☆大雪で、時間はあれども、映画館へ車を走らせることは難しかった。
そもそも、経営している店から自宅に帰れない状態で、もう店に二泊していた。
店があるのが青梅線で、自宅は五日市線。
先の土曜は、終日 五日市線は運休で、青梅線は大幅に遅れながらも走っていた。
青梅線の<MOVIX昭島>に赴く。
私は今、<イオンシネマ>の三か月映画見放題パスポートを持っているので、今、他の映画館では見たくないのだが、大雪のため、MOVIXで見る。
・・・のだが、せめて<イオンシネマ>では上映されていない作品を見ようと、この作品の鑑賞となった。
テレビ版などでブームとなっているシリーズだそうだが、私は未見だった。
だが、キャラクタの一人一人まで、その個性や立ち位置が予想出来た。
そして、その予想は、後からわかるけど、おおむね当たっていた。
上映前には、「ウイキペディア」などで予習もしたし、実際の上映においては、本編前に、「5分でわかるタイバニ!」みたいな企画が上映されたので、その親切は嬉しかったし、私はもともと、「見てないシリーズの一本を、あたかも全部知っているかのように感動できる」と言う<ネクスト>を持っているので、楽しめた(「ネクスト」とは、『タイガー&バニー』世界での、ヒーローに一能力伴うスタンド(「スタンド」とは、『JOJO』における念能力(「念能力」とは、『ハンター×ハンター』における悪魔の実の能力(「悪魔の実の能力」とは、『ワンピース』における・・・、切りがないのでやめるが、超能力のこと)))。
さて、物語だが、新鮮さは感じなかったけど、面白かった。
スパイダーマンやバットマンみたいなヒーローが大挙として活躍し、町の治安を守っている世界の、やや体力的に劣り始め、若い相棒(バーニー)とのコンビを解消された主人公(タイガー)が、返り咲くまでの物語を、ヒーロー仲間との交流、家族(娘)との触れ合い(触れ合えていないけど^^;)を、謎の敵との戦いを通して描いた作品だ。
明るい『ウォッチメン』ってトコでしょうか?
人物造形がステロタイプなので、故に、感情移入がしやすく、タイガーの復活や、敵にトラウマを抉られたヒーロー・ファイヤーエンブレムの克服など、ちゃんと感動しました^^v
(2014/02/15)