映画『天気の子』予報②
☆・・・スポンサーにも天気にも恵まれた(作中のような雨続きの日々なので)新海誠監督の最新作『天気の子』。
私は、世間の高評価に比べ、新海作品を好んでおらず、『君の名は』も、非常に感動したけど一度見たきりだ。
「天気の子」も乗り気じゃなかったが、まあ、一度は見るだろうし、だったら、サッサと観ようと映画館に向かった。
…面白かった。
けど、細かく分析すればするほど、「君の名は」と同じ構造だった。
いや、元々が、新海誠は、デビューからずっと、同じテーマを求めてきたのだろう。
それが新海作品の持ち味なのだと考えれば、特に問題なし。
ちなみに性的なストレス要素として、前作の「巫女の口噛み酒」に対応するのは、「陽菜が自ら、風俗を醸す水商売のスカウトに連れて行かれる」シーンと「ラブホテルでの屈託なくもバスローブ姿の陽菜」でしょうか^_^;
陽菜が、もう少しで「18歳」のくせして、身体が少女みたいだから、余計ヤバいのだ。
新海誠の「癖(へき)」なんだろう^_^;
予告で語られていたとおり、確かに、2人は「世界」を変えた!
それから、これも予告で語られていたのだが、「100%の晴れ女」の陽菜とセットで、主人公・穂高は「100%の雨男」だと思っていたのだが、特に作中で、その説明はなかった。
それで「天気の子」パワーが相殺されて、世は平和になるのだと思っていた。
ちゅうか、思い出せば思い出すほど、なんか説明不足の点が多いような気がする^_^;
(2019/07/19)