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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[映画『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』を観た(寸評)]

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☆たまに、シネコンでも、都内でしか上映されてなかった作品の上映を行う企画がある。

 東京とは言え、23区外に住む私は、この企画に感謝し、いそいそと観にいくのだ^^

 基本、私はロリコンなので、若さがピチピチと溢れた作品を好むのだが、果たして、この、それぞれの事情を抱え余生を、物価の安いインドのリゾート(?)ホテルで過ごそうと集ったリタイア組 七人の物語はどうか。

 面白かった!

 その7人+ホテルの支配人の彼女やら母親やらとの物語がグランドホテル形式で綴られるが、その各人の関係もいつしか一本に集約されていく。

 やはり、インドと言う国の持つ魔力だろうか?

 先ずは、七人のインドは、ホテルのあるジャヤプール行きからして、早くも、あまりにもの、それまでの価値観・常識の差異という洗礼を受けることとなり、実にスリリングにこちらを惹きつける。

   

 で、だ。

 かつて、不遇のうちに別れ別れになったインド人の男を捜すゲイの男。

 民族差別主義者であるが、足の治療を迅速にしなくてはならずにインドまでやってきた元・秘書的な家政婦。

 娘に投資し、それが失敗した結果、インドで余生を過ごすしかなかった夫婦。

 いまだに青春真っ只中で、女とのアヴァンチュールを求める初老の男。

 自分の老いを認識しつつ、セレブ入りを夢見る初老の女。

 主人に先立たれ、生きがいを求める女(ジュディ・デンチ)。

 そして、一族の決まりごとに縛られつつ、ホテル経営もままならず、母親に認められぬ恋人との交際を続ける若き支配人。

 ・・・らが、次第に、一つのチーム<マリーゴールド・ホテル>として情を深め合っていく様が見事だった。

 それらが、多種多様なイメージを持つインドのロケーションとともに語られて楽しいったらない。

 私も、老後はインドで過ごしたいや^^

 うん、支配人の彼女役のテーナ・デサイーみたいを眺めながら暮らすのさ。

   ・・・一番左がテーナ・デサイー

 でも、彼女役の同僚に、もっと美形の女がいましたよね^^

                                            (2013/05/24)

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