☆面白い!
何が面白かったのか?
それは、絶妙のバランスの取り方だろう。
3点での「バランス」を言う。
各ヒーローを、平均的に同レベルの強さとして見せ、そこに無理を感じさせない物語上のバランス、
各ヒーローの、それぞれの活躍を均等に見せてくれる演出のバランス、
ヒーローの「顔見世興行」で終わらせない、エンターテイメント作品としての深みあるバランス、だ。
◇
この、マーベル社の別個のヒーロー達(アイアンマン、マイティ・ソー、ハルク、キャプテン・アメリカ、ブラックウィドウ、ホークアイ)を一同に集めた作品。
それぞれのヒーローの、強さのバランスの見せ方が素晴らしい。
例えば、そのヒーローたちの能力(パワー、スピード、テクニック、精度、リーダーシップ、正義感、美、カリスマなどなど)を、以下のようにグラフ化したとする。
すると、おそらく、どのヒーローも、平均値では同レベルとなるのだ。
当初、「アベンジャーズ」の予告が始まった頃、多くのブロガーが、「神」の超常能力を持ったソーがずば抜けて強くて、作品のバランスを著しく崩すと考えていた。
しかし、いざ、仲間としてチーム一丸となって戦う前に、メンバー同士の幾つもの衝突があるのだが、例えば、アイアンマンとソーでも、バトルが成立したりする。
それは、例え、魔法のような能力でも、物理現象を伴うからだろう。
そして、その闘いに分け入った、スペック的にははるかに劣るキャプテン・アメリカが、その生真面目な正義感で仲裁に入り、不毛なバトルを終わらせるなど、「ヒーローとは物理的な能力だけではない」ことを示してくれる。
それは、何人ものヒーローを一つにまとめるべく施した無理矢理な「平均化」ではなく、
個々のヒーロー達が、それぞれのこれまでの活躍で「それを長所としてきた故の短所」であり、けして無難にまとめた展開ではなく、私には納得できた。
今回のチームプレイにおいては、物理的能力には圧倒的に劣るキャプテン・アメリカに、私はとてもグッときた(彼の生真面目さには燃える)。
特に、ベルリンの美術館の前の広場で、ロキに屈服させられた民衆の中で唯一 ロキにはむかい殺されそうになった老人を、間一髪で防御するキャプテン・アメリカの登場はカッコ良かった!
その老人といい、アベンジャーズを擁する組織シールドのエージェントたち、またアベンジャーズのメンバーのノーマルたち、ハルクを見守った老警備員、マンハッタンの警官たち、逃げ惑う民衆・・・、
ヒーローたちだけの活躍ではなく、これらの人間達も、それぞれの十全の活躍をして、それぞれの行動をこちらに共感させられるのも素晴らしい演出だと思った。
う〜ん、キャプテン・アメリカのリーダシップが良かったよ(主人公はこれで良し!)。
けど、敵味方双方の「切り札」として最強のハルクの活躍にも痺れた(ウィドウを怯えさせ、ロキをコテンパン!)。
無敵な上に、その感情の制御を出来たハルクは超無敵じゃん!(おいしいトコ持って行くし・・・^^)
でも、今回、特にボロボロになってまで戦い続けるアイアンマンも最高だし(私、秘書のポッツが大好き^^v)、
ソーのハンマーアクションも、何度見ても心地良い(弟のロキも、アベンジャーズ相手に一人で対峙し凄いものだ)。
もちろん、ブラックウィドウは美しいし(その弱さを見せるところや、ホッペが汚れるところなどが特に良い)、
ホークアイも、こんな頼りになる男はいないね!(自分の能力が、他のヒーローに劣っているとはこれっぱかしも思っていないぞ!)
とにかく、この作品は、ヒーローの活躍をひたすらに堪能するべき作品で、それはもう、たっぷりと楽しめるぞ^^
また、この作品は、エンドクレジットの途中で、次回作に繋がる「おまけ映像」があり、
エンドクレジット終了後に、すっげぇ傑作の「おまけ映像」があります。
私、大爆笑してしまった^^
ヒーローたちって、戦いと言う目的があってこそ、「生き生きして、格好良い」のに過ぎないんだよね^^;
PS.多分、すぐにもう一回 観に行く^^v
(2012/08/14)
何が面白かったのか?
それは、絶妙のバランスの取り方だろう。
3点での「バランス」を言う。
各ヒーローを、平均的に同レベルの強さとして見せ、そこに無理を感じさせない物語上のバランス、
各ヒーローの、それぞれの活躍を均等に見せてくれる演出のバランス、
ヒーローの「顔見世興行」で終わらせない、エンターテイメント作品としての深みあるバランス、だ。
◇
この、マーベル社の別個のヒーロー達(アイアンマン、マイティ・ソー、ハルク、キャプテン・アメリカ、ブラックウィドウ、ホークアイ)を一同に集めた作品。
それぞれのヒーローの、強さのバランスの見せ方が素晴らしい。
例えば、そのヒーローたちの能力(パワー、スピード、テクニック、精度、リーダーシップ、正義感、美、カリスマなどなど)を、以下のようにグラフ化したとする。
すると、おそらく、どのヒーローも、平均値では同レベルとなるのだ。
当初、「アベンジャーズ」の予告が始まった頃、多くのブロガーが、「神」の超常能力を持ったソーがずば抜けて強くて、作品のバランスを著しく崩すと考えていた。
しかし、いざ、仲間としてチーム一丸となって戦う前に、メンバー同士の幾つもの衝突があるのだが、例えば、アイアンマンとソーでも、バトルが成立したりする。
それは、例え、魔法のような能力でも、物理現象を伴うからだろう。
そして、その闘いに分け入った、スペック的にははるかに劣るキャプテン・アメリカが、その生真面目な正義感で仲裁に入り、不毛なバトルを終わらせるなど、「ヒーローとは物理的な能力だけではない」ことを示してくれる。
それは、何人ものヒーローを一つにまとめるべく施した無理矢理な「平均化」ではなく、
個々のヒーロー達が、それぞれのこれまでの活躍で「それを長所としてきた故の短所」であり、けして無難にまとめた展開ではなく、私には納得できた。
今回のチームプレイにおいては、物理的能力には圧倒的に劣るキャプテン・アメリカに、私はとてもグッときた(彼の生真面目さには燃える)。
特に、ベルリンの美術館の前の広場で、ロキに屈服させられた民衆の中で唯一 ロキにはむかい殺されそうになった老人を、間一髪で防御するキャプテン・アメリカの登場はカッコ良かった!
その老人といい、アベンジャーズを擁する組織シールドのエージェントたち、またアベンジャーズのメンバーのノーマルたち、ハルクを見守った老警備員、マンハッタンの警官たち、逃げ惑う民衆・・・、
ヒーローたちだけの活躍ではなく、これらの人間達も、それぞれの十全の活躍をして、それぞれの行動をこちらに共感させられるのも素晴らしい演出だと思った。
う〜ん、キャプテン・アメリカのリーダシップが良かったよ(主人公はこれで良し!)。
けど、敵味方双方の「切り札」として最強のハルクの活躍にも痺れた(ウィドウを怯えさせ、ロキをコテンパン!)。
無敵な上に、その感情の制御を出来たハルクは超無敵じゃん!(おいしいトコ持って行くし・・・^^)
でも、今回、特にボロボロになってまで戦い続けるアイアンマンも最高だし(私、秘書のポッツが大好き^^v)、
ソーのハンマーアクションも、何度見ても心地良い(弟のロキも、アベンジャーズ相手に一人で対峙し凄いものだ)。
もちろん、ブラックウィドウは美しいし(その弱さを見せるところや、ホッペが汚れるところなどが特に良い)、
ホークアイも、こんな頼りになる男はいないね!(自分の能力が、他のヒーローに劣っているとはこれっぱかしも思っていないぞ!)
とにかく、この作品は、ヒーローの活躍をひたすらに堪能するべき作品で、それはもう、たっぷりと楽しめるぞ^^
また、この作品は、エンドクレジットの途中で、次回作に繋がる「おまけ映像」があり、
エンドクレジット終了後に、すっげぇ傑作の「おまけ映像」があります。
私、大爆笑してしまった^^
ヒーローたちって、戦いと言う目的があってこそ、「生き生きして、格好良い」のに過ぎないんだよね^^;
PS.多分、すぐにもう一回 観に行く^^v
(2012/08/14)