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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[映画『RED/レッド』を観た]

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☆明日から、また話題作が公開されるし、午後八時まで残業だったけど、その後に頑張ってレイトショー行ってきたよ^^

 公開から結構経つ作品なのに、意外にも、お客さんがかなり入っていました!

   ◇

 最近のアクション映画の画一的な作りに食傷していて、あまり気が進まなかったのだが、遅ればせながらの鑑賞。

 面白かった。

 スケールは大きくなかったが、この作品、「なんか、新しいことをやっている」と言う心地があったのだ。

 ストーリーは、引退した敏腕スパイ・フランク(ブルース・ウィリス)が、コールセンターの担当の娘に恋などをしていたある日、大規模な組織に襲撃されことにはじまる。

 当然ながら電話も盗聴されていて、コールセンターの担当の娘にも危害が及ぶ可能性があると、フランクは、彼女を、誘拐さながらに連れ出しつつ逃亡、その中で、かつての仲間たちと再会を繰り返し、自分をつけねらう組織と対決していくのだ。

 私は何に新鮮さを感じたのか?

 かつての仲間の一人(ジョン・マルコビッチ)の怪演か?

 いや、それも非常に良かったし、最初に出てきたときの「イッちゃってる虚ろな視線」とか「剥き出しにするとわかる空きっ歯」とか、特に良かったが、そうではない。

 この作品は、最近、私が飽きていたアクション映画の主人公たちの「その後」を描いていているのだ。

 だが、そこに「老い」はなく、元気で明るい!

 展開も冗長でなく、瞬間に魅せる切れ味の良いアクションを散文的に見せてくれるのが非常に良かった。

 物語自体も、昔の西部劇のような対決を随所に見せてくれるが、アクション描写も正に西部劇のような瞬発力が重視されていた。

 やたらと、一瞬で勝負の決まるガン・アクションのシーンがあったし、

 途中、とある豪邸で敵に包囲される展開も、砦にこもってインディアンもしくは悪漢と戦う保安官たち、てな雰囲気である。

 このシーンでは、仲間の一人(モーガン・フリーマン)が退場するはめになるが、この作品では、モーガン・フリーマンの存在感が希薄だったのが、私の不満点かな。

 でも、ヘレン・ミレンの熟女な殺し屋っぷりは良かったね。

 『キック・アス』の<ヒット・ガール>に対しての、<ヒット・レディ>な姿が、かなりチャーミングであった。

   

 しかし、『エクスペンダブルス』の時も思ったんだけど、なんか、ブルース・ウィリスの肌ってツヤツヤしているよね。

 それから、おいしい役どころを演じた、CIA捜査官(カール・アーバン)だが、なんか、ブラッド・ピットを頑丈にさせたような男前だったね^^

   ◇

 では、寝ます!

 明日も仕事が早いんだよ^^;

                                                      (2011/02/10)

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