☆最近、あの、ロシアの娘二人組のお騒がせグループ<タトゥー>が解散しましたよね。
まだ頑張っていたんだ、の思いはある^^;
それで思い出したんだけど、私が、今週末に封切りの『エンジェル・ウォーズ』が気になる衝動ってのは、
<タトゥー>のデビュー時に、ちょいと心を揺り動かされた気持ちと似ていることに気付いて・・・、
非常にげんなりしました・・・^^;
・・・それから、「映画まとめて語り」と題しつつ、一作しか語らないですみません。
一作品の感想を書いたら、今夜は疲れてしまったのら
◇
『漫才ギャング』
ずーっと笑った。
「お笑いは<間>が全て」と言われるが、それを見事に実践した作風であった。
主役の二人は、どちらもお笑いの人材ではない。
しかし、そこでのネタも面白いが、何よりも間が見事で、
今回は、小学校4年生の姪を連れて行ったのだが、姪は、理解できないネタもあるだろうに、ツッコミ役の絶妙の間で、私ともども笑い続けていた。
事情はあれど、彼女や相方と分かれた芸人の飛夫(佐藤隆太)が、先行き見えない中、留置場で知り合ったのが龍平(上地雄輔)で、
飛夫は、龍平との会話の中に、龍平のツッコミ役の才能を見い出し、コンビ結成を申し出る。
龍平は、目標のない人生をケンカに明け暮れていたのだが、飛夫の申し出を二つ返事で受ける。
龍平は、ドレッドヘアーで、両肩にタトゥーを入れていて、一見、とっつき難いのだが、実際はとても気のいい男である。
この龍平の個性が、いつも変わらない佐藤隆太が演じるところの役柄の個性に比べ、かなり魅力的だ。
上地雄輔が優しげに、ちょっと不器用な笑顔を浮かべる表情が素晴らしい。
さて、物語は、そんな龍平のツッコミに魅かれた飛夫が、二人での漫才の道を突き進む話なのだが、そこに、龍平のこれまでの敵対ヤンキーグループとのいざこざや、元相方の借金取りとの絡みがメインとしてある。
で、龍平のツッコミだけでなく、物語は、各シーンで、登場人物の漫才的掛け合いが形成される。
飛夫とシャア専用デブ、飛夫と借金取り、元相方と借金取り、シャア専用デブとデブ拓、飛夫とデブ拓、シャア専用デブと龍平・・・、
編集の見事さもあるのだが、その全ての間が実に見事で、笑わずにはいられなくて、二時間強の長尺の作品だが、私はもっともっと見ていたかった。
借金取りの、得体が知れないが憎みきれない男を宮川大輔が好演している。
例えば、お笑いのないシーーンでは、この宮川大輔演じる、ずーっと怖かった男が、何故かいい役を担っていたりして、ちょいとジーンとさせられたりして、
また、飛夫の別れた彼女である石原さとみとの復縁エピソードだったりして全く飽きさせない。
ただ、石原さとみ演じる元カノは、とても可愛いが、ちょいと「都合のいい女」過ぎる。
リアルな感じはあるのだが、それは、男が思い描きつづける「彼女」としてリアルなんだろうな。
それと、格闘シーンや、敵対チームの順列の描写なども、妙に、一筋縄ではなく面白かった。
◇
私の小4の姪っ子は、その年齢にしては、この作品的な「最終的には気のいいヤンキーや、お笑い青春物語」が好きなようだ。
憧れがあるらしい。
先ず、『ルーキーズ』を楽しみ、ならばと私が借りてきてやった『ガチ☆ボーイ』なども楽しんでいた。
どちらも、佐藤隆太が出ている。
姪っ子は、佐藤隆太が好きというよりも、佐藤隆太みたいな男が翻弄される世界観が好きなのだろう。
昨夜も、佐藤隆太が教師・北野広大役の「熱中時代」を録画してたみたいだ。
(2011/04/10)
まだ頑張っていたんだ、の思いはある^^;
それで思い出したんだけど、私が、今週末に封切りの『エンジェル・ウォーズ』が気になる衝動ってのは、
<タトゥー>のデビュー時に、ちょいと心を揺り動かされた気持ちと似ていることに気付いて・・・、
非常にげんなりしました・・・^^;
・・・それから、「映画まとめて語り」と題しつつ、一作しか語らないですみません。
一作品の感想を書いたら、今夜は疲れてしまったのら
◇
『漫才ギャング』
ずーっと笑った。
「お笑いは<間>が全て」と言われるが、それを見事に実践した作風であった。
主役の二人は、どちらもお笑いの人材ではない。
しかし、そこでのネタも面白いが、何よりも間が見事で、
今回は、小学校4年生の姪を連れて行ったのだが、姪は、理解できないネタもあるだろうに、ツッコミ役の絶妙の間で、私ともども笑い続けていた。
事情はあれど、彼女や相方と分かれた芸人の飛夫(佐藤隆太)が、先行き見えない中、留置場で知り合ったのが龍平(上地雄輔)で、
飛夫は、龍平との会話の中に、龍平のツッコミ役の才能を見い出し、コンビ結成を申し出る。
龍平は、目標のない人生をケンカに明け暮れていたのだが、飛夫の申し出を二つ返事で受ける。
龍平は、ドレッドヘアーで、両肩にタトゥーを入れていて、一見、とっつき難いのだが、実際はとても気のいい男である。
この龍平の個性が、いつも変わらない佐藤隆太が演じるところの役柄の個性に比べ、かなり魅力的だ。
上地雄輔が優しげに、ちょっと不器用な笑顔を浮かべる表情が素晴らしい。
さて、物語は、そんな龍平のツッコミに魅かれた飛夫が、二人での漫才の道を突き進む話なのだが、そこに、龍平のこれまでの敵対ヤンキーグループとのいざこざや、元相方の借金取りとの絡みがメインとしてある。
で、龍平のツッコミだけでなく、物語は、各シーンで、登場人物の漫才的掛け合いが形成される。
飛夫とシャア専用デブ、飛夫と借金取り、元相方と借金取り、シャア専用デブとデブ拓、飛夫とデブ拓、シャア専用デブと龍平・・・、
編集の見事さもあるのだが、その全ての間が実に見事で、笑わずにはいられなくて、二時間強の長尺の作品だが、私はもっともっと見ていたかった。
借金取りの、得体が知れないが憎みきれない男を宮川大輔が好演している。
例えば、お笑いのないシーーンでは、この宮川大輔演じる、ずーっと怖かった男が、何故かいい役を担っていたりして、ちょいとジーンとさせられたりして、
また、飛夫の別れた彼女である石原さとみとの復縁エピソードだったりして全く飽きさせない。
ただ、石原さとみ演じる元カノは、とても可愛いが、ちょいと「都合のいい女」過ぎる。
リアルな感じはあるのだが、それは、男が思い描きつづける「彼女」としてリアルなんだろうな。
それと、格闘シーンや、敵対チームの順列の描写なども、妙に、一筋縄ではなく面白かった。
◇
私の小4の姪っ子は、その年齢にしては、この作品的な「最終的には気のいいヤンキーや、お笑い青春物語」が好きなようだ。
憧れがあるらしい。
先ず、『ルーキーズ』を楽しみ、ならばと私が借りてきてやった『ガチ☆ボーイ』なども楽しんでいた。
どちらも、佐藤隆太が出ている。
姪っ子は、佐藤隆太が好きというよりも、佐藤隆太みたいな男が翻弄される世界観が好きなのだろう。
昨夜も、佐藤隆太が教師・北野広大役の「熱中時代」を録画してたみたいだ。
(2011/04/10)