☆タイトルに使った写真を見てよ。
変だよね。
昨日のことだよ、民主党を抜け出して、民主党と対立し、名古屋市長に選ばれた河村たかしが、民主党の小沢一郎と仲良く笑っているよ。
言わんこっちゃない。
元々、河村たかしは、小沢一郎を「師」と仰いでいるそうだ。
変だよね。
いちお、自分に入ってくるお金に固執しないようなイメージの河村たかしが、「政治とカネ」問題で糾弾されている小沢とつるむのだ。
地方から日本を動かす、を標榜している男が、中央集権独裁化を目論んでいた野郎と談笑しているのだ。
小沢が訪ねたわけではないよ、河村が訪ねたんだよ。
河村に投票した人は、こんな状況を見越していたのかね。
有権者は、議員報酬半減、10%減税のイメージに魅了されたと言うのが正直なトコだろう。
私は、そこに民主党の異常性を見る。
以前、こう記した。
<・・・そういった方々は、菅直人のお金に対してのクリーンさ(明らかになってないだけだが)と、小沢一郎の政治手腕という、なんか変な選択肢のチョイスを続けて、未だに民主党支持をし続けているようだ^^;・・・>
民主党と言う党が、一切の整合性を放棄した結果として生きながらえているので、それを支持する有権者も、そんな「デタラメ」がスタンダードになってしまっている。
河村に投票した人々は、河村に、純粋な政治指向の姿を見ていたと思うのだ。
その「純粋な政治指向」とは、かつての菅直人に、多くの支持者が感じていた気持ちと同じだろう。
だが、菅直人は、増税を必要と見た。
で、少なくとも名古屋の有権者は、菅・民主党よりも、減税を主張する無所属(いちお、「減税日本」か)・河村たかしに投票した。
しかし、その河村は、現在、菅直人と対立する小沢一郎の子飼いだったわけだ。
多くの民主党支持者は、小沢一郎の「政治とカネ」問題に憤り、菅体制を容認している。
その狭間、変な民主党の中で、最も異常な鳩山由紀夫がいる。
こいつ、菅の如き『イメージ上の「純粋な政治指向」(言い換えると「バカ」)』でありながら、何故か、今、小沢支持陣営にいる。
河村も、鳩山も、民主党自体も、何が何やら分からないのである^^;
民主党の個々の議員は、矛盾する属性を併せ持っていて、その場その場で使い分けているのである。
それが「何が何やら分からない」で済んでいるうちはいいのであるが、
私が恐れているのが、党内・擬似「二大政党制(民主党によるマッチポンプ)」の誕生である。
これは、自民党時代の「派閥政治」の低劣化版である。
その兆候は見えている。
先ずは、与党になり、小沢の肝いりで鳩山が首相になった。
ルーピー・鳩山と、いざとなったら、陰に隠れてしまったダーティー・小沢の不手際で、鳩山は退陣し、菅政権となる。
小沢は悪役(西松建設事件)、鳩山は「バカ」として、民主党の中で蔑まれ、菅政権の支持率は最高潮。
しかし、参院選直前の、菅の不用意(不容易)な「消費税増税」発言で、支持率は急降下、参院選敗退。
そこで、その後、不思議なことに、小沢待望論が出て、菅と小沢の党代表選が行なわれるに至る。
結果として、菅が代表に再選。
何もしてないのに、菅の支持率が上がる。
民主党は、何か不手際が起き、政権が揺らぐと、必ず、同じ党内からライバルを出してくる。
そして、何らかの「セレクション・セレブレーション(マッチポンプ)」が行なわれる。
どちらが勝っても、民主党総体で考えると、勢力が減じることは少ない。
なかなか、悲しくもよく出来たシステムである。
思えば、野党時代、菅も、ポスト菅と目される岡田・前原も、幹事長を経験しているが、すぐに失敗している。
だが、じきに、何食わぬ顔で代表に舞い戻るのだろう。
民主党支持者は、その異常性に気づく術はない・・・。
◇
さて、とりあえず、私は寝るとするよ、おやすみ・・・。
(2011/02/09)
変だよね。
昨日のことだよ、民主党を抜け出して、民主党と対立し、名古屋市長に選ばれた河村たかしが、民主党の小沢一郎と仲良く笑っているよ。
言わんこっちゃない。
元々、河村たかしは、小沢一郎を「師」と仰いでいるそうだ。
変だよね。
いちお、自分に入ってくるお金に固執しないようなイメージの河村たかしが、「政治とカネ」問題で糾弾されている小沢とつるむのだ。
地方から日本を動かす、を標榜している男が、中央集権独裁化を目論んでいた野郎と談笑しているのだ。
小沢が訪ねたわけではないよ、河村が訪ねたんだよ。
河村に投票した人は、こんな状況を見越していたのかね。
有権者は、議員報酬半減、10%減税のイメージに魅了されたと言うのが正直なトコだろう。
私は、そこに民主党の異常性を見る。
以前、こう記した。
<・・・そういった方々は、菅直人のお金に対してのクリーンさ(明らかになってないだけだが)と、小沢一郎の政治手腕という、なんか変な選択肢のチョイスを続けて、未だに民主党支持をし続けているようだ^^;・・・>
民主党と言う党が、一切の整合性を放棄した結果として生きながらえているので、それを支持する有権者も、そんな「デタラメ」がスタンダードになってしまっている。
河村に投票した人々は、河村に、純粋な政治指向の姿を見ていたと思うのだ。
その「純粋な政治指向」とは、かつての菅直人に、多くの支持者が感じていた気持ちと同じだろう。
だが、菅直人は、増税を必要と見た。
で、少なくとも名古屋の有権者は、菅・民主党よりも、減税を主張する無所属(いちお、「減税日本」か)・河村たかしに投票した。
しかし、その河村は、現在、菅直人と対立する小沢一郎の子飼いだったわけだ。
多くの民主党支持者は、小沢一郎の「政治とカネ」問題に憤り、菅体制を容認している。
その狭間、変な民主党の中で、最も異常な鳩山由紀夫がいる。
こいつ、菅の如き『イメージ上の「純粋な政治指向」(言い換えると「バカ」)』でありながら、何故か、今、小沢支持陣営にいる。
河村も、鳩山も、民主党自体も、何が何やら分からないのである^^;
民主党の個々の議員は、矛盾する属性を併せ持っていて、その場その場で使い分けているのである。
それが「何が何やら分からない」で済んでいるうちはいいのであるが、
私が恐れているのが、党内・擬似「二大政党制(民主党によるマッチポンプ)」の誕生である。
これは、自民党時代の「派閥政治」の低劣化版である。
その兆候は見えている。
先ずは、与党になり、小沢の肝いりで鳩山が首相になった。
ルーピー・鳩山と、いざとなったら、陰に隠れてしまったダーティー・小沢の不手際で、鳩山は退陣し、菅政権となる。
小沢は悪役(西松建設事件)、鳩山は「バカ」として、民主党の中で蔑まれ、菅政権の支持率は最高潮。
しかし、参院選直前の、菅の不用意(不容易)な「消費税増税」発言で、支持率は急降下、参院選敗退。
そこで、その後、不思議なことに、小沢待望論が出て、菅と小沢の党代表選が行なわれるに至る。
結果として、菅が代表に再選。
何もしてないのに、菅の支持率が上がる。
民主党は、何か不手際が起き、政権が揺らぐと、必ず、同じ党内からライバルを出してくる。
そして、何らかの「セレクション・セレブレーション(マッチポンプ)」が行なわれる。
どちらが勝っても、民主党総体で考えると、勢力が減じることは少ない。
なかなか、悲しくもよく出来たシステムである。
思えば、野党時代、菅も、ポスト菅と目される岡田・前原も、幹事長を経験しているが、すぐに失敗している。
だが、じきに、何食わぬ顔で代表に舞い戻るのだろう。
民主党支持者は、その異常性に気づく術はない・・・。
◇
さて、とりあえず、私は寝るとするよ、おやすみ・・・。
(2011/02/09)