒れていたエリコは、ハンカチに包んだ水晶球ぐらいの大きさの氷塊を抱えるように持っていたのだ。

 うずくまって横たわるエリコは、あたかも大事なものを守るかのように体の中心(腹部)に、その氷塊を抱きかかえていた。

 この氷塊が、暑い石垣島の夏の炎天下から、倒れていた彼女を守っていたわけだが、

 不思議なのは、その氷塊が全く溶けないことだった。

 幸い、それを手にしたのが、島の駐在さんだったので、大きな科学的な問題とされることはなく、当然、科学分析をされることなく、エリコの持ち物として返却された。

   ◇

 ・・・その氷塊は、上京するエリコの手荷物にも入れられ、現在、弟と住んでいるアパートの冷凍庫にちゃんと保管されている。

「ホント、不思議・・・」

 エリコは思う。「四ヶ月前の震災の後、東京でも電気の供給がまちまちで、うちのボロ冷凍庫は、氷もアイスも溶けちゃったのに、あの<水晶氷>だけは全く溶けなかった・・・」

「お姉ちゃん、どこかの研究所に、その<氷玉>を預けてみたら? お金になるかも知れないよ^^」

 弟が言ってくる。

「うるさーい! この<水晶氷>は私のお守りで、大事なものなんだよー! プンプン」

 不思議なことはそれだけではない。

 エリコには、最近、何か満たされぬ思いがあり、それは「行方不明」のときの失われた記憶に起因するような気がしており、

 時折、心の欠落を埋めたい衝動に駆られ、この<水晶氷>を冷凍庫から取り出し、曇った表面をタオルで拭い、その透明感のある冷たい球体を、あたかも、水晶球を覗く占い師のように見つめたりしていた。

 そこには、エリコの面長の顔と、円らな瞳が映っているが、時に、奥のほうで何かが光るようにも感じる。

 何かが光るとき、エリコは、自分が一人ではないと強く感じ、嬉しくなるのだった。

   ◇

 ・・・大震災の日だ。

 エリコは、この時も、<水晶氷>を眺めていた。

 すると、不意に、<水晶氷>がコロコロと机の上を転がり、下に落ちた。

「あらあら^^」

 エリコは、椅子から退いて<水晶氷>を追いかけた。

 コロコロコロコロ、<水晶氷>はトイレに転がり入った。

「ありゃ、汚いでしょーが^^;」

 エリコは<水晶氷>を追ってトイレに入った。

 その時、大地震が起こった。

 今までいたダイニングキッチンは、お皿が割れて散乱し、タンスは倒れ、先ほどまで座っていた椅子をペチャンコにした。

 揺れがおさまって居間に戻り、エリコは驚いていた。

 <水晶氷>を追いかけていなかったら、私、死んじゃってたかも・・・。

 トイレのような、柱で小さく組まれた個室は、地震のときに最も安全な場所なのだ。

 <水晶氷>は、私を守ってくれたみたい・・・。

 私は誰かに守られている・・・、「守護者」・・・?

 その時、失われた記憶の断片が、サウンドとなって、一瞬、心の中に、こぼれた・・・。

     「ヒツガ、ヤ・・・」

 何!? なになに!? <ヒツガヤ>って何? 人の名前・・・? 『ブリーチ』のヒツガヤ隊長だったりしてッ!?

 エリコはパニくった。

 だが、動揺する暇なく、<水晶氷>は今度、床に落ちた携帯電話に転がった。

「えっ、えっ? 電話しろってこと?」

 頷くように<水晶氷>が光った。

 エリコは、すぐに弟の安否を確認し、石垣島で心配しているだろう両親に「私たちは大丈夫よ」と連絡した。

 後から職場の同僚の話を聞くに、震災直後の携帯回線はパンクして、連絡が全く不可能だったと言う。

 しかし、奇跡的に、エリコの携帯は、大事な者との連絡がついた。

 後から考えるに、これも、<水晶氷>の秘密の力だったような気がした。

   ◇

 ・・・そして、更に、後に判明するのだが、この<水晶氷>は、死神の世界「尸魂界(ソウル・ソサエティ)」の霊具で、

 ヒツガヤが、独自の最高位<氷>系能力で、独自の機能を付加したものだった。

 つまり、エリコの携帯通話は、<水晶氷>を媒介し、霊界回線へ転送…、弟や両親との連絡を可能にしていたのだったが、この時点では、彼女は、その事実を知る由もない・・・。

 不思議な出来事が続いたが、繰り返される余震の恐怖に忙殺され、

 そのことを思い出し、ゆっくりと考えられるようになったのは、震災から四ヵ月後の、つい最近のことだった。

   ◇

 「ヒツガヤ」と聞き、すぐに思い出されるのは、マンガ『ブリーチ』の登場人物であり、エリコは、そのアニメも含めて、ファンだった。

 『ブリーチ』は、簡単に言うと、人界に跋扈する悪霊(虚/ホロウ)を退治する死神たちのバトルアクション・ファンタジーである。

 連載している「週刊少年ジャンプ」の定番のノリだが、洗練された絵柄、魅力的なキャラクターの登場で人気を博している。

 新撰組を模したかのような、死神集団・護廷十三隊が登場しており、エリコが大ファンの日番谷冬獅郎は十番隊隊長だ。

     

 震災の日、信じられない<水晶氷>の救いがあり、その中で、エリコは、心の中で「ヒツガヤ」と言う名前を確かに聞いた。

 あれは、なんだったんだろう?

 エリコは、素直に自問自答する。

 自分が日番谷冬獅郎のファンだから、あそこで、その名前が心に満ちたとは思えない。

 そもそも、エリコには、『ブリーチ』の世界がフィクションだとは思えなかったのだ。

 テレビアニメの演出では、日番谷冬獅郎は幼馴染の雛森桃と、あたかも恋に落ちでもするかのような扱いをされている。

 見てると、エリコは、何故だか、涙をポロポロと流れ落としてしまうのだ。

     

 理由はわからない。

「うへ、お姉ちゃん、また泣いてるぅ〜」

 弟がからかってくる。

 でも、そんなことよりも、涙の理由がわからないのが悔しい。

 何でわからないのか?

 それが、四年前の「神隠し」、その三日間の記憶欠落と関係しているような気がしてならないのだ。

 物語の中で、自分の気に入っているキャラクターが、他のキャラクターと結ばれても、悲しいけどしょうがないと諦めもする。

 しかし、エリコは、日番谷冬獅郎のことだけは、心の底から悲しみが込み上げてきてしまうのだった。

 あたかも、自分のリアルで大好きな彼氏が、他の娘と結ばれてしまうのを見せつけられているような感じ・・・。

   ◇

 ・・・涙の理由を、ここでは簡単に記しておこう。

 エリコは、日番谷冬獅郎が雛森桃とは「純粋な幼馴染」でしかないことを知っている(知っていた)のだ。

 だから、アニメ版の「嘘」に悲しさがつのり、涙を流してしまうのだった。

 そう、エリコは、過去に、たった三日間ではあるが、日番谷冬獅郎と冒険を通し、深い関係(恋仲)になっていたのだ。

 しかし、その記憶は消し去られ、現世に戻された。

 記憶は消されても、感覚が日番谷冬獅郎との関わり合いを覚えている。

 だから、だったのだ。

   ◇

 ・・・震災時、尸魂界(ソウル・ソサエティ)の護廷十三隊・十番隊隊長室では、日番谷冬獅郎が、エリコの<水晶氷>に似た球体の「片割れ」を覗きつつ、安堵のため息をついていた。

「ふう・・・。無事だったか」

 <水晶氷>は、二つで一つの、一種の、特定の人物対象の映像転送手段であった。

 霊力を持った者が覗けば、その「片割れ」の向こうの様子が「視える」のだ。

 日番谷は、人間界の日本を大震災が襲ったと聞き、気にかけている一人の娘の動向を確認していたのだ。

 いつになく、心配そうだった表情の日番谷に、後ろから声をかける者があった。

「あら、ヒー君、安心したようね?」

 十番隊副隊長・松本乱菊だった。

     

「おい! 勝手に隊長室に入ってくるんじゃない!」

「あら、ノックしようとしたのよ。でも手を伸ばしたら、先に扉に胸があたって開いちゃったのよ^^」

 松本乱菊は巨乳だった。

「・・・、・・・。それに、俺のことは『日番谷隊長』と呼べと言っておるだろう! そ、それに、俺のことを『ヒー君」と呼べるのは・・・」

「はいはい、『ヒー君』と呼べるのはエリコちゃんだけでしょ? 分かっているわよ^^ でも、そのエリコちゃんの記憶を消して人界に戻しちゃったのは隊長でしょ?」

「・・・それが、ベストの選択だと思ったんだ、よ・・・」

「私、思い出すわ〜、あの時のエリコちゃん、『お願いだから、記憶を消さないで! 誰にも言わずに、大事に、大切に自分の心にしまっておきますから。お願いします! お願いします!』って、みんなに囲まれながら、泣いて懇願していたじゃない。それ程、日番谷隊長のことを忘れたくなかったんだよ・・・」

 日番谷は目を閉じ、黙った。

 しかし、銀髪は震えていた。

 動揺しているのだ。

 乱菊は続けた。

「エリコちゃん、記憶は消されたけど、心の中が空っぽの虚(ホロウ)状態で、いつも寂しがって、泣いちゃっているみたいね・・・。あの時は、白哉隊長でさえ、記憶を消す必要はないと言っていた・・・。今だって、隊長、エリコちゃんが心配で<水晶氷>を見ていたんでしょ、・・・隊長らしくないわよ。過去の決断が間違っていることなんて、幾らでもあるわよ」

 日番谷は目を開き、乱菊を振り向いた。

 翡翠眼の目の下に涙がたまっていた。

 だが、その涙を凍らして、頬を伝うのを止めているのが、いかにも日番谷冬獅郎!!

「じゃあ、俺はどうすればいい?」

「会いに行って、四年前の三日間の冒険についてゆっくり話せばいいんじゃない〜^^」

 乱菊は笑顔で答えた。

「わかった。すぐに行こう!」

 立ち上がる日番谷。

「早っ!!^^; それに、『行こう』って、私も?」

「ああ、一人じゃ、ちょいと、・・・心細いしな・・・」

「正直でよろしい^^ ところで、隊長、アニメ版の『ブリーチ』を見てますか?」

「ああ、自分も出てるからな、つい見てしまう。しかし、マンガの久保帯人はちゃんと描いてくれるが、アニメ版は事実を勝手に歪めているよな。何で、俺が雛森と意味深な関係にならなくちゃいけないんだよ・・・、ブツブツ」

「そのことも、ちゃんとエリコちゃんに説明しなくちゃね」

「俺は、うまく説明できないから、そこを副隊長に頼みたい・・・」

「例え、私の上長であろうとも、プライベートな頼み事は、ちゃんとお願いして欲しいものですね」

「わ、わかった。お、お願いします・・・」

 日番谷はペコリと頭を下げた。

 ・・・かくして、日番谷・乱菊は、人界に飛ぶのであった・・・。

   ◇

 その頃、エリコは、アルバイト現場で、最下層のホロウ<タランQ>の「デス・スメル(死の臭気)」攻撃を受けて、苦しんでいた。

 急げ! 日番谷!!!

                                                  (続く、かはわからない 2010/08/09)

[近況報告 (87・超々短信)]

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☆超短信です。

 仕事を終え、『カーズ2』を、なんと5人で見てきました^^(感想は明日!)

 で、今、非常に飲んだくれて帰宅しました。

 ポストを覗くと、映画『シャンハイ』の試写会が当たっていました^^

 監督のミカエル・ストローム、渡辺謙、菊池凛子の舞台挨拶付きです。

 メチャ嬉しいです^^

 

 楽しみです^^

                                                   (2011/08/10)

[映画『カーズ2』を観た]

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☆観てきました^^

 大エンターテイメント作品でしたね。

 私は、前作での、アメリカの寂れた片田舎(ラジエーター・スプリングス)の風景に、名実ともに再起に賭ける実力者(ライトニング・マックィーン)の姿をうまく絡めた物語にえらく感動させられ、

 この後のピクサー作品、・・・「レミー」も「ウォーリー」も「カールおじさん」もイマイチ楽しめなかった(「トイストーリー3」は凄かった)。

 そもそも「カーズ」は単体で完璧に仕上がっていた作品なので、同じテーマでやるのなら、作る必要はないし、一作目ほどの感動は味わえないと考えていた。

 「2」の予告編では、やたらと、物語の最初の舞台が日本であることが強調されていたので、「売らんかな」が感じられて、ちょっといやだった。

 しかし、それは杞憂だった、ちゃんと極上の出来で面白かった。

   ◇

 総勢5人の「みんな」で観にいった。

 私は、いつも一緒に行く母親や姪っ子や彼女以外の人物との鑑賞は、その人が楽しんでいるかどうか気になるのだが、ピクサー作品ならば、ある一定の水準は必ず保たれているので、他者を気にせずに没頭した。

 舞台となる国々こそ、マックィーンの出場するワールド・グランプリ・レースの主催地なのだが、

 そのレースに付き添い、レースの影に暗躍する組織の陰謀を暴くスパイたちに勘違いされて、スパイ仲間にさせられる、赤錆びたレッカー車・天然ボケキャラのメーターこそが、今回の主役であった。

 冒頭から、後にメーターと絡む、ロジャー・ムーア風のスパイカーのアクションが凄い。

 アニメならではの縦横無尽な動きに圧倒される。

 で、こと、アクションにおいては、全編、そのテンションが維持される。

 ただ、気になるのが、スパイアクションが海あり空ありと多彩なので、肝心のマックィーンのレースアクションが面白くなくなりそうってこと。

 でも、レースのほうも、最後の最後までスピード感があって、楽しいんだよな^^

 ただ、「カーズ(車ら)」とタイトルをつけていることを考えると、あまり、空を飛ぶカーキャラはよろしくないし、

 船や飛行機も擬人化されているのがどうしても気になる^^;

 これじゃあ、「マシーンズ(機械たち)」だべよ。

 しかし、トーキョー・パリ・イタリア・ロンドンと、そのCG映像の町並みは非常に見事。

 特に、私は日本人なので、見たことのない、でも紛うことなきトーキョーの映像に感心した。

 パリやイタリアの、奥深い箱庭的な描き方もロマンチックだ。

 ただ、ロンドンの映像だけはやたらと実写的だったね。

    ◇

 今回は、徹底的に作品傾向がエンターテイメント化されていたが、

 多くの人が、前作のノスタルジックさが忘れられていることに不満を覚えただろう。

 しかし、テーマは、先に進んでいる。

 今回は、<ラジエーター・スプリングス>の具現化であるメーターが、そのまんまの容姿・個性で「世界」に通用できるのかがテーマなんだよな。

 天然キャラにしか見えないお騒がせメーターが、しかし、こと、自分の分野では非常に的確な意見を語れることがわかり、そこに「職人」の凄さを感じるも良し、

 「カーズ」世界を揺るがす大犯罪の黒幕を、エリザベス女王の前で、メーターが的確に解き明かす姿も、非常に素晴らしい。

 ピクサー作品と言うのは、万人に受け入れられる娯楽性と、万人の心を打つ人生上の普遍的な「寂しさ」の配分を、物語に絶妙に据えたとき、文句なき傑作ができると言う典型の作品である^^

                                                    (2011/08/11)

[近況報告 (88・バイトと派遣と仕事)]

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☆午後七時半から歯医者なので、ちょいと短い更新をしておく。

 昨日はバイトだった。

 私は、本職の休日をバイトにあてているので、月に8日ほどしかバイトに顔を出せない。

 しかし、バイトの会社はなぜか、月に一度の慰労会を兼ねた総会を、私の出勤に合わせてくれる。

 総会は、会社の報告の後に、寿司やピザなどをたらふく食える^^

 いや、「なぜか」と書いたが、理由はわかっている。

 私が稼ぎ頭だからだ。

 数ヶ月前から、業績を数値化しランキングにしているのだが、月間のアベレージが、私は常にトップを独走しているのだ。

 今月は、数値化すると、95%の人間が1000台で、数人が2000台前半の所を、私だけが、3000超だったのだ。

 これは、もはや、ゴールドセイントクラスである。

 まあ、運が味方してくれている面もあるのだが、それを取っ払っても、私はランキング1位を今後も継続できるでしょう^^

 だから、でっかいお盆で出された寿司を、私は真っ先にイクラから食った(なんちゅう優越基準だ^^;)。

   ◇

 さて、本職の現場で頑張っていると、とある作業者が、私にとって嫌な思い出の、見覚えのあるロゴのタオルで汗を拭っていた。

「ま、まさか、そ、それは!!!」

 私が壊滅状態に陥れたといっても過言じゃない、派遣会社I社のタオルだった・・・。

「あ、ああ、これ? 昔は、この会社も派遣が働いていて、俺は、このI社からの移籍組だからさ」

「・・・、・・・」

 驚いた。

 で、同じく、昔は、派遣だったという、私と比較的仲の良いNさんの話を聞くと、やっぱり彼もI社の派遣社員だったのだ。

 話を聞くに、この会社は、数年前の「派遣切り」の時に、「直接雇用」を円満に行えた数少ない現場だったらしい。

 あの当時、私の凄まじい「一人労働改善運動(てゆーか、派遣会社徹底糾弾)」は、一部の人には記憶に残っているでしょう。

 そう、有名な、私の「敗北者」シリーズは、その記録だ。

 ・・・ネットを駆使し、言論総攻撃を仕掛けたんだわ。

 当時、親父が死んだけど、その日でさえも、攻撃の手は休めなかった。

 親父も「うひゃうひゃ」言って、天国で喜んでいたと思う。

 あれで私が格好良かったのは、私は派遣社員じゃなかったのに(普通の現場の社員)、派遣社員たちのリーダーとなってしまったので、派遣労働者のためにも死に物狂いでやらなくちゃならなかった点だ(もちろん、その衝動は個人的な感情があった)。

 ずーっと、一年以上、神経を張り巡らせてネットで情報を発信し続けた。

 ・・・ここで、初めて告白するが、戦いの後半こそ、多くの理解者の賛同と協力を得られたが、最初こそは、もう、「ヤラセ」をしまくった。

 「2ちゃんねる」でのI社バッシングにおいては、家族や親戚・友人から携帯を借りて、10個以上のIPコードで、あたかも10人以上の複数の協力者で批判・糾弾を行っていると見せかけたりした。

 これを私は、「レギオン作戦」と読んでいた。

   『我が名はレギオン、大勢であるが故に』

 運動においては、最初は「サクラ」「ヤラセ」は必要だ。

 そして、多くの方が「聞く耳」を持ちえ、かつて、私は、I社を相手に勝利した・・・。

 もう二度と、あんな辛い、孤独な戦いはしないぞ!^^;

                                                     (2011/08/12)

[まあ、当然だわな。「日本海」表記と竹島帰属問題の国際法廷付託]

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☆・・・なんちゅうか、そもそも、あちら(半島南)には得る(強奪する)ものしかない因縁の吹っ掛けだった。

   《米「日本海」表記変えず 韓国「東海」と主張 (2011/08/11 10:58)》

 <米国務省高官は10日、「日本海」の表記について「われわれの基準に基づいており、変更する考えはない」と述べ、「日本海」単独表記を支持する考えを重ねて強調した。記者団の質問に答えた。
 韓国では、昔から「東海」と表記され、日本の植民地支配が「日本海」の呼称を国際的に広めたとの主張があり、韓国政府は「日本海」を「東海」と呼ぶべきだと主張している。(共同)>

 アメリカが「東海」を認めちゃったりすると、面倒だったが、ここは一つ安心した^^

   ◇

 得るものしかなかったあちらの因縁による竹島実効支配を何とかしてリセットする動きが出てきましたよ^^

   《竹島問題で国際司法裁判所付託 韓国に提起検討 (2011/08/10 01:44)》

 <韓国が不法占拠している竹島の領有権問題について、政府が国際司法裁判所(ICJ)付託による解決を目指し、韓国政府への正式な提起を検討していることが9日、分かった。政府筋が明らかにした。ICJ付託の提起で竹島領有の正当性を国際社会に訴える狙いだが、韓国が付託に同意する可能性は低く、この対抗措置に反発するのは必至だ。
 ICJ付託提起の検討が急浮上したのは、韓国の竹島実効支配への強硬姿勢に歯止めがかからないためだ。日本は昭和29年と37年に韓国側にICJへの付託を提起したことがあり、今回実現すれば49年ぶりとなる。
 竹島へは今春以降だけでも韓国の閣僚5人が訪問するなど、実効支配をエスカレートさせている。韓国政府は竹島近くの鬱(ウル)陵(ルン)島視察を計画した自民党議員3人の入国も不許可とした。日本政府はそのたびに抗議し、松本剛明外相は1日にも韓国の申(シン)●(=王へんに玉)(ガク)秀(ス)駐日大使に12日の竹島での韓国国会「独島領土守護対策特別委員会」開催中止を申し入れたが、反発を受けただけだった。
 韓国がICJ付託を受け入れる見込みはほぼないが、外務省幹部は「正式に交渉テーブルに上げ、韓国の対応に日本がいかに怒っているかを示すことになる」としている。
 政府がICJ付託の提起を長年行わなかったのは、紛争化が日韓関係には得策ではないとの自民党政権時代からの判断があったためとされる。韓国は竹島問題を1910(明治43)年の韓国併合の過程で略奪された「歴史問題」と主張し、「領土問題はない」との立場をとる。韓国側が最も嫌がるのがICJ付託で、政府内には「韓国の反発を招くだけで逆効果だ」と懸念もある。
 一方、国際法へ訴える「正攻法」を封印してきたことには「日本の主張について『発言も許さない』との政治風土を韓国に定着させてしまった」(外務省幹部)との「反省」もあり、今回の検討に至った。
 松本外相は9日の参院外交防衛委員会でICJ付託を問われ、「平和的な解決のためのあらゆる手立てを取らなければならないと考えている」と述べた。
 ■国際司法裁判所 国連の司法機関として1946年に設立。領土問題などさまざまな国家間の紛争を平和的に解決するため、国際法などに基づき判決や命令を出す。裁判開始には当事者国双方の付託合意が必要で、判決には強制力がある。本部はオランダ・ハーグで、所長は日本の小和田恒・元外務事務次官。最近では7月、タイとカンボジアの国境未画定地域から両国軍の撤退を命じた。>

 あちらの気性は、エスカレートし続ける。

 頭のいいやり方ならば、淡々と実効支配を続けることで満足してればいいのに、

 こちらの心情をも支配しようとするので、当然の反発を受ける。

 『俺を好きに ならなかったら殺す』という、究極の社会通念破壊発言で名をはせた、少女監禁魔・ 露天商手伝いの鄭隆之と、さすがは同じ血が流れている民族だな!

 そして、昔から、この問題を国際法廷に出そうとすると、あちらは黙り込んでしまうんだよなぁ・・・。

                                                    (2011/08/12)

[映画『ツリー・オブ・ライフ』を観た(短信)]

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☆正直、きつかったなぁ。

 最初の30分間くらい、延々と「宇宙/地球/生命創造」のイメージ画像が続く。

 「物語」で進んでくれているわけじゃないので、退屈なことこの上ない。

 でも、恐竜時代のトコでは、妙にCGに金をかけた恐竜描写がある^^

 退屈だが、睡魔に襲われなかったのは、それぞれの超自然の描写が、音響や音楽ともども、こちらを引きつけるような映像が続いていたからなのと、

 何らかの物語的なテーマ性を理解しなくちゃならないと必死で見たからだ。

 だが、作品全般を通しても、それは、なんだかよく分からなかった。

 私よりも「頭のいい人」は、そこに、何らかのテーマ性との有機的なつながりを見るのだろうが、私にはわからんかった。

 ・・・どでかい宇宙の中にも、その片隅で生きる家族の事情があり、その家族の息子(だけじゃないが主人公なので…)にとって、宇宙に匹敵する苦悩なのである・・・、

 大宇宙=神の視点においては、個々の人間の運命は、良くも悪くも自由である・・・、てな陳腐なことしか思いつかない・・・^^;

 ただ、中盤の、主人公の少年期、その父親への愛憎入り乱れ具合と、美しい母親への思慕、弟への父親の教育のエピゴーネン的な接し方など、かなり骨太に撮られていて目が離せなかった。

 私が「世俗」的に思ったのが、父親サイドの、子への教育の難しさだ。

 父親と言うのは、子供と四六時中一緒にいる訳じゃないからね。

 だが、ある種の父親と言うのは、四六時中、子供のことを考えたりはしている。

 それを、短い時間に教え込もうとするとき、父親主観と子供主観の違いによって齟齬が生じ、不協和音が奏でられる。

 ・・・と、これと似たようなセリフは、ブラッド・ピットが演じた父親自身によって語られるが、頭で分かっていても、実践は難しいのだな。

 また、反対に、音楽的な才能の片鱗を見せた、ギターを弾く次男に、父親がピアノを絡めるシーンは良かったね^^

 私は、自分が父親になるようなことがあったときの困難と、自分と父親の関係を想い続けながら、見た。

 良い面も悪い面も、私の父親の教えにもあったと思うが、私も、草むしりのやり方は「根っこから」と教え込まれたものだ^^

 中盤の「物語」は実に良かった。

 だが、終盤に、また、訳が分からなくなってしまったよ^^;

 私は、この作品を、宇宙終焉の完結に至った『伝説巨神イデオン・発動篇』の「その後」として見ていたのだが、

 と考えると、終盤の「死者・生者、三途の浜辺で入り乱れ」みたいな状況は<因果地平>と考えればいいのかな?

 いい作品だとは思うが、かったるいので、もう二度と見ることはないでしょう・・・。

                                                      (2011/08/13)

[近況報告 (89・バテバテ)]

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☆今日もバイトでした。

 いやはや、もう限界バリバリで疲れている。

 頂いているコメント返しは、明日、しますね^^

 帰宅したら、姪っ子がいたので、身体を踏んでもらって、水風呂に入って今に至る。

 なんつーか、今は健康が絶好調だが、よく、「人間の呼吸の回数は個人差はあれど決まっていて、その数を超えると死ぬ」などと言われ、「だから、スポーツ選手には早死にが多い」などと言うが、

 私も絶好調なれど、あるレベルを超えると、一気に老けてしまうかも知れない。

   ◇

 昔、働いていたところに、駒形君と言う劇団員がいたのだが、彼は疲れると、よく、「功夫(クンフー)が足りない」「功夫(クンフー)が足りない」と呟いていた。

 「功夫(クンフー)」と言うと、カンフーの発音違いで、武術のように思われようが、今調べると、「練習・鍛錬・訓練の蓄積」の意味もあるのだそうだ。

 だが、私は、それを、当時から先ほどまで、「パワー」みたいな意味なのだと思っていて、

 だから、バイトで疲れているときなどには、いつも、心の中で、「幼女が足りない」「幼女が足りない」と呟いていて、

 不意に街角で幼女と出くわすと、私の心は癒されて、心のパワーゲージが満タンになるのである。

 今日は、駄々をこねて、道にぺチャンと座り込んでいたチビが可愛かったなぁ。

 しかし、夏はパワー(幼女)の減りが早い・・・。

   ◇

 「週刊文春」の最新号をコンビニでパラパラ立ち読みしていたら、子役グラビアに、現在の大橋のぞみタンが載っていた。

 手足がスラーッと伸び、幼女から少女へ一気に成長していて、メチャクチャ可愛かった。

 ネットで、その写真を探してみたけど、まだないなぁ。

   ◇

 ごめん、もう寝る。

 ・・・おっと、昨日、以下の地図を買いました。

東日本大震災 復興支援地図クリエーター情報なし昭文社

 私が行った南相馬市の原町区下渋佐の被災地も、被災後の海岸線で載っていました。

 ・・・早く、「私の震災後・福島篇」の完結篇を書かなくちゃね・・・。

 明日は「終戦の日」だけど、靖国に行けなくて、英霊に申し訳ない。

 有休が今月は一日しか取れず、その一日は、自衛隊の「総合火力演習」を見に行くのです。

 その報告も、みんな、楽しみにして下さい^^

                                                       (2011/08/14)

[映画『メカニック』を観た(短信)]

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☆なんと言うか、見せ方は異なるが、『96時間』や『パリより愛をこめて』みたいな、切れ味のいいアクション作品であった。

 ジェイソン・ステイサム主演なので、荒唐無稽ながらも、痛快な作品かと思ったのだが、

 序盤は、70年代的ながさついた画質に、わりと堅実な演出で話が進んでいくので、

 一緒に行った若い子が見るには、ちょいと退屈な展開だなぁ、と心配してしまった。

 ・・・機械(メカニック)のように完璧な殺し屋家業を送ってきたアーサーは、

 自分に指令を出していたハリーが、組織の裏切り者であることが分かり、組織の依頼を受けて殺す。

 しかし、弔いの場で、ハリーの息子スティーブと知り合ってしまう。

 アーサーはスティーブに乞われ、殺しのテクニックを教えつつ、稼業を続けていくのだった。

 しかし、幾つもの依頼をこなしていくうちに、裏切り者とされていたハリーが、どうやら、組織にはめられていたことを知り、また、スティーブも、自分の父親殺しに、実際の手を下したのがアーサーだと薄々感づいていくのだった・・・。

 とにかく、暗殺稼業の事例がなかなか多くて、アーサーがスティーブとコンビを組んで後も、スティーブの段階を踏んだ殺し屋としての成長が、途中で何らかの脱線をしつつもタクティクスに描かれ、また、アクションも機能的、スピード感がありつつも弾薬の量は多く、物語は加速度的に盛り上がっていく。

 これは、前半のドラマを丹念に描いたからこそのカタルシスだと思う。

 アーサーの、組織への復讐がクライマックスだが、そこには、父親の死の真相を感づいたスティーブが、いつ、アーサーに復讐を果たすのか、のサスペンスが付加され、ヤキモキ気分なのに、爽快な気分なのだ。

 全編を、ジェイソン・ステイサムがハードボイルドで通すが、その笑顔は優しく、女はイチコロだろう^^

 私も、彼のようなハゲを目指して生きて行こう。

 スティーブ役のベン・フォスターだが、「非常に役に立つチンピラ」として、最近の映画には珍しい味わいを持ったキャラクターであった。

 私は、スティーブに、去年の傑作のひとつ『ストーン』のエドワード・ノートンに似た凄みを感じました。

 う〜ん、帰りの車中、この映画の話題でかなり賑やかになりましたよ^^

 「身長2メートル、体重135キロのチワワ好きのホモの殺し屋」の話とかさ^^;

                                                    (2011/08/15)

[近況報告 (90・カミングアウト イーチアザー)]

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☆今夜は、映画『シャンハイ』の試写会に行ってきて、渡辺謙や菊池凛子の舞台挨拶を見れたので、作品の感想を書きたかったのだが、疲れたので、別の簡単な話を書きます。

 またも、「少年ジャンプ」大好きっ娘さんの話です。

 この、娘さん、ちょっと私に似たトコがある。

 なんか他人と一線を置くが、話しかければ人並み以上に面白い返答をしてくれる。

 仕事もまじめにこなす。

 外見も悪くない。

     ・・・このヒロインに似てる。

 だが、基本的には、「みんなといるよりも一人のほうが楽しいぞ<オーラ>」を周囲に放射している。

 私は、その理由を知りたかった。

 今日、話していて、分かった。

 彼女が好むマンガのキャラクターは、これまでも書いたが、『ブリーチ』の日番谷隊長・・・、『テニスの王子様』のリョーマ・・・、隊長は身長が小学生並で、リョーマも「オチビ」とチームメイトに言われている。

 また、ちょっと意外だったのが、『リボーン』の幼児・ランボもお気に入りなのだそうだ。

     

「君は、隊長にしても、リョーマにしても、背の低いヤツが好きなんだな」

「ええ^^ 年下の、少年みたいのが好みなんです^^」

「いや、違うな・・・」と私は言うのだ。

 ・・・「君は、ショタコンだろ」 

 すると、娘さん、全く否定する様子なく、にんまりと口元に笑みを浮かべ、答えるのだった。

 ホント、正直な子である^^

「はい」

 ならば、私も言わなくてはならない。

「オレはロリコンだ」

「・・・!^^」

「だから、分かるんだよ。君がランボを好きなのも、ショタコンの延長線上にあることをさ^^」

「うん」と頷くエリコさん。

「オレも、赤ちゃんが大好きだよ^^」

 そして、二人で視線を交わし、「仲間」であることを認識するのだった^^;

 しかし、私、リアルでショタコンの女性と巡り合ったのは初めてだ^^;

 ・・・ショタコンとは、少年を対象に抱く愛情・執着のこと、またはそのような感情や好みを持つ者のことを指す造語。(「wikipedia」より)

                                                    (2011/08/16)

[心に残る被写体(11・高架下)]

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☆なんだかんだで忙しい。

 残業がなかったのに、結局、この時間に寝ることになる・・・。

 この間のバイトの現場は、宿河原だった。

 町を小さな川が縦断している。

 私は、腰を屈めて、川にかかる高架…、と言うか、低架をくぐった。



 川には、大きな鯉がいっぱい泳いでいた。

     

   ◇

 昨夜は有楽町に行った。

 待ち合わせの前に、腹ごしらえをしようと、高架下を覗いていて、「C&C」でカレーでも食おうと思っていたら、奥のほうに別のカレー屋があった。

 なにやら、<ステーキカレー>が、いつも800円のところ、580円のサービス中だった。

   

 写真を見れば分かるだろうが、うまかった!

 この<ふくてい>は、生ビールやおつまみも安いようで、私は、生(380円)を二杯も飲んでしまった。

 その後、待ち合わせた人と<マイアミ・ビッラ>と言うイタリアンに入ったのだが、

 私は、腹いっぱいだったので、パンナコッタ(570円)を頼んだ。

   

 弾力に富み、カラメルも濃厚でうまかった!

   ◇

 姪っ子がダンボールで、猫のミュウの家を作っていた。





 手が出てきましたね^^

   ◇

 

 岡部さんに貰った<月下美人>です。

 昨夜咲いたらしく、うな垂れています^^;

   ◇

 もう寝たい・・・。

 今夜は、イオンモール日の出のフードコートの<福泰厨房>で、みんなでディナーをとった。


               ・・・670円+春巻き180円。

 最近、私、ここで色んなメニューを食べまくっています^^

   ◇

 では、寝ます。

 凄まじく眠い・・・。

 今、こうして書いていても、二度ほど落ちました^^;

                                                     (2011/08/17)

[近況報告 (93・妖怪/海宝真珠/育鵬社教科書九州へ/珈琲/グルメ/エロい「お」)]

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☆さて、今日は残業がなくて、早く家に帰宅したら、つい酒を飲んでしまってホロ酔いだ。

 おっと、実は、今日、職場に「妖怪」が出たので、写真に撮ったよ。

    妖怪「逆さ首シャドー」

        

 私が仕事していたら、邪悪な視線を窓の外から感じ、振り向いたら、ブラインドの向こうに顔を覗かせていました。

 私は、現世での「死神代行」なので(『ブリーチ』の読み過ぎ^^;)、このような「さまよえる魂」は始末しなくちゃならないので、「卍解(ばんかい=超能力)・天杯奔珍(テンパイポンチン)」を使って成敗しておきました^^;

   ◇

 最近、海宝真珠ちゃんのブログが全く更新がないので、私、凄く悲しいです。

 今の、一番可愛いうちにビシバシ更新しないと、すぐに大人になっちゃうぞ!!!

 まあ、大人になったら、美しくなるんだろうけど。

     
       可愛いのぉ・・・^^

   ◇

 よし、副教材ではありますが、育鵬社教科書が九州で初採用です^^v

     《育鵬社教科書を副教材に 熊本県、中3公民で使用 (2011.9.6 21:10)》

 <熊本県教育委員会は6日、県立の中高一貫校で、中学3年生の公民の副教材に育鵬社(東京)の教科書を使用することを決めた。同社は「新しい歴史教科書をつくる会」と協力した扶桑社の教科書を継承する子会社。
 県によると、主に使う教科書には教育出版のものを採択。育鵬社の教科書は発展的な学習を補助する教材と位置付け、来年度から生徒約160人が使用する。県高校教育課は「新聞各紙の社説を比較したり、身近な社会問題を取り上げたりするなど、自ら考える態度を育てるという公民の目標にかなう内容だ」としている。
 育鵬社の教科書をめぐっては、沖縄県竹富町が、教科書を選定する「八重山採択地区協議会」で答申された公民教科書の採択を拒否。地区内で使用教科書を統一できない事態になっている。>

 育鵬社教科書、大躍進ですな^^;

 まだまだ、明かされてない採択地区があるのかの?

 だが! 勝って兜の緒を締めよ、で行きましょう!!!

   ◇

 このコーヒー、バイトの日に、八王子にあるコンビニの<スリーエフ>で買うんだけど、濃くてうまい!

     

 いつも飲んでいる<セブンイレブン>のバリスタコーヒーが霞むほどだ。

   ◇

 2週間の内に3度くらいは、イオンモール日の出の<福泰厨房>で食事をしてしまうのだが、写真は<鶏黒酢炒め定食(670円)>だ。

 

 なんか、ここのメニューはお得感があるんだよな、うまい!

 

 この<チャーシュー麺・黒チャーハン>セット(670円)は、チャーシュー麺がいまいちだったかな(餃子は別注文だよ)。

   ◇

 写真は、残業して帰宅し、夜中に一人で食べた焼肉です。

 

   ◇

 ラジオを聴いていたら、ディズニーランドが<お泊りディズニー>っちゅうのをCMしていた。

 つまり、泊まって、複数日、ディズニーランド&シーを楽しんでくださいってことらしい。

 ・・・そもそも、私はヤラシイ男なので、何を聞いてもエロく聞こえる。

 「お泊り」っちゅうのが、なんかエロい。

 「お」が付いているのがエロい。

 合コンの「お持ち帰り」とか、「おしゃぶり」とか、「手を使わずにお口だけでしてみろ」とか、「お掃除フェラ」とか、全くもって、けしからん!

 言いたいことはそれだけだ・・・。

終わらないお掃除フェラ 優希まこと [DVD]クリエーター情報なしジャパンホームビデオ

   ◇

 今日、ツタヤで「ドラクエ ロト3部作 Wii」を予約した。

ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III(復刻版攻略本「ファミコン神拳」(書籍全130ページ)他同梱) 初回生産特典 実物大! ちいさなメダル同梱クリエーター情報なしスクウェア・エニックス

 早く、皆さんにプレイ日記を報告するのが楽しみです^^

 いつもいつも主人公がロリコンじゃあつまらないので、今回は、主人公が全裸で冒険するという設定にしようかと思います。

 敵のモンスターが炎を吹いてきたら、勇者は「あちゃちゃ!」とか言って逃げ惑うのです。

 ねっ、面白いでしょ?

                                                      (2011/09/07)

[東日本大震災/東京での私の思い・54 「汚ねぇ面したヤツほど、意地汚く生きたがる」]

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☆・・・《福岡の福島応援店、放射能心配と出店中止に (2011年9月8日12時23分 読売新聞)》

 <東京電力福島第一原発事故の風評被害で苦しむ福島県の農家らを支援しようと、福岡市西区の商業施設「マリノアシティ福岡」で17日に予定されていた「ふくしま応援ショップ」の開店が、中止されることになった。
 出店を計画していた同市の市民グループ「ふくしまショッププロジェクト」に、「福島からトラックが福岡に来るだけでも放射性物質を拡散する」といったメールや電話が相次いだためで、同団体は新たな出店先を探すという。
 同団体によると、農産品の宅配を行う「九州産直クラブ」(福岡市南区)と連携し、マリノアシティ内の農産品直売所「九州のムラ市場」の一角で開業する予定だった。生鮮食料品の取り扱いをやめ、福島県の生産者から仕入れたジャムや梅干し、乾めんなどの加工品を販売する計画で、放射線量が国の暫定基準の10分の1以下であることが確認されたものに限る方針だった。
 8月26日に出店を発表したところ、同団体などに「出店するなら不買運動を起こす」など、放射能に汚染された食品が福岡に持ち込まれることを不安視するメール十数件と電話が多数寄せられたという。今後、同団体は別の出店先を探し、通信販売を検討するという。
 同団体の石井洋平事務局長(31)は「出店の契約を交わしていた九州のムラ市場側から、受け入れ断念を通告された」と説明。「安全が確認されたものだけを販売する予定だっただけに残念。何とか福島の生産者を支援する方法を探したい」と話した。
 これに対し、同市場は「契約は成立しておらず、双方の話し合いで白紙に戻すことになった」と反論している。>

 ・・・このような問題が起こると、最近、私は、こう思う。

 そんなにまで、意地汚い感情をあらわにして生き続けたいのかよ、と。

 きっと、煮しめた様な顔の、サヨク運動家のババァが電話かけてんだよ。

 隕石でもあたって、こんなババァどもは死ねばいいと思うよ。

 何なんだろう?

 こうまで偏執的に不健康な精神になってまで守られなければならない「命」というのは何なんだ?

 私はつくづく、戦後民主主義の、日教組体制の下での「生命至上主義」にイライラさせられる。

 上記のニュースのような醜い感情を目の当たりにさせられてまで、尊重しなくてはならない「命」ってもんに反吐が出る。

   ◇

 ・・・偶然なのだろうが、仕事が定時で終わると、とある踏み切りで、いつも、福島ナンバーの<Fit>の後につくことが多い。

 私は、いつも、「大変かも知れんが、頑張れや」と思い、確かに、震災の影響でこちらに来たかは分からないのだが、仮に被災者だったとして、私の住んでいる地域を頼りにして来てくれたことが嬉しいのだ。

   ◇

 戦時中、沖縄では、米軍の上陸を前にして、多くの集団自決が起こった。

 これは、米軍が村を襲ったら、死ぬよりも残酷な目に遭わせられるという強迫観念が生んだ悲劇だ。

 とある家族の父親が、一人一人、自分の家族を殺していき、最後に自決しようとしたら、軍人に「はやまるな!」と止められてしまったとか、

 キズが浅くて一人生き残ってしまった子供とか、更なる悲劇を生んだ。

 それを聞いたとき、私の心は殺伐としたものになったものだった。

 教科書改善の会主催の「沖縄戦シンポジウム」に参加したとき、昨年亡くなった中村粲氏だったかな、が、「沖縄の方々には、我々とは違った生命の観念があったのではないか」と語っていた。

 私なりの解釈では、ニライカナイ(死者の魂の還る楽土)の思想が、「死が終わりではない」と言う観念を生み、それが当時の沖縄の人々の精神にあったのでは、と思った。

 だが、私には、ちょっと理解し難かった。

   ◇

 しかし、今、私には、沖縄の方の「潔さ」が少しは分かる。

   ◇

 こんな記事もある。

   《湯浅博 「放射性物質がゼロ」だなんて (2011.9.6 08:04)》

 <奥秩父の山々を逍遙(しょうよう)した登山家の木暮理太郎は、最高峰の金峰山を「百貫の貫禄を具(そな)えた山の中の山である」とたたえた。その深い山容に憧れて、主に秋や冬に幾度か登ったことがある。
 ありがたいことに、この名山に向かう本谷川ルートの起点に増富ラジウム鉱泉があった。疲れた身体を湯に浸し、山仲間と語り合うにはこのうえない。
 増富は戦国時代には武田信玄の隠し湯と知られ、いまも「ラジウム含有量世界一」として世に名高い。ラジウムが放出する低レベルの放射線が、神経痛、肝臓障害、胃腸病に効用があるとして、昔から湯治客が引きも切らない。いや、はずだった。
 「適度の放射線は、間違いなく体にいいんですが、福島第1原発事故からは、みなさん問答無用になってしまって」
 当地の財団法人みずがき山ふるさと振興財団総支配人、小山芳久さんはラジウム温泉の効用を研究している。ラジウムのガス気体は生理代謝を促進させ、体内の老廃物を取り除き、自律神経系統を復調させるという。
 ステロイドが毒にも薬にもなるように、放射線もまた温泉療養にもがん治療にも使われる。もとより、放射線は自然界にたくさん飛散しているから、微量なら少しも問題はないはずだ。
 ところが、福島第1原発から出た放射性物質をもって、放射線すべてが邪悪な「毒」にされた。だが、レントゲン写真撮影の拒否は聞かないのに、全国のラジウム温泉では客が激減した。
 そこへいくと、京都五山の送り火保存会や京都市は偉かった。8月16日の“大文字の送り火”に、大津波で倒された陸前高田市の名勝「高田松原」の松でつくった護摩木を燃やす計画を立てた。
 神事にかかわる火だから、松をナタで割ってかんなをかけ、被災者が1つずつ願いを書き込んだ。表皮を削り取っているから放射性物質は出てこない。
 でも、1人が「セシウムが」「ストロンチウムが」といえば、たちまち偽善の仮面がはげてしまう。利己の素顔が出てから、計画の撤回するまでが早かった。人はいつだって、きれいな口をききたがるものだ。
 ところが、世論の批判を浴びると、あわてて仮面をかぶりなおした。悪いことに、2度目の護摩木は表皮つきだから、微量の放射性物質が検出された。今度は遠慮なく仮面をはいだから、陸前高田の人々には無残この上ない。
 ある雑誌で、科学ジャーナリストの松永和紀さんが興味深い計算をしていた。護摩木1本の重量を1キロとして、放射性セシウムが含まれる表皮の重量を10分の1と仮定する。すると、護摩木500本にセシウムが5万6500ベクレル含まれることになる。
 これらの放射性セシウムを1人ですべて吸ったとしても、被曝(ひばく)線量はなんと0・034ミリシーベルトでしかない。ちなみに、受動喫煙している女性の発がんリスクの上乗せは、2〜3%になるそうだ。こちらの方がよほど怖い。
 京都の燃やさないという決定は、「放射性物質ゼロ」でないと気が済まないのと同じだろう。自然界にある放射線は世界平均で年間2・4ミリシーベルトで、日本は1・5ミリシーベルトだから、どだい無理な話なのだ。増富温泉の小山さんが「いまは問答無用ですから」と頭を抱えるはずである。
 さてと、次の週末には、玉川温泉か、三朝温泉か、あるいは増富温泉がよいか。ラジウム入り温泉に行ってこよ。(ゆあさ ひろし)>

 この文章を書いた湯浅記者が、あえて、「ラジウム温泉に行こうっと」と宣言していると同じ気持ちが、

 私をして、四ヶ月前、福島は飯館村・浪江町・南相馬市の被災現場に赴かせた。

 そもそも、科学的には、なんら危険がない、現在の警戒区域外の放射線量である。

 「魔女狩り」みたいな「僻み・妬み・嫉み」のメンタリティで生き続けるならば、

 常軌を逸している様に見えつつ、人間としての「生」を全うしようとして集団自決に至ってしまった沖縄の方々のほうが、よっぽど「人間」として真っ当だ(「全う」と「真っ当」は駄洒落ではない)。

   ◇

 こんな事件もあった。

   《「売上義援金」の水、実は水道水…容器は使用済み 和歌山の夫婦逮捕 (2011.7.17 12:00)》

 <東日本大震災に伴う福島第1原発事故で、放射性物質が拡散し水道水に対する不安が広がった。発生直後には、東北、関東地方を中心に販売用飲料水が不足した。そんな深刻な事態に便乗し、飲料水を違法にネット販売した夫婦が5月、和歌山県警に逮捕された。売り上げを義援金として被災地に送るなどとうたい、「和歌山の天然水」と称して販売。が、中身はただの水道水だったり、使用済みの容器に入っていたりと、お粗末極まりないものだった。人の善意に漬け込んだ卑劣な犯行。もちろん、売り上げは義援金として寄付されていない。(田中俊之)>

 騙されたバカも悪い。

 水道水を飲んで、別個に義援金を送っていれば良かっただけのことだ・・・。

                                                    (2011/09/08)

[(速報)育鵬社の公民教科書を逆転不採択 イン 沖縄(短信)]

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☆・・・無理を通せば道理が引っ込む。

 奴ら(左翼=北朝鮮信奉者)は、今後も、このやり方を繰り返すぞ!

 出勤前なので、とりいそぎ引用だけしておく。

   《育鵬社の公民教科書を逆転不採択 (2011/09/09 01:30)》

   《育鵬社の教科書問題 これは教科書採択制度の危機 (2011/09/09 01:32)》

   《育鵬社の教科書問題「沖縄県教委は無法状態」(2011/09/09 01:39) 》

 もはや、法治国家じゃなくなっているな、沖縄は!!!

                                                       (2011/09/09)
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