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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[近況報告・231 「素晴らしき人生」]

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☆昨日(5/24)も、お店は忙しかった。

 開店してから、今までで一番の人数のお客さんが来たかもしれない。

 でも、稼ぎは、一昨日と同じぐらいだ。

 が、私は、色んなお客さんと会話しているだけで楽しい。

 ・・・と、[「10分で書く」 その14・チンチンにくる!]で書いた、近所のお店で責任者として働いているお姉さんが、仕事着で、お店に乗り込んできた。

 私に名刺を渡してきた。

 どう解釈していいか分からなかったが、そのイイ女は、私に笑みを向けると、自信満々で去っていった。

 私は、お客さん、そっちのけでポーッとなった。

 お客さんに、ガンダム系の超有名クリエイターを親戚に持つ女性が来て、次回、その方(ガンダムのMSデザインとして有名)を連れてくるわ、と気さくに言ってきた。

 今日、昼間の職場で、ガンダムマニアのT君に聞いてみると、「マジすか!?」と驚いていた。

 続いて、僕に好意を寄せてくれているみたいな娘さんが、差し入れを持ってきてくれた。

 タフマンや、埼玉の有名な高橋たまごなどなど、そんなに栄養つけられて、僕、どうしましょう。

   ◇

 本日(5/25)も、朝、愛しの短髪女性をコンビニで見かけるのだが、今日も、微妙にヘアスタイルが違う。

 いつもはストレートなのだが、今日は、髪をわざとに散らしてふわりとさせて、いわゆる「ガーリーショート」だ。

 ショートヘアも、ホント、色んなバリエーションがある

 もしかして、ただの寝起きの可能性も数パーセントあるが、可愛いことには変わらない^^

 ただ、少々、お疲れのようだった。

 俺でよければ、数時間に渡って、念入りにマッサージしてあげるのにな^^

   ◇

 さて、今夜、お店は、今までで一番の大盛況の日となった。

 くしくも、世間での給料日だが、それとは関係なく、お客さんがのべつまくなしに来た。

 先ずは開店と同時に、上品なおばさんが一人で来て、生ハムとワインと会話を楽しんでいった。

 私は、このような方がどんどん来てくれることを願い、「ワイン一杯でもいいスから、気楽に来てくださいね^^」と言うのだった。

 幸先がいい日だなぁと思っていると、元気のない夫婦・元気のいい夫婦と立て続けに来た。

 私は関係なく盛り上げる^^

 続いて、常連さんで、おそらく、仕事は何かを教えてくれないが、リベラルなジャーナリスト風の初老の男性がいつもの女性とくる。

 その方が、私が調理に専念していると、店を会話で盛り上げてくれる。

 私の店は狭いので、初めて会った方たちでも、お客さんはいつも一つになって盛り上がるのだ。

 そこへ、美人の女の子たちがやってきた(クレオパトラや広末風)。

 この頃から、私は調理にテンパりはじめる。

 すると、初老の男性、この人も女好き! 聞いても聞いても職業を教えてくれなかったのに、おもむろにカバンからアコーディオンを取り出して弾きだしたのだ。

 音楽家だった・・・。

 この時、ちょうど、ニューヨーク帰りのトップシェフの友人(もう、雑誌に100回以上載った人。業界の有名人)を連れた弟がやってきて、

 追って、常連たちもやってきた。

「歌え! 歌え! 踊れ! 飲め!」と、初老の男性はアコーディオンを、弾って伸ばして叩いて曲げる。

 女の子たちは立ち上がって、戸惑いつつも笑顔で踊る。

「こ、これこそ、俺の求めていた店のあり方だ!」と、私はカウンターの中で興奮する。

 トップシェフは、「なんだ、このナポリはッ・・・!!!」と驚嘆している。

 続いて、福生の赤線で、多くの女性を抱えお店を開いているオーナーさんらがなだれ込んできて、店は更に盛り上がる。

 ワインの空ボトルは、テーブルにドカドカと林立する。

   ◇

 ・・・宴が済んで、さて、ニューヨーク帰りのイタリアントップシェフの、私の店の講評だ。

「なんの修行もつんでいないのに、このクオリティは凄い。・・・しかも、ガスコンロだけで・・・。生ハムの切り方もいいし、飲み屋なので、アマトリチャーナの湯煎はもっと塩を利かしたほうがいいが、ローマ帰りの○○の店に引けをとらない旨さだ。アランチーニもいいが、もう少し、コメの芯を残したほうがいいかな。・・・しかし、いい店だ・・・」

 私は、アランチーニ(ライスコロッケ)の芯をなるべくなくしていたので、この忠告は目鱗だった。

 本場はそうなのだろう。

 その人はなおも続ける。

「・・・ただ、お兄さん(私)は、文筆活動も好きでやっていると聞いているんだけど。それも、やめてはいけないと思う。今回、俺はニューヨークで、作家の○○○○○の家に転がり込んでいたんだけど(三島賞作家)、マブだちなんで、ヤツがニューヨークから帰国したら、ここに連れてくるよ。刺激になると思う」

「有難う御座います^^」

 申し訳ないくらい、毎日が楽しい^^

                                            (2013/05/25)

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