☆Sさんはいろいろ問題のあるお客さんであるが、徐々に語っていこうと思う。
(1)・・・すぐに他の客に絡む
この間、若い男二人が「エイゴ」について話し合っていた。
「エイゴ」=「英語(イングリッシュ)」である。
それを横耳で挟んだSさん。
何を思ったか、「エイゴ」を、牛肉のランク「A5」だと勘違いし、その若い二人の会話に割り込んでいった。
「A5と言っても、その美味しさは、評価者の主観の部分がありましてねぇ〜。例えば、神戸牛などは・・・」などと。
(2)・・・薀蓄を語り始める
Sさんが異常者だと知らない若い二人は、いちお、年配者の語りに耳を傾ける。
だが、それも10分以上に渡ると、若い二人も辟易しはじめる。
私は、「Sさん、エイゴって、A5のことじゃないよ。イングリッシュの英語だよ」と遮ろうとする。
が、Sさん、聞く耳持たない。
(3)・・・話し始めたら、猪突猛進
なんか、物の怪(もののけ)に憑りつかれた様に話すSさんに、こっちは頷くのみ。
いや、途中から頷くのをやめても、話し続ける。
若い二人は、自分ら二人の会話が出来なくなり、Sさんの語りが小休憩したときに、素早くお会計を済ます。
帰り支度を始めた二人の背中に、なおも、Sさんは言葉を浴びせ続ける。
・・・若い二人は、もう、二度と来ないかもしれない・・・。
(4)・・・営業妨害者である
が、Sさん、いいところもある。
次回は、それについて書こう・・・。
(2014/04/25)