☆なんか、かなり、言論界・思想界は、小林よしのりに飽きているらしく、小林よしのりの名前は、その寄生しているAKB絡みでしか出て来なくなっている。
いろいろと、そのヘイトスピーチでもって各種マスコミ・言論者・政治家を刺激しようとしているが、正直、無視されているのが現状だ。
今は、昨今の中朝韓(特定亜細亜)への「ネトウヨ」のヘイトスピーチに、「近親憎悪」を感じているせいか、小林は、そのヘイトスピーチ狩りに明け暮れているようだ。
私から見ると、笑止である。
先ほどから、小林に「ヘイトスピーチ」や「近親憎悪」の言葉を冠していて、お分かりだと思うが、この男こそが、近二十年ほどの「ヘイトスピーチ」の創始者である。
「ヘイトスピーチ」とは、感情で、マイナス表現の限りを尽くして、個々の事例の正否(善悪)など度外視で、相手を貶める主張のことである。
正直、私も、ネットを中心とした、いわゆる「ネトウヨ」や「在特会」みたいな、右翼とは別の、一見 普通の政治運動体に見える普通っぽい者らの異常すぎる現状にはびっくりしていて、なんで、こんな人らが、いつの間にやらはびこり出したのか疑問が尽きないのだが、
その原初には小林よしのりがいるのは分かる。
こうして私が書くと、道をつけられた者が、ちゃんと、「小林よしのりヘイトスピーチのまとめ」を作ってくれると思うので、私は面倒なのでまとめないが、
最近の「ヘイトスピーチ」をされるに至った対象(特定亜細亜)が日本に為し続けている卑劣に目隠しし、これまで「ヘイトスピーチ」の限りを尽くしてきた男が、殊更に「ヘイトスピーチ」をする側に「ヘイトスピーチ」をし続けるさまは、見苦しさの境地だ。
奴が、その「ヘイトスピーチ」を続けるごとに、私は、「おい、志村! 後ろ! 後ろッ!!」と思う。
・・・質問・『「志村〜!後ろ〜!後ろ〜!」とはなんですか? どういうときに使うものですか?』
・・・答え・『「8時だヨ!全員集合」のコントネタです。
志村けんの後ろにおばけなどが出てきても、志村けんは気づきません。
そんなときに観客が気づかない志村けんに向かって
「志村〜!後ろ後ろ〜!」
と言うのがお決まりでした。
何かに気づいていない人に向かって、気づけよ!という意味で使います。』
(「ヤフー知恵袋」より)
◇
もう一つ、書いておく。
保守派が進歩主義と言うのを忌避することは、前回、逆説的に描いた。
小林は、自分の現在の主張こそが、思想の進歩の帰結と思いたいらしい。
だが、過去の著作(今の思考と正反対)への執着もある。
過去の考え方は、その文脈の流れの中では正しいと思っているらしい。
その考え方自体は間違いではない。
だが、凄まじく無数に、過去考えていた事例と現在考えている事例が同じでありつつも、全く正反対の答えを出していて、それを上記の思考で乗り切れると考えている節がある。
その矛盾の数々が、彼の古くからの読者を遠ざけ、小林よしのりと言う人間の信用を無にしている。
二つのことを進言しておく。
1・必ずしも、現在の思考が正しいとは限らない。
2・必ずとも、過去の思考が正しいとは限らない。
現在の思考をあらためるのは、この、小林よしのりと言う「理由後付け感情人間」には難しいだろう。
だが、せめて、だったら、過去の間違いを徹底的に改めることは出来るだろうよ。
進歩主義の帰結として、「今・現在」の考え方が正しいと信じているのならね。
そうしないと、少なくとも、左翼の野郎どもさえも、あんたにゃ、すぐにあいそが尽きる・・・。
◇
更に、もう一つ、書く。
保守派に限らず、人間はバランスが肝心と言うこと。
小林よしのりが、現在、誰からも相手にされないのは、もともと情熱でカバーしていた感情寄りの思考回路が、
老害による感情の偏狭さで、情熱さえも消え失せ、そこには、アンバランスな感情爆発による思考回路だけが残った結果だということだ。
若さを復活させるのは難しいだろう。
それは、若いAKBに媚びてどうなるものでもない。
引退をお勧めするよ・・・。
(2014/03/21)