☆「コナン」好きの母親と行こうと約束していたのだが、つい、彼女と見てしまった^^;
でも、私が見る限りでは、ここ数年では一番 精彩を欠く展開だったので、まあ、母親を連れて行かないで良かったかな?
だけど、初めて「コナン」を映画館で見る彼女は、もの凄く喜んでいたので、いい「配剤」だ^^
今回の「コナン」が今一だった理由は二つ。
一つに、映画特有の「お祭り」感が感じられなかったこと。
いちお、創立20周年のJリーグの試合が行われているスタジアムを舞台にしていて、Jリーガーであるカズや遠藤・楢崎などが実名で出演、かつ本人による声当て(棒読み^^;)をしていて面白いし、彼らの存在をうまく物語に絡めているのだけど、それ故に、また「Jリーグ」と言う「固有名詞」を物語に組み込んでいるので、今回の作品自体が、壮大な「Jリーグ」のプロパガンダ作品として、薄味になっている印象なのだ。
もう一つは、ならば、推理物「コナン」として段階を踏んだ堅実な展開なのかと言えば、
ちょいと、バランスを失ってもいる印象だ。
いや、こういう展開があってもいいのかも知れないが、
私としては、映画版「コナン」は、クライマックスに、意外な犯人/突き抜けるような大きなアクション/ヒロイン・蘭との愛、それらの「複合怒涛」が欲しかったので、
愛エピソードがなく、一番の大アクションが中盤で為されてしまっていたのは残念に感じた。
今回の「突き抜けるアクション」とは、爆弾で客席に落ち、巨大電光掲示板がスタジアムを滑っていくスペクタクルと、それを阻止するコナンの「マジックベルト」の存在だろう^^
また、肝心の謎解きの数々も、やや遠回りで、一言聞いてピンとくる、「難しいことを分かりやすく聞かせる」語り口に欠けていた気がした。
まあ、ポスト投函に絡んだアリバイトリックは、せせこましくて私好みでしたが^^v
そして、クライマックスでも、やはり、なかなか感動させられるのだ。
特に、爆発するスタジアムの中を行動する「少年探偵団」には危険を感じつつも、そのメンバーの絶妙のチームワークによるパスによって、
コナンが、事件解決への意味のあるスーパーキックを決めるシーンなんざ、やはり良かったね^^
(2012/04/20)
でも、私が見る限りでは、ここ数年では一番 精彩を欠く展開だったので、まあ、母親を連れて行かないで良かったかな?
だけど、初めて「コナン」を映画館で見る彼女は、もの凄く喜んでいたので、いい「配剤」だ^^
今回の「コナン」が今一だった理由は二つ。
一つに、映画特有の「お祭り」感が感じられなかったこと。
いちお、創立20周年のJリーグの試合が行われているスタジアムを舞台にしていて、Jリーガーであるカズや遠藤・楢崎などが実名で出演、かつ本人による声当て(棒読み^^;)をしていて面白いし、彼らの存在をうまく物語に絡めているのだけど、それ故に、また「Jリーグ」と言う「固有名詞」を物語に組み込んでいるので、今回の作品自体が、壮大な「Jリーグ」のプロパガンダ作品として、薄味になっている印象なのだ。
もう一つは、ならば、推理物「コナン」として段階を踏んだ堅実な展開なのかと言えば、
ちょいと、バランスを失ってもいる印象だ。
いや、こういう展開があってもいいのかも知れないが、
私としては、映画版「コナン」は、クライマックスに、意外な犯人/突き抜けるような大きなアクション/ヒロイン・蘭との愛、それらの「複合怒涛」が欲しかったので、
愛エピソードがなく、一番の大アクションが中盤で為されてしまっていたのは残念に感じた。
今回の「突き抜けるアクション」とは、爆弾で客席に落ち、巨大電光掲示板がスタジアムを滑っていくスペクタクルと、それを阻止するコナンの「マジックベルト」の存在だろう^^
また、肝心の謎解きの数々も、やや遠回りで、一言聞いてピンとくる、「難しいことを分かりやすく聞かせる」語り口に欠けていた気がした。
まあ、ポスト投函に絡んだアリバイトリックは、せせこましくて私好みでしたが^^v
そして、クライマックスでも、やはり、なかなか感動させられるのだ。
特に、爆発するスタジアムの中を行動する「少年探偵団」には危険を感じつつも、そのメンバーの絶妙のチームワークによるパスによって、
コナンが、事件解決への意味のあるスーパーキックを決めるシーンなんざ、やはり良かったね^^
(2012/04/20)