☆予想外にも、<ワーナーマイカル武蔵村山>の、この作品の販売状況を知らせるデジタル表示は、連続して満席満員の「完売」状態であった。
そうなってくると、私は、どうでも良かった作品が、急激に見たくなり、その「完売」表示状況の中、ダメ元で、チケット売り場の兄ちゃんに「どうにも、もうダメかな?」と、私のできる限りのフレンドリーな笑顔を向けると、
私と同様に、チケット売り場の兄ちゃんも、無理くりのフレンドリーな笑顔で、「最前列で、離れ離れになりますが二つの席がありますよ^^ これで完全に満席です^^」と売ってくれた。
多分、お兄ちゃんは、私に似たものを感じてくれたのだろう。
その「似たもの」とは、以下の余談及び、この「テッド」と言う作品につながる、・・・かも^^;
余談だが、「無理くり」って、響きが、なんかエッチだよね^^;
いや、名前は言えないけど、私の昔の彼女が、「嫌だって言ってるのに、無理くりイカせたー、プンプン」と怒ったことがあったんだ^^;
さらに余談だが、鬼丸師匠が、クリスマス後のラジオ放送で、「最近では一人で過ごすクリスマスを『クリぼっち(=クリスマス一人ぼっち)』と言うそうですね。私は、最初、『クリポッチ』かと思い、凄まじい下ネタだと、我が耳を疑いましたよ^^;」と言ってました。
この二つの余談、この「テッド」と言う作品っぽいのである。
さて、どうにかして席を確保すると、連れとともに期待に胸を膨らませ、観るのだった。
◇
・・・なんとも、妙な手触りの作品であった。
やはり、女の子には「クマさん人形」は人気らしく、私の家にはテレビがないので分からないが、テレビスポットで「可愛い〜^^」と思った女の子や、
「これなら、デートに連れてきてやっても、喜んでもらえるぞ^^」と思った女連れの男でいっぱいだった。
しかし、その思いを微妙に満たし、微妙に裏切る作品だった。
・・・子供の頃の神様への願いで、魂を宿したテディベアと少年の・・・、30年後の物語。
もう、純真無垢であった少年ジョン(マーク・ウォルバーグ)とテディの姿はなく、そこには、水パイプで大麻を吸いまくり、仕事もおろそかで、ただ、映画となると目を輝かし、下品なギャグばかり言い合っている2人の中年の姿があった・・、って、俺かよ!!!^^;
テディベアは、外見は、色褪せつつも同じだが、その心は30年を経ているので、やさぐれつつ荒んでもいて、でも、そんな状況に落ち込む気配もない。
いちお、ジョンには彼女がいて、物語は、「悪友」であるテディと彼女の間で右往左往するダメ人間のジョンの物語だ。
この彼女が、また、なんか濃い顔をしているんだよな^^
いや、他の出演者女優も、なんか、それこそ、作品中のジョンの映画好きの原初にある「フラッシュ・ゴードン」の時代(仮に「バーバレラ」とかも含む。時間帯が広いなオイ!)のケバイ女みたいだった(どうせなら、「フレッシュゴードン」まで言及して欲しいものだ)。
テディが、ジョンと彼女のデート中に、家に呼びよせた売春婦たちも、その系列だ^^;
この一番左の金髪の女の子は、ジョンの家のテレビの前で、罰ゲームとしウンコをする。
それを帰宅した彼女が見て怒り、そのウンコを、彼女が「オエー!」と言いながら、ティッシュで包み、スーパーのビニール袋に入れて、「親指についちゃった!」と叫び、「もうその手で今後一生俺に触れるな!」とジョンが彼女をエンガチョ扱いするのが、この物語だ。
えっ、ドン引き? 私は大笑いしたよ^^
特に、もう書くことがないのだが、ジョンに家を追い出されたテディが、スーパーでバイトをはじめるのだが、そこで知り合う、愛嬌のあるエロバカ娘の、ジョンの彼女に対しての勘違いなハスッパ振りが、吹き替え版の声優の女子プロ(レスラー)なみの「コンニャロー!」的な叫び声ともに面白かった。
また、そのスーパーの店長が、テディのあり得ない無作法発言や、あり得ない粗相を目の当たりにするたびに、「それを待っていた! 昇進だ!」と自信満々で辞令を出すのが笑った。
テディが、それを聞き、「あんた、なんか病んでるんじゃねーか」とポツリと呟くのもいい。
ジョンの同僚のゲイの彼氏の目つきもよかったなぁ(あれ、グリーンランタンなの?)。
二時間の、この手の作品としては長いのだが、ギャグ密度が高く、そして深く、物語の手堅いつくりと収束がスピルバーグ作品っぽくてなかなか楽しかったです。
映画館の最前列で見るなんて、ここ数年なかったことだが、特に不自由は感じなかった^^
(2013/01/19)
そうなってくると、私は、どうでも良かった作品が、急激に見たくなり、その「完売」表示状況の中、ダメ元で、チケット売り場の兄ちゃんに「どうにも、もうダメかな?」と、私のできる限りのフレンドリーな笑顔を向けると、
私と同様に、チケット売り場の兄ちゃんも、無理くりのフレンドリーな笑顔で、「最前列で、離れ離れになりますが二つの席がありますよ^^ これで完全に満席です^^」と売ってくれた。
多分、お兄ちゃんは、私に似たものを感じてくれたのだろう。
その「似たもの」とは、以下の余談及び、この「テッド」と言う作品につながる、・・・かも^^;
余談だが、「無理くり」って、響きが、なんかエッチだよね^^;
いや、名前は言えないけど、私の昔の彼女が、「嫌だって言ってるのに、無理くりイカせたー、プンプン」と怒ったことがあったんだ^^;
さらに余談だが、鬼丸師匠が、クリスマス後のラジオ放送で、「最近では一人で過ごすクリスマスを『クリぼっち(=クリスマス一人ぼっち)』と言うそうですね。私は、最初、『クリポッチ』かと思い、凄まじい下ネタだと、我が耳を疑いましたよ^^;」と言ってました。
この二つの余談、この「テッド」と言う作品っぽいのである。
さて、どうにかして席を確保すると、連れとともに期待に胸を膨らませ、観るのだった。
◇
・・・なんとも、妙な手触りの作品であった。
やはり、女の子には「クマさん人形」は人気らしく、私の家にはテレビがないので分からないが、テレビスポットで「可愛い〜^^」と思った女の子や、
「これなら、デートに連れてきてやっても、喜んでもらえるぞ^^」と思った女連れの男でいっぱいだった。
しかし、その思いを微妙に満たし、微妙に裏切る作品だった。
・・・子供の頃の神様への願いで、魂を宿したテディベアと少年の・・・、30年後の物語。
もう、純真無垢であった少年ジョン(マーク・ウォルバーグ)とテディの姿はなく、そこには、水パイプで大麻を吸いまくり、仕事もおろそかで、ただ、映画となると目を輝かし、下品なギャグばかり言い合っている2人の中年の姿があった・・、って、俺かよ!!!^^;
テディベアは、外見は、色褪せつつも同じだが、その心は30年を経ているので、やさぐれつつ荒んでもいて、でも、そんな状況に落ち込む気配もない。
いちお、ジョンには彼女がいて、物語は、「悪友」であるテディと彼女の間で右往左往するダメ人間のジョンの物語だ。
この彼女が、また、なんか濃い顔をしているんだよな^^
いや、他の出演者女優も、なんか、それこそ、作品中のジョンの映画好きの原初にある「フラッシュ・ゴードン」の時代(仮に「バーバレラ」とかも含む。時間帯が広いなオイ!)のケバイ女みたいだった(どうせなら、「フレッシュゴードン」まで言及して欲しいものだ)。
テディが、ジョンと彼女のデート中に、家に呼びよせた売春婦たちも、その系列だ^^;
この一番左の金髪の女の子は、ジョンの家のテレビの前で、罰ゲームとしウンコをする。
それを帰宅した彼女が見て怒り、そのウンコを、彼女が「オエー!」と言いながら、ティッシュで包み、スーパーのビニール袋に入れて、「親指についちゃった!」と叫び、「もうその手で今後一生俺に触れるな!」とジョンが彼女をエンガチョ扱いするのが、この物語だ。
えっ、ドン引き? 私は大笑いしたよ^^
特に、もう書くことがないのだが、ジョンに家を追い出されたテディが、スーパーでバイトをはじめるのだが、そこで知り合う、愛嬌のあるエロバカ娘の、ジョンの彼女に対しての勘違いなハスッパ振りが、吹き替え版の声優の女子プロ(レスラー)なみの「コンニャロー!」的な叫び声ともに面白かった。
また、そのスーパーの店長が、テディのあり得ない無作法発言や、あり得ない粗相を目の当たりにするたびに、「それを待っていた! 昇進だ!」と自信満々で辞令を出すのが笑った。
テディが、それを聞き、「あんた、なんか病んでるんじゃねーか」とポツリと呟くのもいい。
ジョンの同僚のゲイの彼氏の目つきもよかったなぁ(あれ、グリーンランタンなの?)。
二時間の、この手の作品としては長いのだが、ギャグ密度が高く、そして深く、物語の手堅いつくりと収束がスピルバーグ作品っぽくてなかなか楽しかったです。
映画館の最前列で見るなんて、ここ数年なかったことだが、特に不自由は感じなかった^^
(2013/01/19)