☆・・・あまりにも、テレビで「芸人芸人」言ってるので、関係ないけど、なんか久し振りに目についた、この本を読んでいる^_^;
〔吉本騒動の幾つかのポイント〕
(1)社長の会見は無様だったが、その言い分は少しわかる。
騒動の核心は、ディスコミュニケーションの問題でしかない。
それはパワハラの問題に高められるわけだが、おそらく刑法上の問題にはなり得ない。
(2)芸人の闇営業を吉本興業は黙認していた。
反社会的勢力と絡んだから問題となっただけだ。
(3)正直、宮迫博之と亮は可哀相だったけど、所詮は自分個々の問題でしかない。
自分のメンツに拘ったばかりに、復帰が遠のくのはおろか、引退の危機だ。
それは、幾つかの問題で若手芸人の死活問題と直結してしまう。
(4)ビートたけしはテレビで「闇営業をさせたくないんなら、吉本は芸人に最低限の給料を渡せ」と言っていたけど、吉本は闇営業は黙認していた。
反社会的勢力との絡みを問題にしている。
それは犯罪につながるから。
そもそも、宮迫や亮は闇営業しなくても平気な収入だべ?
(5)松本人志も、なんかいい位置で動いているようでいて、所詮は会社内の内輪の問題で男気を見せているだけだ。
闇営業に伴う反社問題ならばニュースになり得るけど、会社の内輪の問題は、実話系週刊誌の山口組とかの内部抗争の話にも似て、アングラ中のアングラの問題でしかないぞ。
…と、とある政治組織の内紛で名を売った私が臆面もなく言わせてもらいました^_^;
(6)加藤浩次は、自分の主張がかなわなくても辞めなかったら、かなりカッコ悪い。
そもそも、一従業員の言葉で会社が方針を変えたら問題だ。
ああ、でも、宮迫・亮の契約解除は撤回されたか^_^;
また、松本人志や加藤浩次が即座にアポを取れる会長って、フットワークが、いい意味で軽いな!
松本や加藤は、会社システムにおける部長的な位置付けなのかな?
(7)私は、基本、会社を訴えたりして、なおかつ会社にいようとする人間には疑問がよぎる。
だから、トランプみたいに「文句ばかりのヤツは出て行け!」と思う。
共産党や民主党系なんかにね。
私は、これまで、何度か会社に不満を持って辞めてきたけど、今は一人なので、ストレスがたまらないでやっていけてる。
もちろん、他者を批判するときは、自分もリスクを背負わなくちゃね。
(8)宮迫や亮、松本・加藤が、好きに男気で動くのはいいけど、それに追従して会社批判をした若手のこの先を考えると、ホント哀れだ。
(9)ましてや、この騒動で、謹慎中の宮迫・亮以外は、ズーッと宙ぶらりん。
宮迫・亮は、みんなのためにやっているようでいて、いつの間にやら自分のことだけになっている。
《鬼平の名言》
『…人間(ひと)とは、妙な生きものよ。悪いことをしながら善いことをし、善いことをしながら悪事をはたらく。こころをゆるし合うた友をだまして、そのこころを傷つけまいとする。…』
まあ、宮迫・亮は、多くの国民の共感を得たから勝ちだ。
(10)別に吉本興業をかばうつもりはないけど、謹慎中の全員及び、評価の下がった会社自体を、無難にランディングさせようとする会社側と、
自分個人の釈明を優先させようとする者とでは、かみ合わないこと甚だしい。
加藤浩次なんかは、「善いことをしながら悪事をはたら」いているパターンだ。
正直、視聴者にとっては、会社内の内紛なんか、すぐに飽きる。
だけども、反社会的勢力と絡んだのは犯罪につながることだから、飽きる飽きないは関係ない。
ただ、入江はともかく、筆頭の宮迫や亮は、知ってて反社の集まりに行ったとは思えないので、過失として、しばらくの謹慎で済ませられる問題だったはずだ。
今回 一番 感心した芸人は池乃めだかで、
「会社に何かひと言」と、会社前でインタビューされたら、
「俺は、背が伸びる薬を開発して欲しいだけだよ」と答えていたのに10点!(^.^)
(2019/07/24)