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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[「三遊亭圓歌&鬼丸 親子会」に行く(含む「カオリン写真集」) その3 ]

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☆先日、『映画館落語 かもめ亭』を観たんですが、

 そのナビゲーター(『世にも奇妙な物語』のタモリみたいな役回り)の林家たい平が、江戸の町人に扮し、その妻役と寸劇をします。

 その中で、たい平さんが「くーっ、花魁の喜瀬川との逢瀬は思い出すにたまんねーっ!」とか言って、奥さんが「なによーっ! そんなことがあったの、キーッ!」と嫉妬し、たい平さんが「なーに、落語の話だよぅ」といなす。

 この<喜瀬川>という花魁、落語の幾つかの噺に登場するようだ。

 今回の「落語 親子会」での三遊亭鬼丸師匠の演目「お見立て」では、喜瀬川が、上客なれど嫌いだから拒否ると言うわがまま振りをかましている。

   ◇

 ・・・同行したA子さんは、多ぼうさん・歌扇さんの落語で、段々とお笑い感性が引き出されてきて、

 鬼丸師匠が演じる田舎者のお大尽・杢兵衛の口癖(?)「マァ〜」の表情で、思わず吹き出してしまってからはスイッチが入り、笑い通しだった。

 鬼丸師匠も、キレ良く話を運んでいく。

 ただ、自分の師匠の前だからなのでしょうか、私の勝手な思い込みなのでしょうか、ちょっとだけ、いつもより固い様な気もした。

 ・・・後で、圓歌師匠が高座に上がった時に、「ずっとオレは、そこ(舞台の袖)で座って見ていた」と言ったので、つまり、話す鬼丸師匠を横から凝視していたわけで、やや
固くもなると思う。

 さて、私の母親だが、いつものごとく、笑うだけで済ませずに、感想や先回りの言葉を発するのだが、

 A子さんは、鬼丸師匠の次のセリフが聞き取れなくなるので、露骨に嫌そうな気配を醸した^^;

 もう、A子さんは、笑いに繋がる鬼丸師匠の言葉一つ一つを、「もったいない」ので、逃さない態勢に入っていた。

 その気持ち、すっげえ分かる^^

 私の母親は、と言うと、時に、なんちゅうか、オチまで言っちゃうほどに、寄席に強引に参加したがるタイプだ。

 私にとって、落語とは、落語家の話運びや、動きや表情の落語的なリアル感、効果的な間(ま)が重要だと考え始めていて、

 もはや、オチが重要なのではなくなってきているので、母親がオチをつい叫んじゃうことにダメージは受けないのだが、やはり、エチケット違反のように感じる。

 前口上で、鬼丸師匠が、自分の「鬼丸」の名跡の由来を話していると、母親、「その話聞いた!」などとほざく。

 私は、早口で、「それもまた、繰り返し楽しむ・楽しめるのが落語なんだよ!」と言う。

 でも、母親本人は至ってエンジョイしているのだ^^;

 お客さんに、小学生高学年らしい男の子が数人いて、高音の笑い声を響かせていた(声変わりしていない)。

 なんか、若いのに、落語の愉しみ方を知っているのが不思議だったのだが、後日、「GOGOMONZ」の放送で鬼丸師匠の語りを聞くに、

 どうやら、鬼丸師匠が夏休みに開いた「落語講義(ワークショップ)」の生徒らしかった。

 だから、落語の鑑賞法を心得ていたのだな^^

 私が小学生の頃などは、「うんこ!」とか「ちんこ!」とかの一言の叫びでゲラゲラ笑っていて(今もそう^^;)、落語のような、形式を踏んだ緻密な笑いは理解できなかったよ^^

 私の後ろの青年も、「フハハハハハッ!」と、笑いの感受性をフル回転させていて、非常に爽やかだった^^

 この青年、「GOGOMONZ」リスナーに違いない!

 ・・・私の後頭部を見て、笑っていたのではなかろうな!!

   ◇

 ・・・私の後頭部、まさか、写真に収めていまいな!

   ◇

 11/8、午後4時・・・。

 ついに、三遊亭鬼丸が「断髪式」の時を迎えた。

 なんで、私が、当日に、この「断髪式」の模様をブログで、皆さんに報告しなかったかと言うと、

 ・・・私、この日、会社を突発で休んでしまったからなのだ(ああ、言っちゃった!)。

 その当日に、厚顔無恥に報告は出来なかった・・・。

 でも、さすがに、ニ週間以上が過ぎた今ならば、こうして語れもしよう^^;

 で、<スタジオ・アルシェ>は、基本 撮影禁止であるが、この「断髪式」がはじまってから番組終了までは、特別に、観客のカメラ撮影がOKであった。

 まだ鬼丸師匠は現われていなかったが、「撮影OK!」のアナウンスが掛かると、詰め掛けたリスナーが、いっせいに、携帯のカメラやデジカメを、ガラス張りのスタジオに向けた。

 携帯もデジカメも、被写体が、それぞれの裏面に浮かび上がる。

 みんな、横田かおり嬢を写し始めたーッッ!!!

「ま、負けるもんか!」

 私も、油ギッシュな携帯を、カオリンに向ける。

 オイリーな故に、ピンボケである^^;

 
  「まだ、はじまっていないのに、みんな、カメラ向けてる〜!^^」

  
   「あれっ? ミドランも来てくれたんだ〜!^^」

   
    「さて、ヘッドホン付けて、お仕事・お仕事!!^^」

    
     ・・・なんか、子供みたいな表情で可愛いですね^^

     
      歯並びがとてもいいんですよね^^

      
       ♪また会う日まで〜^^

 かおりん、大人気でした。

 今週の月曜日の放送で、カオリンが、数年前、新大久保の、よく当たると評判の韓国人占い師に、何度目かの挑戦で、やっとアポが取れた時の話を語っていた。

 その占い師に、恋愛の可能性のある人の名前と誕生日を箇条書きするように促されたそうで、

 とりあえず、生活の中で関係のある異性の名前を列記したそうだ。

 すると、その占い師、いかにもぞんざいに、「ダメ!」「ダメ!「ダメ!」「ダメ!」「悪魔!」「ダメ!」「悪魔!」「無理!」「ダメ!」と、箇条書きされた男の名に評価を下していったのだそうだ。

 で、かおりんは、自分のこれからの恋愛に不安を感じたとのこと・・・。

 さて、でも、かおりん、公開生放送のようなイベントでは、大変な人気です。

 そこで、私は、とある企画を提案したいのです。

       <天下一恋愛武道会>

 ・・・我こそは! の、「ゴゴモンズ」の独身男性リスナーが、番組に「名前と生年月日」を送るのです。

 番組スタッフさんがそれを集計し、かおりんとともに、くだんの韓国人占い師を訪ねる訳です。

 ・・・「ダメ!」「ダメ!「ダメ!」「ダメ!」「悪魔!」「ダメ!」「悪魔!」「無理!」「ダメ!」「悪魔!」「無理!」「ダメ!」「ダメ!「ダメ!」「ダメ!」「悪魔!」「ダメ!」「悪魔!」「無理!」「ダメ!」「ダメ!」「ダメ!「ダメ!」「ダメ!」「悪魔!」「ダメ!」「悪魔!」「無理!」「ダメ!」「ダメ!」「ダメ!「ダメ!」「ダメ!」「悪魔!」「ダメ!」「悪魔!」「無理!」「ダメ!」「ダメ!」「ダメ!「ダメ!」「ダメ!」「悪魔!」「ダメ!」「悪魔!」「無理!」「ダメ!」・・・。

 その果てしないマイナス評価の彼方に・・・。

          「ベスト!」・・・!!

 最高の評価を受けたリスナーは、カオリンと二人のデート権を得られるのです(鬼丸師匠の落語会を見に行くのだ)。

 かおりん 「えっ! あ、あ、え…、わ、私、あ、あの、幸せに、なれるんです、か…?」

 占い師 「ええ^^ さあ、素直におなりなさい、その方の胸に飛び込むのよ^^」

 かおりん 「・・・はいッ!」

    ♪すれ違う時の中で あなたとめぐり逢えた

    ♪不思議ね 願った奇跡が

    ♪こんなにも側にあるなんて

    ♪逢いたい想いのまま 逢えない時間だけが

    ♪過ぎてく扉 すり抜けて また思い出して

    ♪あの人と笑い合う あなたを 愛しき人よ

    ♪悲しませないで 泣き疲れて 眠る夜もあるから

    ♪過去を見ないで 見つめて 私だけ

    ♪You're everything You're everything

    ♪あなたが想うより強く やさしい嘘ならいらない

    ♪欲しいのはあなた Oh Oh Yeah

                         (fin... じゃない、このシリーズ、続きます! 2012/10/25)

[ジェバンニ・橋下・朝日]

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☆そろそろ、この後、今夜観た映画の感想を書いてから、寝るので短い更新です。

 遠隔操作の、いわゆる<なりすまし脅迫メール>事件についてです。

   ≪“2秒で300文字の書き込み”不自然さ認識も… (朝日 2012/10/23)≫

 <なりすましメール事件で誤認逮捕された男子学生の取り調べで、横浜地検が男子学生の供述などによって、捜査の不自然さを認識していながら、裏づけ捜査を怠っていたことが分かりました。
 男子学生(19)は、横浜市のホームページに小学校の襲撃予告を書き込んだとして誤認逮捕されました。関係者によりますと、ホームページには2秒間で約300文字が書き込まれていましたが、男子学生は、横浜地検の取り調べについて、「検事には『2秒では書き込めない』と伝えた」と話していたことが新たに分かりました。最終的に、男子学生は「『一心不乱に打ち込んだ』と2秒での書き込みを認めたら、検事にそれ以上、追及されなかった」と話していたということです。検察は、捜査の不自然さを認識しながら、裏づけを怠ったまま男子学生を家庭裁判所に送致したことになります。検察は、男子学生が罪を認めた経緯についても検証を進めています。横浜地検は23日午前、男子学生の保護観察処分の取り消しを家庭裁判所に求めました。>

 2秒で300文字と言う「速記」が、私に『デスノート』のジェバンニを思い出させられました^^

 その長編作品のクライマックスだ。

 重要な謎解きに至る、探偵ニアの指示により、「デスノート」の記された内容も含めた複製を作るに際し、ジェバンニ捜査官が、あり得ないスピード「一晩」で仕上げたのです。

 多くの読者が、当時、「そんなバカな!」とのけぞったものです^^;

   

 ・・・ただ、上記の記事ですが、あらかじめワードかなんかに書いていた文章を、コピペすれば、2秒でもおつりがくるメール作成時間であったでしょう・・・。

 私は昔、「2ちゃんねる」の会社掲示板に書き込むとき、自分が書いたとバレないように、あらかじめ書いておき、朝礼の時とかに、「2ちゃん」の送信ボタンを押して、アリバイ作りをしたことがありましたよ^^;

DEATH NOTE (デスノート) 全12巻&別冊 完結セット (ジャンプ・コミックス)小畑 健集英社

   ◇

 続いて、橋下弁護士VS朝日グループの話です。

   ≪朝日出版社:週刊朝日問題で混同される 橋下氏に訂正要求(毎日 2012/10/25)≫

 <橋下徹大阪市長の出自に関する週刊朝日の連載を巡り、同誌を発行する朝日新聞出版と社名が類似する「朝日出版社」(本社・東京都千代田区)が困惑している。橋下市長が自らのツイッターで計5回、誤って同社の名を挙げて批判。同社は24日、ツイッターで橋下市長に訂正を求めた。
 朝日出版社は62年設立で、英語教材や写真集などを手がける。朝日新聞と無関係で、社名は創業者の出身校「岡山県立岡山朝日高校」にちなむ。
 橋下市長は19日、ツイッターで「朝日出版社や週刊朝日は、今回の記事の問題性など全く認識していないどうしようもない集団」などと、3回にわたって記載。ツイッター上で第三者から誤りを指摘されて「了解です」と書き込んだが、22日に再び「週刊朝日や朝日出版社のえげつない体質」と2回間違えた。
 電話やメールで「もう購読しない」などとする抗議を約40件受けた朝日出版社は24日、橋下市長のツイッターに訂正を求めた。【吉田卓矢、原田啓之】.>

 ・・・実は、私も、過去に同じ間違いをしており、この問題においては橋下弁護士を責められない。

   [素晴らしい本『放射線のひみつ』(1)](2011/06/20)

 <・・・この本、何よりも、反原発で動いているだろう左翼新聞・朝日新聞系列の出版社から発売されている。
 ・・・そして、朝日出版社は、良心に基づき、刊行したわけだな!
 ・・・…と、ここまで書いて、試しに調べたら、朝日出版は朝日新聞系列ではないみたいだ^^;>

 でも、俺はちゃんと調べるくらいの節度を持っていたぞ!^^;

 以下、名著です^^

放射線のひみつ中川 恵一朝日出版社

 おっ、続編が出たのか?

放射線のものさし: 続 放射線のひみつ中川 恵一朝日出版社

                                             (2012/10/25)

[映画『ハンガー・ゲーム』を観た(寸評)]

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☆・・・これね、すっごく面白かった!

 公開されてから二週間ほど経つが、見逃さないでよかった。

 でも、もう眠たいので、短い更新でごめんなさい。

 眠れる時には、木の上ででも寝ておかないと、回りは敵ばかりだからな、気を抜けないのさ。

 話は超B級で、政府によって、完全に管理された暴動抑制の「殺人ゲーム(番組)」に参加させられた少年・少女の物語、だ。

 今、パッと思い出すの『火の鳥・生命篇』や、スティーブン・キング原作の、映画版ではシュワちゃん主演の『バトルランナー』かな。

 作り手は幾らでも、安易に作れて、そこそこ面白く出来る設定だ。

 しかし、この作品は、2時間半という長尺に、作品的な厚みをもたせ、妙に格調高き大作として仕上げた。

 いざ、殺人バトルが始まる前までも、独裁国家パネムの、搾取される12の地区の貧困と、首都の豪奢な生活が描きこまれ、

 また、「殺人ゲーム」番組の背景の、マスコミ(政府と一体化している)や視聴者のあり方など、プレイヤーのスター的なみっちりと語られる。

 プレイヤーは、12歳〜18歳の男女で、黒人の子や狐顔の子、ソバカス娘など、美少女がたくさん出てきて嬉しかった。

 特に、主人公の妹役が可愛かった^^

     
                ・・・ウィロー・シールズ

 で、肝心の主人公(ジェニファー・ローレンス)も、情が濃い顔立ちで、とても魅力的だ。

 この人、『X−MEN:ファースト・ジェネレーション』のミスティ役だよね。

 日本的な柔らかさをもった顔立ちで、いい佇まいだ。

 得意とする武器が「弓」で、とても凛々しい^^

 続編も出来るそうで、主人公のそもそもの彼氏と、戦いの中で、仲間の男と芽生えた恋愛などの因縁が、今後、いい意味で面倒な展開になりそうだ。

 つまり、作り手は、『トワイライト』+『ハリー・ポッター』ラインを狙っているのでしょう。

 面白いので、ドンドン作ってくれい!^^

                                            (2012/10/26)

[映画『アルゴ』を観た(短信)]

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☆女の子ってのは面白い。

「ポイントを溜めたタダ券が二人分あるから、一緒に行くぞ!」と私が言うと、「そりゃ得したね、やったあ!」と叫ぶのだが、

 そもそも、私は、女の子と映画を見に行くときは、必ず相手の分も払うので、いつでも、あなた、「やったあ!」じゃねーか^^;

 まあ、それはノリだから、可愛いもんなんだけどね^^

   ◇

 うーむ、ベン・アフレック監督、やっぱ、その映画作りは非凡である。

 面白いのである。

 ・・・1979年・・・、イランのアメリカ大使館が過激派に占拠され、その一部の人々・6人が、大使館から脱出、カナダ大使館の高官の私邸に匿われる。だが、イランの国中が、旧パーレビ政権の首脳や、そのパーレビを受け入れたアメリカ人に憎悪を燃やしていた。捕まれば即処刑の状況の中、アメリカ国務省は、CIAの人質奪還のプロに強力を依頼、そのトニーは、思案の末、イランへ行く映画撮影をでっち上げ、そのロケハンの中、6人を映画スタッフに仕立て、そのままイランから脱出しようとするのだった。

 先ず、その、実在した奇想天外な作戦を、映画作品にしようと言う企画自体で、この映画の作り手は、すでに勝利していると思った。

 もちろん、かっちりと作り上げなければならないが。

 価値観の違う異世界に突入していく雰囲気作りも非常に良かった。

 私は、UNTAC撤退直後のカンボジアに乗り込んだ経験があるので、「常に警戒を怠れない世界の雰囲気」を見事に描いていると思った。

 近似の作品で、ふと思い出せるのは『ブラックホークダウン』くらいしかない。

 とにかく、一大作品を作ることを世間に知らしめるために(主に、間接的にイランに対し)、アメリカ国内でもハリウッド人の協力を仰ぎつつ、マスコミ操作を行なう。

 SF冒険活劇「アルゴ」は、あたかも製作進行中の如き様相で公式に発表される。

 脚本の読み合わせ公開などもして、そこに、占拠され続けているアメリカ大使館のニュースが、作り手によっての、かなり抜群のモンタージュで平行して語られたりする。

 見事だと思った。

 イラン内での作品でありながら、ハリウッドや国務省本部も舞台となる。

 二局三局の展開は、物語にスケールを加えてくれる。

 それぞれの登場人物の、1970〜1980年代に生きた容姿・衣装も雰囲気がある。

 映画『ミュンヘン』を観た時や、拉致被害者が事件に遭った時代の記録映像を見たときの郷愁に近いものがある。

 一番うまかったのが、その脱出行のサスペンス描写である。

 事実とは変わってもいるのだろうが、あざとくも、イスラム過激派の追跡行と、交互に、

 しかも、微妙に、見ているこちらのサスペンスのボルテージが上がるように、追っ手の側の時間軸を早目に設定し、運命を交差させると言う意地悪さもある・・・。

 しかし、面白いのは確かだ。

 堅実な作りの中で、そのコッポラ並みのモンタージュの「煽り」は、こちらに絶大な効果を発揮し、中頃から終盤にかけて異常なドキドキ感をもたらしてくれる・・・。

                                           (2012/10/26)

[映画『009 RE:CYBORG(3D)』を観た]

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☆凄いや!

 アニメは、もう『ヱヴァ』だけで充分だと思っていたら、『まどか☆マギカ』で驚かされ、『アシュラ』で「これもありだな」と思い、ここにきて、またも凄いのを観せられた・・・。

 大概、『009』級のビッグタイトルだと、古くから知っている人の心の中には、「俺だったら、こうする!」みたいな構想があるもんだと考える(そんな考えで、私は、いきあたりばったりだが、小説「JOJO」を、このブログで書いている^^)。

 私にも「俺009」があった。

 そもそも、私、「009」は大好きで、サンデーコミックス(秋田書店)版も定期的に読み返すし、『超銀河伝説』も映画館で見たし(パンフもいまだに持っている)、そのテレビ放映では、クライマックスで犠牲になったハインリッヒの復活シーンがカットされていたのも覚えているし、こんなエントリーも残している。

   [『サイボーグ009』の映画と萬画(2009/01/09)]・・・クリック!

 だが、今回の作品は、私の「俺009」をはるかに凌駕するイマジネーションに溢れていた。

 果たして、石ノ森章太郎タッチかと言われると異なるのだろうが、その原形は残している作画のレベルは、現在のアニメでは最高位に位置すると思う。

 3D効果も抜群で、奥からの継ぎ目(段階)のない滑らかな立体感覚であった。

 それぞれのキャラが、それぞれ自立して動いている様が現代的で、原作晩期の、キャラ別短編連作のハードボイルドでアダルトな雰囲気を思い出す。

 アダルトといえば、「003」ことフランソワだろう。



 「009」の島村ジョーに下着姿で縋りつき、濃厚なキスをむさぼるシーンはエロかった。

 エロくて良かったが、本来のフランソワとは違うなぁ…、顔はローラみたいだったし、それはそれでいいんだけど、フランソワは、メーテルや和登サンと同じ、「永遠の美しき女」のイメージでもあるからなぁ。

 また、ギルモア博士の、全能ならざる故の「胡散臭さ」なども(特に初期の、00チームの「ブラックゴーストからの離脱篇」の時の、目の黒い頃の博士ね)、うまく作品に抽出されていた。

 原作版も、わりと初期の頃から、ベトナム戦争に突入せざるを得なくなったり、晩期のアダルトタッチと言い、現実の社会情勢への照らし合わせが行なわれているが、

 今回の作品も、アメリカの陰謀論や軍産複合体などと言う言葉が出てきて、石ノ森スピリッツに溢れていた。

 アクションシーンも、これでもかとリアルな空気感だ。

 00チームが、現代兵器に対し、必ずしも無敵でないのが、いいね。

 兵器の重厚さに対し、それぞれの00メンバーの能力の発現も、物語に則し、非常に効果的に配されている。

 かっこいいハゲの007(グレート)は、スパイ稼業ゆえ、アダルティーに地味に、

 006(張々湖)は、非常に有能なギルモアのエージェント的な活躍をし(その中華料理屋の登録商標の訴訟でギルモアと争っているそうだが^^;)、その能力は、全てを焼き尽くす。

 ジェロニモは、インパルスさえも伴なうパワーを発揮し、そのとき、身体にアメリカインディアンのタトゥーを浮かび上がらせる。

 001(イワン)は、無敵で不気味でちっこくて可愛い。

 004の能力は機能的だし、なんか暗い過去から解き放たれて、喋る喋る^^;

 今回は、しかし、DIOの「ザ・ワールド」的に活躍する009と、時を経て、いつしか009らと袂を分かっていた002(ジェット)の物語といえた。

   

 私は、成層圏を舞台にしたクライマックスでは、あの『地下帝国ヨミ編』の語り草のラストシーンが再現されるのかと思っていたよ^^;

 ただ、今回の物語、008(ピュンマ)が、その能力を全く発揮する機会が無かったのが、別に008に思い入れはないが、残念かなと・・・(続編は海洋物かな?)。

 と、思いきや、そつがない、なんと、作品の作り手は、アフリカの遺跡から発見された「天使の化石遺体」を物語に絡め、

 石ノ森が目指してやまなかった「最終章・天使篇」を醸してもくれるのだった。

 この「天使」のシークエンスだけは、ちょっと話が理解しにくく、観終えて後も、15%ほど疑問が残る。

 が、そこは、観る者に委ねているのだろうし、幻想的かつ哲学的な命題の提示は、石ノ森のポエティカルな面をうまく出していた。

 そして、エンディングの「ポエティカル」だが、そこは、009が刹那の「万能」を持ち、「奇跡」を起こすのだが、これは、映画『超銀河伝説』での、宇宙誕生の真理「ボルテックス」と同じだな。

 オリジナルの意思を継ぎ、更に、その上を目指したこの作品、是非、皆さん、見てくれ!

 かっちょいいぞ!!!^^v

                                           (2012/10/27)

[小説『ジョジョの奇妙な冒険 <The Planet Of Carz> ≪12≫』]

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☆  『ジョジョの奇妙な冒険 <The Planet Of Carz> ≪12≫』

     ▽謎の宇宙ゴミ(その12)

 ・・・宇宙時間23:25・・・。

 いよいよ、作戦書の開封の時刻がやってきた。

 ジャクソン船長とタケモト技師は、それぞれ首に下げていたキーを、金庫の鍵穴二つにそれぞれ挿入し、開錠した。

 その金庫は、作戦保持のために、特殊な物が使用されていた。

 この世界での「特殊」とは、つまり、スタンドで加工されている物を言う。

 <小林玉美>と言うスタンド使いの能力<ザ・ロック>を、応用させて具現化した金庫である。

          

 これは、例え、ジャクソンが亜空間を活用しても、内部にすり抜けることが不可能の代物だ。

 デリンジャー号のデッキ中央のスクリーンには、もう、<物体カーズ>の全体は収まりきれないほど大きく見えている。

 先ほどから、地球の陰になっていた太陽が現われてき始め、<物体カーズ>が、その禍々しい表面を白日に晒していた。

        
              ・・・直径約10キロメートル

 だが、それには目もくれず、ジャクソンとタケモトは作戦書を熟読した。

「・・・そろそろ、読み終えたかな?」

 しばらくして、艦内のロボット<クラウド>を通し、SPW財団総帥であるロッキュー・アイオーが問うてきた。

 頷く二人。

「まあ、質問はあろうが、先ずは、俺の口からも説明させてくれ。あの直径10キロに及ぶ<物体カーズ>の内部は中空なんだな。ちょっとした宇宙コロニーと化している。果たして、カーズが、どんな属性で、あの内部の世界に存在しているかは不明だが、君たちには、その内部に突入してもらうことになる」

 ゴクリ、とタケモトが生唾を飲んだ。

 ロッキューの作戦説明が始まった・・・。

                                        (To be continued 2012/10/29)

[海宝真珠ちゃんに会いに行った時(5:誕生日だね!)]

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☆今日は、私の一押し美少女・海宝真珠ちゃんの誕生日でした^^;

 で、昨日は、私の誕生日でして、私も真珠(まこ)ちゃんも蠍座なんですよね。

 前にも書きましたが、それは、つまり、運勢的に、私が嬉しい時は、真珠ちゃんも嬉しくて、私が悲しいときは、真珠ちゃんも悲しくて、私がエッチな気分の時は・・・(以下ry

 ・・・で、私、昨日、知り合いの女の子を誘って、真珠ちゃんへのプレゼントを買いに行きましたよ。

 その知り合いの子は、午後からバイトとのことで、時間がない中で、頑張って真珠ちゃんへのプレゼントを選びました。

 でも、私も、その子も、近頃の中1の子が何を欲しているのか分からなかった。

 服とか靴はサイズが分からないし、ぬいぐるみはいっぱい持ってそうだし、「文具はどうだ!? 万年筆」と私が言ったら、「う〜ん」とその子には首を捻られた。

 アクセサリーはまだまだだろう。

 真珠ちゃんは、ゾウさんが好きなんだよな〜。

 あと、身体が小さくて華奢だよね〜。

 短い時間で、色々考えて、実用的で可愛いものにしようと決め、それに沿った物を選んだ。

 真珠ちゃん 身体が細いし、これからの季節は、女の子だし冷え性になるかも知れないので、対冷え性グッズをアジア輸入雑貨屋さんで購入した。

 幾つか買ったのだが、なるべくゾウさんデザインにした。

 アジアは、ゾウさんデザインが多いので、選ぶには困らなかった。

 アジアの国々の物なので、デザインは正直 ダサいのだが、エスニック風味を感じ取ってくれたらしめたもの^^

   ◇

 そうそう、真珠ちゃんの所属するプロダクションのイベント、その「真珠ちゃんが質問に答えるゾ」コーナーでは、私の質問が読まれたんだよ^^

 松尾薫さんと言うお姉さん子役が、真珠ちゃんに読み上げたんだよね^^

「いつも応援しています^^ 真珠ちゃんは、今後、どの方面に進もうと考えていますか? 女優さんとか、歌手とか、ダンサーとかありますよね^^(と、この後に、私の要望「アイドルになって下さい!^^」があったのですが、それは割愛されていた)」

 すると、真珠ちゃん、まだまだ背が小さいものだから、お姉さんを見上げて答えるのだけど、その瞳が照明に反射し、キラキラして可愛いったらなくて、

「歌うのも好きだし、踊るのも好きだし、でも、動物も大好きなので、歌って踊れる飼育員さんになりたいです!!」

 と、両手を広げて言う姿もとても可愛かったなぁ、デヘヘ^^

   ◇

 それから、海宝真珠ちゃんのことを書くとき、ネット上から写真を勝手にピックアップして転載していますが、ちゃんと真珠ちゃんフォトグッズを買うので許してニャン

                                             (もちろん、続く 2012/10/29)

[今日の「GOGOMONZ」投稿(5)]

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☆今日の<FM NACK5>「GOGOMONZ」でも、私の投稿が読まれましたよ^^

 ≪鬼丸師匠、カオリン、グッドアフタヌ〜ン!
  私の「あの時の自分とそっくり!と思えた他人の行動」です。
  それは、学生時の新入生や、新社会人が頑張って「背伸び」した時です。
  例えば、牛丼屋での「つ、つゆだくで!」とか。
  行きつけの定食屋さんでの「い、いつもの!」とか。
  ラーメン二郎での「ま、増し増しで!」とか、
  店員の目を見て挑むように注文する人を見ると、自分の青い頃を思い出します。≫

 本当は、これだけでは物足りないかなと思い、もうちょい文章を繋げたのですが、それは「蛇足」のようでして省かれていました^^;

 でも、凄く恥ずかしい話を書いていたので、省略されてホッとしました^^(とてもとても、恥ずかしくてここには書けない^^;)

 それから、今日の最初に流れた曲は「異邦人」で、私の大好きな歌なので嬉しかった^^

 永遠の名曲です!

 なお、鬼丸師匠が、今日の放送で、横田かおり嬢(カオリン)の「とある件」について、

 あたかも『饅頭こわい』のように、「これについてはもう言ってはダメだ! 誰かがブログで書いてはダメだぞ! なっ! ダメなんだからな!」などと繰り返し言ってましたが、・・・私、書きませんぞ^^;

 確かに、私は、アニメの魔法少女達を使ってエロいと言うか、お下劣な投稿も書いたけど(高アクセスなので、続きも下品に書くが…)、それが実在の人物となると、生々しくていかん。

 ただでさえ、以下のエントリーが、ずーっとアクセス数が高くて、「なんでやねん」と後悔していて、消そうかなと思っているのだ。

     [カオリン、泣く・・・。(「GOGOMONZ」公開生泣き)](クリック!)

 うん、ずーっと、このブログのエントリーのベスト3に入り続けているんだよ^^;

 おそらく、カオリンの熱狂的なファンが、繰り返し見続けているだけなのかも知れない。

 でも、なーんかさ、本人たちの目に留まっていたらと思うと、よろしくないなぁ^^;

   ◇

 ・・・しかし、ラジオネーム<みかんオレンジ>さんは、毎日読まれていて、一日複数回も当然のように読まれていて、しかも、「FM NACK5」のあらゆる番組を網羅しているのが凄い。

 この間なんか、池辺愛さんの新番組「MONAKA」では生電話で出演していた。

 確か、私の記憶が正しければ、<みかんオレンジ>さんは、二ヶ月ほど前に、ラジオ投稿引退していたはずだが・・・(介護の仕事が決まったとかで)。

 でも、今は、それまで以上のピッチで、良質の投稿を繰り返している。

   ◇

 で、池辺愛さんなのだが、数週間前の放送で、「加圧トレーニング」というものに挑戦していた。

 ・・・加圧トレーニング(かあつトレーニング)とは、腕や脚のつけ根を専用のベルトで締めつけ加圧し、血流量を適切に制限した状態で行うトレーニング法。(「ウィキペディア」より)

 で、なんか、線の細い美人の愛さんが、番組内でゴムのバンドで縛られるのですが、締め付けがきつくて、辛そうに、か細い声をあげるのです。

「ううっ、・・・もう、私、ダメ、みたいです・・・はあッ!」とか。

 ・・・午前中から、いいもの頂きました!^^v

   ◇

 で、<みかんオレンジ>さんの話に戻る。

 鬼丸師匠が、番組内で、「う〜! 学生時代に戻って、俺もちゃんと甘い恋愛してみてェ〜」とか言ったら、

 <みかんオレンジ>さんが「別に若返ったからといって、モテない人は過去に戻ってもモテませんよ」とクールに投稿していた。

 でも、私は、今の記憶を持って過去に戻ったら、モテずとも、そこそこの恋愛は繰り返せると思うんだけどなぁ。

 何よりも、恋愛においての決定的な失敗は避けられる(いや、繰り返しちゃうのかな・・・)。

 だけども、格好良さよりも、面白さや優しさを重視する娘っ子は多いっスよ。

   ◇

 [「三遊亭圓歌&鬼丸 親子会」に行く(含む「鬼丸断髪式」)]シリーズも、すぐに書きますからね^^

                                           (2012/10/30)

[映画『最強のふたり』を観た(寸評)]

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☆これは非常にいい作品で、完成度も高かった。

 完成度の高い作品だと、私はあまり語ることがないので、なんか、つれづれに記す。

 似たタイプの良作『最高の人生の見つけ方』でも、私は感想を書くことに困ったんだよなぁ。

 パラグライダー事故の後遺症の全身麻痺で、かろうじて首から上だけが動かせる状態の大金持ちのフィリップは、腫れ物に触るような周囲の対応に倦んでいた。

 そこへ、ただ失業保険を貰う就職活動の証明書のためだけに採用テストを受けに来た黒人青年ドリスがいて、その飾らない態度に魅かれ採用するのだった。

 ドリスもまた、フィリップの孤独な姿に、自分の価値を見出していくのだった。

 ・・・私のハンドルネームは、映画『ミッドナイト・ラン』から取られたのだが、その作品の監督 マーチン・ブレストは、この『最強のふたり』と似たテーマや構造の『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』の監督もしている。

 『最強のふたり』がフランス映画であることを知らなかったので、最初は驚いたのだが、国を越えた『セント・オブ・ウーマン』のリスペクトと思えば合点もいく。

 『セント・オブ・ウーマン』では、アル・パチーノが盲目の元軍人を演じていて(さすがにうまい!)、毒舌で、純朴な若者が振り回されていた。

 『最強のふたり』については、きっちりとまとまっている作品なので、それぐらいしか語ることがないなぁ^^

 おっと、フィリップの娘役が、小生意気で可愛かったぞ^^

   ◇

 映画に関してのよもやま話を書いておく。

 私は、<MOVIX昭島>のタダ券のポイントが二人分あったけど、使ってしまった。

 <MOVIX昭島>では、映画予告の更に前に「ごはんかいじゅうバップ」が流されるのだが、あれはなんか、デザインなどのナゲヤリ感があって面白い^^。

     

 で、それから、<ワーナーマイカル日の出>のポイントでの無料券が3枚ある。

 <ワーナーマイカル日の出>では、映画の更に前に、イオングループの海外での教育ボランティアについての報告があり、カンボジア・ベトナム・カンボジアでの学校造りについて語られる。

 今、その活動は、ミャンマーに移っているのだが、ミャンマーに学校が必要な理屈や、学校を作ってもらえた感謝の言葉を語るおじさんの顔が、役所広司にそっくりなので、皆、どうぞ見て楽しんでくれ!!!

 あと、私、『宇宙船艦2199 第3章』を見逃してしまった、痛恨のミスだ。

 特典のステッカーを、7章分、ヤマト型の台紙に貼っていくことになるのだが、3章のステッカーがないので、台紙の一部が、これにて欠けてしまうことになる・・・。

                                           (2012/10/30)

[近況報告・197 「心に残る被写体・47」]

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☆昨日のバイトの現場は府中でした。

 府中1〜3丁目、宮町1〜3丁目、八幡町1〜3丁目・・・、計9エリアを回る辛いコースでしたが、思ったよりも早く、午後5時には終わりました。

 最初は、お昼なんて食べる暇はないな、と思っていたのですが、なかなかスムーズに作業が進んだので、遅いお昼を食べる余裕もありました。

 「C&Cカレー」で食べました。

 店内の垂れ幕に、「C&Cカレーの創業は、1968年!」とか書かれていて、

「おっ! 俺と一緒じゃん!」と思った、・・・と同時に、「いや、俺は、1986年生まれだったか・・・」と豪快なサバ読み^^;

「先生! 蘭さんが、また、歳を誤魔化しています!!」

 ・・・いや、俺って楽しいよね、心の中で、こんな下らなくも楽しいことを考えている^^;

 とある、開店前のペットショップでは、猫がアンニュイに外を眺めていました。

   

 下の写真は、府中八幡を望む参道で、なんと、途中に踏切がある。

   

 この写真を写したときは、踏切が点滅していたんだけど、写真だと分からないね^^;

   ◇

 今日はマンガを二冊買ったので、読みながら寝ようと思う。

 どちらの作も、引き継がれた巨匠の作品だなぁ^^

サイボーグ009完結編 conclusion GOD’S WAR 1 (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)クリエーター情報なし小学館

 映画『009 RE:CYBORG』に満足していた私は、本屋でこれを見たら、つい手にとってしまった^^

ブラック・ジャック~青き未来~ (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)手塚 治虫秋田書店

 年老いてなお、メスを握るB.Jの諦観の表情がたまらない。

                                            (2012/10/31)

[『キューピー3分間クッキング』の<厚焼き卵>事件]

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☆私は、まあ、もうすぐ食堂を開く。

 テクニックは、ある程度はある。

 かつて、ニュージーランドで、1メートル超の冷凍マグロを三枚におろしたこともある。

 脂がノリノリで、凍っていても、包丁がするりと入るのだった^^

 しかし、料理の基礎的な知識がない。

 微妙な塩加減や下茹でみたいのや、出汁の取り方・隠し味なんてのがよく分からない。

 だから、勉強しなければならないのだが、時間がない。

 そんな私にとっては、「キューピー3分間クッキング」は、学ぶ場として助かるのだ。

 そもそも、キューピーちゃんは大好きだ^^

 いつも、録画して見ている。

 だから、以下のニュースの<厚焼き卵>の回も見ている・・・。

   ≪本日のキューピー3分クッキングで厚焼き卵が大失敗 強火が原因?(ガジェット通信 2012/10/29)≫

 <1969年から続いている長寿料理番組『キューピー3分クッキング』は皆さんもご存じだろう。例のテーマ曲は誰もがご存じのあの曲。小さい頃から頭にすり込まれているはずだ。この番組は1日1品作るという非常にシンプルな料理番組。「3分で作れる料理の解説」なので実際の放送時間は3分ではなく10分程ある。
 そんな『キューピー3分クッキング』、本日放送分でちょっとした”事故”が起きた。本日の料理は厚焼き卵。本日の出演者は日本テレビアナウンサーの小熊美香さんと藤井恵さん。焼きはじめから焼き上がりまで通して見せる内容となっている。
 材料はだし汁(大さじ4)、砂糖(大さじ2)、しょうゆ(小さじ2)、それに卵が4個となっている。
 少し量の多い卵焼きとなるが卵とだし汁を混ぜ合わせ、早速焼きはじめとなる。藤井さんは慣れた手つきで「泡立てないように白身を切るように」混ぜ、その卵をフライパンに投入したのであった。
 4分の1を投入した際に藤井恵さんは「卵焼きは『強火で怖いなあ』と思うかもしれませんが、強火で焼かないと水分が抜けて焼き締まってしまう」「強火で焼くとふっくらとした美味しい卵焼きになる」とプロのテクニックを解説。卵焼きは強火のほうがよく焼けるのである。
 そして卵が固まってひっくり返したときに”事故”は起きた。なんとひっくり返した卵がやけに焦げているのである。砂糖が多すぎたのか、火が強すぎたのか……。隣に居た小熊美香さんは「しっかり焼き色が!」とフォロー。先生も「これがまたおいしいんです」と付け加えた。
 2回目に卵を流し込んだときは、同じく焦げが出来たものの、初回よりも少なかった。4回目の卵の流し込みで、どうにかリカバリー。厚焼き卵の断面は、木の年輪のように焦げ目がアクセントとなった状態で完成となったのだ。
 さて放送内容をよく見てみると、心なしか藤井さんの手と声が震えているように見て取れた。メジャーな番組だけに、緊張していたのかもしれない。
 長年続いている番組ともなるとたまにはこういった失敗があっても仕方無いのだろう。しかし撮り直しはしなかったのだろうか?>

 私は見てて、確かに美味しそうだったが、人様に出すには、見栄えが少々きついように見えた。

 でも、家庭料理としての「3分クッキング」なので、まあ、いいんじゃない。

 いちお、話のタネに画面写真を撮ってみたよ^^

   
          焼き始め(思ったよりも強い火力)

   
          一回目のひっくり返し(かなりショッキングな絵面)

   
          なんとか持ち直す(うまそうな焼き加減)

   
          頑張る先生(確かに、声がうろたえていた)

   
          完成!^^v

 私に「食いたい!」と、思わせた先生の勝ち!!!

                                            (2012/11/01)

[映画『リンカーン/秘密の書』を観た(寸評)]

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☆この映画は、あまりにも予告編を見過ぎて、それだけでおなか一杯になっていたのだが、

 今日公開作品で一番に見たかった「パラノーマル・アクティビティ4」は、高3の姪っ子と見に行く約束になっていたので、まあ、『リンカーン/秘密の書』は大作アクションでもあるし、そこそこ楽しめるだろうと思い、赴いた。

 黒人奴隷解放で有名なリンカーン大統領が、その政治活動の陰で、ヴァンパイア・ハンターの顔を持ち、もう一つの解放運動を行なっていたと言う物語。

 で、上のごとくニ行で説明しただけで、なんとなくみんなも話の予想がついてしまうかも知れないが、

 しかし、いざ見てみると、物語の展開も素直なひねりが利いているし、非常にテンポも良く、結構面白い。

 リンカーンのヴァンパイア討伐を、うまく史実に絡めていたと思う。

 アクションも、特に、馬の群れが爆走する中での、親の敵の吸血鬼と縦横無尽に対決していく様は斬新であった。

 もう、その序盤から思っていたのだが、これって、もう、今年 誕生25周年を迎えた「ジョジョの奇妙な冒険」を実写で見ているみたいな面白さがあった(特に一部と二部辺りね)。

 ツェペリさん的役割もいれば、スモーキーもいるし、スピードワゴン的な人物の名は「スピード」だ^^

 ティム・バートンが製作だそうだが、若きリンカーンを導いていたヘンリーの過去や、敵の巣窟<晩餐会>のシーンなど、いかにもティム好みのシチュエーションで、ティム・バートンならば、こう撮るんだろうなぁ、などと想像しても楽しかった。

 監督は『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフだそうで、序盤の、リンカーンがヘンリーに斧でボコボコにされる姿などは容赦なくて、『ウォンテッド』の主人公の苦難を思い出した^^;

 敵のリーダーの不気味な魅力も良かったが、私は、そのリーダーとつるんでいる女ヴァンパイアの儚さを含んだ色っぽさが良かったなぁ^^v

[映画『のぼうの城』公開に寄せて(岡山出張篇)]

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☆今夜から、映画『のぼうの城』が公開だそうで、見に行くのだけど、終わるのが夜中の24時で、その感想を今夜中には書けなさそうなので、

 『のぼうの城』と同じく、<水攻め>にあった<高松城>についての記述を含むエントリーがあるので、リンクさせておきます^^

 私がかつて、岡山県に一ヶ月間出張した時に訪れた「高松城の城址と水攻め築堤跡」についてです。

 あいかわらず、エロいことも書いているので、真面目な人は読まないでね^^v

   [瀬戸内の都市より ?「秀吉と朝鮮とマッカーサーとJK(前篇:忠魂碑)」]・・・(クリック!)

   [瀬戸内の都市より (21)「秀吉と朝鮮と・・・(後篇:エア高級クラブ)」]・・・(クリック!)

 しかし、タイトル写真の私のもみ上げがかっちょ良すぎるゼ!!

                                             (2012/11/02)

[映画『のぼうの城』を観た(寸評)]

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☆秀吉の小田原征伐の時代、北条方についていた支城が一つ、成田家の忍城は、石田光成率いる二万の軍勢を前にして、降伏か戦うかの決断を迫られる。

 領民から「でくのぼう」の「のぼう様」と慕われていた成田長親は、暫定的に当主となり、500人の兵での、勝ち目のない戦いをはじめるのだった。

 狂言師・野村萬斎演じる成田長親は、子供や農民と戯れて日がな一日を過ごすような飄々とした人物、その大きな生きるテーマみたいなものも見えないのだが、それは、もしかして、こちら(私ね)の許容範囲を超えた人物として描かれているからかも知れない。

 ただ、その妙な魅力は、こちらの興味を惹きつけ続ける。

 対する石田光成(上地雄輔)だが、大谷吉継(山田孝之)が好意的に言うとおり、「わっぱ(子供)のような正義を振りかざす」、義を重んじるなかなかの好人物として描かれている。

 が、この石田光成も、成田長親とは違った意味で、「城の水攻め」をしたり、長親の、挑発の意味の田楽踊りに対し、射殺を命じたりと、いまいち、キャラクターの整合性に欠ける時もあった(そもそも、歴史上の人物は往々にしてつじつまが合わないことをするが)。

 しかし、最近の邦画は、CG技術の普及により、作品の予算の大小は問われず、戦場となる忍城近辺を、リアルな大スペクタクル映像で見せてくれる。

 主に特撮のほうを担当しただろう、ダブル監督が一人・樋口真嗣の力が大きいように思えて、

 忍城の家臣らや領民たちの人物抽出を見事に成し遂げ、忍城側の人々のスケールを見事に描いた犬童一心監督の手腕もなかなかだ。

 ただ、豪快過ぎる<水攻め>の映像に、<3・11の津波>を思い出しちゃう人もいるかも知れないな。

 私は、最近、<3・11>について書いていないが、私にとっての<3・11>は、最終的に原発問題となっており、いまだに、ただの一人の死者も出していない福島原発の放射能を騒ぎ立てる人々に呆れているからだけだ。

 そして、そんな苦難の中、成田長親のような笑いを愛する生き方こそが、人々が幸せを掴む一つの最重要な答えだと考えている。

 悲観的になったってしょうがない、笑って戦いましょうよ、って!

 故に、このブログ、最近、笑いを重視している。

   
          いい感じのメンバーたち^^

 成田長親の、最後の、姫(宮崎あおいと双璧に可愛い榮倉奈々)に関しての決断は、その表情を含めて、物語に大きな余韻を残す・・・。

                                          (2012/11/03)

[「三遊亭圓歌&鬼丸 親子会」に行く(その4) ]

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☆さて、鬼丸師匠の一席「お見立て」だが、

 私、その本題に入る前のまくらの部分に、ちょいと苦言と言うか、マイナスポイントの指摘をしたい。

 鬼丸師匠の師匠は、今回の「親子会」でトリに登場する三遊亭圓歌師匠で、その弟子たちはすべからく「歌」の一文字を名前に含んでいる。

 しかし、「鬼丸」である。

 名前に「歌」の一文字がない^^;

 その名に至るまでには、色んな逸話があり、それは鬼丸師匠の高座を聴きにいけば、その話を数回目かには聞けると思うが、ここでは書かない。

 で、鬼丸師匠が真打となり、「鬼丸」名を決めてからと言うもの、圓歌師匠がことあるごとに難癖つけてくるのだそうだ。

「お前の名前には『歌』がついてないから、俺の弟子でもなんでもねぇ」などと、わりとグチグチと言い募ってくるのだそうだ。

 鬼丸師匠は、「うへ、まただよ・・・」と心の中で思いつつ、顔には笑顔を浮かべ、頭を下げつつやり過ごすのだそうだ。

 ちなみに、落語界の弟子と言うものは、師匠を呼ぶのに「○○師匠」などと、敬称に名前を付けることなどはないとのこと。

 「圓歌師匠」などと呼ぼうものなら、「ならば、お前にとっての師匠は、他にもいるのかっ? インカ師匠も、アステカ師匠もいるのかよ!」と言う理屈らしい。

 話を戻す。

 だが、いつもの如く、鬼丸師匠が圓歌師匠から、名前に「歌」の一文字がないことについてクドクドと説教されていたある日のこと、

 兄弟子の三遊亭歌橘さんが「しかしながら、お言葉ですが、師匠!」と、弟弟子・鬼丸をかばう発言をし始めたのだそうだ。

 ちなみに、三遊亭歌橘さんとのエピソードは、鬼丸師匠、よく「GOGOMONZ」でも語っていまして、いつも爆笑させられています。

 それから、もひとつちなみに、私は鬼丸師匠を、私が勝手にラジオでいつも聴いていて親近感を感じているので「師匠」と呼んでいますが、その兄弟子にあたる歌橘さんのことはよく知らないので「さん」付けで勘弁させていただきます。

 なお、歌橘さんの顔を、ネット検索で見たら、何故か、大爆笑してしまいました^^

 話を戻します。

 自分をかばってくれる兄弟子・歌橘の横顔を見て、鬼丸師匠は感動していた。

「さすがは、兄弟子! 弟弟子の苦境を助けてくれるのだな!^^」

 歌橘さんは淡々と話し続けます。

「しかしながら、お言葉ですが、師匠! ・・・この間、テレビ出演した時、楽屋のドアに私の名前が張り出されていたんですけど、その私の<歌橘>の名前を見て、局の上層の関係者の方が訪ねてきてくれたんですよ。『あなた、お名前に「歌」の一文字が付いているけど、圓歌さんのお弟子さんかい?』って!^^ 私など、まだまだの芸人ですが、師匠から頂いた「歌」の一文字で、芸に目の肥えた方からも声を掛けて貰えて、とても嬉しいんですよ^^」

 ・・・、・・・えっ?

 ・・・えーっ!? 歌橘兄さん・・・、「しかしながら」でも、「お言葉ですが」でも、・・・なんでもないじゃないすか!!

 全然、かばってくれていない!^^;

 鬼丸師匠は唖然とするのでした・・・。

 で、この(↑)歌橘さんの「鬼丸追い込みエピソード」が、私は大好きで、ラジオでも都合二回聞いていたのですが、そのたびに笑わせられたものだった^^

 だから、今回の鬼丸師匠、一席の前のまくらで、このエピソードを話し始めたとき、私は「待ってましたぁ!!」と喜んだ。

 ・・・だが、この時、鬼丸師匠の「歌橘さんによる、鬼丸追い込みエピソード」のオチだが、チョイ滑ってしまった。

 爆笑できる話なのに、クスクス笑いで終わってしまったのだ。

 私も、いつもの爆笑ルーチンと何かが違うと思った。

 大成功に終わったと思われる「親子会」、しかし、私は、ここにおいての「滑り」が気になった。

 気になったから、考え続けた。

 雲泥の差はあれど、エンターテイナー視線で、この状況を考えてみようと思った。

 すると、その答えが出た。

 おそらく、少なくとも、「GOGOMONZ」番組内で、この話を2回も話していたし、

 鬼丸師匠も、この話を気に入り、寄席で話しても好評を博していたのだと思う。

 だが、今回、爆笑に至らなかった。

 何故か?

 鬼丸師匠は、この、「歌橘さんによる、鬼丸追い込みエピソード」が、まだまだ改良の余地のある、工夫によっては、もっともっと爆笑を得られる小話になり得ると考えたのだと思う。

 故に、今回、ちょっとアレンジを変えてみたのかも知れない。

 アレンジとは、間(ま)の取り具合や、語彙の変換、言い回しを変えたり、音域を上下広狭させたりすることにある。

 例えば、間(ま)の取り方などは、0.01秒単位の違いで、爆笑か沈黙かと言う境界を生んでいると思う。

 「(笑いの)神」の領域である。

 それが、「計算」によって為されるのか、「感性」によって為されるのか、そこまでは、私、まだ鬼丸師匠を知らない。

 その、両方なのだと思う。

 そして、この人、まだまだ若いが、とびきりに面白い人物であることは分かる。

 だが、今回の、「歌橘さんによる、鬼丸追い込みエピソード」のヴァージョンアップは、成功とは言い難い。

 しかし、鬼丸師匠が、現状に安穏とすることなく、日々、ストイックに芸に磨きをかけ続けているのは、よーく分かった。

 ・・・鬼丸師匠の一席が終わり、中入りとなった。

 私は、A子さんの顔をグイッと覗き込みながら問うた。

「鬼丸師匠、面白いべ?^^」

 すると、A子さん、素直な顔で「うんッ!^^」と言った。

「落語って、凄いべ?」

「うん!^^ ただ、まわりの笑い声で、聞き取りにくいときがあるのが悔しかったよぅ」

 ・・・続いて、「(笑いの)神の領域」をいとも簡単に引きつける能力を会得している男・三遊亭圓歌が登場した・・・。

   

                                          (2012/11/03)

[近況報告・198]

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☆タイトル写真は、文中にも出てくる中谷君らと行ったカンボジアの写真ですな^^

   ◇

 昨夜から忙しい。

 自分個人ではいつも忙しいのだが、他人からのお誘い等で昨夜から忙しい。

 今日も、この後忙しいので、今のうちになんか書いておく。

   ◇

 この間、母親が、私に今冬用の「ももひき」を買ってきてくれた。

 それを差し出してきた時のセリフが面白かった。

「これね、160デニールってのがいいのよ^^」

 ・・・160デニール?

 私は、それは中東辺りの通貨単位かと思い、「メイド・イン・ペルシャ」の代物かと思った。

 もしくは、デ・ニーロかと思った(もしくは…、ってなんだよ!?^^;)。

「なにそれ、デニールって?」

 私は、パッケージを見た。

 片仮名で「160デニール」と書いてある。

   

「デニールってのはね、布の厚さの単位なのよ!」

「へーっ」

 私はすぐに調べた(「Wikipedia」より)。

 ・・・デニール(denier, 記号:D)は、線密度、繊度、糸・繊維の太さの単位である。
 「太さ」は長さの次元であるので、メートルを用いて表記するのが標準的である。しかし、糸は非常に細くかつ柔かいので、計測が困難である。そこで、一定の長さの質量によって太さを表すということが行われる。すなわち、糸の材質を決めれば密度(=質量/(長さ×断面積))は一定であるので、長さを一定にすれば断面積の違いだけが残るということである。
 1デニールは、9000メートルの糸の質量をグラム単位で表したものである。絹などの生糸やレーヨン、ナイロンなど合成繊維の太さを表すのに用いられる。単位の名称は、フランス語の貨幣denierに由来する。・・・

 ちょっと勉強になった。

   ◇

 昨夜、とある女性A子と話をしていたんだけど、

 その女の子は、かつて、Bと言う男とつきあっていたのだが、

 そのBの住んでいる近所を、女友達C美と車で走っていたら、

 C美が「私の初めての人がこの辺に住んでいるのよねぇ・・・」とポツリと洩らしたのだそうだ。

 A子もC美も、当時は高校卒業した程度の頃。

 A子は、もしや、と、おそるおそる「その人の名前、聞いていい?」と質問したそうだ。

 すると、C美、「・・・B」と言ったのだそうだ。

 私は、Bを知っていたので、「うはぁああああ^^;」と答えた。

   ◇

 昔、千葉に住んでいた時、私は、岡村君や中谷K君と、毎日のように飲んだくれて、女の子をナンパしまくっていた。

 ナンパしたら、ホールを持つカラオケボックスの、そのホールで安い赤ワインを飲みながら、バカ騒ぎするのが恒例で、そのカラオケボックスの赤ワインの売り上げは、私たちが飛躍的に上げていたほどだ。

 この頃の経験で取得したテクニックがあるから、私は、デート相手には今もって困らない。

 結婚相手はいないが・・・(悲)。

 それはさておき、その岡村君や中谷K君の前に、「エグザイル」みたいなライオン顔の男が現われた(名前は忘れた。当然、当時はエグザイルなどは存在しない)。

 このライオンが凄まじい「力技」のナンパ男で、ショットバーに行ったりすると、女連れのテーブルを回って、「やらない?」「やらない?」と言ってまわるような男だった。

 女の子が、「あはは、面白い人ぉ〜^^」と好意的に答えたら、もはや、ライオンの必勝パターンだった。

 岡村君や中谷K君は、このライオンに魅了されて、私とつるまなくなった。

「チクショー!」

 危機感を抱いた私は、岡村君のガールフレンド(彼女ではない)の女子高生たちとデートしまくった。

 黄金パターンは、富里の寮から、静かに蛇行する一本道、白里の夜の浜へのドライブ。

 これがロマンチックなんだわ^^

 途中でなんかうまいものを食う^^

 しかし、狭い世界なので、そんな私のドライブを岡村君が見かけた時があって、私を車で追走してくる。

 東金市を舞台に、カーチェイスで振り切る。

 それが原因で、私と岡村君はケンカ!

「へへーん、別にかまわないぜ」と、私は嘯く。

 すると、私についてきたのが中谷K君。

 中谷K君は、「DA PUMP」のイッサのような色男であり、・・・前段のB君のことである。

     
        カンボジア人にガン見される中谷圭クン!

     
      この頃の俺、こりゃ、俺もモテるわ^^v(でも、後頭部は薄い^^;)

              ・・・かくして、新たな伝説が始まったのである・・・。

   ◇

 全然、近況報告でなくてすいません^^;

 なんか、昼間から酒を飲んでいたら、色々と思い出したのだ。

 あっ、ちゃんと電車でのお出かけだから、飲酒運転ではありませんよ!(なんか、ノリが陽気)

                                            (2012/11/04)

[映画『北のカナリアたち』を観た(寸評)]

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☆時間がないので、寸評ですまん。

 ・・・予告編を観て、田舎の純朴な6人の子供たちが歌う姿が印象的であり、吉永小百合演じる主人公が北海道の大自然の中で悩む姿が、テーマミュージックのバイオリンの音色と重ねられていたので、なんとも格調高い物語が展開しそうだな、と考えてもいたが、

 原作が湊かなえと知り、「ああ」と思いつつ見たら、案の定、「俗」な物語であった。

 しかし、ミステリーとしては、それがなかなか良かった。

 あまりにも、苦悩密度が濃すぎて辟易もするのだが(特に、作中現在の七重と対面した主人公の場に、七重の浮気相手の妻が乗り込んできたところなど)、登場人物のそれぞれが「良心の呵責」に苛まれた20年があり、それが明らかになっていく展開は、『藪の中』を見るようだった。

 何よりも、恐ろしいのが、吉永小百合のエイジレス振りである。

 この人、『母べぇ』の時も思ったんだけど、「美魔女」とは異なり、でも、なんか、70歳を前にして、作中現在で定年退職の歳を演じ、更には、それから20年遡り、仲村トオル演じる男と、秘された逢瀬を重ねると言う展開を、こちらに違和感なく、自然に、なんとも可愛く演じている。

 そのキスシーンには、なんか、見ているこちらもグッとくるものがあるのだ。

 なんなんだ、この女は!^^;

 だって、しまいには、作中現在で、20代後半に成長した子供たちと一緒に画面に収まると、下手すると、もしかして、みんな、同年代? とも思わせてくれるんだぜ。

 果たして、吉永小百合は、何歳まで恋を演じられるのか・・・。

                                            (2012/11/05)

[(資料)楳図かずおの絶叫広告]

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☆いささか旧聞だが、10/20は新聞広告の日だという事で、産経新聞では、なんと! 宣伝には不似合いだと思われる楳図かずおとのコラボ広告が載っていた。

 協賛企業が、やや少ないが、スポンサー集めに苦労したのだろうか?

 楳図かずおファンは根強くいるので、ここに、資料として残しておく。

   
                ・・・小学館

 私は、楳図作品は『わたしは真悟』がフェイバリットです^^

   
                ・・・ドミノピザ

      
      
                ・・・パートナーエージェント(出会い紹介)

   
                ・・・イエティ(スキー場)

   ◇

わたしは真悟 10 (10) ビッグコミックス楳図 かずお小学館

                                           (2012/11/05)

[岡村クンの話]

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☆昨日のエントリー[近況報告・198]で岡村クンのことを書いたら、色々と思い出したので、記しておく。

 岡村クンの写真は、部屋を探しているのだが、今のところ見つからない。

 マンガ『ブリーチ』のスタークの背を小さくしたみたいな感じだ。

     

 先ずは、こちら(『クヒオ大佐』の感想より)。

 ≪・・・私が成田空港に勤務していた頃、友人に、ナンパの名人・岡村君がいた。
 実は我々は貨物地区で、貨物をフォークリフトで運んでいただけなのだが、
 彼は、飛行機の誘導をするのが仕事だと、ナンパした女に吹かしていた。
 で、女に電話をかける時、「今、飛行機を誘導してる最中なんだけどさ。お前の声が聞きたくてかけているんだ^^ お、おっと、しまった! 飛行機を間違ったほうに進めちまった!」とか嘘の電話をかけていた。
 相手の女は、「凄い、凄い。凄ーい!^^」などと、岡村君に興味を持つのだ。
 そもそもが嘘なのだが、仮に、駐機スポット役だったとしても、誘導中の携帯電話なんて言語道断である。
 でも、ナンパされた、可愛いけど愚かな女は騙されていたものだ^^;・・・≫

 で、その岡村クンだが、北海道は小樽出身の中谷クンが「岡村クンは、北海道のすっごい田舎から来ているんですよ」と言っていたほどで、

 なんか、小学校も、いつも授業などはあまりなく、野山を遊びまわっていたそうだ。

 てゆーか、私は、その話を聞くたびに、「教育基本法はどーなってんだよ!」と心の片隅で思っていた。

 で、まあ、小学校ではさすがにないけど、田舎でやることねーから、やたらと不純異性交遊経験が豊富なんだよ。

 岡村クン、中学ですぐに彼女が出来やがって、でも、その彼女が上級生に奪われて、怒った岡村クンは、放課後、その上級生を殴りに行ったら、ボコボコに返り討ちにされて、「ふーふー」と瀕死で地面に横たわっていたら、その彼女がやってきて、「かばってくれるのかなぁ」と思い、薄目を開けたら、彼女が、その上級生の後ろからヒョコッと顔を出して「アッカンベー」をしていたと言う強烈な話があり、私は大笑いした^^

 でも、彼は、負けているだけではない。

 元<モーニング娘。>の一人が、中学生の頃、同級生かなんかで、岡村クンは、そのモー娘メンバーを「彼氏もろとも」雪の穴に落として、みんなで雪玉を投げて苛めたことがあるそうだ。

 ・・・多分、岡村クンの話はこれからも思い出すと思うので、また記す^^v

                                           (2012/11/05)

[与党民主党考・125 「ポールシフト」]

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☆先ず、最近の政治について断じておく。

 民主党一番ダメ!

 橋下弁護士たちダメ!

 石原慎太郎たち、申し訳ないがダメ!

 <たちあがれ日本>、あんたらなんか出来ましたかァ? ダメ!

 みんなの党、ダメ!

 小沢や、名古屋の人たち、・・・ダメ!

 ・・・かろうじて、自民党が何とかできるかな、だ。

   ◇

 う〜む、民主党、気持ち悪いことを言い始めたね。

   ≪民主党が傾く「凡庸」路線 中道を名乗る彼らは何をしようとしているか
                           (2012/11/04 15:25)≫(クリック!)


 <◆タカ派VS中道
 どうやら、「近いうち」に行われる次期衆院選の主要な対立軸は「タカ派VS中道リベラル」だと強調したいらしい。このところ、政府・民主党の幹部らが盛んにそう喧伝(けんでん)している。
 タカ派のレッテルを貼ろうとする対象は、主に自民党の安倍晋三総裁と新党を結成する石原慎太郎前東京都知事、日本維新の会代表の橋下徹大阪市長の3人だ。
 「私は民主党を中道リベラルから穏健な保守ぐらいの幅で規定している。石原さん、安倍さん、橋下さんはかなり右というか外交も強硬路線だ。今度の選挙で一つの重要なポイントだ」
 岡田克也副総理は10月30日の記者会見でこう語った。これに先立ち、民主党の細野豪志政調会長も名古屋市での講演で同様の指摘を行っている。
 「3人は極めてタカ派的な言動をしてきた。戦後日本の平和主義、専守防衛という考え方は間違っていない。世論がタカ派の方向に流れるかもしれないが、民主党は真ん中にどっしり立つ」
 また、安住淳幹事長代行も26日の記者会見で「われわれは民主中道路線と前から言ってきた」と主張し、野田佳彦首相も29日の所信表明演説で「『極論』の先に、真の解決はない。明日への責任を果たす道は、中庸を旨とする」と訴えている。キーワードは「中道」「中庸」というところか。
 とはいえ、政治の大方針や政策を決める上で、異なる意見・見方を足して2で割るような「中道」に意味や合理性はあるだろうか。
 ここにきて民主党が中道リベラル路線を明確にしたのは、次期衆院選を前にもともと左派色の濃い自治労、日教組などの支持団体を固める意図があったとみられる。(政治部編集委員・阿比留瑠比)>

 こちらも、同じく阿比留瑠比記者の書いたブログ記事。

   ≪民主党政権が唱える「中道」路線とは何なのか (2012/11/02)≫(クリック!)

 腹が立つわな。

 自分達こそが「保守派だ!」と言い始めたんだぜ、言うに事欠いて!!

 言葉遊び以外の何ものでもない。

 私は、以下のエントリーで、保守中道・中庸とは何かのイメージを「メーター」で表現して描いている。

 これは、ほぼ確実、後十年は揺るがない政治のデザインである。

 どうぞ、見て、読んで欲しい。

   ≪[日本復活最前線・10 「保守の宿命 2」 (教育再生機構・講演会in高崎)]
                              (2012/10/05)≫

 民主党に限らず、左翼と言うのは、ホント、言葉を汚すんだよ、「平和」「自由」「平等」「権利」などなど、全て左翼が使い出すと途端に胡散臭い言葉になる・・・。

 「中道・中庸」と言うのは、決定許容範囲の中心に意味なく在るだけのことではない。

 「正義」を中心に据えておく「勇気」のことを言うんだよ!

 それは、グダグダ民主党の手に余る概念だ。

 そして、「正しさ」ってのは、人間の対立軸や、その是非の人数分布とは別個の次元に存在するものだ。

 身の程知らずにも自分らに、「中道の軸」を引き寄せようたぁ、とんだ「ポールシフト」「思想インフレーション」である。

 民主党は、言葉を愚弄しないで頂きたい。

                                           (2012/11/06)
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