☆「ゲシュタルト崩壊」という言葉を聞いたことはあったが、面倒なので、その意味を知ろうとはしていなかった。
で、夏目漱石の『門』などを読んでいて、「同じ字を何度も何度も書いていると、 その字が、あっているのか、そもそも、字の形を成しているのか、分からなくなってくる」の意に「あるある! よくある!」などと思ったものだったが、
最近になって分かったのだが、それこそがまさに「ゲシュタルト崩壊」だった。
要は、「・・・知覚における現象のひとつ。 全体性を持ったまとまりのある構造 (Gestalt, 形態) から全体性が失われ、個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象をいう。幾何学図形、文字、顔など、視覚的なものがよく知られるが、聴覚や皮膚感覚においても生じうる。・・・」と言うことらしい(『ウィキペディア』より)。
私は、反原発ヒステリーの方々は、この「ゲシュタルト崩壊」に陥っているんだなと思った。
科学を疑い、政府公式発表を疑い、「夢さえもない、科学的根拠のない、世の中に対してのひがみ根性丸出しで、危険の可能性」を信じるのである。
もう、人の言葉を、社会包括的に捉えることが出来ず、ただただ、自分より優越したものへのひがみ根性と結託した恐怖感で、反原発行動を起こしている。
科学は、人と人の認識をつなぐ「常識」の尺度である。
だが、反原発ヒステリーの方々は、証拠もなく、そこに、妄想の陰謀を見る。
科学的な根拠は全くない。
陰謀ならば、反原発の先導者の方にこそ、あってもおかしくないのだが、彼らは、そこには思考は及ばせない。
「常識の尺度」を失いし者たちの群れての行動は、誰も認められないだろう。
妄想で何も信じられぬ、目の前の行なわれていることさえも、見ていて見ていない者たちの行く末は、
自分さえも信じられないことへとつながり、最終的には「自殺」をするしかなくなろう・・・。
私は、そんな人間の群れならば、どうぞ、自殺して下さいな・・・、と素直に思うのだ。
◇
今回の話と関係ないけど、この記事には非常に興味が向いた。
≪【放射能漏れ】「撤退 一言も言ってない」
復興講演会ビデオ出演した吉田前所長の発言要旨(2012/08/12)≫
<東京電力福島第1原発前所長の吉田昌郎氏が11日、ビデオ映像で語った発言の要旨は次の通り。
◇
私どもの発電所の事故で、本当にご迷惑をお掛けしている。深くおわび申し上げたい。
(撤退問題が議論になっているが)私が考えていたのは、発電所をどう安定化させるかということ。そんなときに現場を離れては絶対いけない。原子炉を冷やす作業をしている人間は撤退できないと思っていたし、本店にも撤退ということは一言も言っていない。
われわれが離れ、注水ができなくなればもっとひどく放射能が漏れる。そうすると、もっと放射能が出て、懸命に安定させようとしていた福島第2原発にも人が近づけないレベルになり大惨事になる。逃げられないというのは最初からあった。
そんな大変な放射能がある現場に何回も行ってくれた同僚たちがいる。私は見てただけ。
昔から読んでいる法華経の中に地面から菩薩が湧いてくる、地湧菩薩というところがあるが、そのイメージをすさまじい地獄みたいな状態の中で感じた。現場行って帰ってきて、もうヘロヘロになって、寝ていない、食事も十分でない、それから体力ももう限界という中で、また現場に行こうとしている連中がたくさんいた。その後ろ姿に、感謝して手を合わせていた。
3号機の水素爆発は、その時点では何が起こったか分からないという状態だから、これからもう破滅的に何か起こってくんじゃないかと思った。あれだけのがれきが飛んできて、私を含む免震重要棟の人間は死んでもおかしくない状態だった。
(免震棟に残っているメンバーの名前をホワイトボードに書いておくようにと部下に指示したとされるが)最後まで残って闘ったのはこんな人間だぞってのを残しておきたかったのだと思う。
今後はいろんな形でメッセージを発信したい。一緒になった仲間の経験も伝えたい。体力が戻ったら、現場のために力を出したい。>
・・・「菩薩が湧いてくる」と言うイメージが凄まじい。
(2012/08/12)
で、夏目漱石の『門』などを読んでいて、「同じ字を何度も何度も書いていると、 その字が、あっているのか、そもそも、字の形を成しているのか、分からなくなってくる」の意に「あるある! よくある!」などと思ったものだったが、
最近になって分かったのだが、それこそがまさに「ゲシュタルト崩壊」だった。
要は、「・・・知覚における現象のひとつ。 全体性を持ったまとまりのある構造 (Gestalt, 形態) から全体性が失われ、個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象をいう。幾何学図形、文字、顔など、視覚的なものがよく知られるが、聴覚や皮膚感覚においても生じうる。・・・」と言うことらしい(『ウィキペディア』より)。
私は、反原発ヒステリーの方々は、この「ゲシュタルト崩壊」に陥っているんだなと思った。
科学を疑い、政府公式発表を疑い、「夢さえもない、科学的根拠のない、世の中に対してのひがみ根性丸出しで、危険の可能性」を信じるのである。
もう、人の言葉を、社会包括的に捉えることが出来ず、ただただ、自分より優越したものへのひがみ根性と結託した恐怖感で、反原発行動を起こしている。
科学は、人と人の認識をつなぐ「常識」の尺度である。
だが、反原発ヒステリーの方々は、証拠もなく、そこに、妄想の陰謀を見る。
科学的な根拠は全くない。
陰謀ならば、反原発の先導者の方にこそ、あってもおかしくないのだが、彼らは、そこには思考は及ばせない。
「常識の尺度」を失いし者たちの群れての行動は、誰も認められないだろう。
妄想で何も信じられぬ、目の前の行なわれていることさえも、見ていて見ていない者たちの行く末は、
自分さえも信じられないことへとつながり、最終的には「自殺」をするしかなくなろう・・・。
私は、そんな人間の群れならば、どうぞ、自殺して下さいな・・・、と素直に思うのだ。
◇
今回の話と関係ないけど、この記事には非常に興味が向いた。
≪【放射能漏れ】「撤退 一言も言ってない」
復興講演会ビデオ出演した吉田前所長の発言要旨(2012/08/12)≫
<東京電力福島第1原発前所長の吉田昌郎氏が11日、ビデオ映像で語った発言の要旨は次の通り。
◇
私どもの発電所の事故で、本当にご迷惑をお掛けしている。深くおわび申し上げたい。
(撤退問題が議論になっているが)私が考えていたのは、発電所をどう安定化させるかということ。そんなときに現場を離れては絶対いけない。原子炉を冷やす作業をしている人間は撤退できないと思っていたし、本店にも撤退ということは一言も言っていない。
われわれが離れ、注水ができなくなればもっとひどく放射能が漏れる。そうすると、もっと放射能が出て、懸命に安定させようとしていた福島第2原発にも人が近づけないレベルになり大惨事になる。逃げられないというのは最初からあった。
そんな大変な放射能がある現場に何回も行ってくれた同僚たちがいる。私は見てただけ。
昔から読んでいる法華経の中に地面から菩薩が湧いてくる、地湧菩薩というところがあるが、そのイメージをすさまじい地獄みたいな状態の中で感じた。現場行って帰ってきて、もうヘロヘロになって、寝ていない、食事も十分でない、それから体力ももう限界という中で、また現場に行こうとしている連中がたくさんいた。その後ろ姿に、感謝して手を合わせていた。
3号機の水素爆発は、その時点では何が起こったか分からないという状態だから、これからもう破滅的に何か起こってくんじゃないかと思った。あれだけのがれきが飛んできて、私を含む免震重要棟の人間は死んでもおかしくない状態だった。
(免震棟に残っているメンバーの名前をホワイトボードに書いておくようにと部下に指示したとされるが)最後まで残って闘ったのはこんな人間だぞってのを残しておきたかったのだと思う。
今後はいろんな形でメッセージを発信したい。一緒になった仲間の経験も伝えたい。体力が戻ったら、現場のために力を出したい。>
・・・「菩薩が湧いてくる」と言うイメージが凄まじい。
(2012/08/12)