☆いやはや、面白い!
第3章で、「おや?」と思うほどのオリジナル設定が現われ始め、・・・それは主にヤマトサイドのほうなんだけど、それがあまりにも過ぎると、「ヤマトがヤマトでなくなっちゃうぞ!」などと危惧していた。
ちょっと余談なんだけど、私、ロリコンエロ漫画などで、幾つもの、定番の興奮するセリフがあるんだけど、男に責められた美少女が「あ〜ん、マミがマミでいられなくなっちゃうぅぅう!」とか言うセリフが大好きだ・・・^^;
・・・コホン…、さて、しかし、今回は、その「ヤマト」のオリジナル設定に、更なる付加が為されていた。
それは、ヤマトと言う、その存在の根源に大きな「神秘」を加えている。
だが、物語の、「コンバット」によくあるような敵との奇妙な友情や、新たな敵となった無骨な荒くれ潜水艦(次元潜航艇)の乗員・クセのある船長などを丹念に描いているので、けして、「神秘」へ比重が傾くことはない。
今作品においては、作り手は、ヤマトの孤独な旅よりも、より広いテーマを含ませることを選んだのだろう。
それよりも、作品に厚みを増しているのが、ガミラス帝国のスケールの大きさである。
ガミラスは、宇宙中に、その版図を広げているのは知っているが、オリジナルでは、「・・・方面軍」などが言葉で語られているだけで、地球・ガミラスと、私の記録では、搾取される蜂のような姿のビーメラ星人ぐらいしか、画面に登場してきていない。
今回の物語の冒頭、猛将・ドメルが、小マゼラン辺境討伐をしているのだが、なんと! なんと! 白色彗星帝国と戦っているのであるッ!!
いや、ドメルの敵の名前は作中に出ていない。
しかし、見ている私たちは、そのフォルム・カラーリングで、それが彗星帝国のものだとわかるのだ。
・・・これは駆逐艦!
それは、もう、身体中にビシビシビシ! と鳥肌が立つほどの衝撃だ。
「うおー、ミドランがミドランでいられなくなっちゃうぅぅう!」
てな感じ^^;
もう、このシーンだけで、この作品は、私の、今年の、これまで観た映画ナンバー1となった!(ちゅうか、まだ4本しか見ていないが^^;)
そもそも、地球サイドのキャラとして、続編にしか出てこない土方艦長や山南艦長、山崎副機関長などが当然のように出てきたのが嬉しいのだが、今回、北野まで出てきたのには、そのそつのなさに驚いた。
私は、その準備万端を、この「2199」シリーズが終わっても、更に続編が作られることと認識している。
それは、特にガミラス側に顕著で、並み居る将軍たちのキャラ立ちや、強硬派や穏健派の対立・・・、後の副官タランが、シリーズ中の「矛盾」で二つの容貌を持つのを逆手に取って、今回、それが兄弟設定で登場することにも興奮するし、後の「七色星団(が舞台になるかは分からないが)の決戦」でのドメル指揮下のリーダーたちも、外見だけではなく、その性格さえも個性的に描かれている。
だが、今回、オリジナル「ヤマト」から7年くらいの時を隔てたTVシリーズ「ヤマト?」で活躍した次元潜航艇の艦長フラーケンが登場し、ヤマトと交戦までする。
それには、かなり驚いた。
この「2199」シリーズの作り手は、旧シリーズ(完結編まで)の全て取り込むつもりなのかよ! とまで思わせられた^^
だって、完結編で出てくる「アクエリアス」の名前まで言及されているんだぜ、ぶっ飛び〜! である^^;
ただ、フラーケンは、私の記憶によると「ガルマン・ウルフ」と呼ばれていたが、今作では「猟犬」と呼称されていた。
また、そもそも、ドメル将軍は、旧「ヤマト」では「宇宙の狼」の異名を取っていた。
つまり、今作「2199」は、くしくも、狼の指揮下のウルフ、の状況となっている^^
さて、潜水艦物の映画には名作が多いとは、このミッドナイト・蘭の言であるが、今作も、なかなかの駆け引きが為されていた。
「海面」の動かぬヤマトと、「深海」の動かぬ次元潜航艇の我慢比べは、潜水艦物の醍醐味の一つである。
更に、それを彩るのが、ヤマト側の事態打破の作戦の、古代と新見の意見の相違と、次元潜航艇の乗員の荒くれ者具合であった。
物語は二転三転し、ヤマトはからくも次元潜航艇をやり過ごす。
この「第四章」のクライマックスに相応しい戦闘であった。
しかし、第四章には、もう1エピソードがあった。
それは、ガミラス軍にも数少ないサイキックによる精神攻撃であった。
ヤマト乗員の全てが、精神世界への没頭を余儀なくされる虚無的展開。
ちょっと、「ヱヴァンゲリヲン」で頻繁に語られた内面世界描写を思いださせられ、個々のキャラクター、特に古代進と森雪の「これまで」が何となく垣間見られ、ヤマトそのものの「神秘」の真相までもそれとなく見せてくれる。
ここで、まあ、そりゃなんとでもこじつけられるが、やはり、異星のサイキッカーが、なんで、地球人であるヤマト乗員の生活の記憶に作用できるのかと言う疑問がある。
この話のオリジナルは、旧版での<第19話「宇宙の望郷!!母の涙は我が涙」>においての、通信班長・相原の、ガミラスの偽情報(地球の末期的な状況)に惑わされての精神的に追い詰められるエピソードにあるのだろうが、
私は、かつて、この話を見た子供の頃、「何でガミラスは、相原の家族の情報を得られたのだろう」などと思った。
でも、今回のサイキック攻撃は、ヤマト乗員の深層心理にアクセスする訳だから、その点でも多少は納得できるし、
この「第4章」の最初のエピソードで、ガミラスの女性兵士との交流の中で、何度も「地球人でもガミラス人でもメンタリティが同じだ」と繰り返されていたので、
それが、サイキック攻撃においては逆に作用されるという皮肉な展開に生かされたわけだった・・・。
・・・「ヤマト2199」、残りは12話、どんな物語を見せてくれるのだろう楽しみだ。
今回、私が見て、楽しんだのは、ハシゴ階段を降りる古代が、後から降りてくる森雪の下半身を見るシーンだ。
ヤマトの女性乗組員の制服って、旧「ヤマト」で小学生の頃から慣れ親しんでいるから普通に思えていたけど、ものすっごいボディコンの、まるで裸のようなコスチュームなんだよな^^
で、森雪の、スマートだけど肉感的な下半身がアップになって、なんか股間の部分がモッチリと膨らんでいて、いいんだよね^^
また、古代が格納中のコスモゼロのコクピットでハーモニカを吹いているシーンでも、森雪がやってきて、コクピットへのタラップの最上段に腰を下ろすのだが、やはり、そのショットがお尻をグリングリン舐めまわす様な写しかたで、実に素晴らしい!
まさか、今更、森雪嬢でときめくような心地になるとは思えなかった^^
(2013/01/14)
第3章で、「おや?」と思うほどのオリジナル設定が現われ始め、・・・それは主にヤマトサイドのほうなんだけど、それがあまりにも過ぎると、「ヤマトがヤマトでなくなっちゃうぞ!」などと危惧していた。
ちょっと余談なんだけど、私、ロリコンエロ漫画などで、幾つもの、定番の興奮するセリフがあるんだけど、男に責められた美少女が「あ〜ん、マミがマミでいられなくなっちゃうぅぅう!」とか言うセリフが大好きだ・・・^^;
・・・コホン…、さて、しかし、今回は、その「ヤマト」のオリジナル設定に、更なる付加が為されていた。
それは、ヤマトと言う、その存在の根源に大きな「神秘」を加えている。
だが、物語の、「コンバット」によくあるような敵との奇妙な友情や、新たな敵となった無骨な荒くれ潜水艦(次元潜航艇)の乗員・クセのある船長などを丹念に描いているので、けして、「神秘」へ比重が傾くことはない。
今作品においては、作り手は、ヤマトの孤独な旅よりも、より広いテーマを含ませることを選んだのだろう。
それよりも、作品に厚みを増しているのが、ガミラス帝国のスケールの大きさである。
ガミラスは、宇宙中に、その版図を広げているのは知っているが、オリジナルでは、「・・・方面軍」などが言葉で語られているだけで、地球・ガミラスと、私の記録では、搾取される蜂のような姿のビーメラ星人ぐらいしか、画面に登場してきていない。
今回の物語の冒頭、猛将・ドメルが、小マゼラン辺境討伐をしているのだが、なんと! なんと! 白色彗星帝国と戦っているのであるッ!!
いや、ドメルの敵の名前は作中に出ていない。
しかし、見ている私たちは、そのフォルム・カラーリングで、それが彗星帝国のものだとわかるのだ。
・・・これは駆逐艦!
それは、もう、身体中にビシビシビシ! と鳥肌が立つほどの衝撃だ。
「うおー、ミドランがミドランでいられなくなっちゃうぅぅう!」
てな感じ^^;
もう、このシーンだけで、この作品は、私の、今年の、これまで観た映画ナンバー1となった!(ちゅうか、まだ4本しか見ていないが^^;)
そもそも、地球サイドのキャラとして、続編にしか出てこない土方艦長や山南艦長、山崎副機関長などが当然のように出てきたのが嬉しいのだが、今回、北野まで出てきたのには、そのそつのなさに驚いた。
私は、その準備万端を、この「2199」シリーズが終わっても、更に続編が作られることと認識している。
それは、特にガミラス側に顕著で、並み居る将軍たちのキャラ立ちや、強硬派や穏健派の対立・・・、後の副官タランが、シリーズ中の「矛盾」で二つの容貌を持つのを逆手に取って、今回、それが兄弟設定で登場することにも興奮するし、後の「七色星団(が舞台になるかは分からないが)の決戦」でのドメル指揮下のリーダーたちも、外見だけではなく、その性格さえも個性的に描かれている。
だが、今回、オリジナル「ヤマト」から7年くらいの時を隔てたTVシリーズ「ヤマト?」で活躍した次元潜航艇の艦長フラーケンが登場し、ヤマトと交戦までする。
それには、かなり驚いた。
この「2199」シリーズの作り手は、旧シリーズ(完結編まで)の全て取り込むつもりなのかよ! とまで思わせられた^^
だって、完結編で出てくる「アクエリアス」の名前まで言及されているんだぜ、ぶっ飛び〜! である^^;
ただ、フラーケンは、私の記憶によると「ガルマン・ウルフ」と呼ばれていたが、今作では「猟犬」と呼称されていた。
また、そもそも、ドメル将軍は、旧「ヤマト」では「宇宙の狼」の異名を取っていた。
つまり、今作「2199」は、くしくも、狼の指揮下のウルフ、の状況となっている^^
さて、潜水艦物の映画には名作が多いとは、このミッドナイト・蘭の言であるが、今作も、なかなかの駆け引きが為されていた。
「海面」の動かぬヤマトと、「深海」の動かぬ次元潜航艇の我慢比べは、潜水艦物の醍醐味の一つである。
更に、それを彩るのが、ヤマト側の事態打破の作戦の、古代と新見の意見の相違と、次元潜航艇の乗員の荒くれ者具合であった。
物語は二転三転し、ヤマトはからくも次元潜航艇をやり過ごす。
この「第四章」のクライマックスに相応しい戦闘であった。
しかし、第四章には、もう1エピソードがあった。
それは、ガミラス軍にも数少ないサイキックによる精神攻撃であった。
ヤマト乗員の全てが、精神世界への没頭を余儀なくされる虚無的展開。
ちょっと、「ヱヴァンゲリヲン」で頻繁に語られた内面世界描写を思いださせられ、個々のキャラクター、特に古代進と森雪の「これまで」が何となく垣間見られ、ヤマトそのものの「神秘」の真相までもそれとなく見せてくれる。
ここで、まあ、そりゃなんとでもこじつけられるが、やはり、異星のサイキッカーが、なんで、地球人であるヤマト乗員の生活の記憶に作用できるのかと言う疑問がある。
この話のオリジナルは、旧版での<第19話「宇宙の望郷!!母の涙は我が涙」>においての、通信班長・相原の、ガミラスの偽情報(地球の末期的な状況)に惑わされての精神的に追い詰められるエピソードにあるのだろうが、
私は、かつて、この話を見た子供の頃、「何でガミラスは、相原の家族の情報を得られたのだろう」などと思った。
でも、今回のサイキック攻撃は、ヤマト乗員の深層心理にアクセスする訳だから、その点でも多少は納得できるし、
この「第4章」の最初のエピソードで、ガミラスの女性兵士との交流の中で、何度も「地球人でもガミラス人でもメンタリティが同じだ」と繰り返されていたので、
それが、サイキック攻撃においては逆に作用されるという皮肉な展開に生かされたわけだった・・・。
・・・「ヤマト2199」、残りは12話、どんな物語を見せてくれるのだろう楽しみだ。
今回、私が見て、楽しんだのは、ハシゴ階段を降りる古代が、後から降りてくる森雪の下半身を見るシーンだ。
ヤマトの女性乗組員の制服って、旧「ヤマト」で小学生の頃から慣れ親しんでいるから普通に思えていたけど、ものすっごいボディコンの、まるで裸のようなコスチュームなんだよな^^
で、森雪の、スマートだけど肉感的な下半身がアップになって、なんか股間の部分がモッチリと膨らんでいて、いいんだよね^^
また、古代が格納中のコスモゼロのコクピットでハーモニカを吹いているシーンでも、森雪がやってきて、コクピットへのタラップの最上段に腰を下ろすのだが、やはり、そのショットがお尻をグリングリン舐めまわす様な写しかたで、実に素晴らしい!
まさか、今更、森雪嬢でときめくような心地になるとは思えなかった^^
(2013/01/14)