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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[小説激情版『援交少女まどか☆ヴァ○ナ(前篇:初めての物語)』(大真面目に書きます!)]

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☆一昨日見た『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』は、どう考えても、私から見ると、性的な暗喩に満ちた作品であった。

 しかも、援助交際をしているような女学生たちの物語だ。

 可愛い「魔女っ娘」を題材にしておきながら、とてもとても子供たちには見せられないような苦悩を伝染させ続ける内容で、

 でも、直接的には性的な内容は表わしていない。

 最近では稀なヒット作で、アニメファンの間(あいだ)だけでなく、多くの方々が紙媒体やネットで評価や批評を語っているようだが、あの社会学者・宮台真司でさえ、この作品の性的な側面には言及していないようだ。

 もしかして、当たり前過ぎて、「大人のたしなみ」として語らないのだろうか?

 でも、私が語っちゃう。

 ・・・しかし、こういうエロいことを書くと、せっかく増えた真面目な閲覧者が、私を見限ってしまうのだよなぁ。

 保守派の方々なんか、私を蔑視するんだよなぁ・・・。

 でも、書かずにいられない!

 いや、書かずにいられようか!

 今日は、職場で、同僚達と「まどか☆マギカ」の感想を語り合いながらも、ずーっと、帰宅したら「援交少女まどか」を書こう、と考えていた。

 18歳未満の方は、妙にマニアックなエロが炸裂するので、この先を読まないように・・・。

 とりあえず、最初を書いて、お客さんが多かったら、続けることにします^^

   ◇

   小説激情版『援交少女まどか☆ヴァ○ナ(前篇:はじめての物語)』

  <プロローグ>

 外界に街灯が点きはじめた午後6時・・・。

 まどかは、さやかが自宅から出てくるのを、マンションのエントランスの自動ドア、その右側で待っていた。

 左側には、さやかを「異世界」に誘(いざな)った男・ハチボォーが立っていて、邪険にする視線をまどかに向けている。

 自動ドアが開き、無表情のさやかが出てきた。

 制服姿だ。

 見滝原校の制服と同じものだが、さやかの通学用とは別の、ハチボォーが用意した卸し立てのものだ。

 クリーニングしたてのほうが、お客さんが喜ぶのだ。

 清潔で無垢なものを汚すのが愉しいらしい。

 さやかは、まどかの顔を見ると、表情を崩した。

「ああ、まどか、来てくれたんだぁ^^」

 ショートカットのさやか・・・、チョット見、可愛い少年のようにも見えるけど、その身体のラインは、少女らしい柔らかな曲線を描いている。

 性格は、男勝りで元気で明るいけど、大好きな上条君の前ではしおらしくなっちゃうんだよね。

 さやかは、その上条君の重い病気を治すお金を稼ぐために、ハチボォーの勧めてきた「契約」に応じたんだ。

 ハチボォーは、常に淡々と語るんだけど、さやかのような「ときめき短髪元気美少女・負けず嫌いの少年系」は、お客さんたちに大きな需要があるのだ、と言う。

「制服なんだね^^」

「これが、やっぱ、人気あるんだよね…^^」

「うん! うん!^^ 私…、私、一緒に行けるとこまでは行こうと思って・・・」

「ありがとう^^ でも、この仕事、そんなに辛いもんじゃないよ。お客さんには喜ばれるし、上条君も助かったし、それに、結構 楽しいんだよ^^ 大きな声じゃ言えないけど、…気持ちいいし」

「うん…、うん。私も、したいけど、ごめん、私、私…」

 まどかは涙声になる。

 さやかは、そんなまどかの肩を抱いた。

「ありがと^^」

 その時、ハチボォーが、「オッホン、オッホン!」とわざとらしく咳払いをした。「そろそろ、お客さんが待ってるから、さやか君、行きましょう!」

「え、ええ! じゃあ、まどか、今日は近くの<異世界>に行くから、ここまででいいから!^^」

 と、まどかは手を開いてバイバイした。

 指がスラーッとしていて、これまでのさやかの真っ直ぐな生き方を象徴している。

「わ、私、待ってるよ、待ってるから!」

「今夜は・・・」

 遅くなるから・・・、と、さやかは言おうと思ったけど、まどかの無垢な表情を見ていたら、それが言えなかった。

 ・・・早くに済ませれば(イカせれば)いいわ! と、さやかはマジ顔になった。

 <異世界>とは、ハチボォーの経営する<女学生売春組織:ウィッチーズ>直属のラブホテルチェーンである。

 <シュール>や<サイケ>、<アバンギャルド>、<フラクタル>や<シンメトリー>などと言うネーミングの支店が多数ある。

 まどかは、ハチボォーに付き添われ、ポツポツと歩いていくさやかの後姿を見ながら、

「なんで、こんなことになってしまったんだろう・・・」と悲しく思った。

 ・・・ハチボォーは、この間、言っていた。

「まどか君、キミなら、この世界で誰よりも大きな人気を得られるよ。・・・僕と契約して、援交少女になってよ!」

「あ、あわわ・・・^^; ちょ、ちょっと待ってよ! でも、わ、私が、そんな、凄い人気者になれるの?」

「凄い…、なんて言葉があてはまらないほどのハイパー級の人気を得られる可能性を秘めているよ、キミは!」

「そ、そうなんですか・・・、えっ、えっ、困っちゃうな^^ えっと、ところで、ハチボォーさんって、か、変わった名前ですね?^^」

「本名は、<忘八>って言うんだよ」

「へーっ、それでも珍しい名前ですね^^」

  <忘八>・・・遊女屋の当主や女衒のことを言う。
         「仁・義・礼・智・信・孝・悌・忠」の8つの「徳」を忘れた者。

 以下から、かなりエロが、生々しくなるので、18歳未満の方は読まないで下さい。

   ◇   ◇   ◇

  第1話 「夢の中で逢った、ような……」

 起床したまどかは、自分が、たった今まで、とてつもなくエッチな夢を見ていたことは自覚していたが、どのような内容だったのかまでは忘れていた。

 自分のほかに、長い黒髪の美しい同年代の少女と、知らない男の人が二人いて、裸で抱き合っているような図だった。

 パジャマのズボン、その内股に違和感があった。

 なんか、ネチャネチャと湿っている感覚があった。

「生理? にしては早過ぎるし、・・・うわぁ、私、いい歳して、漏らしちゃったの!^^;」

 自室で一人、真っ赤になった。

(こんなにいい天気なのに・・・)

 庭に面した窓・・・、その樹々の枝の間から、燦々と早朝の太陽光が降り注いでいた。

 まどかは、パジャマを脱ぎ、お気に入りのピンク水玉のパンツを太ももまで下ろし、そろりそろりとパンツの中を覗いてみた。

 生理ではなかった。

 さりとて、おしっこでもない。

 指で触れ、人差し指と親指で擦ってみると、ちょいと粘り気があった。

「・・・、・・・」

 まどかはとりあえず、新しいパンツに履き替え、おきにのピンク水玉パンツを洗面所でゴシゴシと手洗いするのだった。

 居間に行くと、専業主夫をしているお父さんが、庭の家庭菜園からプチトマトを収穫していた。

「おはよう!」と、お父さん。

「おはろ!」と、まだ赤ちゃんの弟。

 収穫したプチトマトは、そのまま食卓に上がり、朝食となった。

 優しいお父さんと、可愛い弟・・・、お母さんは、昨夜は仕事が遅くて、今、あくびをしながら、やっと食卓に現われた。

 まどかは、そんな風景の中にいて、自分が幸せであることを実感するのだった。

 学校に行く前、まどかは、居間で一人、遅い食事をしているお母さんに話した。

「仁美の下駄箱に、またラブレターが二通も入っていたんだってさ^^」

「ふーん、愛の告白を口で言えない男なんて相手にする必要ないね。ところで、早乙女先生、今回の恋はどうだい?」

 お母さんは、力は抜けているけど、きっぷのいい話し方をする。

「先生はいつも、授業中にのろけているから、うまくいってるみたい^^」

「あはは、そりゃ良かった^^」

「お母さん、どっちのリボンをつけていけばいいかな?」

 まどかは、両手に持ったリボンを示す。

「そっち!」と、おかあさんはピンクのほうを示す。

   ◇

 まどかは、友人のさやかや仁美と、小川沿いを学校に歩いていた。

「へーっ、『愛の告白を口で言えない男なんて相手にする必要ないね』なんて、まどかのお母さん、言うねぇ^^」

 さやかは嬉しそうだ。

 仁美は、ニコニコと口元に笑みを浮かべながら、カバンをおしとやかに両手で前に持ち、静々と歩いて行く。

「あっ! まどか、新しいリボンだーっ! それでまどかも、直接に告白してくる男を待っているわけね〜^^」

「そ、そんなことないよー!」

 まどかは友人にも恵まれていた。

   ◇

 教室では、早乙女先生が朝の挨拶と、恒例の彼氏ののろけを話していた。

 そして、それが終わってから、「今日は転校生がいます」と言った。

「それが、のろけの後かよ〜」と、さやかが呆れる。

 が、教室に入ってきた少女の姿を見て、クラスの全員が息を呑む。

 光沢のある長い髪をひるがえして、シャナリシャナリとスタスタと、その少女・ほむらが教壇に向かってきた。

 クラスを振り向くと、そこには、なんか悲しみを瞳に宿したような、諦観を含んだクールビューティーの容姿があった。

 自分たちよりも何年も年齢を経ているような大人びた雰囲気が感じられた。

「あっ!」と、まどかは驚き、そして、思い出し、頬を赤らめた。「夢の中で逢った人、のような・・・」

 そんなまどかの心を見透かしたかのように、ほむらは、教壇方向からまどかを睨んだ。

 それはまどかだけでなく、クラスの全員が違和感を感じるものだった・・・。

   ◇

 休憩時間に、さやかが話しかけてきた。

「ねえ、まどか、あの転校生を前から知っているの? だって、さっき、あの子、挨拶の時、まどかのこと、見てたでしょ?」

「ううん、初めて」

 夢であったかも、なんて言えない^^; しかも、あんなエッチな夢の中でなんて・・・。

 ・・・と、教室内の遠くの席にいた、そのほむらが、まどかのもとにツカツカと歩いてきて言った。

「まどかさん、体調が悪いので、私を保健室に連れて行ってくれない?」

「な、なんで、私に?」

「だって保健委員でしょ?」

「私もついていくよ!」とさやか。

「いえ、まどかさんだけで結構」

 かくして、まどかはほむらを連れて保健室に行くことになった。

 しかし、ほむらは、保健室への案内をまどかに頼んだ割には、スタスタと歩いて行く。

「あの、名前で呼んでいいですか?」

 まどかは後ろから小走りで追う。

「ええ」

「あの、ほむら…、ちゃん。私と会ったことあったっけ・・・?」

「・・・」

「それに、転校してきたばっかなのに、この学校の、保健室とか知ってるし・・・」

 すると、ほむらは、苦しそうに目を細め、足を止め、後ろを歩くまどかを振り返った。

 長い髪をかき上げ、ひるがえす。

「まどかさん、あなた、幸せ?」

「えっ、えっ!? ・・・ええ、家族やお友達に囲まれて、みんなと仲良くて幸せです」

「そう・・・」とほむらは口元に笑みを浮かべた。「じゃあ、けして、その幸せを壊さないようにしなくちゃね。あなたはなにもしなくていいの。約束してくれる」

「・・・、・・・ええ」

 ほむらはまたも、笑顔を浮かべた。

 少し、悲しそうだ。

「じゃあ、誘惑に打ち勝たなくちゃダメよ。たとえ部屋で一人でいても、快楽に身を許した時点で、ヤツはつけ込んで来る」

 まどかは、朝方の夢と、その後の出来事を見られでもしたかのように頬を真っ赤にした。

「・・・、・・・誰か、悪い人がいるんですか?」

「そのうち、しちゃいけない契約を提案してくるヤツがいる。あなたにはたぐい稀な才能があると言ってね。だから、私は、そいつが来る前に、あなたが何もしない確証が欲しいの。その契約をしたら、あなた、全てを失っちゃうことになる・・・」

「わ、私、意味がよく分からないけど、今の幸せを失うようなことはしません!」

「ん・・・^^ それならいいわ」

 と、ほむらがスタスタと歩いていってしまった。

   ◇

 ・・・ここまでです。

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 応援が多いようでしたら、連載化します。

 私は、マミが好きなので、マミが仕事に、まどかやさやかを引率させるところなどを、いかにもエロく書きたいですね^^

 さやかが、苦悩の果てにエロ・ダークサイドに堕ちていく場面も、

 苦悩の末に、杏子の実益に趣味を兼ねたエンジョイ・セックスの姿も書きたいし、

 ほむらのツンデレ、まどかとの百合も書かなくちゃね。

 では、非難轟々覚悟で、これをエントリーします。

                                            (2012/10/10)

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