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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[悪平等]

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☆恥ずかしながら、私は、この言葉を知らなかった。

 しかし、マンガ『めだかボックス』に、その「悪平等」を冠する勢力が出てきてから、何故か、新聞などでもやたらと、その言葉が目につくようになった。

めだかボックス 11 (ジャンプコミックス)暁月 あきら集英社

 簡単に言うと、「悪平等」とは、それぞれ能力の違う個々の対象に、「平等」の美名のもと、全く同じ条件・状況を与えることを言う。

 それは、これまた簡単に言うと、「不平等」「能力発揮の機会喪失」につながる。

 つまり、才能ある者が、無価値にされることを意味する。

 狭義の「平等」と言う概念が、「民主主義」に付随するものだと考えると、

 広義だとしても「平等」を履き違えて、「戦後民主主義」の中で熟成された概念が「悪平等」で、

 民主党の、特に鳩山政権時代にピークを迎えたと言えよう。

 バカに、能力ある者と同じ条件を与える社会を了とし、その突出が、明らかなるキチガイを国のリーダーに仰ぐと言う結果を生んでしまった。

 私は、「悪平等」は、良識ある者の我慢によって、社会で許されていると考えている。

 誰も、企業の義務としての、多少の身障者の雇用義務を糾弾しているわけではない。

 健常者で、明らかに、仕事に劣り過ぎる人材が、自分と同じ雇用条件と考えると、

 怒りも悲しみも、問題意識として湧かずとも、いちお、心の中に「異常事例」としてストックされるだろう。

 たまに、そういう事例に対し、怒りをあらわにする、比較的有能な人たちがいるが、

 私は、「それは野暮・・・」と思う。

 だったら、そんな、あからさまなバカと同じ職場で働かないよう、努力して、もうちょいレベルの上の会社に行けばいいのに、と思うのだ。

 まあ、そこまでは良い。

 私が気持ち悪く思うのは、

 才能がなく、たとえば会社においては、仕事も遅く、ミスしてばかりいる人で、会社に文句を言い続けるようなタイプの人物だ。

 いいトコないタイプ・・・。

 声高に「平等の権利」を叫び続けることによって、「悪平等」の恩恵に与ろうとする<バカ>だ。

 非常に始末が悪い。

 自分が無能であることに気づく術もなく、厚顔無恥にもシステム批判だけはいっぱしなのだ。

 このブログで何度も語っているが、

 そのような人間に対しては、私はいつもこう言っている。

     「ならば、あなたも、他の作業者と同様の実績を会社に対し提供しているのだね?」

 悪平等とは、高次から与えられるサイド…、その個々の人間の問題だけではなく、

 まとめる側⇔まとめられる側の相互作用の「平等」をも破壊していく。

   ◇

 ブスの、男に対しての、美人と自分を比較した時の「贔屓の糾弾」なんかも見苦しいよね。

 そういう時のブスって、「平等の権利という名の悪平等」を間違って推進していることに気づく術もない。

 そういう時は、私は思う。

「あんた、ブスじゃん・・・。美人のあの人と同じ条件を受けることが出来ると考える思考回路が間違いだ」と。

 もちろん、この事例における美人が、あまりにも卑劣な生き方の女であったなら、私も見方を変えるが、

 世の中は往々にして、美人には余裕があり、ブスには僻みによる偏見があるものだ。

 ・・・なんか、最初構想していた文脈から、かなり異なった内容になったが、今夜はこの辺で・・・。

 ただ、一つの真理として言っておきたいのが、私は「ミスコン賛成」と言うことだ^^

                                                        (2011/10/05)

[映画『親愛なるきみへ』を観た(短信)]

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☆これは、なかなか斬新なラブ・ストーリーでしたね。

 一筋縄でいかない大人の恋愛話を、まだまだ若い二人のカップルが演じます。

 物語を簡単に言うと、軍人である青年と、大学生である娘が、夏のバカンスの帰郷で知り合う。

 恋に落ちるも、二週間後には別れの時が来て、それぞれの除隊・卒業後に結ばれる約束をする。

 が、9・11テロが起きて、青年は任務の延長をすることになる。

 彼氏と会えない寂しさの中で、彼女は・・・、って話。

 あまり乗り気の鑑賞態度ではなかったのですが、当初の「ボーイ・ミーツ・ガール」の瞬間から、すぐに引き込まれた。

 ヒロインのサヴァナ(アマンダ・サイフリッド)は、ボランティア精神に富んでいるけど、皆から愛される可愛らしい娘。

 主人公のジョンは、若いが、軍人らしい無骨さと、時に神経質な表情を見せるのが変わっていた。

 その神経質さは、おそらく演出なんだろうと思う。

 主人公の父親が自閉症だから、その表情の「癖」が、少なからず移っているような気がした(演技が上手いのか下手なのか判別つかず^^;)。

 浜辺で知り合い、ジョンとサヴァナは連れ立って歩き、桟橋の下を歩くとき、ジョンの抱えていたサーフボードが桟橋の桁にぶつかる。

 あるいは、バーベキュー会場で、ベンチに腰を下ろすときに、二人で反対側のほうを向いて座る(でも、二人で首を傾けるだけで顔を合わせられるので機能的^^)。

 別れのときに、翌日の食事の約束を取り付けたジョンが、去り際に、慌てて、自分が火をつけて知っているはずの焚き火に足を突っ込んでしまう。

 そんな、なんか細かい描写が、実にいいね。

 サヴァナの仲間の子供にも、自閉症児がいて、

 この作品は、二人の近くにいる自閉症の人物にまつわる二つのエピソードが、物語を斬新にしていた。

 まずは、ジョンと父親のエピソードだ。

 冒頭、戦場でジョンは撃たれ、意識が遠のく中、モノローグが、あたかもヒロインに向かっているように思えて、実は、お父さんに向けてだった、と言うことが物語の終盤に分かり、物語的には驚かされる。

 また、ジョンの従軍中に、他の男と結婚してしまったサヴァナの相手は・・・、と言う衝撃がある。

 最終的に、ジョンとサヴァナは結ばれる。

 物語の経過の中で、それは、かなり誤解を生みそうな展開ではあるが、

 サヴァナを演じたアマンダ・サイフリッドの演技が見事で、

 サヴァナの献身的な精神が、そんな、自閉症の子を持ち、病に伏せった男へと「感情の寄り道」をさせたことが、なんとなく分かるのだった。

 サヴァナの夫は癌で逝き、すぐさま、彼女がジョンと再会する展開に、私は深く納得が出来た。

                                                 (2011/10/06)

[疲れたから、もう寝る]

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☆事情があって、今までの人生の中で一番に疲労した日かも知れない・・・。

 我ながら、よく表情に動揺を表わさずに過ごせたと思う。

 もう、寝ようと思う。

 泥のように眠ろう。

 そして・・・、

   ♪今日は倒れた旅人たちも生まれ変わって歩き出すよ

 てな感じで、回復するしかない・・・^^;

 ああ、カンボジアに行きたい・・・。

     

 ・・・娘っ子たちに囲まれ、嬉しそうな私。

                                                    (2011/10/07)

[近況報告 (106・プレゼント)]

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☆昨日は誕生日で、本日は葬式に参列だ。

 生きるってことは、日替わりでなにが起こるか分からない。

   ◇

 私は、二年間ほど、イタリア製の腕時計をずーっと使っていたのだが、ハードな仕事を経て、ガラス表面が欠けたり、ここ数週間、バンド部分の留め金が壊れたりしていて、騙し騙し使っていた。

     

 そしたら、彼女が<カルバン・クライン>のかっちょいい腕時計をプレゼントしてくれた。

     

 実は、この間、彼女と会っているときに、うたた寝していたら、手首の太さをひもで測っている気配があったので、私は「ああ、腕時計買ってくれるんだな^^ あまり高いのを買ってくれるなよ」と思っていたのだ。

 しかし、手首を測ったはいいけど、バンド部分がベルト状(穴にピンを通すタイプ)だったので測った意味がなかったのが、彼女の間の悪い部分だろう^^;

 自分でも自分に誕生日プレゼントを買った^^(本当はスマートフォンを買いたかったのだが…)

 八王子の昔からある古本屋に行き、店頭でサービス販売していた『ナポレオン −獅子の時代−(長谷川哲也著)』の3〜10巻までを買った(1,2巻は持っていた)。

   

ナポレオン獅子の時代 15 (ヤングキングコミックス)長谷川 哲也少年画報社

 夜にでも激読しようと思う^^v

                                                    (2011/10/29)

[映画『ステキな金縛り』を観た]

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☆我が家には地デジが通っていないので、テレビを一切見られない。

 この三谷幸喜の新作だが、やはり、本人出演でフジテレビで大々的に宣伝しているのでしょうか?

 私、テレビは、ワンセグ携帯でNHK朝のテレビ小説『カーネーション』を見るのみだ。

 主演の尾野真千子がいいね。

 チャキチャキした男勝りの役柄で、私の好みの丸顔でシャープな広末ちょい似だ。

 考えるに、私は、この「朝の顔」のヌードシーンを『真幸くあらば』で見ているんだなぁ^^

 乳首が大きかったんだよなぁ^^

   ◇

 ・・・で、話を戻すが、家でテレビを見れないので、おそらくの「嫌気が起きるほどの宣伝」を見ておらず、私は、この『ステキな金縛り』を非常に新鮮に楽しんだ。

 三谷作品で一番面白かったかも。

 ・・・失敗続きの女性弁護士が、事務所の上司に「最後のチャンス」として授けられた事件。

 弁護を受け持つことになる、殺人容疑の被告人がアリバイ証明として語るは「落ち武者の霊に金縛りに遭わせられていた」と言うものだった。

 かくして、主人公は、裁判の証人尋問に、その落ち武者を喚問しようとするのだった・・・。

 一言でいうと、この作品、非常に「可愛い」作品であった。

 登場人物がみーんな「可愛い」のであった。

 主演の深津絵里だが、私は、この方にあまり魅力を感じなかったのだが、今回は、中年真っ只中の年齢にあって、実に少女らしさが残る魅力を発散させていた。

 話が逸れるが、例えば、幼女の終わりは、幼女としての魅力はなくなる。

 が、少女になりたてであり、少女の初々しさがある。

 少女の終わりは、少女としての魅力はなくなる。

 だが、若い「女」としての初々しさがある。

 若い「女」の終わりは、若い「女」としての魅力はなくなる。

 だが、「お姉さん(おばさん)」としての初々しさがある。

 私にとって、深津絵里は、これまで、若い「女」としては、ギスギスしていて魅力を感じなかったのだが、

 立ち位置が「お姉さん(おばさん)」となると、それにしてはメチャクチャ可愛いし、若いのである。

 三谷脚本で、色んなシチュエーションの演技をし、それがいちいちうまくて、とても可愛く感じた。

 落ち武者役の西田敏行だが、

 正直、私は、こんなにも笑わせられるとは思わなかった。

 だって、もう還暦過ぎているでしょ?

 なのに、凄く「若いギャグ」「見事な間(ま)」を出ずっぱりで連発してくれるんだよね。

 三谷幸喜だって、大概もういい歳でしょ。

 でも、かなり鋭いギャグを矢継ぎ早に繰り出してくれている。

 大笑いしました。

 しかも、困ると笑顔で誤魔化そうとする西田敏行の表情、じつに可愛いんだよね^^

 主人公の上司役の阿部寛も、ライバル弁護士の中井貴一も、被告も裁判長も、なんか可愛いんだよね。

 「優しい」と言い代えてもいいかな。

 三谷幸喜の上品さなんだろうね。

 主人公と同棲相手の生活と別離は、三谷幸喜の小林聡美との生活と別離を連想させられ興味深くもある。

 阿部寛のタップシーンなどは、そのシーンの前から、先が予想できて、大爆笑してしまったよ^^

 おっと、ファミレスのウェイトレス役の深田恭子は、素で可愛かったね^^

 深津絵里にメニューを向けるにあたり、胸の谷間がチラホラするのがたまらんかった^^

 二時間半近い長尺だったが、非常に練った脚本の中で、出し惜しみなくギャグが散りばめられているので、全く飽きることがなかった。

 ややダレるシーンだなぁと思いきや、そこがホロリとくるシーンだったりして、そつがない。

 エピローグ・・・、主人公の、霊を見ることの出来る「条件」が減退し、落ち武者の姿が見えなくなる展開は、『アルジャーノンに花束を』『レナードの朝』などの、「能力の消滅過程の寂しさ」を髣髴とさせ感動させられる^^

 ただ、ハッピーエンドの最後の数十秒は、驚くほどのグダグダ状態で終わってしまったね^^;

                                                       (2011/10/29)

[映画『五日市物語』を観た]

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☆私の住むあきる野市の御当地映画『五日市物語』を観て来ます^^

 午後9:50からの上映です^^;

 感想は、後ほど^^

   ◇

 ・・・あきる野市市制15周年記念作品だそうだ。

 そもそも、あきる野市は、五日市町と秋川市が合併して出来た市で、秋川市に住む私が子供の頃から、両町は合併すると言われていたが、秋川市のほうが難色を示していたと記憶する。

 しかし、子供の私から見ても、明らかに五日市町のほうが歴史を感じられ、合併は「光栄」なことのように思えた。

 だけども、合併して、五日市市と言う市名になるのは、秋川に住む私としては嫌で、だからと言って、秋川市になるのも「五日市」に失礼に感じていた。

 そしたら、合併し「あきる野市」と言う訳の分からない市名になった。

 当時は、日本で唯一の、漢字と平仮名混在の市名と、プチ有名になったと記憶する^^;

   ◇

 さて、観てきました。

 なんとも、不思議な経験をした気持ちです。

 自分の知っている風景が大画面に映し出されているのである。

 美しいカメラワークで、五日市の自然が映し出されてもいる。

 ・・・そこに、情報を集めることを仕事にしている会社の一員として、遠藤久美子(すっかり大人のエンクミ)演じる女性が、五日市について調べようとやってくる。

 あきる野市役所の、観光担当の青年が、その案内をする。

 最初は、五日市の観光ポイントをカタログ的に紹介する展開で、

 私は、地元民としては嬉しいけど、これでは映画としていかがなものだろうかと思っていたら、

 次第に物語も顔を出してくる。

 90歳を超えても旅館を切り盛りするおばあちゃんと知り合い、興味と、自分が人生に求める「何か」を感じたエンクミは、

 会社を辞め、おばあちゃんの旅館に長居をはじめるのだった・・・。

 そういった展開の是非については、後で話す。

 ・・・う〜ん、全ての登場人物の演技がおかしいのだ。

 セリフの棒読み具合と、妙な間(ま)と、ステロタイプの感情をあらわす表情などの表現・・・。

 多くのボランティアを配しているようだが、

 それ以上に、見知っている役者の演技も、奇妙に思えた。

 もしかして、それがあきる野市の人々の素朴さとでも、演出者が思っているのか?

 なら、それは間違いだ。

 また、主人公が、五日市を「癒し」の土地とでも思っているかのような作品テーマが、非常に勘違いはなはだしい、てゆーか、私、恥ずかしい^^;

 五日市は伝統ある町だが、そこには圧倒的な、いい意味でも悪い意味でもの「現代」がちゃんとある。

 勝手な美化はやめて欲しい。

 「都会の生活に疲れたOLの、自分探しの発見の場」に帰着するテーマは、あまりにも勝手で、そぐわない「観念の見取り図(by西尾幹ニ)」を五日市にあてはめるようなものである。

 また、五日市憲法や、山中からの木材切り出しと筏を使った運搬などは、過去パートを通してちょっとしたテーマとして語られるのだが、予算の関係もあろうが、とても薄味だ。

    ◇

 私は、最初から、この作品が、五日市を知らない人にとって、その目にどのように映るのか? とずーっと考えて鑑賞した。

 映画の技術レベルとしては、ややお粗末な点もある。

 一緒に観た人は「学芸会レベル!」とまで言っていたが、私はそうは思わない。

 大学の「映研」レベルよりもはるかによく出来ている。

 ちゃんと散文的に、話を組み立てている。

 しかし、商業映画としては、きつい点が多い。

 かろうじて、かろうじて、金を出す鑑賞に耐えるレベルかな。

 でも、私の住んでいる土地の近く(子供の時から見知った場所・食べ物(のらぼう/おやき、など))が映画のスクリーンに映し出されるというのは、かなり興奮するなぁ^^

                                                             (2011/10/30)

[近況報告 (107・高アクセス御礼だが、やべぇ! 酔っちゃった)]

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☆いやはや、昨日は、久し振りの高アクセスでした^^

   閲覧数:2,971PV 訪問者数:711IP  順位: 603位 / 1,648,743ブログ中 (前日比↑)

 私のような(保守界隈では多少は名が売れていますが…)、世間様には全く無名な、可愛くもない男がこれだけの記録を残すのは凄いことなんよ^^

 私もね、幼女ネタとか書くのをやめたら、もうちょいメジャー人気が出ると思っているんだけど、

 ダメなんだ・・・、この、心からほとばしる幼女への愛情は、もうどうにも誰にもとめられない、ジュテ〜ム!

     …ネットで拾った美少女写真^^

 ・・・ダメだな、この子でさえも、俺から見れば、もう若いとは言えん。

   ◇

 今日は歯医者なので、残業を断り帰宅し、ビールを500mlで2本飲んで、今、3本目。

 明日は、飲酒に厳しい本職でなく、バイトなので、平気なのら^^

 今日は、仕事中から、帰宅したら、先一昨日のエントリーで、「収入激減の異動の憂き目に遭った同僚」についてと、

 一昨日(クリック!)のエントリーで書いた「若過ぎる彼女から高価なプレゼントを貰うこと」について、じっくりと書こうと思ったのだが、

 酔っ払ってしまったので、明日に回す。

   ◇

 それから、いつも、「放射能」について、ヒステリックになっている方々への啓蒙文を書こうと思っているのだが、なかなか、書き始められない。

 でも、書かなくちゃならない。

放射線のひみつ中川 恵一朝日出版社

   ◇

 本当は、今日から公開の『パラノーマル・アクティビティ3』をレイトショーで観に行こうと思ったのだが、

 私はホラー映画を見ると、すぐに「うおっ!」とか「ぐおっ!」とか悲鳴をあげてしまい、また、身体をバタつかせてしまうので、誰かと一緒じゃないとフォローがきかないので、見られないのである。

 恐怖映画を見るのは、大きい姪っ子とがベストなのである。

 「そんなマンガみたいに飛び跳ねるヤツはじめて見た^^;」とか「いいお客さんだなぁ」とか、

 客席での、他のお客さんが見て「ドン引き」の私の怖がる動きを、言葉で中和してくれるからだ。

   ◇

 『パラノーマル・アクティビティ3』には、可愛い姉妹が出てくるので楽しみなのです^^

   

 ところで、私が『三銃士』を未だに見ていないのは、姪っ子と見に行く約束になっているからである。

 だが、今、姪っ子は、英検の準2級かなんかの二次試験の勉強で、学校以外は、母親(私の妹)によって自宅に軟禁されている。

 二次試験が終わったら、私の家に一週間でもいさせて貰えるのだそうだ。

 てゆーか、私の予定などは全く顧みられることなく、勝手に決められている。

「ちょっと待て、学校はどうすんだ?」

「そっちから通っていいって!^^」

 うへ、朝の自分の出勤時に、ついでに姪っ子を駅まで送らなくちゃならないのかよ。

 育ち盛りだから、ご飯代も掛かるなぁ・・・^^;

   ◇

 ちょうど今、母親が私の部屋に来て言ったのだが、定期的に行く、今回の病院代は2万5千円だそうだ。

 うへ・・・。

 気楽に言ってくれるゼ。

 お金の工面をするのは俺だぞ・・・^^;

   ◇

 今夜は、弟が出張なので、甥っ子が私の部屋に泊まっている。

 寝る前に、怖い話をしてやった。

 《・・・パルオ(甥っ子の名前)は、放課後、一人、学校の校庭でバスケの練習をしていました。

 そろそろ、日も暮れて来たので家に帰ろうと思いました。

 すると、暗がりの中から一人の少年が現われ、「一緒にバスケの練習をしよう」と言ってきました。

「いや、僕、もう帰ろうと思っていたんだ」

「ちょっとだけでイイから、練習しようよ^^」

 かくして、パルオは断りきれず、謎の少年と小一時間バスケの練習をしました。

「ほんじゃあ、僕、もう帰るよ」とパルオ。

「うん、分かった。また、明日遊ぼうね^^」

 しかし、次の日、学校の近くに住んでいるクラスメイトが言ってきました。

「パルオ! お前偉いな。暗い中、一人でバスケの特訓だなんて。おれ、自分の部屋の窓から見えていたんだ。

「・・・ん? 一人じゃないよ。名前知らないけど、近所のヤツとバスケをやっていたんだ」

「嘘だぁ、俺には一人で練習している姿にしか見えなかったよ」

「変だなぁ」

「変だな」

 翌日の放課後、パルオは、謎の少年と翌日の練習の約束をしていたので、待ち合わせの場所に向かった。

 すると、そこには、昨夜の少年がおり、「さあ、練習をしよう^^」と微笑んでいるのだった。

 ・・・この後、日が暮れて帰ろうと思ったパルオに、謎の少年が、急に悪鬼の表情で「帰しはせん!」と、近づいてくる。

 そこから、血みどろのホラー展開になるのだが、・・・甥っ子が寝てしまったので、続きは今度と相成った^^ 》

   ◇

 酔っているので、ちゃんとした文章を書いているのか定かじゃない・・・。

 文法など、間違っていたら、明日直しますね^^v

                                                       (2011/10/31)

[若過ぎる彼女に高価なプレゼントを買ってもらうことについて]

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☆世の中には、色んな人間がいて、奥さんにモテる「マダムキラー」なんてのもいるが、

 私はさしずめ、「ヴァージンキラー」である。

 これについては、今までブログで何度も書いてきた。

 若い子とつきあうことが多かったから、パーセンテージ的に「ヴァージンキラー」になっちゃったのだ。

 私は、女性の特別な瞬間に参加できる喜びを、いつも、非常に光栄なことだと思っている。

 そして、恋愛初心者の女の子の多くは、交際し始めると、なんか、私に高価なものを買ってくれる。

 私には、それがプチ疑問であった。

 「高価」の基準は、自分や、相手の家庭・教育環境や、その時(現在)の状況(ccupation)で変わろうが、

 例えば、まあ、ごく普通の高校生のバイト女子が2万円のプレゼントを渡してくるとなると、それは大枚はたいたと言えよう。

 その子などは、つきあって2,3週間後に、なぜか、誕生日でもクリスマスでもないのに、財布をくれた。

 私は30歳で、彼女は16歳であった。

 私は屈託なく、その財布をあり難く使った。

 まあ、デート代は、いつも俺持ちだったしね^^(この年の差では当然だが…^^;)

 すると、仕事をしている時に、同僚が「あっ、吉田カバンの財布じゃん」と言ってきた。

「これって、いいもんなの?」

「ああ、2万円近いよ、それは」

ポーター・ズーム・ウォレット吉田カバン・ポーターメーカー情報なし
     ・・・これではなかったが、値段は同じ。

「えっ! そんな高いもんなの? つきあいはじめた子から貰ったんだよね。なんか悪いなー」

 すると、その場にいた別の同僚(私の彼女を知っているヤツ)が、言った。

「貰っといていいんだよ。なんちゅうかな、ミド蘭さんの彼女、若いじゃん。だから、なんちゅうか、男とつきあったら、ああしてあげよう、こうしてあげようと考えていたことがあって、今、それを実行できて、楽しい時期なんだよ^^」

「おー、なんか分かるような気がする^^ ならば、この財布は大事に使ったほうが良いな^^」

「ああ」

「うーん。・・・だって、この間なんか、俺に、タバコ吸っている姿を見せてよ、なんて言ってきたんだ。俺、タバコ吸わないけど、コンビニでタバコを買ってきて、吸ってみせたんだよ^^; おそらく、彼女は、自分のいつかつきあう男は、きっとタバコを吸うんだろうなぁ、などと夢想していたんだと、俺は思ったんだわ」

「・・・でも、大変だぜ、そんな子供とつきあうのは^^;」

「そうだな。でも、今は楽しいよ^^」

 ・・・このときの彼女については、興味深いエピソードがたくさんあるのだが、今回はここでおしまい^^v

   ◇

 さて、今の彼女は、誕生日プレゼントに以下を買ってくれた。

[カルバン・クライン ウォッチ]ck Calvin Klein watches 腕時計 ck celerity K7547185 メンズ [正規輸入品]ck Calvin Klein(カルバンクライン)ck Calvin Klein(カルバンクライン)

 クリックしてみると6万円の価格がついている。

 私は、今の彼女に貰った後、ネットで調べて仰天した。

 だが、彼女は「天然」なので、私にヨドバシカメラの袋に入れたままプレゼントしてくれていた^^;

 私は、昨日、ヨドバシに行って調べたね、ああ、調べましたとも!

 すると、かなりのディスカウントがされていて、2万円ぐらいで買ったようだ。

 いや、それでも、とても高価だ。

 何よりもデザインが良いし、感謝し使わせて頂く^^

 サンキュ!

   ◇

 で、これが、これまでに恋愛を経験している方となると、プレゼントは手作り傾向になる^^

 ボンレス夏子なんて、会えば手作りパンなどを持ってきてくれたし、デートの時は、外食よりも手料理を披露してくれることが多かった。

 今の彼女の前につきあっていた子(背が低かったが、モデルみたいにメチャ可愛くて、背中に片翼のタトゥーをしていた)も、つきあう前に、私にチョコ風味のパウンドケーキを作ってきてくれた。

「仕事で疲れているだろうから、カカオを多めに入れておいたの^^」などと言われ、私はノックアウトされちゃったものである^^

   ◇

 以上! 今日は寝ます!

                                                     (2011/11/01)

[収入激減の異動の憂き目に遭つた同僚につゐて思ふ]

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☆・・・残業でして、今、風呂から出てきて、もう眠いので、30分で仕上げます^^

 で、さて、何でしたっけ?

 美少女の話でしたっけ?

 ほれ、ライラだよ^^ 美しいねぇ^^

     

 癒されるなぁ^^

 ・・・最近、やや身体が疲れている。

 昨日のバイトの時もそうだったのだが、何度も何度もカンボジアを旅していた時の辛い瞬間がフラッシュバックした・・・^^;

   ◇

 ちょいバカだけど、いなくなると寂しい同僚・Aさんは、

 フォークドライバーとして、職場の安全を脅かす行為を何度もし、何度も注意されたのに、それを守らなかったので、金の稼げない部署に異動になってしまった。

 確かに、同僚・Aさんは、本当にいい加減な面があり、

 私は、小学生の頃、クラスに一人か二人はいた「特殊な人」が、そのまま成長したらこうなるんだろうなぁ、と常々思っていた。

 だが、そんな人が一緒に働ける職場が、私は妙に好きだった。

 私は、この職場では責任者でもなんでもないので、彼に指示や注意をする権限はないのだけど、同僚・Aさんが、こちら(職場全体)にも害が及ぶような「失敗の隠蔽」などを行った時には、相手は年上なのだが、怒鳴った。

 すると、その後は改めるようになる。

 こちらが本気で言うと、言うことを聞かないほどの人ではない。

 ただ、怒るこちらとしても、感情をあらわにするのは本意ではない。

 感情を表に出すと、心が浮き足立ち、後から非常に後悔させられるからだ。

 でも、人を叱ったりする時は、それぐらいのリスクも必要な気がしている。

 ・・・人の他人に対してのアクションはそれぞれだが、同僚・Aさんに対しては、もうちょい違った注意の仕方をすれば、異動までさせられちゃうような結果にならなかっただろうになぁ・・・。

 いや、でも、同僚・Aさんはいい加減なので、それでも危険走行をやってしまうのかも知れない^^;

 だが、その初期の状況だけならば、同僚・Aさんは異動させられるまでには至らなかっただろう。

 そこには、あたかも、同僚・Aさんの危険走行を、職場全体の問題にまで高めるような「空気」を形成した、「初期状況」後からの同調人物たちがいるのだ。

 会社は、文字をひっくり返すと「社会」となる。

 社会の進行の指針となるのが、社会の表層に現われた「世論」である。

 だが、その「世論」が正しいことは稀である。

 そこには、「ノイジー・マイノリティ」が幅を利かしているからだ。

 ノイジー・マイノリティーとは?(「ウィキペディア」より)

 ・・・「うるさい」・「騒々しい」といった旨が語源であり、主張に理論的ないし道義的裏付けが乏しく「声の大きさ」に任せて騒ぐだけの少数者を指し、批判的な意味合いが強い。
 その過激かつ積極的な姿勢のため、実際には少数派であるにもかかわらず、穏健かつ消極的な多数派よりも目立つ傾向がある。実質的にクレーマーと同等の意味合いを持つ。

 うん、確かに同僚・Aさんは、作業上、他者からの注意が必要な人物である。

 最初に注意をした人物は、自分にも厳しいまじめな方だったのだろう。

 だが、Aさんを異動にまでさせる空気を会社上層部に熟成させた人物ら(後からの同調者)は、暇な「ノイジー・マイノリティ」であると思って間違いない。

 で、その「ノイジー・マイノリティ」は、同僚・Aさんより仕事が出来なかったりする。

 同僚・Aさんよりも、安全を脅かす行為を無自覚にしていたりする・・・。

 ・・・続く。

   (次回の登場人物)

  

                                                      (2011/10/02)

[近況報告 (108・とりとめなく)]

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☆今日から、「わかりやすい放射能と原発」と言うシリーズを週一で書いていこうと思い、

 どうしても気になっていた中川八洋の論文が載っている論評誌「撃論」を買った(しかし、1200円はやや高いなぁ^^;)。

 しばらくは、この論文と、「放射線のひみつ」を紐解いていこうと思った。

 が、本日も残業だったので、週末から書きはじめることとす^^

撃論 vol.3 (OAK MOOK 398)クリエーター情報なしオークラ出版
          ・・・これは既に買っていた。

撃論 原発安国号 Vol.2 (OAK MOOK 388)クリエーター情報なしオークラ出版
          ・・・今日は、遡って一号前を購入。

放射線のひみつ中川 恵一朝日出版社
          ・・・放射能ヒステリーに効く名著です。

   ◇

 残業ではありましたが、昨日よりも2時間近く早く終わり、夕食を<バーミアン>などで食べる余裕がありました。

          

 手前が、私のオーダー「こく旨辣油のネギラーメンの餃子セット」、向こうが「香港風酢豚」。

 ボチボチ美味しゅうございました^^

 ・・・下は、一昨日の夕食<しょうが焼き丼>です^^

     

 仕事で遅くなった時は、こんなボリュームのあるものは食べたくないのだが・・・、と言いつつ完食!!

 食卓の上に、柘榴(ざくろ)もありました。

   

 間違えた! こりゃ「ザクレロ」だ^^;

     

 久し振りの柘榴は、アセロラみたいな味がしました。

   ◇

 今日は職場で、<グリーンマン>さん(クリック!)が、私が、現在の職場で客観的に見ても主観的に見てもナンバー1に美人だと思う<短髪美魔女>さんと、映画の話をしていた。

 私は、仕事をしながら、無表情で、だが、聞き耳はちゃんと立てていたのだが、微妙な距離なので、何を言ってるのか聞こえなかった^^;

 映画のタイトル一つでも聞こえれば、<短髪美魔女>さんの人となりが浮かび上がってくるというものなのだが^^;

 まあ、この人の場合は、映画を見るよりも、出演したほうがよろしいでしょうて^^;

   ◇

 火曜日のバイトは東林間を巡りまして、写真を二枚撮りましたよ^^

   
       ・・・上品な猫2匹。

 とあるポストの近くに貼ってありました^^;

   

 なんか、怒ったり、指摘したり、状況を吐露したりと忙しい貼り紙です^^;

   ◇

 こちらは我が家の猫ミュウ^^

 遠目に私を観察しております。

     

 おそらく、私の観察データは、成層圏に待機している母艦に送られているのだと思います。

   ◇

 では、寝ます^^

 凄く眠い。

 ベッドに入ったら、五分で眠れます^^V

                                                       (2011/11/03)

[近況報告 (109・残業続き/代替エネルギー)]

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☆うー、連日残業で、今日は、今までの、この職場でのタイ記録の午後10:45までだった。

 この時間の帰宅は、翌日の飲酒検査に引っ掛かる可能性があるので、酒が飲めないのが痛いな。

 風呂に入るパワーもないので、明日の朝に入るとしよう。

   ◇

 昨日、コンビニに行ったら、レジのあるカウンターに、「タイ・カンボジア洪水被害募金」と記された箱が置かれていた。

 カンボジアにも洪水被害が出ているとは知らなかった(テレビがないもんですいません^^;)。

 カンボジアはアンコール王朝の、歴代の王の、一番大事な仕事と言うのは「治水」管理だった。

 カンボジアは高低差の少ない平坦な国土なので、雨季には、すぐに川と言うか、湖が氾濫し三倍くらいの広さになる。

 その乾季の、特に稲作農業を国民が営むにあたっての用水の確保は、国王の大事な仕事だったんだよね。

   ◇

 そんなことが頭にあったから、民主党の安易な「脱ダム」が、私にはどうしても認め難いものだった。

 ・・・福島原発の事故によって、それを脅威と考える者たちにとっては、原発以外の電力確保が急務とされるようになった。

 しかし、そういった勢力は、「脱ダム(脱水力発電)」派と同じなんだよね。

 矛盾に苛まれるわけだ^^;

 勿論、温暖化反対(脱火力発電)の急進派とも重なる。

 なんか、色んな、「科学技術の弊害」に対して潔癖症であり過ぎると、雁字搦めになってにっちもさっちもいかなくなってしまうよね。

                                                    (2011/11/05)

[映画『カイジ2〜人生奪回ゲーム〜』を観た]

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☆う〜む、面白い^^

 原作は言わずと知れた、今なお続く傑作ギャンブルマンガだ。

 前作(クリック!)でも、私は大概、熱狂して楽しんだのだが、その一個の映画作品にするための改変を不満に思う人も少なくなかったようだ。

 「帝愛」と言う金融会社には、返し切れない莫大な債務を持った者が突き落とされる「地下強制労働収容所」があるのだが、一つに、この数々のエピソードを生んだ舞台が前作では蔑ろにされ、無難にスルーされていたことに起因する。

 そこが簡単にクリアーされ、カイジが、地上を舞台にした戦いでクライマックスを迎え、勝利しちゃったことが、今後の続編に影を落とすだろうという危惧があったようだ。

 しかし、今作は、それをいとも簡単に解決している。

 カイジは、またも借金にまみれ、「地下強制労働収容所」に落とされていたのだ。

 物語はそこから始まる。

 またも、「地下強制労働収容所」での、悪魔の室長とのチンチロ対決は、「007」のアヴァンタイトルのように簡略化されてしまい、

 カイジが、地下の仲間からの希望を託され、地上での限られた二週間の生活の中で、自分と仲間の借金2億円を返す賭けに打って出る物語だ。

 ・・・「地下強制労働収容所」での簡略化されたチンチロ対決は、原作ならば、室長の仕掛けたイカサマに、カイジらはイカサマで仕返すという皮肉が効いていたのだが、今作では、イカサマを見破って終わってしまうという、原作を知る者には物足りない序盤展開だ。

 いきなり、クライマックスの話で申し訳ないが、何段階もの起伏のどんでん返しがあるが、そこで、カイジは何度も絶望し、情けない「命乞い」みたいなことをする。

 そこで助けてくれるのが、どちらも仲間なのだが、結局は、そのヘルプが、お金の問題でしかないののが少し不満だ。

 私の思い描くカイジならば、その「命乞い」には、何らかの計算が働いているはずなのだが・・・。

 でも、手すりに縋り、下半身を「帝愛」の「戦闘員」に引っ張られているのが駄々っ子みたいで面白かったし、昔、シュワちゃんの「トータルリコール」でこんなシーン見たことある^^;

 ただ、同じ「二人の仲間それぞれのお金の融通」が二度繰り返されちゃうのは、片方の人物が、原作からの改変部分のオリジナルキャラクターによるものであり、

 数度は読んで見知っている原作を、より面白さをアップさせてくれたのが今回の改変部分でもあるので、痛し痒しだ^^

 そのオリジナルキャラクターは、吉高由里子が演じている。

 前作のチョイ役だ。

 それが、全く女っ気のない原作に、グレードの高いヒロインを加えてくれていた。

 メインの舞台である<人喰いパチンコ"沼">は原作通りに堂々と、

 しかし、改変部分のオリジナルギャンブル<プリンセス&スレイブ>では、<人喰いパチンコ"沼">のカジノでのメイド服の吉高由里子が、黒衣の王女様に扮装したりして、

 また、悪女として…、過去に心にキズを負った女の子として、演技力を駆使していて、

 私は、

「やっぱ、このイイ女は、チンポにクルなぁ!^^」

 と、確信するのだった(<プリンセス&スレイブ>は、現在連載中の「カイジ・和也篇」のプロローグの和也の小説を髣髴とさせて良かった)。

 カイジ役の藤原竜也だが、この人の演技は、物語が盛り上がれば盛り上がるほど、共感できる普通っぽさが感じられ、そこがいい。

 前作での敵役であり、今は落ちぶれている利根川を演じている香川照之に、私はかつて、「同じ役柄しか出来ない」などと言っていたものだが、その後の多彩な活躍は文句なく、今回も、落ちぶれたが臥薪嘗胆にある「カッコ良さ」を存分に見せてくれていた・・・、素晴らしい!

 藤原竜也、吉高由里子、香川照之と、もう一人、カイジに「"沼"攻略」を見込む男がいるのだが、それを生瀬勝久が演じていて、アクが強いが、その情動は普通人に近く、見ている私たちを非現実的世界へ橋渡ししてくれる。

 そんな4人が、「オーシャンズ11」のように、「"沼"攻略」に挑み、私は燃える^^

 4人を迎え撃つ、<人喰いパチンコ"沼">のカジノのオーナー・一条を伊勢谷友介が演じているのだが、

 私は、どうやら、このケレン味たっぷりの役者が好きなようである。

 『十三人の刺客』『あしたのジョー』と観てきて、この人が出てくると、画面から目が離せなくなる。

 ああ、俺の大好きな広末と、かつてつきあっていたことも頷けるし、

おお、名作『ブラインドネス』にも出ていたんだね^^

 私が、原作「カイジ」の<人喰いパチンコ"沼">篇で感心したのが、その攻略方法の「本格ミステリー」的な大仕掛けにでした。

 かなり入り組み、理解が難しい状況を、画面に3D表現のCGを組み込むことで、うまく理解させてくれました。

 原作では、ラストバトルは、確か、釈放を待つ「地下強制労働収容所」の仲間のトコにもバトル状況が放送され、盛り上がった記憶があるのだが、今回の作品では、そういった多角的な視点に欠けていた点もある。

 バトルの熱さに流されて最後まで圧倒されたが、

 物語に、やや「カイジ」っぽい、現代の若者の労働への無気力と追い込まれた後のサバイバルの描写が弱かった気がするが、

 それでも、面白かった^^

   PS.写真で登場の「美心(みここ)」は、ブスではなかった^^

                                                  (2011/11/05)

[近況報告 (110・東北のキュピたん/タトゥー)]

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☆バイトでヘトヘトになって帰宅したら、東北の若鷲さんから「喜助の牛タン」が送られてきていた。

 若鷲さんは、その御祖父に「保守派」として鍛えられてきた方で、また、私の愛するキュピたん(小3)のお父さんだ。

 若鷲さんは義理堅く、年中マナーに忠実な方であるが、お中元としては遅く、お歳暮としては早い。

 おそらく、私の誕生日に合わせてくれたのかな?

 しかし、申し訳ない。

 被災地在住の方から、高価なものを送ってもらうのは、どうにも後ろめたい。

 私は、キュピたんが大好きなので、おもちゃをたまに送るのだが、それは、私がそうしたいからそうしてるのであって、

 キュピたんがモミジのような手で、送ったおもちゃで遊んでくれるのを想像するだけで嬉しいのだ^^

 だから、お返しは、受け取るに忍びない・・・。

 でも、美味しく頂くぞい^^

 私は、キュピたんの写真を送って欲しいんだよなぁ^^

 でも、もう、お年頃なので、ここには載せられないけど。

 キュピたんは、赤ちゃんの頃から、町で可愛くて有名で、

 保育園時代、近所の温和な男子高校生たちが「ここに可愛いのがいるんだよ^^」と保育園にキュピたんを見に来たほどなのだ^^

 昔のエントリーには、キュピたんの写真がいっぱい載っているので、どうか、探してみて下さい^^

 「モンスターズ・インク」のブーや、ロッタちゃんにそっくりです^^

     

 でも、小学3年生か・・・。

 私は、甥っ子(小2)と結婚させようかと作戦を練っている^^

 やっぱ、私は、キュピたんが2,3歳の頃が一番でした・・・。

 「うちの3姉妹」のチーみたいな頃。

     

 でも、「うちの3姉妹」の最新刊では、チーは保育園を卒園し、作品は完結したようである。

 寂しいが、幼女の可愛さの発散は期間限定だからこそ可愛いのだと思う。

うちの3姉妹 16松本ぷりっつ主婦の友社

   ◇

 さて、チーの口癖「タトゥーン!」を転載したら、タトゥーについて思い出した。

 「タトゥー」と言っても「♪鬼きませ、鬼きませ」のお騒がせの<タトゥー>ではない(先ごろ解散)。

 刺青のことだ。

 先日、一代前(!)の私の彼女が、背中に、ワンポイントの「片翼のタトゥー」をしていたと書いた。

 まあ、自分とつきあっている時に「タトゥーを入れたい」と言ったら反対するが、

 つきあう前に、既に入れてたんだからしょうがない^^;

 彼女は、それをバリ島で彫ってもらったと言ってた。

 私は、昔、一回り下の若者とタイ・カンボジアに行ったのだが、

 その若者は、今は水没しているだろうタイのカオサン通りの店で、足にワンポイントのタトゥーを入れて貰っていた(私は色んな若者をカンボジアに連れて行き、試練を与えていたものだ^^;)。

 で、現在の職場にも、肩にワンポイントのタトゥーを入れている奥さんがいた。

 去年の夏、Tシャツの袖口から見え、「外国で彫ったの?」と聞きたかったのだが、基本、私は、迷惑をかける可能性が大きいので職場では奥さんとあまり話さないことにしているので聞けなかった(あまりにも近しい同僚や、周りから見て誤解を受けることのないような奥さんとは話す)。

 だが、今年の夏、トイレ掃除のときにその人がいて、間が持たなかったので、一年越しの質問をぶつけたら、「日本で彫った」とのこと。

 更に、その奥さんは意外なことを言った。

「違う模様に彫りなおそうと思うの」

「えっ!? タトゥーって彫りなおせるの!?」

「うん。彫り直すというか、上から違うデザインを彫って、前のを消しちゃうの」

 へーっ、成る程、と思った。

   ◇

 ・・・昔の職場にもタトゥーしている男がいて、その男は、「外国で彫る場所は、衛生状態が良くない」と言っていた。

 へーっ、成る程、と思った。

 だが、その男のタトゥーは、二の腕をグルリと一周するブレスレットデザインだったので、

 私は、『新・必殺仕置人』の<鋳掛屋の巳代松>を思い出すのだった。

 巳代松は、かつて島流しの憂き目に遭ったが、その証拠が、二の腕のブレスレット状のタトゥーだったのだ。

 だから、私は、元同僚のタトゥーが「島抜け者」のように見えた・・・^^;

   ◇

 それから、かつて、ジョニー・デップは、ウィノナ・ライダーと交際していたと思うのだが、

 確か、腕に「ウィノナ命!!」みたいなタトゥーを彫っていた記憶がある。

 今は、ジョニー・デップのタトゥーはどうなっているか知りたいな。

「違う模様に彫りなおそうと思うの」と言ってた奥さんのように、他のデザインに変えたのかな?

   ◇

 バイトの舞台であった川崎の写真を載せる余裕がない(後日エントリーします)。

 「わかりやすい放射能と原発」と言う週一シリーズは、近日必ず書きますから!

 では、今日は寝ます! おやすみ〜!!

                                                     (2011/11/06)

[心に残る被写体(19・短時間勝負!)]

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☆すいません。

 昨日は、残業がなく、つい、お好み焼き屋「道とん堀」で飲んだくれてしまいまして、帰宅し寝ちゃいました。

 だから、バイト前の今、昨日の日付で10分で更新します^^

 タイトル写真は、昨夜、とどめに食べた「スナックラーメンもんじゃ」のベビースターみたいな麺の袋です^^

 これから、バイト先に行く前に、本職の職場に行き、エリコ嬢に、今の少年ジャンプに付いている「ジャンプ・フェスタ」参加の応募券を届けに行かなくてはならないので、急いで書きます。

 これは、部屋にあった、ニュージーランドで描いてもらった、私の顔^^;

     

   ◇

 一昨日のバイトの現場は寺尾台と西生田でした。

 高低差が激しく辛かった〜^^;

     

 こんな階段を何往復もした。

 でも、実りの秋、みかんと柿が実っている風景もあり、心が和んだ^^

     

 さて、とあるアパートに大量の本が積み重ねられていました。

     

 全て、スピリチュアルなものや、自己啓発本の類でした^^;

 ・・・では、バイト、頑張ってきます!!!

                                                     (2011/11/07)

[素晴らしい原子力発電(1 ダライ・ラマ/基礎用語を知ろう/ペケ風力発電)]

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☆バイトを終えて帰宅したら、郵便が届いていた。

 皇學館大學の博士の松浦光修先生が、私が誕生日だったからだろうか、新刊を送ってくれていた^^

 私は、これまでも松浦先生(の著作)については語っているが、一番最近のエントリー[目に見えないもの(松浦光修氏の著書から)](クリック!)で、松浦論文を語りつつ、原発肯定の内容に結び付けてしまっていたので、「もしかすると怒っているかも知れない・・・^^;」と思っていたのだが、「まあ、よろし」と黙認してくれたのかな^^;

 何にしても、私のような者を気にかけてくれるのは嬉しい限りだ。

 新刊は、吉田松陰の『留魂録』の松浦先生の手による編訳である。

[新訳]留魂録松浦光修PHP研究所

 読んでいきたいと思う。

 ……吉田松陰は、どんな者に対しても、自分が学ぶ姿勢を持っていた人物だ。

 その吉田松陰を敬愛せし松浦先生も、雑草のような私から、例えば「しぶとさ」を学んでくれているのだろう。

 ・・・て、ことは、私も「先生」だ^^

 ミド蘭先生・・・。

 冗談はさておき、副題に<吉田松陰の「死生観」>とある。

 まだ読んでいなくて、浅い認識で記すのだが、

 私、福島原発の避難区域ギリギリまで行った時、数パーセントは、黒船に乗り込んだ吉田松陰の気持ちと重なるものがあったと思っている。

 私の信念とキャラクターにおいて、あそこには行かざるを得なかった・・・。

   ◇

 ≪本日の名言・1≫

 ダライ・ラマ14世

 「・・・「常に物事は全体を見るべきで、一面だけを見て決めるべきではない。破壊的な目的で使うものは、破壊的なものしか産まない・・・」

 <脱原発だと「貧富の差広がる」 ダライ・ラマが記者会見で述べる (2011/11/ 7 12:56)
 チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(76)が2011年11月7日、都内で記者会見を開いた。
 ダライ・ラマは10月末に来日。高野山で講演した後、11月3日から6日にかけて仙台、石巻、郡山など東日本大震災の被災地を訪問した。被災地訪問後に記者会見を開くのは初めて。
   「常に物事は全体を見るべき」
 会見では、東京電力福島第1原発から20キロ圏内に放置された動物の写真をダライ・ラマに見せる記者もいた。さらに、記者は
「人間にも動物にも、放射能におびえずに生きる権利があるのではないか」
と問いかけた。ダライ・ラマは20キロ圏内の惨状に顔をしかめながらも、
「常に物事は全体を見るべきで、一面だけを見て決めるべきではない。破壊的な目的で使うものは、破壊的なものしか産まない」
として、広島を訪問した時のエピソードを披露。
「原子力が兵器として使われるのであれば決して望ましくない」
 一方で、「平和目的ならば別問題」と、当面は原子力をエネルギーとして活用すべきだとの考えを示した。
   代替エネルギーでは、将来の電力需要を満たすのは困難
 原子力以外の発電手段については
「ダムは自然を破壊するなどの悪影響がある。風力、太陽エネルギーもあるが、十分ではないかもしれない。十分というのは、『先進国にとって十分』ということではく、これから発展を遂げる国にとっても十分でなければならない。そうでなければ、貧富の差が広がってしまう」
と、現時点で開発されている代替エネルギーでは、将来の電力需要を満たすのは困難だとの見方を示した。ただ、
「安全には万全を期すことが大事。あなた方が『原発はいらない』とお決めになるのなら、それはそれでいいと思う」
と、国内で広がっている「脱原発」への動きに対する批判は避けた。
また、パレスチナや尖閣諸島、TPPの問題については、
「大きな、複雑な問題」
「日本の問題」(Japanese Business)
「TPPについて勉強していない」
として、コメントを避けた。>

 ・・・「TPPについては勉強していない」からコメントしていない。

 が、原発については勉強してくれたが故に、素晴らしい言葉で語ってくれている。

   ◇

 では、「放射線のひみつ」を紐解いていきましょう。

放射線のひみつ中川 恵一朝日出版社

 「解題・放射線のひみつ(1)」

 ・・・先ず、第一章は<放射線を語るための「言葉」から始めましょう。>とある。

 ふいに、生活を脅かす「シーベルト」「マイクロ」「ベクレル」などと言う耳慣れぬ言葉の数々に、日本国民は圧倒され、恐怖するに至り、国益を壊滅的に損ねているのが現状です。

 確かに放射線は「扱いを誤れば危険です」。

 しかし、何がどのように、どうして危険なのかをはっきりと認識しなければ、恐怖の程度が分かりませんし、

 また、人間として生きるためには、克服・・・、恐怖への対処をしなくてはなりません。

 第一章では、対処を真っ当に行うために、そう、「正しく警戒」「正しく怖がる」ための、放射線を表わすための「言葉」を知りましょう、と大前提を主張しています。

 私は、それは、例えば、野球を知るために、ルールを覚えなくちゃならないが、その前に、「ストライク」や「ファール」「バント」などの基礎用語を覚えることと同じだと考えている。

 いや、放射線について最低限知らなくちゃいけない言葉は少ない。

 誰も、「タッチアップ」や「エンタイトル・ツーベース」を真っ先に覚えろとは言ってません^^

 そうして、あるいは、現在の放射線数値が、まったく恐れるに値しないこともわかるかも・・・。

   ◇

 論評誌『撃論』の中川八洋論文も、語っていきたい。

 今回は「代替エネルギーとしての風力発電のナンセンス」についてだ。

撃論 原発安国号 Vol.2 (OAK MOOK 388)クリエーター情報なしオークラ出版

 日本の自然環境は、自然エネルギーによる発電に不向きであること。

 そこに、自然環境の全く異なる外国の例を重ねるのは妄想でしかない。

 妄想ではなく、きちっと想像すると、以下のように・・・。

 風力発電で、浜岡原発一基分(138万キロワット)と同じ発電をするには、お台場の大観覧車クラスのプロペラ直径90メートルの風車(定格出力3000キロワット)が2300基必要となる(風車の実際の発生電力は約2割と看做し)。

 2300基の風車の建設コスト・維持管理費などを厳密に計算すると、原発の安さがすぐに理解されるだろう。

 浜岡原発は、5号機のほかに4号機も停止されたので、更に倍! 4600基の巨大風車が必要になる。

 近いうちに予想される東海大地震において、この4600基の巨大風車はことごとく倒壊する。

 地震に弱いと原発は批判されるが、原発以上にあからさまに地震に脆弱な風力発電には、原発反対派の妄想は作用されない^^;

 ・・・ここから、私の私見。

 また、あまりにも巨大過ぎて、景観を乱す問題もある。

 旅行で眺めるには楽しくも、そこに在住する苦痛はある。

 視界の隅に、常に巨大なプロペラがグルングルン回っているのである。

 精神への作用は多大だ。

 風車の起こす超低周波・低周波騒音の問題もある。
 
 現在の数値での、福島原発事故での放射線が、住民に与える影響は科学的には皆無である。

 での、それについては、多くの人間がヒステリックな妄想に取り憑かれ恐怖しているのに、風車の起こす超低周波・低周波騒音が地域住民の精神に作用することについては誰もが無頓着である。

 ストレス以上の影響で、鶏は卵を産まず、牛も乳を出さなくなり、お母さんも母乳が出なくなり、浜岡原発のある静岡のお茶っ葉は味を劣化させるだろう。

 そもそも、静岡に限らず、日本には、そんな風車ばかりを建造できる土地などないし、

 風も思うようには吹かないゾ!

                                                   (2011/11/08)

[近況報告 (111・第一種希少動物)]

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☆職場のSさんと話していたら、Sさんがオウムを買っていて、その熱帯のオウムのために、常に室温を30℃くらいに保っている部屋がSさんの家にあるという話を聞いた。

 興味深いので、私は質問責めにした。

 私は、何か気になると、金の鉱脈を探しているかのように夢中に問い質してしまう。

 Sさんは、「自慢じゃないが、今では、そのオウムは、ワシントン条約で第一種の希少動物に指定されているんだぜ。ジャイアントパンダと一緒だ^^」と言った。

 そのオウムは、コスタリカ原産の<イエロー・ネック・アマゾン>とか言うオウムで、

 例えば、単色だったり、よくあるカラーリングなどは、原産国に多くいるのだそうだが、Sさんがペットにしている純血種・原種は、超貴重種なのだそうだ。

「寿命はどれくらいなんですか?」

「40歳」

「そんなに生きるんですか! 今、何歳ですか?」

「15歳」

「じゃあ、まだまだ元気ですね」

「俺のほうが先だよ^^;」

「一匹ですか?」

「いや、二匹」

「ツガイですか?」

「いや、違う」・・・オス2匹かメス2匹かは聞かなかった。

「それは惜しいですね。幾らで買ったんですか?」

「47万!^^ 買ったときは、第一種希少動物ではなかった」・・・1匹が47万か2匹で47万かは聞かなかった。

「なんで、オウムを買おうと思ったんですか?」

「犬や猫じゃ当たり前で面白くないから。オウムは喋るから面白い」

「えっ、話すんですか?」

「ああ、かなり話すよ^^」

「へーっ!」

 私は、なんかとても感心してしまった^^

   
    この写真は、内容と全く関係ないが、イメージ映像です(ネット上で拾った)。

                                                  (2011/11/09)

[映画『スマグラー おまえの未来を運べ』を観た(短信)]

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☆ちょっと気になっていたので見てきた。

 物語を簡単に言うと、だらだらと日がな一日をパチスロなどで暮らしていたフリーター・砧が、つい、うまい儲け話に引かれ、案の定、失敗し、多額の借金を返すために「裏の運送業」で稼がなくてはならず、そこでの、ヤクザとチャイニーズマフィアの抗争の狭間で、今後の人生を見つめなおすという「拷問ムービー」だ。

 最初、主人公を演じた妻夫木聡の役柄が内気の性格であったので、そのセリフが聞き取れず、対するチャイニーズマフィアの訛りもあって、なかなか物語にノレない雰囲気だった。

 おまけに、ヤクザ事務所のくだりは、変な小芝居っちゅうかショートコントのようなノリで、違和感が大きかった。

 そこへ乗り込んでくる中国人最強の殺し屋コンビも、その戦闘服を着ていること自体にリアルが感じられず、

 また、その戦いの描写も、緩急区分の明確な撮り方のつもりなのかもしれないが、なんか物語のテンポを崩していた。

 だから、私は、この作品内の役者・演出を含めた諸要素を「許せる」「うざい」で判断し見続けていた。

 序盤などは、全てが「うざく」感じられた。

 二人のチャイニーズの殺し屋の言い知れぬ不気味さや、仲間のジジィの矮小な感じは、うざかった・・・。

 つまり、流れが一貫しておらず、部分部分でありながら悪い評価を下してしまっている自分がいたわけだ。

 が、そんな、芝居や演出、撮り方も、中盤になると慣れてきて、

 やっぱり美しい情報屋役の松雪泰子や、活舌のいい、感情を殺した男口調の組長の女を演じた満島ひかり、いぶし銀の魅力が光る役柄の永瀬正敏などに、物語に感情移入できる面白さを感じてきた。

 最後には別れのシーンがあるのだが、荒んだ物語の中、妙に叙情的であった。

 ・・・しかし、主人公を拷問しまくるヤクザ役の高嶋政宏の「狂気のチンピラ」役はキモかった。

 先日見た「探偵はBARにいる」では、弟の高嶋政伸も、異なるが、異常なことについては似たような拷問ヤクザ役を演じていて、

 兄弟揃って、何をやっているんだよ^^; と思った。

 普通、悪役と言うか、殺し屋みたいな役って、何がしかの魅力があるものだが、今回の高島兄弟、それぞの殺し屋役は、負の格好良さを感じるよりも、キモさだけが際立っていた^^;

 それはそれで凄いことだ^^;

                                                    (2011/10/09)

[近況報告 (112・豆腐/団地/鸚鵡/猫)]

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☆残業でした。

 基本的に、私は働くのが嫌いで、朝から風呂に入ったり、ビールを飲んだり、アダルトビデオを見続けたい男である。

 だが、なんでがむしゃらに働いているかと言うと、我が家は金がないからである^^;

 だから、「早く帰りたいなぁ」と思いつつも、その思いを断ち切って、頑張って残業する。

 しかし、自分から率先して残業をしたことはない。

 会社の依頼があったればこそ、するのである。

 で、ここからが難しい話。

 ・・・私は残業をしたくないが、金がないからしなくちゃならなくて、だが、自分から残業したいと乞うことはなく、上司からの依頼で残業をし、気持ち的にはしたくないので、残業を依頼してきた上司に、ちょっと不満を持つ。

 上司、踏んだり蹴ったりである^^;

 でも、私の、この微妙な「乙男(おとメン)心」、分かっていただけるだろうか?^^;

   ◇

 帰宅して食べた「マカロニ豆乳豆腐グラタン」。

     

 豆腐の味がグラタンソースでとても引き立ってうまかった^^

   ◇

 一昨日のバイトの現場は、八王子の奥・館ヶ丘団地だった。

 ここには、同僚のオカベさん(クリック!)やグリーンマン(クリック!)、

 そして、減給の異動をさせられた<同僚のAさん>(クリック!)らが住んでいる。

     …Aさん

 私は、バイトに余裕があったので、団地群付属のスーパーマーケット<グルメシティ>で、ビールとカツ丼を購入し、公園のベンチに腰を下ろし、三人の同僚を思いつつ、前を通る女子高生の後姿を眺めつつ、昼間っから飲み喰らうのだった。

   ◇

 また、この団地のある町・館町の近くには、昨日のエントリー[近況報告 (111・第一種希少動物)]の主役・Sさんの家もあるそうだ。

 今日は、Sさん、オウムの写真を見せてくれた。

 私が勝手に載せたイメージ映像と似ていて、首の後ろに黄色のワンポイントの模様だった^^

     ・・・イメージ映像。

 カラスぐらいの大きさとのこと。

 Sさんは、その話題への私の食いつきが激しいので、驚いていた^^

   ◇

 では、私の家の「雑種希呆動物」のミュウちゃんです^^

     
          にじり寄ってきて

     
          トルネ〜ドっ!!!
     
          逆回転トルネ〜ドっ!!!

 最近、私は、ミュウを目の前にすると、いつも、「ウルトラマンレオ」の歌を歌う。

 ただ、「レオ」の部分を全て「ネコ」に言い変えて歌っている。

 歌ってみると、楽しいんだ、これが!

   ♪ネコー! ウルトラマン!
   ♪ネコー! 君の番!
   ♪ネコー! たたかえ!
   ♪ネコはそこまできている
   ♪ネコは怒りに燃えてる
   ♪赤い炎をくぐって やがて現れる
   ♪平和をこわす敵は この手で叩き伏せる
   ♪それが ネコの使命 それが ネコの願い
   ♪獅子の瞳が燃えて 嵐たちまち起り
   ♪たたかう たたかう
   ♪ウルトラマン ネコ

   ◇

 では、寝ますかねzzz

                                                      (2011/11/10)

[映画『インモータルズ −神々の戦い−』を観た]

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☆名作『落下の王国』(クリック!)の監督ターセム・シンの最新作だ。

 こりゃ初日に観たいと、午後七時半から歯医者だったのですが、それだとレイトショーでも観れないので、仕事を終えたらすぐに、「時間を間違えちゃいました^^;」と強引に歯医者に行き、治療してもらって、さあ、これより見てきます^^

 予告編などを見ると、ちょいと一抹の不安もよぎるのですが、良作であることを期待し、これより、見てきますね^^

 帰ってきたら、感想をエントリーします^^v

   ◇

 さて、見てきましたよ。

 寸評としては、面白かったが、多くを考えさせられる強烈さはなかった…、が正直なところだ。

 それは、見る前から予想できた。

 物語的には新味のないギリシャ神話を背景にした英雄の物語だからだ。

 古典的物語の再構築であるがゆえに、私は、私が『落下の王国』で感じた、ターセム監督の美学や哲学が出し切れないのでは、と思っていた。

 しかし、序盤から、地下空間の大広間中央に設えられた巨大な黒い箱がドーンと画面上に現われ、それが角の部分から壁面部にカットが流れ、壁面部の格子から、その内部が覗け、そこに封印されたタイタン族たちがめざしの様に串で束ねられ、だが、その目は爛々と輝いているのを見たとき、ターセム美学、全く遜色なし! と思わせられた。

 古典的な物語だが、それを彩る美術には、相変わらず見惚れる。

 クライマックスの舞台である「ダム」屋上の、「どこでもドア」みたいな扉なんて、意味ありそでなさげだけど、アート的にはグッとくる。

 この監督、屋根が好きではないらしい、天井のない夜空の見える廃屋なんてシーンがやたらと多かった。

 もちろん、そういうシーンは、絵画のごとく決まっている^^

 悪の王・ハイぺリオン(ミッキー・ローク)の兜(クワガタ風)や、悪の軍団の被り物のデザインも大胆で良し!

 ・・・だが、作品にテーマ性が感じられなかった。

 まあ、この作品は、与えられた企画で、ターセムの情念(テーマ)を盛り込むまで行かなかったのだろう。

 大学生の頃、西田勝と言う左翼先生に文学の一つの科目を習ったのだが、まあ、左翼先生ではあったが、当時、「成る程なぁ」と思わせられた話に、「文学者には、その体験からのモチーフによって、テーマに昇華できる作品と言うのは、その活動において、せいぜい数件しかない」という話であった。

 つまり、ターセム監督の持つテーマ性は、前作でとりあえず吐き出せたのだろう。

 その希薄さを救うのが、映画『300』を作ったスタッフによる斬新なアクション描写である。

 特に、ギリシャの神々のバトルは、血みどろだが、人体が豆腐のように切断され崩れていく様は見ていて心地良ささえ感じる^^;

 それぞれの神々、その名前が、クライマックスであっても、いちいち字幕で入るのがウザかったが、作品全体を通しての、インド出身の監督主導による、他国で見る者との感覚のズレ(例えば、神々の装束、キャスティング、妙な残虐性などなど)は、却って、新鮮であり良かった。

 神の巫女を演じたフリーダ・ピントーは、いつものごとく美しいが、ギリシャ神話に、明らかなインド系の女性が出てくることについて、ギリシャ人などは面食らわないのだろうか?

 まあ、ギリシャは、国家破綻の真っ最中なので、そのような余計なことを考えている余裕がないのだろうか。

 アテナ(イザベル・ルーカス)も、メリハリのいいアクションと優しげな美貌で良かったなぁ^^

 ただ、ギリシャの神々の派手なバトルは、どうしても英雄テセウスらの人間界の戦いとは、分断されている・・・。

 どうしても神々の戦いのほうが派手で楽しいのだ。

 今回、この作品を見て思ったのが、ターセム監督は、その芸術感覚だけでも作り手としてやっていけるだろう、と言うことだ。

 そう思うと、ターセム監督は、ジョン・ウーみたいなタイプの映像作家なのだと思います^^

                                                     (2011/11/11)

[映画『コンテイジョン』を観た(短信)]

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☆う〜む、私は、その評価に悩んでいる。

 スティーブン・ソダーバーグ監督による「ウィルス感染症のパンデミック」ものである。

 描き方が、実に実にクールなのである。

 幾らでも、サスペンスやお涙頂戴ものに出来るのに、それをしないで、淡々と、状況を追っていく。

 「状況」が派手なので、その硬質さはキューブリック作品以上である。

 面白くしようと思えば、幾らでも出来ることをしていない。

 あえてしていないようだ。

 それは、ソダーバーグ監督の、先の『チェ』二部作で理解できていたことでもある。

 私は、映画と言うもののあり方を、「可能性」を考えさせられつつ、じっくり見た。

 シナリオにおいては、最低限の起伏は提供しつつも、作品は、そこで描かれる「人間」こそが大事なのだとばかりに、それぞれの役者の演技を引き出しているかのようだ。

 伝染病対策の最高責任者でありながら、事態の深刻さゆえに、インサイダー情報を恋人に漏らすチーヴァー博士(ローレンス・フィッシュバーン)。

 香港出張の折、第一感染者となるベス(グウィネス・パルトロウ)は不満のない家庭がありつつ、浮気をしていた。

 夫のミッチ(マット・デイモン)は、妻を亡くし、息子を亡くし、娘を守るために、近づく娘の恋人を遠ざける。

 チーヴァー博士の部下、ミアーズ医師(ケイト・ウィンスレット)は、自分自身が感染しつつ、朦朧とした意識の中、隣りのベッドで寒さに震える患者にジャンパーを渡そうとする(私は、この人、非常に演技派だと思っています^^)。

 WHOのドクター・レオノーラ(マリオン・コティヤール)は、ワクチン要求のため、香港のとある村の住人に誘拐されてしまうのだが、同僚が、偽のワクチンを渡し自分を解放したと分かるや、その村の住人に情を持ってしまっていたがゆえに茫然自失となり、失踪する。

 自称「フリー・ジャーナリスト」のアラン(ジュード・ロウ)は、政府による感染病対策への陰謀論をネット上で展開し、一躍、時の人となっていく。

 どの役者も、着実な最上の演技で、個々の役柄を魅せてくれる。

 けれんなどは全くない。

 クールに状況を追っていくことを一義とした演出スタイルだ。

   ◇

 音楽だけは、サスペンスフルで、それはそれでとても良かったし、

 マット・デイモンの娘役の子が、顔がちんまくて可愛かったぞ^^(名前が分からん)

 ・・・この作品は、福島第一原発事故による放射能ヒステリー、風評被害のパンデミックの渦中にある現在の日本人にこそ、見て欲しい作品である。

 ネット上の煽り屋・アランのような人間の言葉に、多くの人が乗せられているのが現状だ。

 アランのような人間って、自分が正しいことを言っていて、それに付随する嘘の数々は当然に許容されると信じ込んでいるので、始末に悪い・・・。

                                                      (2011/11/12)
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