☆・・・夕食を食べながら、食卓の脇に置かれていた「しんぶん赤旗(日曜版)」をパラパラ見ていたら、どうしてもおかしい記事があったので報告しておく。
《消費税10% 吹っ飛ぶ食費10日分 若者は今もギリギリ(2012/04/15号)》
と言う見出しの「消費税増税反対」の記事で、数人の若者の窮状を記している。
ちょいと読んでみよう。
<若い世代に財政のツケを残さない―。消費税10%をめざす野田内閣が訴える増税理由のひとつです。"若者のため"という宣伝ですが、実は、若年層にもっとも厳しいのが消費税増税なのです。
「若い人には低収入の非正規雇用の人が多い。そんな層に一番厳しいのが消費税です。
そう語るのは、税理士で、立正大学客員教授の浦野弘明さんです。
二人の青年を取材しました。
東京・品川区で1人暮らしをする相馬寛樹さん(29)。大学卒業後、最初に就職した会社を辞めて以来、非正規雇用。今は、週3日のアルバイトで、給与は7万円。窮状を見かねた親が毎月5万円を仕送りしてくれなければ、「ぼくもホームレスです」といいます。
家賃、光熱水費などを除いた食費は月約2万円。1日当たり600〜700円です。
「コンビニは高いので利用しません。スーパーで一番買うのは3個で98円の納豆。肉はたまにしか食べられないので、たんぱく質は納豆からとります。どうしても本がほしいときは食費を削って買う」
相馬さんの月の支出を計算すると、現在負担している消費税は月約3千円。消費税が10%になると6千円。これは食費の10日分にもなります。
「ぎりぎりの生活をしている青年は大勢いる。仕事はないし、福祉もよくならない。それで消費税増税されたらますます希望が持てない社会になる」と怒ります。・・・>
・・・う〜ん、とりあえず、共産党が消費税増税反対の論調で記事を書くのはいいのである。
問題は、党の機関紙の一面を使って「若者の代表」の如くに挙げている、この若者の、「もの申す」に至る状況である。
あんた、なんでそんないい加減な生活をしてるのさ・・・、と思った。
・・・先ず、「大学を卒業」している。
で、「卒業後、最初に就職した会社を辞めて」いる。
まあ、個人個人で、いろんな事情があるんのだろうけど、私なども、色々と転職しているけど、それについては、自分自身の心の中においては言い分はあるけど、社会的には少し引け目を持っている。
それを持って、自分の収入の少なさに対し、社会的な「権利」などは恥ずかしくて主張できない。
ましてや、「29歳」が、「週3日のアルバイト」しかしていないって、ドーイウコト?
私は、本職の休みの週2日バイトしているが、それだけでも月に10万円弱の金を稼いでいる。
(先日、その収入を信じない彼女にバイト料の明細を見せたら、驚いていた^^v)
「仕事がない」「仕事がない」と言われるが、40歳をこえている私でも、さしたる苦もなく、バイトも仕事も探せるぞ。
特に、品川なんて都会には、仕事は何でもあるでしょうよ。
ともあれ、この「若者」は、社会政策に文句を言う前に、すべき努力を全くしていないのだ。
・・・29歳にもなって、「窮状を見かねた親」に「毎月5万円を仕送りして」もらったりするなよ、恥ずかしい。
ましてや、「仕送りしてくれなければ、『ぼくもホームレスです』」などと、ドヤ顔で言うなよ・・・、働けよ・・・。
「・・・コンビニは高いので利用しません。スーパーで一番買うのは3個で98円の納豆。肉はたまにしか食べられないので、たんぱく質は納豆からとります。・・・」
などと、主婦のプチ節約みたいなことを言っている前に、男ならばやることがあるだろうよ・・・。
「・・・どうしても本がほしいときは食費を削って買う・・・」
あたかも苦学生みたいに語っているけど、そもそも、あんたは、最低限すべき努力をしていない。
・・・つまり、この記事では伏せられているけど、この人物は、おそらく、司法試験かなんかに何度もチャレンジしている浪人生なんだろう。
しかし、それは伏せられる。
それをあらわにすると、記事の方向性が根本からずれてしまうからだ。
勝手に推測するなと言う方もいられようが、私は、なるべく好意的にこの人の状況を推測している。
じゃないと、いい歳して、かようにいい加減な生活をしている人物を見過ごせるわけにはいかない。
それは、この記事を書いている者も重々承知だろう。
この「若者」が国家試験浪人生であり、つまり、特殊状況下の困窮に至る生活環境にあることを知っているからこそ、記事にすべきと考え、
だが、その「特殊状況」を説明すると、「若者の代表」足り得ないので、それを伏せて記事にしたのだ。
故に、この「若者」は、記事を読む限りでは、「ただの怠け者」と読み取れてしまうのだった・・・、合掌。
(2012/04/18)
《消費税10% 吹っ飛ぶ食費10日分 若者は今もギリギリ(2012/04/15号)》
と言う見出しの「消費税増税反対」の記事で、数人の若者の窮状を記している。
ちょいと読んでみよう。
<若い世代に財政のツケを残さない―。消費税10%をめざす野田内閣が訴える増税理由のひとつです。"若者のため"という宣伝ですが、実は、若年層にもっとも厳しいのが消費税増税なのです。
「若い人には低収入の非正規雇用の人が多い。そんな層に一番厳しいのが消費税です。
そう語るのは、税理士で、立正大学客員教授の浦野弘明さんです。
二人の青年を取材しました。
東京・品川区で1人暮らしをする相馬寛樹さん(29)。大学卒業後、最初に就職した会社を辞めて以来、非正規雇用。今は、週3日のアルバイトで、給与は7万円。窮状を見かねた親が毎月5万円を仕送りしてくれなければ、「ぼくもホームレスです」といいます。
家賃、光熱水費などを除いた食費は月約2万円。1日当たり600〜700円です。
「コンビニは高いので利用しません。スーパーで一番買うのは3個で98円の納豆。肉はたまにしか食べられないので、たんぱく質は納豆からとります。どうしても本がほしいときは食費を削って買う」
相馬さんの月の支出を計算すると、現在負担している消費税は月約3千円。消費税が10%になると6千円。これは食費の10日分にもなります。
「ぎりぎりの生活をしている青年は大勢いる。仕事はないし、福祉もよくならない。それで消費税増税されたらますます希望が持てない社会になる」と怒ります。・・・>
・・・う〜ん、とりあえず、共産党が消費税増税反対の論調で記事を書くのはいいのである。
問題は、党の機関紙の一面を使って「若者の代表」の如くに挙げている、この若者の、「もの申す」に至る状況である。
あんた、なんでそんないい加減な生活をしてるのさ・・・、と思った。
・・・先ず、「大学を卒業」している。
で、「卒業後、最初に就職した会社を辞めて」いる。
まあ、個人個人で、いろんな事情があるんのだろうけど、私なども、色々と転職しているけど、それについては、自分自身の心の中においては言い分はあるけど、社会的には少し引け目を持っている。
それを持って、自分の収入の少なさに対し、社会的な「権利」などは恥ずかしくて主張できない。
ましてや、「29歳」が、「週3日のアルバイト」しかしていないって、ドーイウコト?
私は、本職の休みの週2日バイトしているが、それだけでも月に10万円弱の金を稼いでいる。
(先日、その収入を信じない彼女にバイト料の明細を見せたら、驚いていた^^v)
「仕事がない」「仕事がない」と言われるが、40歳をこえている私でも、さしたる苦もなく、バイトも仕事も探せるぞ。
特に、品川なんて都会には、仕事は何でもあるでしょうよ。
ともあれ、この「若者」は、社会政策に文句を言う前に、すべき努力を全くしていないのだ。
・・・29歳にもなって、「窮状を見かねた親」に「毎月5万円を仕送りして」もらったりするなよ、恥ずかしい。
ましてや、「仕送りしてくれなければ、『ぼくもホームレスです』」などと、ドヤ顔で言うなよ・・・、働けよ・・・。
「・・・コンビニは高いので利用しません。スーパーで一番買うのは3個で98円の納豆。肉はたまにしか食べられないので、たんぱく質は納豆からとります。・・・」
などと、主婦のプチ節約みたいなことを言っている前に、男ならばやることがあるだろうよ・・・。
「・・・どうしても本がほしいときは食費を削って買う・・・」
あたかも苦学生みたいに語っているけど、そもそも、あんたは、最低限すべき努力をしていない。
・・・つまり、この記事では伏せられているけど、この人物は、おそらく、司法試験かなんかに何度もチャレンジしている浪人生なんだろう。
しかし、それは伏せられる。
それをあらわにすると、記事の方向性が根本からずれてしまうからだ。
勝手に推測するなと言う方もいられようが、私は、なるべく好意的にこの人の状況を推測している。
じゃないと、いい歳して、かようにいい加減な生活をしている人物を見過ごせるわけにはいかない。
それは、この記事を書いている者も重々承知だろう。
この「若者」が国家試験浪人生であり、つまり、特殊状況下の困窮に至る生活環境にあることを知っているからこそ、記事にすべきと考え、
だが、その「特殊状況」を説明すると、「若者の代表」足り得ないので、それを伏せて記事にしたのだ。
故に、この「若者」は、記事を読む限りでは、「ただの怠け者」と読み取れてしまうのだった・・・、合掌。
(2012/04/18)