☆これもまた、面白かった!
先日の『ジャッジ!』と全く形質を違えたコメディというか、ギャグ側面があるが、それぞれ面白い。
全く笑えなかった『地獄でなぜ悪い』のスタッフは、これらを見て、もっと勉強してほしいと思った。
ただ、今作は、最初から、画面上で密度(数の多さ)の濃いギャグが連発されるので、こりゃ、楽しむためには、DVDでゆっくり見直さなくちゃならないな。
まあ、いつもの通り、こっちはクスクスと笑わせられつつ、のんびりと話は進んでいき、今回はラストとのことで、物語は大きなクライマックスを迎える。
そこまでもいいが、エピローグが更に良かった。
死んだと思っていた山田(仲間由紀恵)が、上田(阿部寛)のもとを訪れる。
初対面の時と同じ、マジックを披露する。
上田は、そんな山田を見つめ続ける。
その姿は、あるいは、上田の幻想なのかも知れない。
山田は本当に戻ってきたのかも知れない。
わからない、判明しないうちに、山田を優しく見つめ続ける上田の顔に「完」の文字が被さる。
その結末を客に委ねる展開は、ちょうど、今日は私の経営する店が暇だったので、レンタルしてきて見た「4デイズ(あくまでもアメリカ版)」の結末みたいだった。
4デイズ [Blu-ray] クリエーター情報なし ソニー・ピクチャーズエンタテインメントちなみに、『モンスターズ・インク』で、最後にサリーとブーが再会できたのは、上記の「二つに一つ」の選択肢の例の、「希望」のほうを選択したもの、が妥当だと思う。
「永遠の別れ」という選択肢もあったのだから。
・・・さて、『トリック ラストステージ』には、とても可愛らしい美幼女・藤井杏奈ちゃんが出てきたので、皆さんに報告しておく。
う〜、すっげえ可愛い!!
(2014/01/14)