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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[「三遊亭圓歌&鬼丸 親子会」に行く(含む「鬼丸断髪式」) その2 ]

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☆さて、今日は仕事だったのだが、「GOGOMONZ」は録音していて、でも、明日と明後日と明々後日は放送がないので、今夜は聞かずに週末のお楽しみにとっておこう。

 しかし、今日の私の投稿は、なかなかの傑作だったと思うので、読まれてなかったらマジ悔しいなぁ・・・。

 まあ、それはさておき、断髪式の続きから。

 特別公開生放送の<スタジオ・アルシェ>前は、前回来た時よりも混雑していた。

 放送時間ギリギリに到着した私は、後ろのほうに立った。

 番組ははじまったのに、CD屋<ナック5・タウン>のスピーカーからは曲が流れていて、鬼丸師匠・カオリンの話がはっきりと聞こえなかった。

 近くにいた子供連れの夫婦が、「西野カナうるせえ」とか言っていて、掛かっている曲が西野カナなのだと知った^^;

 それをお店は察してか、しばらくしてから西野カナは消えた・・・。

 鬼丸師匠は、心なしか、いつもよりもモヒカンが立っていて、

 カオリンは、これまで二度 私が見かけたときにはカップの飲み物だったのだが、この日はペットボトルの<い・ろ・は・す(I LOHAS)>を飲んでいた。

 正直、この日は、終盤の<断髪式>に、聴衆の興味は向いていたと思う。

 私は、第一回目の<シャンケン大会>を終え、公開生放送に来たリスナーへのプレゼントである<ナック5ステッカー>を貰ってから、途中で抜けて腹ごしらえに行った。

 本当は番組ステッカーを配る予定だったらしいが、発注したステッカーが届かず、急遽、<ナック5ステッカー>に鬼丸師匠&カオリンがサインしたものが配られた。

 私は、番組ステッカーは3枚持っているので、はじめての<ナック5ステッカー>で嬉しかった^^

 しかし、この日、500人以上のリスナーが、入れ替わり立ち変わり詰め掛けたと思う。

 500枚のサインは辛かったんじゃなかろうか?

 二人とも、サインのほかに一言やイラストを付け加えていた。

 歌扇さんに多ぼうさん、ご苦労様!(嘘! 嘘!^^;)

 携帯ラジオは聴きっぱなしにしたかったので、食事をするといっても、聞こえなくなるので屋内には入れず、マックでテイクアウトし、鐘塚公園で食った。

 ちなみに、イギリス圏では、「テイクアウト」を「テイクアウェイ」と言う。

 ・・・戻ると、<スタジオ・アルシェ>前は、更に混雑していた。

 私は、<ナック5タウン>のCDラックの並んでいる間に立った。

 ラックでは、CDジャケットのショコタンが笑っていた。

 と、その向こうを見ると、若い夫婦がいて、2歳くらいの可愛い男の子を、旦那さんが抱っこしていた。

 丸くて、目がクリクリしていて、とても可愛い子だった。

 身体も、パグみたいにモコモコしていた^^

 「クラウン」マークのTシャツも可愛い^^

 私はチラチラ見ていたし、その夫婦の後ろの若者二人のリスナーも、抱っこされて後ろを向いているその子を見て微笑んでいた。

 私だったら、その子のホッペぐらい触るのにな、と思った。

 その男の子は、たまにグズった。

 でも、可愛い顔なので、グズっても可愛い。

 でも、あまりガン見すると、両親が嫌がると思い、しょうがないので、スタジオに見えるカオリンで我慢した。

 カオリンも可愛いが、子供の可愛さにはかなわない^^;

 私は、その子がグズって声を出すと、見る口実が出来たと思い、チラ見した。

 うむ、天使みたいに可愛い^^

 しかし、その両親は、周囲に迷惑が掛かってないか気になっているようだった。

 そして、それが原因かは分からないが、その夫婦は、もうすぐ<断髪式>だと言うのに、その場を離れていってしまった・・・。

 奥さんの着ているティーシャツの、ハードロックバンド「KISS」の絵柄が、哀しげに見えた。

 ・・・で、話が、その翌日(10/9)に飛ぶのだが、翌日の「GOGOMONZ」の番組最後のメールが、なんか不思議な内容だったのだ。

 番組では異色というか・・・。

 こんな内容だ。

「私の旦那はとても子供好きで、自分の二人の息子はもとより、いつも、子供には温かい目を向けています。先日、家族で、近所の回転寿司に行きました。ボックス席に回され、食事を楽しみました。…と、隣りのボックス席には、赤ちゃんを連れた夫婦がいました。その赤ちゃんがあまりにも小さくて可愛かったので、私の旦那は微笑ましくも、見るともなしに眺めていました。さて、食事を終えて、帰ろうとし、隣りのボックス席の前を通ると、主人は、その若い父親にこう言われたのでした。『赤ちゃん連れてきていることに、なんか文句あるのか?』 主人は思わず絶句してしまいました。好意を持って眺めていたのに、それを悪意に取られてしまい、私たち家族の楽しい食事の後の雰囲気が一転しました。どう考えても、いまだにモヤモヤしております・・・」

 ・・・いや、この投稿、いつもの「GOGOMONZ」の流れの中では、非常に変わっている内容なんだよなぁ。

 ただ、私は、その話に、「クラウン」マークのTシャツの子供と、その両親をちょっと連想したのだ。

   ◇   ◇   ◇

 「三遊亭圓歌&鬼丸 親子落語会」は、鬼丸師匠の登場によってヒートアップしていた。

 演目は「お見立て」であった。

 嫌な客を拒絶する吉原の花魁の嘘が、どんどんエスカレートしていくお話。

 

 古典落語だそうだが、そこに、鬼丸師匠は面白い顔芸を付加していた。

 花魁・喜瀬川にベタ惚れする田舎者のお大尽・杢兵衛に、なんて言えばいいのか、話す前の癖と言うか、変な表情の「マァ〜」ちゅうのを付け加えたのだ。

 例えば、入れ歯の人が喋る前に、口元をムニャムニャとするじゃないですか?

 それみたいに、杢兵衛も、顔を馬のようにビヨ〜ンと伸ばして、「マァ〜」と言うのだ。

 そこには、意味はない。

 意味はないんだけど、時代を経て練りに練られた古典落語にあっては、そのナンセンスは大きな効果を生む。

 先ずは、まだ話に杢兵衛が登場していない段階で、店の若衆の喜助から杢兵衛の来訪を告げられた花魁・喜瀬川は、「やーよぉー、あんな田舎モンのじいさん、『マァ〜』とか言ってばかしだし・・・」と言うのだ。

 もちろん、「マァ〜」のトコは顔を伸ばす。

 私たち観客は、「ん? なんだ、今の『マァ〜』ちゅうのは」と、違和感を感じる。

 凄く気になる。

 そして、杢兵衛の登場。

 「マァ〜」をやる。

 こういうときの、鬼丸師匠の目つきは最高なんだ!

 観客は、「ああ、これか!」と合点がいって大笑いするのだ。

 そこまでは、一緒に来たA子さんは楽しんで見ていたようだが、正直、顔を覗き込むことが出来ないので、反応がよく分からなかった。

 しかし、ここにきてはじめて、A子さん、「ぶふーっ!^^」と吹き出した。

「おお、A子さん、笑ってる! 笑ってるゾ!^^」

 私は大喜びするのだ。

                                          (続く 2012/10/18)

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