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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[「いじめ」と<日教組>の関係 (三遊亭鬼丸の語りより)]

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☆・・・最近、『GOGOMONZ』で投稿が読まれないので、書くのに気が引けるのだが、忘れちゃうので書くのです^^

 今、埼玉県は、<いじめ撲滅キャンペーン>をしていて、その一環として、FM NACK5『GOGOMONZ』の二人(鬼丸師匠・カオリン)が、ネット上での、その広報動画に出ている。

 みんなで見ましょう!^^

   (1)【いじめ撲滅キャンペーン】三遊亭鬼丸さん横田かおりさんから保護者へのメッセージ

   (2)【いじめ撲滅キャンペーン】三遊亭鬼丸さん横田かおりさんから子供たちへのメッセージ

   ◇

 さて、私は、戦前や戦中における「いじめ」から、戦後から現在にかけての「イジメ」には、「カラッとしたもの」から「陰湿なもの」への変質があると考える。

 そして、その原因の大きな要因として「教育環境」の変化があると考えている。

 簡単に言うと、私は、戦後の教育で、絶対的な力を得ていた<日教組(日本教職員組合)>こそが、現在の『イジメ』の最大の元凶だと考えている。

 ・・・で、「GOGOMONZ」と言う番組は、よく考えると、わりと深刻なエピソードを笑いにしているときもあり、それを、「笑える思い出」として昇華しているのが番組のいいところである^^

 先日も、読者からの投稿で、なんかあることがキッカケで、先生にさらしものにされた経験のある人の投稿が読まれた(内容は忘れた^^;)。

 で、それを読んだ鬼丸師匠が、「この投稿者は長野出身で俺と同じなんだけど、俺も似たようなエピソードを知っている。長野にはそんな教師が多いのかなぁ^^;」と言って語り始めた。

 もちろん、今だからこそ、笑い話として話せる。

 ・・・以下、うろ覚え。

 家庭科の授業で、服の汚れの勉強をしていて、家庭科の教師は、なにやら「リトマス試験紙」みたいな効用の液体を出してきて、その実験の参加者を募ったのだと言う。

 クラスの元気者 数人が「ハイ! ハイ!」と手を挙げ、教師はその中の一人にシャツを脱ぐことを促し、

 その服の脇の下に、薬液を振りかけたのだと言う。

 すると、そこには、その生徒のかいた汗が、酸性を示す色とともにゴッソリと鮮明にあらわれた。

 他の生徒は大笑い。

 そんな実験とは思わなかったシャツの持ち主は泣き出す。

 その生徒は、つまり、授業に積極的かつ元気に参加し、だが、その純粋な気持ちが打ち砕かれたわけだ。

 実験の間、ずーっと、その児童は泣いていたそうだ。

   ◇

 ・・・長野は「教育県」と言われる。

 これは、戦前から言われていたことだ。

 以下、ちょっと短絡的な左翼のブログからの引用。

  ≪・明治5年8月 学制発布
 このとき、全国平均の就学率が38.3%だったのに対し、長野県の就学率は54.97%、筑摩県(松本以南)は71.5%という驚異的な数字だった。
 (現在の長野県は「長野県」と「筑摩県」が合併してできた)

   ・大正8年 児童自由画運動
 「臨本によらない児童の直接的な表現」で児童の個性表現を大切にした。
 これが、農民美術運動、さらに自由主義文化運動として発展。

   ・信州白樺派の興隆
 芸術によって自己の向上を求める教育を推進。
 これは、武者小路実篤の白樺派「個性を外にして個人に尊厳はない」との精神を基とされた。

   ・日露戦争後の自由主義教育の発展
 画一的・形式的「臣民教育」から「個の確立」や「自主性」を尊重した信州教育・文化の革新が生まれた。

   ・明治44年 「東西南北会」発足
 教育は技術ではなく人である。「天下第一の人格者」に接触し、教師自身の人格をまず磨き向上させることを目的とした。≫

 で、引用先のブログでは(そもそもが山川出版の書籍の内容らしい)、この後、軍国主義の勃興とともに戦争が起こり、この長野の「個を尊重する教育」が壊滅したとしている。

 例えば、「昭和8年2月4日 治安維持法違反として社会運動家608人(うち230人が教師)が検挙された」などと。

 で、先ずは、長野に限らず、日本の戦前の教育についてだが、少なくとも、引用先のブログ主は、肯定的のようだった。

 だが、現在の多くの左翼の方々は、「戦前の教育は暗黒」のイメージで語っている。

 それはさておき、私が言いたいのは、この、かつての長野で行なわれていた戦前の教育においての「自由」「個性」「個人」「自主性」「革新」「人格」と言う言葉は、

 現在、長野に限らずに、<日教組>主導の日本の教育現場で語られているような、「非行の自由」「狂人の個性」「逸脱への自主性」「ぶち壊す革新」「悪行糊塗の人格」と言う意味ではない。

 もっと、純粋な、本来の意味でしか使われない言葉だったのである。

 また、歴史情報収集に定評のある山川出版であるが、時に作為的な誘導を行なう。

   >>「臣民教育」から「個の確立」や「自主性」を尊重した信州教育・文化の革新

 これは嘘である。

 この時代の、ベーシックとなる教育は、「臣民」と「市民」を別個になど考えていなかった。

 そんな選択肢の発想自体が、その時代の日本人には存在しなかった。

 「臣民」でありつつも、その上で、「個の確立」や「自主性」が考えられていたに過ぎない。

 そこを分断して考えはじめられたのが、戦後の日本の教育現場である。

 戦後の、GHQとコミンテルンの複合組織体<日教組>が、その国体破壊を仕掛けた。

 そして、自分ら国民を見守ってくれている者の存在(それは、天皇であり、八百万の神々であり、地獄の閻魔さまである)を喪失し、敬いを忘れ、恐れを無くした国民の体たらくが、ひとつに、「イジメ」を生んでいる。

 話を戻す。

 「臣民教育」とは、当然にマイナス面もあるが、国民が国家単位で一丸になれるよすがである。

 アメリカが凄いのは、この間の大統領選挙のように、国が二分されつつも、国難に対しては、一つにまとまれることにある。

 日本の戦争直前の行政は、確かにマイナス面も多々あった。

 しかし、戦後の、日本のこれまでの歴史に連なる伝統を根こそぎ否定した<日教組>教育は、マイナスの面しか存在しない!

 それは、現在の政治状況とも似ている。

 自民党には、確かに、マイナス面があった。

 「権力は腐敗する」は、確かに金言であったろう。

 が、「本当の恐怖は後からやってくる」と言うことが、この三年間の、マイナス面ばかりの民主党政権で分かった。

 この構図と同じである。

 戦前・戦中の教育を全否定して行なわれた<日教組教育>は、それまでの日本国の教育を「壊滅」させた。

 唯一の利点とも言われる「経済大国」に成れたのも、戦前までの、日本人の謹厳実直な生き方の帰結に過ぎない。

 多くの日本人ノーベル賞受賞者を出せたのも、<日教組教育>とは別個の次元の結果である。

 <日教組教育>や、民主党政権では、横並びの個性しか認められてない・・・。

 だが、「経済大国」になった日本は、全てを「カネ」でしか推し量れない子供たちを多く生んだ。

 心に、基底としてあらねばならない「良心」とか「神聖なもの」とか「正義」とか、「愛」とか「優しさ」が育まれる前に、<日教組>の教師は「個の確立」や「自主性」を教える。

 それは、戦前の長野の教育とは異なるものだろう。

 そして、現在、長野に限らず日本の教育現場では、「非行の自由」「狂人の個性」「逸脱への自主性」「ぶち壊す革新」「悪行糊塗の人格」「悪平等」「虐殺の平和」と言う、バランスを失った常識が持て囃される。

 そんな子供たちが、「カネ」よりも大事な「もの」の存在を知らず、他の子供たちの心を踏みにじる・・・。

 それが、「いじめ」である。

 過去ログでも何度も書いたが、それを解析する書籍として、二冊紹介しておく。

滝山コミューン一九七四 (講談社文庫)原 武史講談社

いいかげんにしろ日教組―われ「亡国教育」と、かく闘えり松浦 光修PHP研究所

   ◇

 さて、「GOGOMONZ」の話に戻るが、番組では、最初に投稿テーマが発表され、鬼丸師匠とカオリンの経験が語られる。

 エンターテイメント・バラエティ番組なので、もちろん面白エピソードである。

 しかし、鬼丸師匠の話で、たまに、小学生時代のH先生の話が出てくる。

 ひとことで言うと、H先生は、なんか「凝り固まった本末転倒の考え方」の持ち主なのだ。

 その先生のネタは、私は数回しか聞いていないんだけど、カオリンが「おっ! また、
H先生の話ね^^」などと相槌を打つ。

 おそらく、小学生だった鬼丸師匠は、今でこそ、笑って話しており、悪ガキでもあったようだけど、かなりのショックな言葉の数々を、そのH先生から投げつけられている。

 私は、そのH先生の話を聞くたびに、「…この先生、<日教組>教師じゃねーか?」といつも思っていた。

 例えば(地名とか学年は全てうろ覚えだが…)、鬼丸少年は、小学2年の時に、松本から上田に引っ越してきたそうで、

 さて、二年ほどが経ち、すっかり上田の住人として、学校でも、クラスのみんなと気兼ねなく完全にうちとけてきた頃だ。

 数ヶ月前に長野から転校してきたクラスメイトが、野球の試合で大失敗をしたのだそうだ。

 その子は大変にショックを受け、「もう長野に帰りてぇ〜!」と泣いたのだそうだ。

 で、悪ガキだった鬼丸師匠は、試合に負けて腹も立っていたので、みんなが集まる中で、「そうしろぉ!」とか言ったのだそうだ。

 まあ、子供なんて、そんなことを言いたくなることはある。

 すると、H先生が、そんな鬼丸少年を咎める、・・・と、それは教師として当然だろう。

 しかし、H先生、減らず口を叩いた生徒への諌めが、常識の上を行く。

 こう言ったのだ。

     「お前こそ、松本に帰れ!!!」

 それは、もはや教師が生徒にいう言葉ではなく^^;

 また、鬼丸少年が2年間に渡って築いてきた上田市民としての実績を無に帰すセリフだった。

 また、自分が転校生であることを、2年も経っているのに、地名とともに、ねちっこく覚えているのも、鬼丸少年にとってはショックだっただろう・・・。

 おそらく、鬼丸師匠は、このH先生の話の数々を、いつか、圓歌師匠の「中沢家の人々」のように落語化すると思うのだが(「H先生の思ひ出」)、

 私は、このH先生の「善悪の度合いの見抜けなさ」が、どうしても<日教組>臭く感じるのだ。

 なんちゅうか、被害者の人権よりも、加害者の人権を大事と考え、加害者を糾弾する者に文句を殊更に言うようなメンタリティが、だ。

 ・・・[三遊亭鬼丸師匠の「タロ人会 〜第48夜〜」に行った(後篇・下)]を書くつもりが、その枕が、こんなに長くなってしまいました^^;

                                           (2012/11/30)

[映画『007 スカイフォール』を観た]

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☆これ、かなりの傑作でした。

 が、これは、「007」シリーズではないな。

 思えば、ダニエル・クレイグが主演した近作3作品は、出来はすこぶる良いが、私にとっては番外編的な意味合いが濃い。

 私にとって…、と言うか、私の年代にとってのジェームス・ボンドは、映画館ではロジャー・ムーア、テレビ放送ではショーン・コネリーと言うのが、血肉となってしまっていると思う(コネリーの『ネバーセイ・ネバーアゲイン』は映画館で見たけど)。

 ジョージ・レーゼンビーの影はもともと薄いが、ティモシー・ダルトン辺りで夢中になる時期は過ぎてしまった(ああ、ピアース・ブロスナンが話の流れに入れられない^^; あっ、ピーター・セラーズもあった!)。

 私にとっての「バットマン」が、ティム・バートン版であることで、クリストファー・ノーラン版が認めがたいのと少し似ている。

 しかし、バットマンというマンガチックな存在がリアルに描かれても、なんか釈然としなかったものがあるのに対し、

 ダニエル・クレイグの007・・・、その現代的な登場人物の描き込みには、思わず夢中にさせられる。

 また、今回は、サム・メンデスと言うアカデミー賞監督が指揮を取り、そのタイトルバックからして、フィンチャー張りのスタイリッシュさを醸し、

 また、タイトルの「スカイフォール」に、テーマ的にも物理的にも、印象付けとしても、何重にも意味を付加させていて、なんか格調高い作品になっていた。

 元々、何ヶ国かを舞台にするのが「007」シリーズであるが、冒頭、アバンタイトルのトルコ編からして、その国の隅々まで楽しませてくれる縦横無尽なアクションが炸裂する。

 上海・マカオ・軍艦島(だよね?^^)、それぞれでパワフルなアクションがあり、

 それぞれで、暗殺者の手口や、コモドドラゴンに食われる用心棒、奇矯な黒幕の姿など、いかにも「007」らしくケレンをもって見せてくれる。

 いちお、カジノのバーでは、ドライマティーニを忘れていない。

 今回の敵役シルヴァは、ハビエル・バルデムと言う、私の知らない役者が演じていたのだが、底知れない計算高さと、屈折した狂気を宿していて、素晴らしい敵役だった。

 ただ、シルヴァによって、軍艦島で命を落とすことになったボンドガールは可哀そうだったなあ。

  …このシーンはなかった^^;

 シルヴァは、ジェームス・ボンドが属するMI6に追い込みを掛けていくのだが、なんか、レクター博士のように囚われて、かつての上司Mと対面するシーンなど、それまでの「007」にはない変格展開だった。

  
   …今回の真のボンドガール「M」です。キスシーンもあったし(第23回高松宮殿下記念世界文化賞の受賞者)。

 いや、そもそも、MI6本部はおろか、そこへのサイバーテロや爆弾テロが問題視されて、議会からの査問を受けている場所にまで襲撃してくる敵なんていなかった。

 ましてや、ジェームス・ボンドがMを引きつれ、アイルランドの自分の実家まで逃走していく展開など、変格の極みだ。

 ここでは、ボンドの過去が垣間見られ、なんとなく、クリストファー・ノーラン的な、メンデス監督の、作品の主人公へのこだわりが感じられた。

 いやはや、今回のボンドは、もはやロートル扱いで、体力・技術力的にも、かなり追い詰められているんですよ。

 だが、その逃亡先にも、シルヴァの一党の追跡があり、山間の荒野の一大邸宅を舞台にした決闘の図など、もうほんと、全く「007」らしくないのだが、西部劇として非常に燃える!!

 また、今回から、こりゃ、女性に異常な人気を得そうな、MI6の開発担当局の新「Q」が登場する。

   

 それから、最後に、「007」シリーズに欠かせない役柄の、とある役目の人物が、ダニエル・クレイグの主演作品シリーズに初登場する(ジョーズじゃないよ^^)。

 これもまた、ノーラン版「バットマン」の三部作の最後にロビンが登場するのと似ている。

  …この子の本名に、古いファンは感涙!

 アストン・マーチンも活躍するし、シリーズへのオマージュもけして忘れていない好作品であった。

 また観たい^^

                                           (2012/12/01)

[海宝真珠ちゃんから手紙が来たのだ^^]

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☆大好きな子役タレントの海宝真珠ちゃんに、誕生日プレゼントを贈ったら、丁寧なお礼のお手紙を貰いました^^

 私は、屈託なく、その可愛らしさを応援したくて、その気持ちを伝えておくべく送っただけなのだが、思いがけず返事を頂けて嬉しかった^^

 中学になってから勉強の範囲が広がり、毎日頑張っています、とのこと。

 私の送ったひざ掛けなどの「冷え性対策」グッズも、部屋でお勉強の時に使って貰っているようです^^

 なんか育ちの良い家庭らしいので、学校の勉強だけでなく、各種レッスンで忙しいんだろうなぁ^^

 バレエや日本舞踊と、和洋取り混ぜて習い事をしているみたい。

 バレエの発表会とか、私を忍び込ませてもらえないものか・・・。

 メディアへの露出が低いのは、私が思うに、お母さんが「うちのマコは仕事を選ばせているザマス」と多くの仕事を断わっているのではないかと勝手に思っています(冗談ですよ^^;)。

 私が初めてマコちゃんを見たのは東京12チャンネル…、じゃなくてテレビ東京の「ピラメキーノ 子役恋物語シーズン20」だったのですが、

 その時、「身長135センチをこえたら(この数値はうろ覚え)、お母さんが『子役恋物語』に出演してもいいって言ったから・・・」と語っていたのだ。

 その時の、小さい身体に、大きな美しい魅力・・・、私は心を鷲掴みにされたね!

 二週間ぐらい経ってからも、「ああ、あの子、可愛かったなぁ」と想いが高まったので、ネットで調べたら、簡単に<海宝真珠>と検索結果が出たのだ^^

 イベントのときに、マコちゃん生写真(プロマイドみたいの)が売られていたのだが、私は、あまりそういう場所に行く経験が疎くて、それを買う感覚が分からなかったのだが、

 帰宅して、「ああ、マコちゃん可愛かったなぁ^^」と思い出すときに、「ああ、写真を買っておけば良かった!」と後悔した。

 写真があったら、たまに見て、デレーッと見とれることができるじゃあないですか!

 あまりにも、後悔が募ったので、私は、マコちゃんのプロダクションで売っている「マコちゃんポートレイト」を購入した。

 これは、その写真をネット上でも見れるのだが、

 さて届くと、そのA4版の美麗な写真に驚いた(転載写真は携帯で撮ったから、当然に画質悪し^^)。

       「最強のツインテール」!!
   「ウッキー!」ポーズ!

 瞳のキラメキや、それを縁取る眉毛の一本一本まで鮮明で、その高解像度をものともしない美しさ!

 完璧に美しい!

 わきの下は無垢だわ、ほくろも見えてほくろ占いも出来るわ、何よりも、邪魔な胸がないのがいいっス!!

 「マコちゃんポートレイト」は、<魔女っ娘>イメージと、<アリス・リデル>イメージがあったのだが、

 今回、私は、吟味に吟味を重ねて<魔女っ娘>のほうを選んだ。

 携帯のカメラで、ポートレイトを写真に撮ったので、画像は悪いからね!

 マコちゃんの可愛さを堪能するには、実際にイベントに赴くか、このポートレイトを直に見るしかないからね!

 

 

 <魔女っ娘>を、何故に選んだかと言うと、おすまし顔のアリスよりも、マコちゃんの表情が生き生きしていたからだ^^

 あと、二の腕や太ももの露出が眩しかったので、あたかも、金冠日食を肉眼で見たときのように、眩しくても、その透き通るような美しき肌を目に焼きつけたかったのだぁぁあああ!

 なんて、可愛いんだろうね^^

 でも、手だけは妙に大人っぽい^^;

 これからも応援していきますぜ!

                                          (2012/12/02)

[埼玉へちょいと行った(「老茶樹園」)]

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☆三遊亭鬼丸師匠の独演会で、母親とA子嬢を連れ、埼玉の入曽に行ったのですが、その前に、入曽駅の近く、武蔵藤沢駅の近くにある「老茶樹園」(クリック!)に行った。

 ここは、ネット上の知り合いの<(^o^)風顛老人爺>さんにゆかりのあるお茶屋さんらしい。

 実際、前回行ってみたら、上質のお茶うけが非常に美味しく安かったので、再訪したかったのだ。

 11/14は「埼玉の日」で、FM NACK5『GOGOMONZ』は特別番組となり、埼玉の美味しいお店を投稿テーマで募集していたのだが、私、読まれなかったと思うけど、以下の如く、このお店を紹介してみたんですよ^^

 ≪鬼丸師匠、カオリン、グッドアフタヌ〜ン!
  入間市の「老茶樹園」を報告します。
  入間市から狭山市にかけては、収穫前は、お茶畑の深い緑のつらなりが壮観なのですが、
 「老茶樹園」では、そんな埼玉で収穫されたお茶が売られています。
  初めて行ったときは、その新茶が、思ったよりもリーズナブルで嬉しかった。
  お茶うけも豊富で、歯ごたえが良さそうな「おかき」が業務用サイズで格安で売られていたり、
  埼玉銘柄じゃなくてすいませんが「東京牛乳」サブレの割れちゃったのが、
  これまた格安で売られたりしてまして、つい、買い過ぎちゃいます。
  店員さんが、「どうぞ、おあがって下さいな」とお茶を一杯入れてくれるのですが、
  私、住んでいるあきる野市から、ちょいと長いドライブ気分での買い物なので、
  車の運転で疲れた身体に、一杯のお茶がとても染みて、うまいんですよね。
  また、店先で日本茶を飲む感覚が、古きよき江戸の時代のお茶屋での風情を感じさせてくれるんです。
                                   以上! ≫

 今日行って分かったことが、私は「老茶樹園」を「ろうちゃじゅえん」と読んでいたのですが、どうやら、「おいさきえん」と読むらしい^^

 また、「東京牛乳」サブレと思っていたものが、本日購入したら、「酪王牛乳」サブレでありました^^;

 店主の方(社長?)が、お茶を入れてくれまして、私たちがクイッと一気に飲んでしまいましたら、おかわりをくれました^^

 母親は今、血圧を下げるためにタマネギ茶ばかり飲んでいて、我が家には日本茶が余っているので、私が狭山玄米茶を買っただけなのですが、その代わりに、お茶うけや、上質の海苔などを沢山買いましたよ。

     

 甥っ子や姪っ子には麩菓子のおみやげ、母親自身はザラメのついたお煎餅が大好きなんですよ^^

 店主さんは、「干し椎茸をどうぞ! 国産で、この量・この値段は日本一と自負していますよ!」と勧めてくれました。

 店を出てから、母親が、「年末には干し椎茸が必要になるので、また、連れてきてよ。お菓子も買いたいし」と言ってましたので、

 私は、「うん、<(^o^)風顛老人爺>さんも喜ぶよ^^」と答えました。

 ちなみに、最近、<(^o^)風顛老人爺>さんから聞いた話によると、そもそも、静岡茶は、明治の御一新に、狭山から茶の種を持って行き、隆盛を極めたのだそうだ。

 狭山が元祖!!

                                           (2012/12/02)

[「ヱヴァンゲリヲン:Q」覚え書き(2:三観目)]

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☆「ヱヴァ新劇:Q」のサウンドトラックが、アマゾンから届いた。

Shiro SAGISU Music from“EVANGELION 3.0サントラキングレコード

 「ヱヴァ:破」でのサントラの発売時には、そのあまりの面白さに一週間に5回も観てしまった後だったのだが、今回は初日に二回観ただけなので、音楽にそれほどの思い入れは起こらなかった。

 ・・・のだが、購入予約はしていた^^;

 「ヱヴァ:破」のサントラ初回プレス版には、ボーナスディスクが付いていて、

 それは、採用されなかったもう一つの物語に沿ったサントラであり、

 五度も「ヱヴァ:破」を見た私には、もう一つの「ヱヴァ:破」の物語の可能性が、実に鮮明に見て取れたものだ。

 それは、一つのパラレルワールドを示していることに他ならない。

 私は、自分自身、「ヱヴァ:Q」のサントラにも思い入れを持ちたく思い、三観目にチャレンジした。

 シネコンの大きなスクリーンで、客入りは、1/10位だった。

 公開されてから二週間経つし、それにしてはなかなかの入りだ。

 三観目の印象を記しておく。

 先ず、シンジ君だが、かなり精神的に追い込まれる。

 これは、庵野監督の方向性なのだと思う。

 「破」までの盛り上がりは、いったんリセットされる。

 それでも、旧シリーズに比べると、その、物語としての完成度は高い。

 追い詰め方の整合性がしっかりとした骨格をもっているのだ。

 だが、破綻した旧シリーズほどの爆発力はない。

 これは、全ての作家に言えることだが、例えば、黒澤監督の前期(用心棒・七人侍・羅生門など)の「勢い」は、後期には見られず、しかし、大きな「安定感」(乱・影武者など)があるのと同じだ・・・。

 私の中では今、「旧エヴァ劇場版」の「まごころを、君に」の荒削りな、庵野監督の情緒むき出しの展開が、俄然 評価を高めている。

 あの救いようの無さは、いっそ清々しいものがあった。

 だが、今回の作品において、その屈折は、段階を追った絶望感でしかなかった。

 例えると、「生理的に嫌われる」のと「過ちを犯し嫌われる」・・・、その違いと言えば分かりやすいだろう。

 それは庵野監督自身が分かっていて、だからこそ、カヲル君に「贖罪」「可能性」という言葉を使わせている。

 「過ちを犯し嫌われ」た者は、その後の行いで、汚名を返上できるのだな。

 また、私は、今回のシンジ君に非常に強さを感じた。

 それは、私たちが『ヱヴァ:破』のシンジ君の成長を見ていたからなのかも知れないが、物語上、シンジ君が、それを経験しているとしていないのとでは、今回の作中行動では、かなりの違いが出てしまっていたのではないかと思うのだ。

 かなり苦悩しているが、それでいて、そんな自分を肯定する言葉を語れるまでに、シンジ君は成長しているのだった・・・。

 アスカも、すっかり大人になっていて、意外にもマリといいパートナーとなっているし。

 ・・・すいません、眠いので、今夜は寝ます。

 今もウツラウツラしているので、ちゃんとした文章を書けているか、心配ですわ^^;

 (次回のためのメモ書き)・・・今作での連弾…、『ベティブルー』を思い出す。

   ・・・14年後のエヴァ世界を描いた作品だが、多くのファンが14年後のキャラの変化にとまどう。
     さて、個々のキャラの立場になって考えると、果たして、そのいずれの変化も、なかなか間違っていないのではなかろうか・・・。

                                            (2012/12/12)

[子供たちをトンネルから守れ!(反トンネル・脱トンネル・卒トンネル!!!)]

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☆反原発運動を声高に騒いでいるバカどもは、続いて、是非、「反トンネル運動」に立ちあがって欲しい!

   ≪トンネル内崩落 「巻き込まれていたかも…」「もうトンネルは怖い」炎と煙に追われて避難 (2012/12/03)≫

 もう、こんな「トンネル」などと言う恐ろしいものは、人類は卒業すべきだと思う。

   「反トンネル」「脱トンネル」「卒トンネル」!!!

 <NEXCO中日本>は解体しなくちゃね!

 10年を目途に、日本は、トンネルからフェードアウトしようじゃないか!

 そもそも、年間に一万人以上の死者を出す「車」自体が問題だ!

   「反・車社会」「脱・車社会」「卒・車社会」!!!

 えっ? 死傷者が出た事故で、不謹慎なことを言うな! だって?

 なに言ってやがる!!

 事故は誰でも、私でさえも、いつ遭うかは分からない。

 確かに、深刻に考え、問題にすべきはすべきことだ。

 しかし、一人として死者の出ていない福島第一原発事故に、なんら科学的な根拠なく、妄想&ヒステリックに騒ぎ立て続けて、他の日本国民の生活を脅かし続けているのは、どこのどいつらだよ!

 他にも色々あるよ^^

   「反レバ刺し」「脱レバ刺し」「卒レバ刺し」!!!

   「反柔道コーチ」「脱衣柔道コーチ」「卒柔道コーチ」!!!(内芝事件より)

   「反ISSA」「脱ISSA」「卒ISSA」!!!(AKBメンバーお泊りデート問題)

   「反尼崎」「脱尼崎」「卒尼崎」!!!(角田美代子事件)

   「反沖縄米軍」「脱沖縄米軍」「卒沖縄米軍」!!!

 ・・・今、反原発を騒いでいる奴らの多くをリードしているのは、

 東京オリンピックの時代に、地球上全てに放射能汚染を撒き散らしたシルクロード楼蘭周辺の核爆発災害にはダンマリを決め込み続けてきたような似非科学者どもだからな!

 そこでは、広島の1375発分の22メガトンの核が爆発させられている。

 この地表核爆発で地球上に飛び交った放射能の総量は、チェルノブイリの8百万倍・・・。

 また、そのチェルノブイリの核爆発とも比較にならない低線量の福島原発事故を殊更に騒ぎ立てているバカどもの行動の衝動は、自虐的な内弁慶な問題意識と、ひたすらの放射能への恐怖のヒステリックである・・・(参考:高田純氏の論考)。

 心配するな!

 この先も、先ず、福島第一原発事故の放射能による直接的な死者は出ることはないだろうよ。

 今回の笹子トンネル崩落事故のほうがよっぽど深刻な問題だ・・・。

                                           (2012/12/03)

[三遊亭鬼丸独演会at花音in入曽(前編 「vs柳家右太楼」)]

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☆いつも、鬼丸師匠の寄席報告が長くなってしまっているので、今回は、短く書きます。

 鬼丸師匠がパーソナリティーの「GOGOMONZ」だが、鬼丸師匠が、今日から一週間の<遅過ぎる夏休み>に突入したので、代役を立川談慶さんが務めた。

 なお、私は、鬼丸師匠にだけは、親しみを込めて「師匠」を付けることにしているのであしからず。

 なんか、すっごい違和感があった。

 番組内容から、鬼丸師匠特有の<ちょい毒粘液>が抜かれてしまった感じだ^^;

 カオリンが立川談慶さんと仲良くやっている姿に、「うらぁ! この尻軽娘がああぁ」と思った。

 余談だが、カオリンは最近、自分のヒップラインネタを語ることが多い^^;

 ただ、もし、カオリンと鬼丸師匠がケンカしたら、私はカオリンにつく。

 何故なら、私は男だからだ。

 それについては、鬼丸師匠も「しょうがないな、だって人間(男)だもの」と納得するだろう。

 ・・・なお、休暇中の鬼丸師匠だが、自分不在の「GOGOMONZ」はちゃんと聴いているに違いない。

 子供たちに、「お父さん、遊ぼうよぉ。お休みなんでしょ?」と言われても、「遊ぶのは、ラジオが終わってからだ!」と、それを振り切って聴いているような気がする^^;

 子供たち 「それじゃあ、いつもと同じじゃん!^^;」

   ◇

 さて、今回の鬼丸独演会開催地の入曽は、名前こそ聞いたことがなかったが、いざ、車のナビに「入曽駅」と打ち込むと、私の住所のあきる野市からは、かなりの近い場所であることが分かった。

 そして、会場の「花音」は居酒屋さんでした。

 ここのご主人が、定期的に、噺家さんを招いて落語会を催すのだそうだ。

 私、「売り切れ」だったのに、このご主人の優しさに甘えて、かなり強引に三枚のチケットを予約していた^^;

 店に入ると、手前のテーブル席・カウンター席部分が、椅子の席になっていて、奥のお座敷に、お座敷席として座布団が置かれていて、さらにその奥に高座が設えられている。

 椅子の席は満員で、私たち三人はお座敷席に行くことになりそうだったのだが、私の母親が「あたしゃ、お座敷は辛い」とごねだし、何か知らないが、一番見やすい椅子席を、係りの人に用意してもらっていた。

 最初に断わっておくが、このクソババァ、途中 寝やがった。

 正直、高座から視線をやると、一番 噺家からは目につく席である。

 さぞかし、鬼丸師匠たちのリズムを崩したことだろう。

 でも、70歳の我が母親だが、この落語会を最大限楽しんでいるのは確かなのである。

 しかし、歳だから、ちょっとウツラウツラと寝ちゃったときもあったのだ、勘弁してちょ。

 私とA子嬢は、奥に向かって左側の一番前に腰を下ろした。

 ウハ! 鬼丸師匠を見上げるかたちだ^^

 緊張する。

 そして、私の真ん中寄りの隣りには、若いカップルか、あるいは夫婦だろうか、の女性の方が座った。

 その彼氏あるいは旦那さんは、中央の花道を挟んだ反対側に座った。

 つまり、離れ離れだ。

 この二人だが、A子嬢が聞いた話によると、中入りの時に、鬼丸師匠を評して「すっごい二重(ふたえ)!」と言っていたそうで、それがA子嬢にはとても面白かったらしい^^

 で、このカップルの女性のほうだが、とにかく笑う笑う^^

 「ハハハハハハ」と、凄く快活に笑い、なんかとても可愛かった。

 私もA子嬢も負けずに笑った。

 会を終え、私は、その女性の顔を見たかったので、さりげなく、その顔を覗き見た。

 すると、相手も私の顔をちょうど覗き見ていた。

 なんかお互いに、お互いの心を覗き見たようで恥ずかしくなった^^;

 鬼丸師匠は、噺の最初に「ラジオを聞いている方は手を挙げて^^」と聞いてきたのだが、その女性も手を挙げていたので、ゴゴモンズ・リスナーらしい。

 う〜ん、じゃあ、今後、私の中では、この女性を「グリコ係長」と思うことにしよう^^

 彼氏のほうは「クマサカサカス」^^(どちらも、番組でよく読まれている男女^^)

 さて、落語会が始まる。

 先ずは、店の主人の挨拶。

 この方、腕時計が縦横にデザインされているトレーナーが印象的だった。

 続いて、お店と噺家の橋渡し役の落語家さん、名前は忘れた「いっき」さんとか言ってた。

 本日は、鬼丸師匠と弟弟子の歌扇さんの高座が予定されていたが、歌扇さんの調子が悪くて、柳家右太楼さんが出てくるとのこと。

 まだ二ツ目だけど、数年後には真打昇進が確実視されており、その実力は折り紙付きとのこと。

 二人は、交互に二席づつ聞かせてくれるとのこと。

 つまり、がっぷり四つの「対バン」ならぬ、「対ラク」形式だ。

 で、出囃子とともに、現われるのだが、柳家右太楼さん、確かに巧みであった。

 演目は『締め込み』で、序盤は、クライマックスへの話の積み上げである。

 よどみない。

 私は、どうやって話が流れていくのか聞き惚れる。

 A子嬢は、なまじっか、最初に聞いた寄席に三遊亭圓歌師匠がいたので、あのハイレベルがデフォルトになってしまっていた。

 私が聴くと、右太楼さんは、非常に興味を惹くうまさなのだが、A子嬢にとってはどうか?

 …と、その心配は杞憂で、次第にケラケラ笑っていた。

 ・・・泥棒が空き巣に入った家で、さて、品物をまとめ逃げようとしたら、家主の男女二人がそれぞれ帰宅、泥棒は慌てて床下に隠れる。しかし、その男女は、大きな夫婦喧嘩をはじめるのだった・・・。

 右太楼さん、前半を見事に構築し、近くだから分かるが、その演技も見事。

 情が弾けるシーンでは、目に涙も浮かぶ。

 そして、笑いも、クライマックスでは矢継ぎ早だ。

 おお、この人、うまいぞ!

 ・・・だが、私は、鬼丸師匠には負けて欲しくない。

 続いて、高座に上がった鬼丸師匠、何の噺で対抗するのか?

 おお、きた! キラー・コンテンツの「東北本線・酔っ払いおじさんvsすし詰めの乗客」の大きな<まくら>と『親子酒』のコンボだ。

 この噺は、名作だ^^

 ・・・戦いははじまったばかり・・・。

   ◇

 すいません、また、書き終わらなかった^^;

 帰宅したら、続きを書きまする。

                                           (2012/12/04)

[三遊亭鬼丸独演会at花音in入曽(後編 「vs柳家右太楼」)]

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☆さて、鬼丸師匠不在の「GOGOMONZ」・・・、なんとも、パラレルワールドの一つの可能性に迷い込んでしまったかのような雰囲気なのですが、談慶さんも談慶さんで、立川談志師匠の話をする段には、やはり、「つもりつもったもの(…それも愛)」がある故に、非常に面白いのだ。

 私は、鬼丸師匠にしても、横田かおり嬢にしても、今回、面白エピソードを話してくれた談慶さんにしても、一過性のラジオで語って終ってしまうのが惜しくて惜しくて^^;

 談慶さんの話し方は、私の思い描く落語家っぽい語り口だ^^

   ◇

 さて、落語家というのは上下関係が厳しいようだが、不思議と、高座の上では、笑いの為ならば、の下克上言動が多々ある。

 ・・・花音寄席。

 右太楼さんも、二つ目なのに、真打の鬼丸師匠に「オファーがあったのは前日だ」とか「普通、そんな非常識はない」とか「まあ、前日の依頼でも、土日に仕事のない自分も自分だが」とオチはつける^^;

 また、「前座として一席話せば良いと思ったら、交互に二席話すことになった」とか「鬼丸兄さんは二時間自分だけで持たせられないのだな」とか「長い噺が出来ないんだ」などと言いたい放題で面白かった。

 私は、落語家を「聖闘士星矢(セイントセイヤ)」に例えることが多い。

     ブロンズ聖闘士・・・前座

     シルバー聖闘士・・・二つ目

     ゴールド聖闘士・・・真打

     教皇     ・・・名人

 つまり、鬼丸師匠はゴールド聖闘士なのだ。

 だが、確か、「聖闘士星矢(セイントセイヤ)」には、ゴールド聖闘士の実力を持ちながらシルバー聖闘士に甘んじている<琴座のオルフェ>ってのがいたが、右太楼さんはあれか?

   ◇

 さて、<琴座のオルフェ>の攻撃『締め込み』を受けた鬼丸師匠・・・。

 右太楼さんの噺は、じわじわと効いてきて、最後に爆笑の渦を生んでいた。

 対して、鬼丸師匠は、超必殺技の、「特大まくら・酔っ払い」+『親子酒』で一気に勝負を決めようとした。

 このまくら噺・・・、面白いんだよ。

 あまりにもギャグ密度が濃いので、ここには記せない。

 ちょっとでも書けば、なんかこの完璧に構築された世界に傷をつけちゃいそうだ。

 と言いつつ、一つ書けば、満員電車の中で、えずく酔っ払いと向き合ってしまったOLが、必死で方向展開すると、相手の酔っ払いを始め、周囲の人間全員が「歯車力学」で回転を始める話など、もう、普通の人間の目のつけどころではない^^

 左隣のA子嬢も、右隣の「仮称・グリコ係長」も、延々と笑い続けていた。

 私も、「ああ、この噺は音楽だ! 名曲だ! ヘビーローテーションで聴き続けたい」と願うのだ。

 しかも、その後の『親子酒』が更に面白い。

 「特大まくら・酔っ払い」が、壮大な伏線だったと思うほど、それまでの素地が、古典落語『親子酒』を数倍の輝きに再生させている。

 禁酒していたはずなのに酔っ払った親父・・・、そこへ、息子が、禁酒していたはずなのに酔っ払って帰ってくる。

 咎める親父、釈明する息子・・・。

 息子は、取引先で酒を飲むに至る経緯を話す。

 酒を勧められた息子、何度も断わるのだ。

 その断わる口調、既に酔っ払って回想しているものだから、「だーっス」となる。

 この言葉の意味がわからない。

 でも、二回目で分かるのだ。「だーっス」

 「(今 禁酒しているので)ダメです!」の意である。

 一回目はきょとんとしている左隣のA子嬢も、右隣の「仮称・グリコ係長」も、この二回目の「だーっス」で死ぬほど笑っていた^^

 ここで勝負は決したか?

 いや、ここで中入り・水入りとなった。

   ◇

 さて、後半は、右太楼さんの『宮戸川(前編)』ではじまった・・・。

 今、この文章を書くにあたり、言わずに話し終えた右太楼さんの演目タイトルを、ネット検索で探すのに、小一時間掛かりましたよ。

 飲みながら書いているので、酔っ払ってしまいましたよ。

 でも、どうにか、この更新は書き終えますぞ!

 この噺は、半七とお花の馴れ初めを描く、それほどに爆笑を誘う展開ではないのだが、それぞれ帰宅が遅くなり家を追い出され、半七のおじさんの家に厄介になるのだが、そのおじさんの早とちりで有名な異名「飲み込みの久太」と古女房の勘違いっぷりが面白く、だが、その勘違いに乗せられ、半七とお花が仲良くなっていく。

 演じ分けが巧みで、なんか、お花がとても可愛かった^^

 この話、二人が雷の音に恐怖し急接近、「さあこれから!」のところで「これから先は文献が焼けております^^」で終わってしまった。

 私は、時間調整かなと思ったのだが、前後編の『宮戸川』を前半だけで終わらす場合は、このような下げなのだそうだ^^

 さて、鬼丸師匠の二席目は、寄席ではあまり話されることのないと言う『御神酒徳利』だった。

 凄く夢のある面白い話だった。

 とある旅籠の番頭さんが、良かれと思い、旅籠ゆかりの徳川家より賜いし御神酒徳利を、良からぬ者の目から隠すために、瓶に沈めた。

 しかし、主人は、「先祖伝来の御神酒徳利がなくなったあ!」と旅籠中の大騒ぎ!

 番頭さんは、自分が隠したことを家に帰ってから思い出すも、今更、告白したら顰蹙を買うだけだ。

 困っていたら、奥さんが、「占いで出たことにしなさい」と占いのための算盤を出してきた。

 で、前口上で、「先祖の遺言に、私も三度だけ占えるとあるのでやってみます」と、算盤を弾いて、まあ、知っていたからなんだけど、無事、瓶の中から御神酒徳利を発見!

 その話を聞きつけた大阪の大立者が、「ならば、自分の病気の娘も占ってくれ」と言い出したからもう大変。

 後に引けない番頭は、大阪の大旦那と上方に旅立つのだ。

 占いの神通力は、あと二回残っている、と大旦那は認識している。

 神奈川で直面した事件にも、ニンマリと笑い、被害者に「運がいいですね」と言うと、都合残ることになる、もう一回の神通力の行使を、大旦那は番頭さんに依頼するのだった。

 物語は、江戸→神奈川→大阪と連なるのだが、それぞれのエピソードが有機的に絡んでいて、実に壮大だ。

 これ、私、『ロード・オブ・ザ・リング』みたいな話に仕立て上げたいものだ。

 『トクガワ・オブ・ザ・デキャンタ』なんつって!^^

 なんつうかな、鬼丸師匠が大阪の大旦那の顔を真似る時なんて、顔が爺さんにしか見えなくて、鬼丸師匠の顔芸を心から愛するA子嬢は、幸せそうに笑っていました。

 また、この番頭さん・善六さん、すぐに「きつい塩のオニギリを作ってくれ、俺も、お前も、それぞれの実家に行くんだ。後から便りを出す」と、ケツをまくる^^;

 この「後から便りを出す」と言うときの、生真面目にすっ呆けた間(ま)が、文章ではけして説明出来ないのだが、異常に面白い。

 私は、落語に夢中になるにあたり、そのとば口が、この三遊亭鬼丸師匠で、ホント、幸せだなぁと思うのだった・・・。

     

                                          (2012/12/04)

[例え キモいヤツの話題でも、皆さんを喜ばせるぞよ]

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☆・・・なんか書いておく。

 タイトル写真は、この間、入曽の寄席に行った時、始まる前に食べた食堂「天國」のミックスフライ定食です。

 1000円超で高いけど、凄く満足した。

 本来は天ぷら屋さんみたいで、一緒に行った人は天ぷら盛り合わせを堪能していた^^

   ◇

 さて、職場に、数十人いる従業員のシフトを全て覚えている人がいる。

 いや、別に管理職ではない。

 私が、「今日、あの人いたっけ?」とか言うと、「あの人は、今日は有休で、あの人は本来、日曜日と木曜日が休みなんですよ」とか、自信満々で教えてくれたりする。

 あたかも、自分が「仕事」については何でも知っているかのように、それを把握しているのも仕事の一環かのように堂々と話す。

 私は、「こいつ、キモいな」と思う。

 なんちゅうか、例えば、職場に自分の彼女がいたら、その休みなどは把握していてしかるべきだろう。

 そして、友達となると、それはちょっと「漠然と認識するべき程度のもの」であろう。

 また、自分の好みの異性などがいても、私などは、それは知らないようにしておくのがエチケットだと思う。

 その日の朝に来て、その人の姿を見かけたら、ちょっと嬉しい気分になればいいぐらいだろう。

 嫌いな人がいても、そんな嫌いな人の出勤を気にする自分が不愉快なので、覚えないようにする。

 てゆーか、普通の人って、大体、そんな考え方でしょ?

 まあ、部署が同じで、メンバーの出勤や休日が、即、一日の自分たちの作業の流れに直結する場合は、気にせざるを得ないけど。

 だから、なんか、他人のシフトを全て把握して悦に浸っているような人物を知ると、なんともおぞましい思いがする。

 一種のストーカーのようだ^^

   ◇

 昔、友人の岡村クンが言っていたのだが、

 職場の飲み会で、ある同僚と意気投合したのだそうだ。

 すると、翌日、寮の部屋のドアに、その男からのメモが挟んであり、読むと、

「俺の休みは、10月は、2日と、7日と、11日と、13日と・・・」、

 と、公休の日が羅列してあったそうで、

「なんだ、こいつは!^^;」と身の毛がよだったそうだ。

   ◇

 ・・・意味のない、話としてオチもない面白くない情報を集め、それを他人に話してドヤ顔の人間のメンタリティは、私には理解できないし、気持ち悪い。

 が!

 そういった「気持ち悪い」ことと言うのは、面白くも出来るのである。

 例えば、私は、このサイトで、エロいんだか、下品なんだか、変態的なことを面白がってよく書いている。

 上記の、気持ち悪い男も、それを文章化すると、いくらでも、気持ち悪くて面白くてエロくもなるのである。

 例えば、私は、その気持ち悪い男を、美少女とコラボさせてみるのである。

 ババァにゃ何をしても気持ち悪さが倍化されるだけだが、

 これが美人や美少女だと、突然に、なんかエロくなる。

 ・・・大学に来ている、とある美少女の通学予定を全て把握している男がいたらどうだろうか?

 ありとあらゆることを考え、それを聞かせ、読む者の喜怒哀楽を揺り動かすのが、私も含めた<文章書き>である・・・。

 ・・・「あの子は、月曜日は講義が二時限からで、火曜日はフル、水曜日は午後の体操のみのために通って来ていて、木曜日は午前中の講義のみ、金曜日は最終授業の後、サークル活動をしている。土曜と日曜はパン屋さんでバイトだよ。おっと、前回の病欠から三週間ほど経つので、あと一週間で、あの子、また休むよ、うひひひひひ」

 ・・・超キモチ悪いよね^^;

 でも、私は大体、気持ち悪いヤツが近くに出現すると、例え、その、気持ち悪いやつであっても、閲覧者の感情を揺り動かす貴重なサンプルとなり得ると思うので、常にストックし、後でなんか書くときの役に立てている。

 ・・・人間には、無駄はないのです。

                                             (2012/12/05)

[長野の話]

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☆先日の投稿([「いじめ」と<日教組>の関係 (三遊亭鬼丸の語りより)])で、長野県について言及したところ、このブログを読んでくれている<ひめちゃん>より、長野についての面白いコメントを頂いた。

 三遊亭鬼丸師匠も、今、ラジオ番組「GOGOMONZ」で、休暇をとっている鬼丸師匠の代役の立川談慶さんも、そして、<ひめちゃん>も、長野から埼玉に移ってきた人ってのが面白い。

 では、この後、<ひめちゃん>のコメントを、改行などを、ちょっと読みやすくして掲載しますね^^

 ≪ ひめちゃん (2012-12-02 18:09:55)

 30代の10年間、松本に暮らしてました。
 長野県はね、観光でならまだしも住むところじゃないって思いましたね。
 引っ越す前はストレスで蕁麻疹が治らず、温泉とかも入れなかったけど、埼玉に戻ってきてから自然に蕁麻疹が治りました。
 上の娘が小学校を卒業すると同時に埼玉に来たので、娘は中学時代はカルチャーショックが大きくて可哀想だったけど、高校、専門とこっちで学べて良かったと思う。
 長野県の特殊性は信濃教育会の存在が大きいのではなかったかと思います。日教組のことは知りませんが。
     http://wiki.chakuriki.net/index.php/ (「長野の学業」の項 参照)
 長野県のことは良いことも悪いことも語り出したらたくさんあるのですが、心の中で呪文のようにつぶやいてたこと。
   「長野県の常識は日本の非常識。日本の常識は長野県の非常識」 ≫

 リンク先は面白いので、是非、皆さんも読んでみて!!^^

 私には、まだ、日本各地の地域性と、長野の特殊性の違いが分からないけど、面白いので、続いて、ひめちゃんの投稿!!^^

 先ずは、ひめちゃんが教職を取っていたことを聞いたので、私が「先生をしていたのですか?」と言う質問の返答からです。

 ≪ ひめちゃん (2012-12-04 15:29:04)

 (大学の)在学中からずっと病院に通っていて、就職はあきらめてたんですが、教員免許はとってたので、一時、埼玉県の蕨市でもう1学期の成績つけなくちゃいけない時に国語教師がずーっと休んでたみたいで急遽学期末の19日間だけ臨時採用で行ったことはありますけど。
 教員採用試験は学科だけは合格しましたが、教員になりたい!って訳ではなく、力試しのつもりでした。
 今は近所の中学で絵本の読みきかせボランティアと、図書館ボランティアでストーリーテリングのおはなし会をやってます。
 これはストーリーテリング(朗読ではなくてお話を覚えて語るもの)サークルで毎月1回勉強会をやりながら、月に1度、担当できる2人で30分程のおはなし会をやっているのですが(おはなし2話と手遊び、絵本の読みきかせ)。
 まぁ、ボケ防止で始めたんですけど、覚えるのはつらいっす。
 さて、長野県のことですが、まずびっくりしたのが、出不足金(でぶそくきん)という風習があること。
 聞いたことあります? そんなお金。
 これは、町会で草取りなどをやる時に、出られない人が払うお金のこと。
 冠婚葬祭の場合は払わなくてもいいんですけど、私が住んでいたところでは4月〜10月くらいの間だったかなぁ、月に1度、朝6時から皆で駐車場とか道端の草取りをしていました。
 他のところでは側溝の掃除とかあるかも。で、そういうところに一斉に住民が参加する裏には出不足金の存在が。
 出不足金は町内会の収入になります。
 町内会の役員も多くて、行政の末端組織のような町会長、衛生部長、交通安全協会の役員、保健補導員だったか保健指導員だったか(各行政区の保健婦さんの手伝いで健康診断の受診者数の取りまとめをやったりするので住民の健康診断率高し)たぶん長野県が長寿県なのには全県内にこの組織があるからかも。市長の委嘱状を受けていて、健康に関する講演会とかに動員されることも。その他に町内公民館の役員で町内公民館長、主事、体育部長、婦人部長などがあり、地区運動会、町内野球大会、地区駅伝、地区球技大会などの出場者集めや運営、婦人部はその選手慰労会や町内会の総会などの料理作り等。
 各班長の上に自治会長があり、各自治会ごとにそういう体育部や婦人部の役員を選び、その上に町内三役みたいな、もう、どんだけ役員がいるんだっつう感じ。
 あと、ゴミ袋もすごかったなぁ。市の指定のゴミ袋は可燃と不燃とプラスチック用の3種類があるんだけど、そこに名前を記入しないと収集してくれないという制度。
 きちんと分別して自分の出したゴミに責任をもてと。
 半透明や透明のゴミ袋に記名欄があるんですよ。そこにマジックででかでかと世帯主の名前を書く。
 うちの町会では可燃ゴミの日は朝7時〜7時30分までゴミ当番(2人)はゴミ置き場で指定通りに名前が書かれているか見張りをする(笑)
 収集車が持っていったあとは掃除して日誌をつけて次に回す。
 書き出したら終わりませんね(汗)
 そうそう、リンク先にもあったけど、小学校は体操着で通ってたなぁ、おかげで子ども時代は全くおしゃれセンスが磨かれなかった娘でした。
 学校まで2キロ以上ある道を、冬は鼻水を凍らせながら通ったみたい(^^;;
 給食の献立表を見ると「ご飯、焼き塩鯖、納豆、キャベツの塩昆布和え」とか、もう可哀想になるくらいな渋さで、パンもまずくて、埼玉に来て子ども達がいちばん喜んだのが給食かなぁ。
 食品スーパーは当時は「松電(まつでん)ストア(現在はアップルランド)」という松本電鉄系のスーパーが殿様商売って感じで、高いし、鮮度は悪いしで、もう、腹立ったなぁ。
 店先に苺のパックみたいなのに蜂の巣が入ってラップかけたのが売っていて、そのパックの中で蜂が飛んでいるというのを見た時は固まりました。
 蜂の巣の中には蜂の子が入ってるんだけど、さすがに蜂の子は食べませんでした。
 スーパーには魚肉ソーセージとビタミンちくわという名前のちくわがやたらたくさん売っていて、テレビでは「♪ちくわ ちくわ ビタミンちくわ かあさん早くお願いね〜 マルタツ マルタツ マルータツーのー ビタミン ち・く・わ♪」というCMが流れていました。
 紀文のちくわなんてほとんど見かけなかったなあ。
 海から遠いからそういう加工品が昔から食べられていたんでしょうね。
                           まぁ、今晩はこの辺で・・・≫

 面白いなぁ。

 なんか、長野のリアル感が伝わってくる。

 私が思うのは、先ほども書きましたが、この、長野の「逸脱」が、他地域と相対して突出しているのか、です。

 それに答えを出すには、かなりの経験と知識が必要そうです。

 個人的には、体操着で学校に通った、ひめちゃんさんの娘さんが気になります^^

        「ブルマならば、なおよし!」
        

 私は千葉に数年住みましたが、埼玉と同じく千葉も、東京とそれほどの違いが感じられなかった。

 千葉住みは車が必須と言うことぐらいと、ナンパが日常茶飯ということでしょうかね。

 また、岡山に出張で一ヶ月ほどいて、ほんのりと違いが感じられたかな。

 このブログの、「岡山紀行」シリーズ参照のこと。

 ひめちゃんが、また、長野について語ってくれることをキボンヌ!^^

 それから、他地域の方も、特筆のネタを送ってくれたら、私、嬉しいです^^v

                                           (2012/12/05)

[詐欺り続けた3年間(与党民主党考・127 「もうすぐサヨナラ再掲・1」]

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☆なんだかんだで3年間、民主党政権は日本を沈降させ続けましたが、やっとこさ、底に至ったようですね・・・。

 なんか、私も、3年間(以上だが・・・)、その政党の人格から為される同じ形質(タイプ)の過ちの糾弾をさせられ続けてきたような気がします。

 今 読んでも、その糾弾されるメンタリティに違いのない民主党が面白いので、これから、民主党についての再掲をしていきます^^;


   #   #   #

   [与党民主党考・1「選挙詐欺」] (2009/09/03)

☆いつまでも、瀕死となった自民党を嘆いていてもしょうがない、現実を見つめよう・・・、と思った矢先!

 昨夜の『報道ステーション』で、出演していた民主党の馬淵澄夫議員がとんでもないことを言っていた。

 公約の一つ「高速道路無料化」について。

   (うろおぼえ)

「渋滞が起きる発生箇所においては有料だよ」

「選挙前に、無料になる高速道路と無料にならない高速道路を明確にさせてしまうのは党内で駄目が出た」

「地方の人に具体的に申し上げにくかった」

「ETC業者を潰してしまう訳にはいかないのら」

 ・・・唖然とした。

 私の認識としては、「首都高速と阪神高速以外は全部無料」であった。

 それにしても、私には、どう考えても不可能と思われ、だからこそ、冷笑していた。

 マニフェストにはどう書いてあるのか?

 <民主党の五つの約束>の四番目の項目「地域主権」の中にある。

 《・・・30.高速道路を原則無料化して、地域経済の活性化を図る
   【政策目的】
  ○流通コストの引き下げを通じて、生活コストを引き下げる。
  ○産地から消費地へ商品を運びやすいようにして、地域経済を活性化する。
  ○高速道路の出入り口を増設し、今ある社会資本を有効に使って、渋滞などの経済的損失を軽減する。
   【具体策】
  ○割引率の順次拡大などの社会実験を実施し、その影響を確認しながら、高速道路を無料化していく。
   【所要額】
  1.3兆円程度                                     》

 ・・・恐ろしいと思った・・・。

 なんら、それを行なうための具体的な方法が記されていなかった。

 『報道ステーション』のメインキャスター古館は、民主党に好意を持っていて、何とかして「いい風にいい風に見よう」と聞いている節があったが、馬淵議員の逮捕された詐欺師のような釈明に、さすがに開いた口が塞がらない、てな、ダボハゼのような表情をしていた。

   ◇

 だが、馬淵議員出演の前のニュース「ニューヨーク・タイムズ紙に寄稿した鳩山論文の波紋」(クリック!)では、

 古館は、「昔書いた論文の一部を抜粋されただけですし、書いた当時から、今は心境が変わっているでしょうし」などと擁護していやがった!

 いや、そもそも、多くの保守派政治家の「一部を抜粋」し、常に大バッシングを繰り広げてきたのは、古館! お前だぞッ!!

 それに、鳩山の「寄稿」での主張は、日頃の古館の所属する「朝日・左翼」界の主張と見事に合致すると思うのだが・・・、故に、日米同盟に媚びるように、現在の鳩山の言動を誘導する朝日系列の姿に、私は何とも薄ら寒いものを感じるのだ。

   ◇

 昨日の産経新聞「正論」欄は、遠藤浩一氏が、民主党を評し『政権奪取で求心力失う「悲劇」』(クリック!)と言う一文を書いていた。

 (蘭注:かつては、「遠藤先生」と呼んでいたが、
     一連の「つくる会」内紛問題で、
     どうしても西尾幹二を責めることの出来なかった「遠藤先生」を、私は許し難いので「遠藤氏」とする)

 正直、その内容は、今回の選挙の概観を語っただけなのだが、

『・・・しかし、マニフェスト、政策インデックス、党首以下幹部の言動などからは、民主党の理念も将来への展望もうかがえない。左右両派の対立を恐れて綱領さえ作ることのできない政党だから、「政権交代!」と、何とかの一つ覚えのように叫ぶほかないのである。・・・』

 …の部分などから、今回、初めて民主党のマニフェストを覗いた私の気持ちを代弁してくれているような気がした。

 「政権交代」・・・、それで終わりの党なのである。

 でも、後は、どうにかこうにか、流れるのだろう・・・。

   ◇

 私がちょくちょく批判する岡本行夫だが、9/1の産経一面の文章「鳩山さん、よく考えてください」(クリック!)は素直に読んだ。

 内容は、先の「ニューヨークタイムズ」ネタで、また、選挙の概観を語ったものだが、

 《・・・ この2週間、私も各地の選挙区を細かくまわって、多くの有権者と話をしてきた。明らかなのは、民主党が大勝利したというより、自民党が自壊して大敗したということだ。自民党に投票してきた人々の離反なのだ。だからこそ、民主党批判を繰り返す麻生さんへの不満が強かったのである。「オレたちはあんたと自民党がダメだと言ってるんだ、人を批判するより自民党がどう変わるか言え!」と。・・・》

 …の箇所に妙に納得した。

 民主党をあげつらうだけでは駄目だ! と、言う人は多かったんだけど、「ならばどうする」を誰も語っていなかったから、「オレたちはあんたと自民党がダメだと言ってるんだ、人を批判するより自民党がどう変わるか言え!」には素直に納得してしまうのだった。

   ◇

 言っておくと、私、「反米上等!」である^^

 けれど、それを主張する「準備」は万全なんだろうな、と言いたい。

 日本国民が、そう、今回、民主党に投票したクソどもが、ひたすらに反米の気概を持って鳩山外交につき従えるなら、それはそれで、凄いことなのである。

 でも、「徒手空拳」のアホ面下げて大行進しても、皆殺しに遭うだけだ。

 いや、お前らが死ぬのはいいんだよ。

 でも、左翼は、よく、デモに自分の小さな娘とか連れてくるじゃない?

 チンクシャの可愛い幼女^^

 そういうおチビちゃんが、不愉快な目に遭うような準備のなさだけは許せないのだよ。

                                        (2009/09/03)

   #   #   #

   [与党民主党考・2「家計直撃」] (2009/09/08)

☆多くの新聞で、昨日の鳩山発言がクローズアップされている。

     温暖化ガス、鳩山氏「90年比25%削減」 中期目標明言(日経)

 《民主党の鳩山由紀夫代表は7日、都内で開いたシンポジウムで講演し、日本の温暖化ガス削減の中期目標について「2020年までに1990年比25%削減を目指す」と表明した。6月に麻生太郎首相が表明した現政権の「05年比15%削減」を大きく上回る削減目標となる。22日にニューヨークで開く国連気候変動サミットに出席し、新たな中期目標を国際社会に打ち出す考えも示した。
 シンポジウムは朝日新聞社が主催した。鳩山氏は講演で25%減の目標について「マニフェスト(政権公約)に掲げており、あらゆる政策を総動員して実現を目指す決意だ」と語った。
 一方で中国やインドなど排出量が急増する新興国を念頭に「すべての主要国の参加による意欲的な目標の合意が、我が国の約束の前提だ」とも指摘。米国や中国、インドも含めた主要国による国際合意が実行に欠かせないと強調し、日本だけが突出した削減目標を負わないよう予防線も張った。 (2009/09/07 13:04)》

 ・・・麻生政権が「2005年比、15%削減」を掲げ、それでも厳しいと非難轟々であったのは記憶に新しいだろう。

   ☆

 さて、先の選挙戦も最終盤に差し掛かった8月26日、保守サイドの産経新聞が「これなら、有権者も民主党のやり方が家計を直撃するのが分かるだろう」と、一面に載せた記事がある。

   【温室効果ガス 30%削減の衝撃】(1)民主案 36万円家計負担増 (2009.8.26 08:22)

 長いので、全ては転載しないぞ。

 詳しくは、リンク先の記事を読んでくれ。

 私が特筆したいのは、いかほどの家計負担が予想されるのか、だ。

 いや、読み返すと、やはり、全文が重要なので、完全転載する。

   ☆

 《   「光熱費払えない」悲鳴

   「こんな負担は納得できない」

 8月5日に東京・霞が関の経済産業省で開かれた総合資源エネルギー調査会需給部会。消費者団体の代表として参加した日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会の三村光代最高顧問は思わず声を上げた。政府が6月にまとめた二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出削減に伴う家計負担の増加額として「1世帯あたり年間7万7千円」との試算が示されたからだ。

 三村さんは「生活が苦しい家庭にとっては年間1千円、500円の負担増でも軽くはない」と光熱費に温室効果ガスの排出削減対策費用を安易に転嫁しないよう訴えた。

 しかし、この日の部会では、もう一つの参考試算も示された。「1世帯あたり年間36万円」。民主党の温室効果ガスの排出削減を実行した場合の家計負担の増加額だ。政府の目標は2020(平成32)年に05年比15%の温室効果ガスの排出削減を目指すものだが、民主党が今回の衆院選で掲げたマニフェスト(政権公約)では、20年に90年比で25%(05年比で30%)を削減するという厳しい目標を打ち出した。

 「そんな負担増は到底考えられない。これから景気が好転し、収入が増える確証があればある程度の負担増は許容はできるが、そのような時代でもない。結局は光熱費の不払いが増えるだけだ」と三村さんは首を横に振る。

 こうした家計負担の増加は、決して「将来」の数字ではない。

 政府は太陽光発電の導入促進に向け、家庭で生じた太陽光発電による余剰電力を電力会社が買い取る制度を年内に始める。現行の制度に比べて買い取り額を2倍に引き上げ、その負担を来年4月から電力料金に転嫁する仕組みだ。これによって平成23年度以降の電力料金は標準家庭で月額約30円、27年度以降には最大で月額100円程度の料金引き上げが見込まれている。

 しかし、民主党のマニフェストでは、太陽光だけでなく、風力などを含めた再生可能エネルギーをすべて電力会社が購入する仕組みを求めている。「民主党案では、標準家庭の料金上乗せ額は政府の新制度の2倍をはるかに上回る」(経済産業省幹部)という負担増が指摘されている。

 民主党では、こうした家計負担をめぐる政府の試算に対し、「脅しに近いと考えている。前提の数字によって負担額はいろいろと変わる」(岡田克也幹事長)と批判する。だが、民主党自身は温室効果ガスを2020年に05年比で30%削減した場合、具体的にどのような国民負担が生じるかを示していない。

 民主党は、今回の衆院選で中学生以下の子供1人当たり月額2万6千円を支給する子ども手当の創設や高速道路無料化など、家計を支援する公約を打ち出している。だが、同じマニフェストに盛り込んだ温室効果ガスの排出削減目標は、その個人消費を一気に冷やす恐れをはらんでいる。

          ◇

 6月3日の民主党「次の内閣」閣議に中間報告として提出された「農林漁業・農山漁村における環境ニューディール構想」。そこでは、すべての住宅を断熱性が高いエコハウス仕様とし、工事費込みで100万円前後のエコキュートなどの高効率給湯器を4400万台導入する目標が示された。これは全世帯の9割に相当する。

 しかし、「民主党としての数値目標というには早すぎる」(民主党関係者)として了承されず、概要を確認するのにとどまった。ただ、経産省では05年比30%削減という目標の達成には、すべての住宅に対する断熱化に加え、太陽光発電や高効率給湯器の導入義務付け、あるいは次世代自動車以外の購入禁止などが必要とみている。

 こうした省エネ費用は、年間36万円の家計負担とは別に強いられる重いものだ。その金額はわが国全体で190兆円にのぼると試算されている。これは政府目標の達成に必要な62兆円の約3倍にあたる。このため、政府部内では「民主党がどこまで党内的な議論を経て排出削減目標を決めたのかは疑問だ」(経産省幹部)とする声があがっている。

   政策の整合性に「?」

 政府の試算によると、2020年に二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを05年比で15%削減する政府目標を実現する場合、1世帯あたり年間7万7千円の家計負担が生じるが、これは企業の省エネ設備導入などで生産コストが上昇するのに伴い、20年段階で国内総生産(GDP)が0・6%押し下げられ、1世帯あたり年間4万4千円の可処分所得が減少するほか、光熱費が年間3万3千円増えるとの計算からだ。

 これに対し、民主党がマニフェスト(政権公約)で掲げる「20年に90年比で25%(05年比で30%)削減する」との目標を実行に移せば、20年段階のGDPは3・2%押し下げられる。これにより1世帯あたりの可処分所得は年間22万円減る一方、光熱費負担は同14万円増えるため、合計で年間36万円の家計負担の増加に結びつくと政府ではみている。

 CO2の排出削減が多くなればなるほど、高度な技術や設備を導入しなければならず、削減費用は高くなる。その費用をガソリン価格に上乗せした場合、政府目標では1リットルあたり30円の値上げにとどまるが、民主党の目標の実現には同170円の値上げが必要になり、現在のガソリン価格は2倍以上に跳ね上がる。

 家計負担はこれだけではない。民主党の目標を実現するには、新築だけでなく、既存住宅も断熱化してエネルギー効率を高める必要がある。だが、住宅生産団体連合会では「古い住宅の断熱化には天井や壁だけでなく、床やサッシなども取り換える必要があり、1軒あたり500万円以上の費用がかかるケースも出てくる」とみている。

 日本総合研究所の足達英一郎主席研究員は「温室効果ガスの大幅な削減を目指せば、国民負担も増える。05年比30%という削減は、可処分所得の増大による内需主導型の経済成長を目指す民主党の政策とはつじつまが合わない」と指摘。そのうえで「大幅削減には既存産業から血が流れることを覚悟して産業構造を転換しなければならないが、民主党のマニフェストにはそのビジョンがみえない」と批判する。

 また、第一生命経済研究所の永浜利広主席エコノミストも「民主党はCO2の排出量を増やすような高速道路無料化や道路特定財源の暫定税率撤廃を打ち出しながら、高い排出削減目標を掲げること自体が矛盾している」と政策の整合性に疑問を投げかけている。

          ◇

 30日に投開票を迎える衆院選で、民主党が政権を奪取する可能性が高まる中、民主党の掲げる温室効果ガスの排出削減目標に対する不安が高まっている。民主党の公約が「政府目標」になった場合の影響などを検証する。   》


   ☆

 多少、煽っているが、その収支計算すると、ほぼ確実に、家計は大打撃を受けることだろう。

 有権者が望んだような完全無欠の「高速無料化」「子供手当て」が実現の怪しくなっている現在、無制限に<エゴなエコ>に邁進する鳩山民主党の恐ろしさ!

 「すべての主要国の参加による意欲的な目標の合意が、我が国の約束の前提だ」と言う鳩山のセリフだが、

 何とも、「らしからぬ」駆け引きの言葉である^^;

 ならば、是非、「核廃絶」についても同じスタンスで挑んで頂きたい。

 以下のように、

 「すべての主要国の参加による意欲的な核廃絶の合意が、我が国の核武装放棄の約束の前提だ」^^;

 更に、鳩山のセリフには、国民の生命・生活が人質に取られたかのような意味合いが感じられる。

 「国民の生活第一」を形だけでも標榜していた民主党からは程遠いニュアンスだ。

   ☆

 まあ、鳩山ってのは、「ブレる」「ブレない」以前の問題で、「行動矛盾」が常態の男のようである。

 直前に聞いた話を、その更に直近の自分の主張と正反対でも、真顔で、あたかも信念に沿った表情で語る人物だと言う。

 それは、まさに、民主党のあり方と同じだ。

 美辞麗句を駆使して、それと正反対のことを慇懃無礼に行なうのである。

 親しくさせて頂いているサイトからの一言引用^^;

 《Re: 凶悪内閣 - 波浪規定 2009/09/06(Sun) 17:14 No.7841
  それにしても土建屋さんを寝返らせて、公共事業を削減するというのだから、どういうマジックを使うのだろう。》

   ☆

 しかし、みんな、なんと言う恐ろしい党に投票してしまったのか・・・。

                                    (2009/09/08)

   #   #   #

   [与党民主党考・3「日教組、不良教師を野放し」] (2009/09/13)

☆朝、産経新聞の一面を見て、暗澹たる気持ちになった。

   ◇

   《教員免許更新、廃止へ 民主・輿石氏 通常国会に法案も(9月13日7時56分配信 産経新聞)》

 < 民主党の輿石東(こしいし・あずま)参院議員会長兼代表代行は12日、甲府市内で記者会見し、今年4月に導入された教員免許更新制度の廃止に向け、来年の通常国会にも教育職員免許法改正案を提出する考えを示した。更新制度は安倍晋三内閣が教育再生の目玉として導入を決めたが、民主党の有力支援団体である日本教職員組合(日教組)が強く廃止を求めてきた。政権交代で教育改革路線は一気に後退する公算が大きい。
 ■入閣「参院から2人以上」
 輿石氏は元山梨県教組委員長で、日教組の政治団体「日本民主教育政治連盟」会長を務める。小沢一郎代表代行と太いパイプを持ち、「参院民主党のドン」といわれる。
 輿石氏は「教員免許更新制は変えなければならない。できるだけ早くやる方向になる」と明言、来年の通常国会での改正案提出についても「あり得る」と述べた。平成23年度から免許更新制を廃止することにも「間に合えばそうする」と前向きな考えを示した。
 指導力不足の教員排除を可能とする改正教育職員免許法は19年6月に成立。教員は10年ごとに計30時間以上の講習を受け、認定試験で不合格となれば、2年以内に再試験で合格しない限り、教員免許が失効する。
 民主党は衆院選マニフェストに「教員の資質向上のため、教員免許制度を抜本的に見直す」と明記した。
 一方、輿石氏は、参院民主党からの入閣に関し、「1つでよいというわけにはいかない」と述べ、2人以上の入閣を求めた。また、来夏の参院選後の連立枠組みについて「単独過半数をとったら『もう結構です』なんて、人間の生き方として大変失礼だ」と述べ、社民、国民新両党との連立を維持すべきだとの考えを示した。>

   ◇

 民主党が政権を取ったら、この輿石東が文科省の大臣になるとは言われ続けているが、こうしてジャブを繰り出して来ている。

 そして、早速に「教員免許更新制度の廃止」を押し立ててきた。

 この制度は、不良教諭の排除が第一義であるが、同時に、組合活動や政治活動で処分の常習者、その排除も含まれる筈だった。

 それはつまり、日教組の教師である。

 日教組の政治団体「日本民主教育政治連盟」会長を務める輿石東は、アカ運動にかまけ、子供の教育蔑ろの教師、そのシステムを守るために、「教員免許更新制度の廃止」を打ち出し始めたのだ。

   ◇

 民主党は捩れに捩れている。

 上記の記事のように、<民主党は衆院選マニフェストに「教員の資質向上のため、教員免許制度を抜本的に見直す」と明記>とあり、

 保守派の多くの者も、その言葉をポジティブに捉えた人もいただろう。

 まさか、「抜本的に見直す」が、「教員免許更新制度の廃止」とは、誰も思うまい。

 これも、民主党の「選挙詐欺」である。

 つまり、教師の腐敗に対し、民主党は何もしないのである。

 腐敗している教師たちが、自分らの支持団体である故に、その「教育破壊の既得権益」を守ろうとしているのである。

 結局、民主党は、それまでの官僚腐敗の政治を改めるどころか、その腐敗の渦を、公務員の下層まで拡大させるだけなのである。

   ◇

   《日教組の主張通りへの一歩に 免許更新制廃止(9月13日0時54分配信 産経新聞)》

 <民主党の輿石東(こしいし・あずま)参院議員会長兼代表代行が廃止に向けた法改正案を提出する考えを示した「教員免許更新制」。教育問題に詳しい八木秀次・高崎経済大教授は、「廃止は日教組の主張そのままだ。今後、安倍内閣が手がけた教育再生をゼロベースに戻し、日教組の主張通りの政策に転換する第一歩と考えていいのではないか」と懸念を示す。
 同制度は当初、不適格教員の排除が目的の一つとされた。「不適格」には指導力不足に加え、組合や政治活動で度重なる処分を受けた教員も含まれる見通しだった。
 しかし、検討の過程で「悪い者はダメという“性悪説”から、大学で最新の知識技能を学んで指導力を向上させようという“性善説”に変わった」と文部科学省幹部は説明する。
 その結果、同省は今年4月の導入に当たり、「不適格教員の排除が目的ではない」と表明。だが、放課後の指導などで多忙な教員が30時間を割いて「最新の知識技能」を大学で受講することに、「意味があるのか」との批判が、日教組系ではない教員からも起きた。座学をこなせば大半が合格する認定試験にも疑問が呈されていた。
 八木教授も「安倍内閣の退陣で、制度設計が未完成のまま実施された」と不備を指摘する。
 同制度の廃止は教育界で支持される公算が大きい。しかし、「不適格教員の排除」が、現場の課題であることに変わりはない。
 民主党は政策集で、教員の指導力向上のため、教員免許取得に必要な大学の4年制養成課程を、大学院2年も含む6年制に延長することを表明している。
 しかし、現在、教育現場にいる不適格教員に、日教組に支持される民主党がどれだけメスを入れることができるのか。八木教授は「民主党と日教組が一体の関係では、改善を期待できない」と話している。(鵜野光博)>

   ◇

 残念ながら、世の中には「性善説」ではどうにもならない人間が多数いる。

 自分自身が「性悪説」の具現化である<日教組>が、子供には猫撫で声で、性善説を施すのである。

 そして、世には、「犯罪」さえも「自由」と豪語する悪の天下が訪れる。

 それこそが、時代遅れのマルクス主義を標榜してはばからない<日教組>の目論見である。

   ◇

  (いつもキメのセリフ^^;)

 「しかし、みんな、なんと言う恐ろしい党に投票してしまったのか・・・」

                                    (2009/09/13)

   日教組出身の民主・輿石氏「教員免許更新制は廃止」(朝日新聞) - goo ニュース

   #   #   #

 この、民主党政権がはじまって二週間経たない間に「公約詐欺」「鳩山キチガイ」「日教組そのもの」と言う、根源的な三つの問題が溢れ出して来ている・・・。

 皆さん、次の衆議院選挙だが、色々考えて、もはや、「自民党」に一票を投じるしか、道はないことに気づいている事でしょう。

 総合的に判断して、「自民党」しかない・・・。

 ・・・まあ、今夜は寝ます。

                                         (2012/12/05)

[ローソン限定「まどか☆マギカ」ペタン娘(コ)ミニフィギュア]

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☆10月下旬頃、「まどか☆マギカ」の劇場版が公開されてしばらくしてからのことだ。

 我々の職場の一部で、「ローソンで、『まどマギ』のボトルキャップが、エビアンのおまけで付いているゾ」と噂になった。

「それってマジかる?^^;」と私。

 グリーンマンさんが、「ほむら以外は手に入れた」と嬉しそうに言った

 TKボーズ君は、「僕も見たけど、全部揃ってなかったので諦めた・・・」と言ってた。

「グリーンマンさん、僕はマミが好きなので、マミだけでもゲットしといて下さいよ」と頼む。

「分かった!」

「・・・いや、さやかも好きなので、さやかでもいいっス!」

「分かった!」

 それが二ヶ月前のことだ。

 そもそもが、このようなキャンペーン商品は、一回製造されたら、それっきりの売り切りが普通だ。

 しかし、今日の朝、グリーンマンさんが、「さやか、手に入れたよ^^」と、おまけ付きエビアンを渡してきた。

     …さやか

 私は、代金を払うか払うまいかかなり悩んだのだけど、そのまま貰っちゃった^^

 グリーンマンさんの話だと、八王子は小比企町の交差点のローソンで売っていたそうなのだ。

「あの辺のサンクスなら知ってるんですけど・・・」

「いや、サンクスが潰れてローソンになったんだ!」

「じゃあ、帰りに行ってみます^^」

「全部は揃わないと思うけど・・・」

 かくして、仕事を終えて、行ってみましたヨ!

 簡単に、コンプリート出来ました。

 みんな、ちゃんと個性が感じられます^^

     …まどか

     …ほむら

     …杏子

 こいつ(↓)は、あんましいらなかったけど・・・。

     …キュウべぇ

 ・・・そして、私の大好きな<縦巻きローラー>も、ペタン娘になっていましたよ^^

     

 ・・・はぁ、いい歳して、俺、なにやってんだろ・・・。

 でも、可愛いからいいや!^^v

                                           (2012/12/06)

[3年間の柔らかな地獄(与党民主党考・128 「もうすぐサヨナラ再掲・2」]

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☆続けます^^

 民主党政権を誕生させてしまったことについては、私、こうして、ある一定数の閲覧者を擁している訳ですので、とても責任を感じています。

 「民主党に投票していたヤツ」も責めていますが、「民主党政権を誕生させてしまった世界(自分を含む)」の一人として自分も責めています。

   #   #   #

   [与党民主党考・4 「臭いものに蓋」] (2009/09/18)

 ≪☆明日が早いので短信ですまん。

 ・・・恐ろしい時代だ。

 民主党のメディア対策は徹底していると思う。

 それは、自民党のおおらかさ(お愚かさ)と比して明らかに戦略性が見られる。

 誰の入れ知恵だろう・・・。

 選挙戦の終盤の鳩山氏の、迂闊な発言がクローズアップされることを防ぐためのぶら下がり取材の中止など、なかなかだと思う。

 ・・・そして、政権奪取後、こんなことをやらかした。

   ◇

   《官僚の記者会見、原則禁止…官邸が省庁に通知(9月17日3時9分配信 読売新聞)》

  鳩山新政権の発足を受け首相官邸は16日、報道機関への対応について、〈1〉各省庁の見解を表明する記者会見は、閣僚など政治家が行い、官僚は行わない〈2〉次官らの定例記者会見は行わない――との内容の指針をまとめ、各省庁に通知した。
 指針は、閣僚が適切と判断した場合には、官僚による記者会見もあり得るとしているが、「国民の知る権利」を制限するものとして論議を呼びそうだ。
 指針は「政・官のあり方」と題され、各省庁に対し、同日、取扱注意の資料として配られた。「府省の見解を表明する記者会見は大臣等の『政』が行い、事務次官等の記者会見は行わない。ただし、専門性その他の状況に応じ、大臣等が適切とした場合には『官』が行う」としている。鳩山内閣は16日夜の閣僚懇談会で、この指針を申し合わせた。
 これについて、平野官房長官は16日夜、初閣議後の記者会見で、「(事実関係の)ブリーフは記者会見ではない」と述べ、事実関係の説明は除くとの見方を示した。 (最終更新:9月17日3時9分)

   ◇

 これまで、ささやかなる官僚の記者会見で、メディアは真実の片鱗を見た。

 しかし、これまで、「真実」、つまり、与党自民党追求のネタを見つける手立ての作業が、与党民主党では消去された。

 民主党は、脱官僚政治を標榜している。

 だが、その実体は、完全なる「政官癒着」、と言うか、民主党の官僚取り込みである・・・。

 憂鬱である。

 これが、私の最も嫌悪する「言論統制」の一つである・・・。

                                      (2009/09/18)≫

   #   #   #

   [与党民主党考・5 「溢れ出す問題群」] (2009/10/03)

 ≪☆ちょいと忙しく、でも、多くの<民主党問題>が噴出しているので、それを羅列し、一言コメントしておく。

   ◇

   ・外国人参政権

 これが一番恐ろしい。

 実質的に日本が、他民族に乗っ取られる端緒となる。

 日本の一部分の、「三国人」が密集して生活している場所から、「三国人」利益誘導型の政治家が生まれるのである。

 やつらは、イナゴのように、日本の国土を蹂躙していくだろう。

 これについては、そのうち詳しく書くが、早速、公明党が民主党と連携を模索し始めているのが、分かっていただけに呆れる。

 公明党が、何で、外国人参政権導入に積極的かと言うと、半島、ひいては大陸での創価学会の布教とバーターだからである。

   ◇

   ・夫婦別制導入
 
 「個々の自由」と言う表面上の理由でなく(それだとイメージで悪くなく思えてもくる)、また、システム上の不便の問題でなく、生活上の心情の問題として考えると、これが、日本人の生活の根幹を破壊する制度だと分かる人もいよう。

 「分かる人もいよう」と書いたのは、私は、今回の民主党政権の誕生で、世の中にはバカばかりだと認識したからだ。

 「民意」とは「衆愚政治」と見つけたり。

 鳩山総理は、そんな「衆愚」に平身低頭し、自らの政権を維持するのだ。

 ただ、鳩山総理が、オリンピック開催地を決める国際オリンピック委員会(IOC)の最終総会の招致演説にコペンハーゲンまで出張ってくれたのには素直に感謝したい(残念な結果だったが)。

 話を戻す。

 私が言いたいのは、世の中には<例外>があるって言うこと、「夫婦別姓」が必要なほんの一部の人たちもいる。

 しかし、それを前提に社会制度を改革すると、他の大部分の国民の生活がグダグダに崩れていってしまうのである。

 <例外>には、それ相応の救済策が施されているし、それが不備ならば、そこでのシステム上の微調整を必要とはする。

 <例外>を通すには、どうあってもリスクが伴うのは、自分を含めた個々のアビリティーを考えても致し方ないことだ。

 ・・・と、こうして話しても理解できない人がいる。

 色んなバカがいる。

 私は、選挙を棄権するバカならばいいと考える。

 一番悪いバカが、「考えることのない素直なバカ」である。

 耳にした一言のイメージで、民主党に一票^^と、投票所に向かうのである・・・。

   ◇

   ・子供手当て

 長妻厚生労働大臣は、来年度から支給を行う「子供手当」法案について、法案の審議に時間がかかることが予想されることなどから、今季の臨時国会ではなく、来年の通常国会に提出するつもりなのだそうだ。

 正直、多くの一般家庭の親御さんは、これが目当てで投票した。

 この支給には、その財源確保をはじめ、多くの問題がある。

 結論から言うと、初年度は、「無駄」と民主党が強弁する大規模公共事業の中止などから財源をひねり出すだろう。

 しかし、最終的には、この「子供手当て」は、国民の・・・、つまり、多くの一般家庭の親御への税金徴収から賄われる。

 まあ、目の前の現金をよしとする家庭も多かろう。

 ならば、その、自分らに投票してくれた喫緊の法案の審議の先送りを何でしちゃっているのか?

 簡単である。

 国民に納得して説明できる「財源」がないのである。

   ◇

   ・八ツ場ダム建設中止

 それを掲げて投票してもらったんだから、中止もやむなしだろう。

 でも、紆余曲折あって賛成するに至った現地の住民にしてみたら、それは辛い結果で、

 また、自民党へのアンチテーゼで躍進した民主党の指向は、「マイノリティーへの過剰な同調によるマジョリティーからの賞賛」にあるが故に、現在の混乱は、苦しいだろう。

 でも、これも、中止により被害を蒙った住民への「ばら撒き」で解決するだろう。

   ◇

   ・西松建設ダム建設快調!

 民主党の小沢に多額の献金して見返りを億倍にして返してもらっている西松建設!

 そのダム建設はとても順調です^^

   ○西松建設受注・東北のダム(『どっと公務』サイトより転載)

       津軽ダム(工事中)
       森吉山ダム (工事中)
       鳥海ダム(調査中)
       胆沢ダム(工事中)
       長井ダム(工事中)
       田川ダム(調査中)

 だって、いきなり中止しちゃったら、西松より金を恵んでもらっている小沢総・・・、じゃなかった、建設に賛成している近隣の住民の生活に支障が出てしまうから^^;

                                     (続く 2009/10/03)≫

   #   #   #

   [与党民主党考・6 「台風18号」] (2009/10/07)

 ≪☆・・・台風18号 2年ぶり上陸も(産経新聞) - goo ニュース

 明日の午前中、首都圏直撃っぽいですな。

 私、明日は早番勤務で、5時に出勤です^^;

 私が偉いのは、仕事が始まるのは7時なのですが、6時には現場に出て準備するっちゅうことです。

 そして、タイムカードは、7時になってから押すのです。

 今の職場の同僚(バイト及び社員)には、そのような仕事に対しての思考回路がないので、おそらく、私が6時から働いているとは想像だにしないでしょう。

 その日の仕事がスムーズに進んでいる理由を疑問にも思わないのです^^;

   ◇

 それはさておき、誤解を恐れずに言えば、

 私は、今回の台風で「水害」が出たら、面白い、と思っています。

 ダムの必要性が分かるでしょうから。

 出来たら、日教組教育の結果生まれた凶悪犯罪者…、その迷宮入りしたケースの犯人が水害の被害者になって死んで、ダムの治水の必要性を世に知らしめてくれたらいいと思う^^v

   ◇

 昨夜の「報道ステーション」で、補正予算案の見直しで、多くの公共事業を凍結させた前原国土交通相が出演していた。

 その顔が、憑き物に取り付かれたかのように不気味になっていたので驚いたし、

 高速道路の無料化で売り出した民主党なのに、交通量が激しくなる高速の拡幅工事も執行停止になったようだ。

 そして、ダム建設の中止も話題になっていた。

   ◇

 インフラ整備と言うものは、その恩恵に全く与からない人々もいる。

 しかし、公的な可能性の問題で必要とされる。

 それは無駄なことではない。

 その、「無駄」と思われることを堂々と出来るのが税金による公共事業なんだよね。

 誰も、個人的には、自分に直接に利益のない事には金は出さない。

 その代わりをしてくれるのが、税金の使い道なんだよ。

 これ、社会の常識だよ。

 その、「税金」活用の第一義を蔑ろにして、自分に直に金が流れてくるやり方に安易に同調した時、

 社会は崩壊をはじめる・・・。

   ◇

 それから、私が11月に行なうビッグ企画は、「ダム」が関係しています^^

 早く予告編だけでも、皆さんにお伝えしたいのですがね・・・。

                                      (2009/10/07)≫

   #   #   #

   [与党民主党考・7 「外国人参政権・?」] (2009/10/08)

 ≪☆ソースを示せなくて申し訳ないが(検索したが、見つからなかった^^;)、本日、会社からの帰宅中にラジオを聞いていたら、ニュースで、原口一博総務相が「外国人参政権に前向き発言」との事。

 なにやら、明日の日韓首脳会談でも、そのことが議題にあがるだろうとの事。

 李明博韓国大統領は、今までの歴代大統領とは一味違う人物のようだが、それでも、民主党のこしらえた据え膳はおいしく頂くことだろう・・・(いや、この人、在日だったそうだから、大喜びだろう)。

「いいかげんにしろよ!」

 と、私は車の中で叫んだ。

 民主党は、日本をどうしようとしているんだ!?

   ◇

 今、古本屋で100円で買った、以下の本を読んでいる。

     

 低価格で買った事が申し訳ないほど、面白く読んでいる。

 (引用)

 <・・・衰亡の原因を探求して行けば、われわれは成功の中に衰亡の種子があるということに気づく。多くの衰亡論の主題はそうしたものであった。たとえば、豊かになることが、人々を傲慢にし、かつ柔弱にするので文明を衰頽に向わせるということは、何回も何回も論じられて来た。『国富論』のアダム・スミスでさえ、「野蛮国民の民兵」が「文明国民の民兵」に対して「不可抗的な優越性」を持つと書いた。それは今日の人々の多くにとって意外であるだろう。しかし、富の衰頽効果はそれほど広く認められて来たことなのである。同様に、スミスのやや先輩のディヴィット・ヒュームは、芸術や科学について、それらは完成すれば衰頽に向うと論じた。・・・>

   ◇

 ハンチントンは、日本文明を、世界の八大文明の中の一つとした。

 フィリプ・バグビーやマシュー・メルコも、日本の文明を、世界の独自文明の一つとしている。

 トインビーやヤスパースも、中国文明の亜種的な見方ではあるが、語るべき独立した文明と見ているようだ。

 また、詳しくはここでは語らないが、多くの日本の学者も、「野蛮」な黒船や、その後の「野蛮」なGHQを経ずして、既に日本には完成された社会のシステム(別にそれを民主主義と言っておいてもいい^^;)が構築されていたことを示してくれている。

 どうにかこうにか、それこそ、黒船やGHQを、日本文明は凌いできた。

 しかし、中国大陸の「金魚の糞」である半島人(三国人)の<野蛮度>は、(現在の)欧米の比ではない。

 そんな野郎どもに、民主党は、日本の国政への門戸を、嬉々として開放しようとしている。

 それは、日本女性のモンコを、嬉々として三国人に開放しようとすることと同義である。

   ◇

 ・・・しかし、民主党(野蛮国民の民兵)…、党自体が目指すべき方向以上に、ヤバイ方面に突き進んで行ってる。

 日本に住んでいる以上は、客観的に楽しんでいられないのが腹が立つ。

                                     (2009/10/08)≫

   #   #   #

 すいません、明日は、本職ではなく、バイトで早いので、コメントなく終え、私、寝ます。

 おやすみなさい、永遠に、民主党・・・。

                                           (2012/12/07)

[近況報告・204 「心に残る被写体・50」]

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☆バイト現場・・・、最近 多いのですが、八王子のめじろ台でした。

 私は、ことのほか、今年の夏の暑さを満喫したのですが、その反動で冬の寒さがこたえます。

 小便も近い。

 バイト作業をしていても、我慢できなくて、でも、新興住宅地のめじろ台は、コンビニなどがあまりないんですよね。

 でも、ふと、区画の一つが空き地だったりします。

 そのススキの原で用を足すのです。

   

 ・・・果たして、坂本竜馬が、昨今言われているような英雄であったかは不明だが、やはり、魅力的な人物ではあろう。

 そして、人気者ってのは、愛称があるものだ。

 愛称と言うのは、名前を略して呼ばれたりする。

 う〜ん、今、私は酒を飲んでいて酔っ払い始めているのだが、そんな中でも、昼間に写した写真を、ここの載せるのはやぶさかではないね。

 ・・・「坂本竜馬」! 略して!!!

     

 ・・・、・・・。

 お昼は、前々から気になっていた「とんかつ 赤尾」に行った(いつもは行列)。

 チーズ巻定食(1100円)などを頼んでみた!!!

   

 うまかった! 堪能した!

 ご飯が大盛りで、こりゃ、午後の途中の作業でトイレに行きたくなるなと思いきや、

 美味しいので、なんか、上手い具合に胃に収まり、また、たっぷりと動物性たんぱく質を摂ったので、身体がポカポカしつつ、その後の作業を頑張るのでした。

 ・・・しかし、17:18に大きな地震がありましたな。

 長くて、住宅地のブロック塀がギシギシ鳴るぐらいだったので、私、ビビった^^;

 かなりの揺れで、私、いよいよ 東京なのかと達観を覚えた・・・。

 ・・・今回は、めじろ台の1・2・3丁目が作業現場だったのだが、その順番は作業者自身に委ねられる。

 私は、二丁目を最後にしたので、複雑な住宅地で、凄まじいクリスマス・イルミネーションに出会えた^^v

   

 絢爛豪華で、各トナカイの首は動いていますぞ!!!

                                             (1012/12/07)

[「ヱヴァンゲリヲン:Q」覚え書き(3:「破」と「Q」・その1 サントラ)]

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☆昨日で、近所のワーナーマイカル系(日の出・武蔵村山)の『新劇場版 ヱヴァンゲリヲン:Q』の公開が終わってしまった。

 何でだろ? まだまだ稼げるだろうに。

 さて、『ヱヴァ:Q』のサントラ、段々と聞き込んで味わいが感じられてきた^^

Shiro SAGISU Music from“EVANGELION 3.0サントラキングレコード

 昨日のFM NACK5『ファンキー・フライデー』のアルバムTOP20で、このサントラがランクインしてて、あの渚クンのピアノ曲が掛けられたのだが、バイト作業しながら、町の空を見上げながら聞く『Quatre Mains (a quatre mains) =3EM16=』は、なんか青い空の雲の中からシトが荘厳に降りて来そうでなんとも鳥肌が立った。

 さて、『ヱヴァ:破』と、『ヱヴァ:Q』のサウンドトラックの、それぞれの「ディスク1」と「ディスク2」の関係性についてだが、もう少し書いておく。

 以下のようだ。

 どちらも、基本、物語に沿った曲順である。

     

     

 私が何をいいたいかと言いますと、『ヱヴァ:破』のほうは、「ディスク2」のほうで、物語の、更なるもう一つの新たな可能性を示していた。

 つまり、「パラレルワールド」でも良いし、「時間ループ」でも良し。

「ああ、ここで宗教色を出す手もあったのか」とか「おお、ここに叙情性を高める曲を入れる作りも構想されていたのね」とか、私に想像させるのである。

 それが、このサントラの構成に表われている。

 しかし、『ヱヴァ:Q』のほうでは、それがされてはいない。

 私、そこまで聴き込んでいないし、映画館にも『破』ほどは行ってないので断言できないが、『Q』のほうは、ディスク1も2も、一部を除いて作中で使われている。

 どうやら、これも厳密ではないが、既存曲のアレンジがディスク2に収められている傾向がある。

 私は、そもそもが、作り手は、「パラレルワールド」「時間ループ」ネタで、今回の「新劇場版」にオチをつけようと思っていたのでは、と思うのだ。

 だが、それは、この『Q』の製作途中で断念された。

 何故か?

 私は、昨年の3月、震災の間にテレビ放送されていた、極限の「パラレルワールド」「時間ループ」を描いた『魔法少女まどか☆マギカ』の影響があるのだと思う。

 あの作品は、その「時間」の重みを、一人の女の子(ほむら)に一任したことが大きくて、そのインパクトは凄まじかった。

 『ヱヴァ』においては、ほむらの役を渚クンに割り振っていたのだね。

 でも、結果的に、例えば、ミサトさんの豹変なんかにも転用されている。

 あちらもメガヒットしたし、

 テレビシリーズと映画版で、ああまで内容をさき越されたら、『ヱヴァ』としても、方向転換せざるを得なかっただろう。

 そういった曲折が、『Q』のサウンドトラックの構成に感じられる。

 ・・・しかし、「パラレルワールド」「時間ループ」ネタが大オチに使えないとなると・・・、

 ヤツは、また、やるぞ、『まごころを、君に』の後半展開!!!^^;

                                            (2012/12/08)

[久々の採用! 「GOGOMONZ」投稿(6)]

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☆いやいやぁ〜、FM NACK5の『GOGOMONZ』に投稿するも、全く読まれない日々が続いて、一昨日、久し振りに読まれたですよ!

 この週は、遅過ぎる夏休みの鬼丸師匠に代わって立川談慶さんがパーソナリティーを務めていた。

 読まれるとしたら、午後一時から二時の間が多いようなので、期待して、聴いていた。

 私のラジオネームは「毎日ミドラン」である。

 談慶さんが、「えーっ、次は、ラジオネーム、マ…」と言うので、ラジオに向かい前のめりになると、「…マリアさん^^」とかフェイント!

 この「マ」の字フェイントが三回くらい続けられて、私の心は「ズコーッ!」とこけた。

 ところで、「マリアさん」は男のリスナーらしい、何で女名前なんだろう…、と、蘭さんは思いましたよ^^;

「チッ! 今日も読まれないのかよ」と思った後半・・・。

 私が投稿したのではない、豆腐「波乗りジョニー」で有名な<三和豆水庵>のコーナーをやっていた。

 このコーナーの投稿者には、横田かおり嬢(カオリン)が、いつもの投稿者への「ありがとっ!^^」ではなく、「ありがとーふ^^」と言う。

 そして、一通りの投稿を読み終え、番組にまだまだ慣れていない談慶さんが「続いて、ラジオネーム、毎日ミドランさん・・・」と読み始めた。

 かおりん 「ありがとーふ^^」

 私は「やった!」と思うも、でも「あれっ? このコーナーに投稿してないぞ」!!!

 どうやら、談慶さん、用意されていた採用投稿の順番を間違えたらしい。

 すぐに、その場はなかったことにされた^^

 私は、でも、読まれるのが確定したので、嬉しくて、しかも、かおりんの「ありがとーふ^^」も頂戴できた^^v

 しかし、豆腐のコーナーの次には「ドライブ」のコーナーや、交通情報のコーナーなど、なかなか、私の投稿したメインテーマのコーナーにならない。

 私はヤキモキした。

 が、遂に読まれましたよ。

 鬼丸師匠ではなく、ピンチヒッターの談慶さんに読まれたのが、また、レアであり、ミディアムである。

「アリガトオゥ!」の、妙に元気のいいカオリンの声もウェルダンだ。

 では、採用された投稿です。

 数年前に関係した人物ではありますが、名前は更にもじっておきます^^

 その人は、「GOGOMONZ」の時間帯は、いつも、営業途中の車内で、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」と「玉川美沙 たまなび(当時)」を聴いていました^^;

 ≪談慶師匠、カオリン、グッドアフタヌ〜ン!
  私の『この人と居ると駄目になりそう・・・と、思うのはこんな人?』です。
  営業職をしていた時代に、私の教育係だったヨシハルさんです。
  この人、凄まじいヘビースモーカーでした。
  新人の私は定時よりもはるかに早く出勤していたのですが、
  いつも、すでに職場にいてタバコを吸っていました。
  一緒に外回りに出ると、社用車での喫煙は禁止されていたので、会社を出ると同時に、
  「ちょ、ちょっと」と一番最寄のコンビニに寄らされ、ヨシハルさんはスパスパとはじめます。
  その後も、営業回りの1アクション毎にスパスパ。
  訪問する会社の喫煙室には必ず寄って、
  私が、「さあ、一服したみたいだし、次かな」と様子をうかがうも、
  「もう一本吸ってから・・・」と腰が重い。
  私も最初は、楽でいいわコレ、などと思っていたのですが、
  僅か三日ほどで、「これでいいのか?」と、自分の営業人生の先行きが不安になりだしました。
  ヨシハルさんは、生活のストレスも溜まっていたのだと思いますが、
  なんかもう、「生活の句読点」みたいにタバコを吸いまくっていました。
  営業がなく、内勤の仕事を手伝う時も、15分と作業に集中出来ず、作業場を抜けてしまいます。
  そういう時は、バツが悪いのか、あたかも私に何か教えることでもあるかのように、
  「あっ、そうそう、あれについて説明しなきゃ!」と、私を巻き込み、
  タバコを吸える場所まで連れて行き、そして、別に大事なことを教えてくれるわけでもありません。
  こんな教育係に習っていたら、私ゃ、ダメになる! と、
  新人でやる気満々だった私ですが、そのやる気さえも3割ほどそぎ落とされつつ、
  危機感だけは募りました・・・。          ≫

 実は、この後も文章は続くのですが、省略されました。

 でも、読まれた部分だけでも、かなり長いっスね^^

 正直、長過ぎて、談慶さん、メリハリがつけ難かったらしく、聴いてて、書いた本人の私も、あまり面白くない。

 まあ、私の投稿が悪いのだが、・・・だから、あまり読まれないのかなぁ・・・。

 と、反省の募る投稿者ミドランでした。

 おっと、ちなみに、私、タバコを吸わなくて、吸っていた時期もありません。

 父親が、非常にヘビースモーカーだったので、その反動で、私の心が「もうタバコは充分」てな気分になっているらしいです。

 彼女で吸う女もいなかったなぁ。

 噂によると、皆藤愛子さんはヘビースモーカーらしいですな^^;

 私が皆藤愛子さんとつきあったら、私にとって初めての喫煙者の彼女だなぁ・・・(ネバー!!)。

 今、あの可愛い顔を想像すると、かなりのショックです^^;

 伏目がちにタバコを吸う愛子・・・、下あごを突き出してケムリを吐く愛子・・・。

                                             (2012/12/08)

[3年間の浮気(与党民主党考・129 「もうすぐサヨナラ再掲・3」]

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☆この再掲シリーズ、かなりの高アクセスです。

 内容が、三年前なのに、「現在(いま)」と見事に重なる点が好評なのだろう^^

 三年前の時点で、私が既に、鳩山を評し、

   《まあ、鳩山ってのは、「ブレる」「ブレない」以前の問題で、
                  「行動矛盾」が常態の男のようである。
    直前に聞いた話を、その更に直近の自分の主張と正反対でも、
            真顔で、あたかも信念に沿った表情で語る人物だと言う。
    それは、まさに、民主党のあり方と同じだ。
    美辞麗句を駆使して、それと正反対のことを慇懃無礼に行なうのである。》

 と、語っているのが面白い^^

 でも、鳩山のキチガイ真骨頂はこの後にきたんだよね・・・。

 これも面白い。

   《自民党へのアンチテーゼで躍進した民主党の指向は、
       「マイノリティーへの過剰な同調によるマジョリティーからの賞賛」にある》

   《インフラ整備と言うものは、その恩恵に全く与からない人々もいる。
    しかし、公的な可能性の問題で必要とされる。
    それは無駄なことではない。
    その、「無駄」と思われることを堂々と出来るのが税金による公共事業なんだよね。
    誰も、個人的には、自分に直接に利益のない事には金は出さない。
    その代わりをしてくれるのが、税金の使い道なんだよ。
    これ、社会の常識だよ。
    その、「税金」活用の第一義を蔑ろにして、
    自分に直に金が流れてくるやり方に安易に同調した時、
    社会は崩壊をはじめる・・・。     》

 まあ、民主党に任せていたら、原発事故の無意味に被害は広がるし、第2第3の笹子トンネルが無数に出現する・・・。

   ◇

   [与党民主党考・8 「迷走・うつろう発言・エコバブル詐欺」] (2009/10/13)

 <☆笑ったのが、10/7の産経新聞の一面だ。

 東谷暁氏が、基本状況として、こう書いている。

   『民主党政権が成立してから、わずか20日しかたっていないのに、
                     すでに政治は迷走を始めている。』

 前提条件として、それがあるのが笑える^^

 確かに、グダグダである。

 東谷氏による、藤井裕久財務相のアメリカに阿った発言をしたばかりに、急激な円高を引き起こし、それにうろたえて、すぐに、その発言を翻し、周囲を呆れさせた話が記される。

 しかし、それは、あくまでも「周囲を呆れさせ」るに留まる。

 国民は詳細をよく知らない。

 なにやら、米のガイトナー財務長官と対等に会談している鳩山政権の一員の姿を見て、ちゃんと政治をしているんだなあと言うイメージを受けて安心させられるだけである^^;

 ほとんどのマスコミは、その顛末を報道しない。

 もうほとんどが、「こいつら(民主党)、ヤバイ・・・」と思っているにも拘らず、だ。

 でも、マスコミによる民主党攻撃は、まだまだ始まらないだろう。

 それは、民主党を持ち上げた自分らの責任でもあるからだ。

   ◇

 東谷氏の主張は、続いて、沖縄米軍普天間基地移転問題で、北沢俊美防衛相は、「売り」であった県外移設の公約を覆す発言をし始めた。

 沖縄での民主党の選挙勝利は、「県外移設」の「なんだか安心のイメージ」によるものが大であることは誰もが疑う余地はなく、まさに投票したものにとっては、北沢防衛相の発言は「基地外」発言と言えよう。

   ◇

 話は、鳩山首相の「温室効果ガス排出25%削減」国際公約に続く。

 首相は、発言当時は、世界に「そりゃ、いい心がけだ!」と拍手喝采されたが、今になって、経済的な問題でかなりビビっているようで、ガス削減による影響試算のやり直しを命じている。

 かつて、私が借金を返していたとき(今もあるが^^;)、どうあっても赤字となる給料を、「どうか、黒字でなくとも、トントンであれ!」と、何度も何度も繰り返し計算していた時の気持ちを思い出させる。

 それを、民主党は、国政でやっているのだ!

 なにぶん、国民への経済的負担が冗談ではすまない額である。

 これは、選挙前から…、と言うか、京都議定書が話題になっていた頃から言われていたことだが、

 日本は目標を掲げても、それを絶対に可能にさせられないのである。

 では、どうしていたか?

 他国の削減持分を「買う」・・・、それでお茶を濁していたのである。

 それを、「排出権取引」と言う。

 つまり、鳩山首相は、「温室効果ガス25%削減」と、自分の「地球に優しい」上っ面の気持ちを世界公約としたが、

 その実体は、自分(だけならばいいが、自国民全員)に、勝手に意味のない規制事項を設け、常識的な規制事項しか持たない他国に、日本国民の血税をバラ撒き捨てる…、と言うことなのである。

 ここで動くのは、お金だけである。

 しかも、我々がお金を出すだけの一方通行である。

 私はこれを、民主党による「エコバブル詐欺」と呼びたい。

 私が言いたいのは、ここには、「温室効果ガス」の実質的削減などは全くないのである。

 地球のオゾン層は、鳩山首相の恣意的な人格の帰結としての主張を全く受け入れていないのである。

 こういった恐ろしい現実を、マスコミは国民に教えちゃくれない。

 民主党に投票した皆さん!

 あんたらのせいで、俺の金までドブに捨てられるんだぞ!

   ◇

 長くなったが、もう一つ、記事を転載させて頂く。

   《「母子加算」復活、年内も微妙…政府内に異論(読売 2009年10月12日 09:54)》

 <生活保護を受けている一人親の世帯に支給されてきた「母子加算」の復活協議が難航している。
 今年3月末に廃止された母子加算に代わる形で導入した「新制度」の扱いに、政府内で意見の隔たりがあるためだ。当初は10月に母子加算を復活させる方針だったが、年内復活も微妙な情勢だ。
 母子加算を復活した場合、必要となる年間約180億円の財源は、「予備費で対応が可能」(藤井財務相)という。長妻厚生労働相ら厚労省の政務三役は新制度の存続と母子加算復活の両方を狙っているが、政府内には異論も多い。
 母子加算は都市部では月額約2万3000円が支給された。代わって導入された「新制度」は、子どもの年齢や仕事の有無などに合わせて支給額が変わる仕組みだ。具体的には、子どもの授業料などを対象とした「高等学校等就学費」(1人あたり月約1万5000円)、親が働いている場合は最大月1万円、職業訓練をしている場合は月5000円を支給されている。
 新制度では病気で働けない場合などには、支給総額が母子加算を下回ってしまう。与党内には、「景気は低迷しており、母子加算と新制度の両立が必要だ」との意見が根強い。一方、財務官僚は、「母子加算に代わる制度を、母子加算復活後も続けるなど、予算編成の常識が分かっていない」と反発する。
 与党は予備費の活用による年内の母子加算復活を目指す姿勢を変えていない。だが、復活法案と合わせ09年度第2次補正予算案を年明けの通常国会に提出することも視野に入れ始めており、復活時期は見通せない状況だ。>

 全国のシングルマザーが、待ち焦がれているよ〜!

 でも、無理矢理に、それを復活させようとすると、あらゆる関係各所に歪を生む。

 世の中の事象は、全て、<シナプス>的な繋がりを持っている。

 部分だけで変えようとすると、善きこと(と民主党が思っている)の実行は、他肢に影響を与え、悪しきことの推進へとがらりと変貌する。

   ◇

 民主党の主張していた「最後の楽園」への航海の正体は、泥舟によるものだと誰もが認識すべきだ。

 これだけツッコミどころの多い政治をしてくれると、私は書くネタに困らない。

 岡田外相の外交や、西松建設献金問題についてもすぐに書きたい。

 ・・・民主党には、愚かであれ、狡猾であれ、常にお金の問題が絡んでくる。

                                     (2009/10/13)>

   #   #   #

   [与党民主党考・9 「派遣村主催・マッチポンプ・湯浅誠」] (2009/10/14)

 <☆帰宅時のラジオで聞いて、呆れた・・・。

   《政府、国家戦略室参与に「年越し派遣村」村長・湯浅誠さんを起用する方針固める(FNN 10/14 13:12)》

 <政府は国家戦略室の参与に、2008年暮れ、東京・日比谷公園に設営された「年越し派遣村」で村長を務めた湯浅誠さんを起用する方針を固めた。
菅国家戦略担当相は、政府の緊急雇用対策本部の初会合を16日に開き、10月下旬に召集される予定の臨時国会前に緊急雇用対策をまとめる方針を示している。
このため、湯浅さんの経験を、失業者に住居をあっせんし、同時に生活保護申請も受け付ける「ワンストップサービス」などの対策に生かしたい意向とみられ、近く菅国家戦略担当相が正式に発表する見通し。>

   ◇

 いちお、言っておくと、鳩山がイメージしている「年越し派遣村」と、実際の派遣村は違うぞ。

 何度も繰り返し語っているが、私は、派遣会社の現場社員として数年働き、最終的に「派遣制度」が生み出す人格のおぞましさに堪忍袋の緒が切れて、ネットを中心に『敗北者』と言うタイトルで糾弾文章を書き続けたことがある。

 それらの文章は近々復活させたいと思っているが、

 最終的には、その派遣会社の営業所の支店長は二度変わり、直接の営業社員は退社、現場で勝手気ままに振舞っていた派遣社員は廃人になった。

 その営業所の取引先は、ほとんどが斜陽になり、営業所(支店)自体も採用センターへと規模収縮した。

 また、その派遣会社が提携して作っていたクレジットカードは、この度、廃止となるそうだ・・・。

 そんな『敗北者』シリーズでは、今年の元日に、「年越し派遣村」にまでも足を運んでいた。

 正直、この「年越し派遣村」は、胡散臭い左翼運動家・湯浅誠の売名行為のフィールドでしかなかった。

 以下、再掲!

   ◇

   [『敗北者』 その434・日比谷公園/派遣村](2009/01/01)

 ☆明けまして、何はともあれ、おめでとう御座います^^

 今年もよろしくお願いします。

   ◇   ◇

 あきる野市で長年、共産党の市議会議員をやっていたK氏が引退するそうで、その方が、私の母親に、

   「中村さんの息子さんが代わりに出てくれるのがベストなのだが・・・」

 と、言ったそうだ。

 私の親父は、一昨年の大晦日(ちょうど一年前)に死去した。

 親父は、地方行政をよくしたいと異常に勉強していた。

 その帰結で、共産党と仲良くしていて、その議員の後援会長などもやらされていた。

 しかし! 共産党員ではなかった・・・、親父にとっての、そこが境界線だったのだろう。

 私の母親は、「ああ、私の息子は右翼なので無理無理^^;」と答えたそうだ。

 が、私の心は揺れ動いてた。

 ・・・私は、このままでは、「無冠の帝王」である。

 何らかの「肩書き」や、かたちのある「実績」が欲しいのである。

   ◇   ◇

     《日比谷公園に「派遣村」、温かい年越し求め140人(2009年1月1日00時41分 読売新聞)》(リンク切れ)

 さて、本日は、姪っ子と靖国神社に初詣に行き、そこから日比谷に足を伸ばした。

 日比谷駅の、メッセージボードには、こうあった。

   

 私と姪は、地下鉄構内から外界に出る。

 本日は暖かい日であったが、日比谷はビル風で凍えた。

 日比谷公園に入って行った。

 私と姪は、少々、楽しみにして行ったのだが、一周したら、心がブルーになった。

 年配のボランティアが、餅つきしている姿も、何か寂しかった。

 「若者の雇用崩壊」と言うのは、幻想のような気がした。

 なぜなら、そこには、若者の姿などは全くなかったからだ。

 若者は、若者であるが故に、選ばなければ、職は得られるのであろう(特に年末年始の特需がある)。

 昔からの、年配の労務者がドカジャンみたいな藍色や茶系色の衣類を重ね着しているだけだった。

 テレビ局が、ホームレスの一人にインタビューをしていたのが、ささやかな社会とのつながりに見えた。

 ・・・ちょっと、ここで更なるコメントをすると、堰を切ったかのように、私のいつもの毒舌が始まってしまうので、これ以上に語るのはやめる。

   

 無口になってしまった姪に、私は、「さあ、帰ろう^^;」と言い、その場を去った。

                                     (2009/01/01)

   ◇

   [『敗北者』 その436・「結石赤ちゃんと派遣村」](2009/01/03)

 ☆元日は靖国神社にお参りに行ったのだが、いつも、九段下の駅から地上に上がると、<大紀元時報>(クリック!)と言う、共産党独裁政権下の中国では報道されないニュースがいっぱい掲載されている新聞を配っている人がいる。

 その方に、一部頂いていた。

 こんな記事があった。

   《有毒粉ミルク被害者家族らがHP立ち上げ、提訴する構え崩さず》
  
 【大紀元日本12月21日】中国有毒粉ミルクの被害者によると、浙江省衢州医院で手術を受けた腎臓結石の乳幼児だけでもすでに千人を超え、被害を受けた乳幼児の多くは病状が改善していないことが明らかになった。病院は無情にも無料治療のサービスを中止したため、高額な借金を負った親もいるという。こうした事態に対し、被害者の親たちは訴訟を起こす考えだ。当局からの圧力は、被害者の親たちが立ち上げたホームページ「結石赤ちゃんの家」にも及び、3日連続で外部からの妨害を受け続けたという。有毒粉ミルク事件はまだ終わっていない。ラジオ自由アジア(RFA)放送局が伝えた。
 今年9月に有毒粉ミルク事件が発覚してから、被害者は中国全土に波及し、企業や政府の責任問題についての進展はなく、事件の処置を巡って紛糾は続いている。当局が提出した賠償計画は掛け声ばかりという被害者たちの不満の声が上がっている一方で、当局は被害者たちが法律に則り訴訟を起こすことを懸念し、妨害し続けている。
 そのほか、被害者たちが立ち上げたHP「結石赤ちゃんの家」のサーバーは、最初は国内のものだったが、妨害を受け、十数回にわたり強制的に閉鎖され、サーバーを3度も変えた。関係者によると、最終的にサーバーを海外へ移したが、妨害が絶えることはなかったという。HPの発起人の1人である趙連海さんは12月14日、「われわれのホームページに3日連続で大量の迷惑メールが来ているため、このホームページに入るのは非常に困難になる」と訴えた。
 趙さんによると現在、中国大陸の大部分の地区の病院で、腎臓結石に罹った乳幼児への無料治療範囲を狭めたため、腎臓結石により腎臓に水がたまる症状や、血尿などの疾患についてはすべて有料になったという。
 浙江省に在住する楊歓ちゃんの病状は深刻で、親の楊勇さんは、全身が管だらけで見るに堪えないと訴え、楊ちゃんの治療中の写真を提供した。楊さんは「子供は9月18日に入院し、27日間病院にいた。しかし、結石が取れたらすぐに退院させられたにもかかわらず、カルテには両腎臓に水がたまり、尿管両方が拡張していると記されている。しかも、次回からの診察は実費になると言われた」と嘆いた。
 楊さんによると、病院側としては結石が見つからないから規定の無料治療から外れるとしているが、ある医師によると、実際には、これらの病状の80%は腎臓結石がもたらしたものであることを明らかにした。しかし、病院側として、これらのことは公にすることはできないという。
 病院側は、患者は有毒粉ミルクとは無関係だという見解を示しており、さらに病院と衛生局の間で医療費負担について責任の擦り合いをしていることに、楊さんは、強い憤りを感じたことを明らかにした。中国衛生部は9月中旬にすべての腎臓結石に罹った乳幼児患者に対して当局が無料治療を行なうと発表したが、実際は、医療費を負担している病院もあれば、薬を患者に与えたのち政府に請求する病院もある。
 実例として、南寧市のある双子の乳児の腎臓結石は6ミリと7ミリの大きさだったが、どこの病院も受け入れなかった。ようやくある婦人保健病院が診察したが、最初は1日400〜500元(約5600〜7000円)だったが、のち、1日千元(約1万4千円)の治療費が請求された。病院側は結局、国に請求できるにもかかわらず、親たちに請求しているのは、不正請求に等しいという批判が親たちから上がっている。
 有毒粉ミルク事件は発覚してからすでに3カ月が経っている。病院側の不正、患者の病状の隠蔽などで、多くの親は政府当局に失望し、訴える気力もなくなったという。前出の趙連海さんは12月21日に被害者の家族を集め、国に対して法律に則る訴訟を起こすことを継続することを含み、今後の実務の打ち合わせを行なうと明らかにした。趙さんは、手術が必要としている多くの子供は貧困な家庭が多いと示し、「国は腎臓結石患者のための基金会を作ろうとしていないので、わたしたちは自分たちで基金会を設立する」ことを明らかにした。
 趙さんは今後も「三鹿粉ミルク」に対する訴訟は続けるとし、「聖元粉ミルク」社に対しても訴訟を起こす考えを示した。
                                             (翻訳編集・余靜)

   ◇   ◇

 私が一番好きなものは、赤ちゃんである。

 丸くて、小さくて、柔らかくて、真っ白な心であるからである。

 そして、今、一番嫌いなものは、「結石」である。

 痛いからである。

 一番好きなものが、一番嫌いなものに苦しめられるのである。

 こんな歯軋りものの事例は少ないだろう。

 中国が仮想敵国の保守派でも、ブログ<もののふのこころ>のkousotsuderさんや、人伝に聞いた話だと、産経新聞のW記者も結石持ちだそうだし、《反中国結石保守の会》でも結成しようかなあ・・・。

 ・・・この一言が、その後の大ムーブメントを形成することになるとは、この時のミッドナイト・蘭には知る由もなかったのである。

   ◇   ◇

 で、何も出来ない赤ちゃん達が、言い知れぬ痛みに苦しんでいるときに、成人は、行政に甘えているのである・・・。

   《「派遣村」、寝場所を厚労省に再要請 講堂5日で期限 (朝日 2009年1月3日21時35分)》(リンク切れ)

 「派遣切り」などで仕事と住居を失った人に寝場所と食事を提供する東京・日比谷公園の「年越し派遣村」をめぐり、労働組合や市民団体でつくる実行委員会は3日、厚生労働省に、同省が緊急開放した講堂の使用期限となる5日朝以降の寝場所や食事の確保などを要請した。
 厚労省が2日に開放した講堂で一夜を明かしたのは約250人。元派遣社員の男性(39)は「足をのばせて寝られてよかった」と、ほっとした表情を見せた。だが、先月半ばで派遣契約を打ち切られ、所持金は1千円程度。「5日以降のことは考えていない。頭が真っ白の状態で、今は不安しかない」と話した。
 厚労省の講堂は2日夜時点でほぼ満員。3日に入村した80人以上の人たちは公園内のテントに入っているが、4日も村民が増えれば、収容しきれなくなるおそれがある。
 また、講堂は5日朝までしか使えず、その後の寝場所は決まっていない。実行委の関根秀一郎・派遣ユニオン書記長は「村民の間では5日以降どうなっちゃうのかという不安が広がっている」と話す。
 5日以降については、東京都中央区が廃校となった小学校2カ所で計160人を1週間程度受け入れる意向だ。だが、調理施設がなく、食事の確保のめどはたっていない。都は2施設に収容しきれない場合に備えて別の施設の提供も検討しており、厚労省も財政的に支援する考えだ。
 派遣村実行委によると、31日の開村から3日夜までの入村者は400人を超えた。2日時点で千代田区などにFAXで生活保護を申請した人は112人で、5日に一斉に同区の福祉事務所を訪れて手続きをする予定。

   ◇   ◇

 ・・・「派遣村」は、私、元日に、靖国神社に初詣に行った後に覗いたんだよね。

 そこにいたのは、不当な首切りにあった非正規社員などではなく、ほとんどが十年一日のホームレスの姿だった。

 それが悪いと言ってるのではない、でも、「あんたら、しょうがないじゃん」とは思っている・・・。

 私は、あんたらよりも、結石で苦しむ赤ちゃんのために戦いたいよ・・・。

   ◇   ◇

 私は、十数年ほど前、新宿の西口の某有名ホテルで働いていたことがある。

 新宿駅を降りて、地下道を歩いていると、その横に、ホームレスの段ボールハウスが犇いていた・・・(この話、次回『ホームレス』に続く)。

                                     (2009/01/03)

   ◇

   [『敗北者』 その437・ホームレス](2009/01/04)

 ☆私が子供の頃かな、戦争が終わって四半世紀を経ていたが、おそらく戦争で体が不自由になった方が、立川の街角で乞食をしていた。

 私は、子供心に、非常に新鮮なショックを受けた。

 全くもって、この方たちと、その具体例の構成因子が異なるのだが、それから、更に四半世紀を経た、約15年ほど前から、東京には「ホームレス」が目立ち始めた。

   ◇   ◇

     今エントリーの主題歌「DAN BALL 〜あびベンチャー〜 」(クリック!)

 私は、その頃、新宿で働いていた。

 西口を降りると、そのまま、新宿副都心ビル街への長い地下道を通っていく。

 ここは、幾何学模様に支配された未来的な空間である。

 歩道の半分は、床が自動で流れて行く通路になっていた。

 その一角に、場違いにも雑然とした段ボールの家があった。

 当初、私は、自分達が子供の頃に造った「秘密基地」みたいだなと思った。

 段ボールの家には、いわゆる「日雇い労働者」崩れみたいな年配の方々が住んでいた。

 覗かなくても、その中は見える。

 何やら、コンロやら布団、マンガ雑誌が見えた。

 快適に過ごしているようだ^^;

 夏は暑く、冬は寒いが、地下ゆえに、雨露がしのげるのは好立地条件であっただろう。

 段ボールハウスは、日ごとに増えて行った。

 その「造り」も、テープやヒモ、あるいは、針金で補強すると言う強固なものに変わっていた。

 出入り口に表札まで掲げている「ホームレス」もいた。

 段ボールハウスが増えていくに従い、地下道と言う密閉空間に異臭が漂った。

 奴ら、トイレまで行くのが面倒で、そこらで粗相を済ますのだ。

 垂れ流した小便は、壁から床へ、そして、床はタイルを敷き詰めているので、その隙間を侵食する。

 そして、気化!

 あたりには、ムアッと異臭が漂うのである。

   ◇   ◇

 ある日、段ボールハウスの一つがあった区画に、ただ焼け跡だけが残っていて、警察による立ち入り禁止のテーピング囲いがされていた。

 住人が寝タバコでもして、段ボールに引火、全焼したのだろう。

 さすがに、この頃から、警察の監視も強化され始めたようだ。

 そもそも、銀行などは、その前からガードマンを店先に配置していた。

 だが、それから、日を置かずに、また、段ボールハウスが焼けた。

 いよいよ、警察も本腰を入れたようで、強制的な立ち退きの予告が為された。

 ホームレス達は、どこぞの人権団体に徒党を唆され、地域住民運動のように抗議を行なっていた。

 地下道の広いところに集まって、「立ち退き反対!」「強制代執行お断り!」とか書かれていた。

 いよいよ、多くのホームレスが集まっていたが、寝ているだけの奴もいる。

 ある朝、(昨夜やっていた)ドラマ映画『HERO』でキムタクが着ていたようなダウンジャケットみたいなのを上下着込んでいたホームレスが、地下道の真ん中に寝転がっていた。

 もう、何をするのも嫌だ、てな態で、仰向けに寝ていた。

 多くの通行者は、その汚いホームレスを迂回していた。

 私は、踏み越えた。

 つまり、跨いだのだ。

 ・・・さて、それはさておき、その日の私の退勤時、そのホームレスは同じところに同じ姿勢で寝転がっていた。

 一箇所だけ違った。

 股間に、萎びたチンポが見えていたのだ。

「うへっ!」

 と、思いつつ、流石の私も迂回しかけた。

 その時!

 チンポの先から、小便を迸らせたのだ。

 仰向けの格好でしているので、小便は、噴水のように、そのホームレスに降り注いだ。

「あああ!」と思った。「こいつ、《人間失格》だ・・・^^;」

 せめて、せめて、ちょいと体を傾ければ、おしっこも自分に掛からないだろうに、それさえも億劫になっているのだ・・・。

 荒んだ状況であったが、ただ一つ、素晴らしいことがあった。

 ・・・それは、美人OLが、その横を通っていたことだ。

 そんな状景を見てしまい、顔をしかめて、足早に立ち去る美人OLたちの心中を察すると、ちょっと、「いいもの見たな」感が起こるものである^^;

   ◇   ◇

 ある日、全ての段ボールハウスがなくなっていた・・・。

 私の知らない時に、強制的に撤去させられたのであろう。

 私の心に、スローモションで、公権力によって強制的に退去させられるホームレスの姿が想像されるのだった。

 ・・・倒されるホームレス。

 ・・・グシャリと潰される段ボール。

 ・・・通路に放り出される布団。

 ・・・泣き叫ぶホームレス。

 ・・・噴水小便の止まらない寝小便オヤジホームレス。

     エンディングテーマ 『世情(中島みゆき)』・・・「金八先生」より

                                     (2009/01/04)

   ◇

 なんか、文章中に「・・・私は、このままでは、「無冠の帝王」である。何らかの「肩書き」や、かたちのある「実績」が欲しいのである。」などと書いているので、私が湯浅誠に嫉妬しているみたいですね^^;

 ただ、私は、派遣制度に、破壊しつくしたいほどの怒りは持っているが、ずーっと、派遣制度自体は必要だと考えている。

 うん、「必要悪」だと思っている。

 1エントリーが一万字までなので詳しくは書いておれないが、最後にこんなニュースがあることを記しておく。

   《「派遣禁止」による失業率10%:池田信夫(上武大学大学院教授)
                      2009年10月13日(火)08:00(『VOICE』誌)》

 (字数制限で、一部分しか載せられないが、リンクを飛んで読んでくれ!)

 <若者の所得を激減させる政策
 民主党と社民党・国民新党は、連立政権の合意文書に「日雇い派遣、スポット派遣の禁止のみならず、登録型派遣、製造業派遣も原則的に禁止する」と明記した。この労働者派遣法の改正案は、前の通常国会で民主党と社民党が共同提案しており、社民党の福島瑞穂党首は「臨時国会で改正したい」といっているので、早ければ10月にも製造業の派遣労働は(一部の専門職を除いて)禁止される可能性がある。
 民主党や社民党は、派遣労働が禁止されたら、企業はすべての労働者を正社員として雇うと想定しているのだろうが、そういうことは起こらない。
 業界の調査では、派遣労働を打ち切った場合、正社員に雇用されるのは5%程度という結果が出ている。つまり派遣労働が禁止されたら、企業は派遣の大部分をパートや請負に切り替え、残業を増やすのだ。事実、かつて「偽装請負」騒ぎで激減した請負契約が最近、また増えている。
 さらに最近では、派遣も請負も規制がうるさいので、「研修生」という名目で外国人の低賃金労働者が大量に流入している。財団法人国際研修協力機構(JITCO)の受け入れている支援研修生と技能実習移行申請者は合わせて13万2000人、全体では約20万人の研修生が国内にいると推定され、その8割以上が中国人である。彼らには労働基準法も適用されないので、過酷な労働条件を強いられ、年間2000人以上が失踪している。要するに、国内の「格差解消」と称して規制が強化された結果、国際格差が拡大しただけなのだ。
 そして国内の規制が強まると、雇用は海外に流出して「空洞化」が起こる。中国の大連には、日本企業のサポートセンターがたくさんでき、最近は日本人スタッフを積極的に募集している。その求人広告を見ると、「年俸制5万元〜」。5元=約15円だから、年収75万円だ。物価も日本の10分の1ぐらいなので、購買力平価でみると平均的な日本の社員とあまり変わらないが、現地でいくら元で貯金しても、日本へ帰ってきたら10分の1になる。
 民主党の政策は、結果的には若者の所得を激減させ、日本にいられなくしているのだ。・・・>

   ◇

 まあ、媚中国の民主党としては、万々歳なのだろうが・・・。

                                     (2009/10/14)>

   #   #   #

   [与党民主党考・10 「かくして、中国人凶悪犯罪激増へ」] (2009/10/19)

 <☆・・・短信ですいません。

     《日本への中国人の個人旅行緩和へ 年収要件引き下げ検討(2009年10月18日(日)20:50)》

 <前原国交相は18日、中国の邵国家観光局長と名古屋で会談し、現在は富裕層に限定している中国から日本への個人旅行について、年収要件などの緩和を検討する方針を表明した。これに対し邵局長は、日本の旅行会社の現地法人を通じた日本への観光旅行を試験的に解禁する考えを示した。昨年、観光などで日本を訪れた中国人旅行者は初めて100万人を突破。日本側は受け入れを大幅に拡大し、消費拡大につなげたい意向だ。>

   ◇

 ただでさえ、規制の網をくぐって来日、日本に潜伏し、犯罪を繰り返している中国人に、「どうぞ、いらっしゃい♪」と門戸を開いてしまうわけだ。

 民主党は、いつもは、「国民一人一人のために」「生活第一」を掲げながら、犯罪者予備軍の輸入をはじめてしまう。

 女子供が続々と殺されるぞ。

 死者が30人弱の新型インフルエンザに、あれだけの(莫大な費用を含む)対策を講じつつも、おそらく、数万人単位に膨れ上がる中国人犯罪者の被害者には頓着がないのだ。

 民主党には、世の「優先順位」のバランスが備わっていない・・・、と言うか、実質「新型社会党」なので、共産党的害悪は「ウェルカム」なのだろう。

 ・・・前原って、もっともっとマシな政治家だと思っていたのだが・・・。

 若くしてひん曲がった口元と、顔面のテカリが、中国共産党に憑かれたかのような印象を感じる・・・。

                                     (2009/10/19)>

   #   #   #

   [与党民主党考・11 「脱々官僚」] (2009/10/27)

 <☆保守派の中にも、民主党を支持していた方が多数いて、その一番の理由に「脱官僚」があった。

 もちろん、卑劣なエリートは多数いる。

 ただ、私は、その「脱官僚」、官僚=悪の図式の60%は、左翼マスコミによる煽動の影響だと思っている(特に『報道ステーション』などの「編集」は凄かった。見ていて私も、官僚に嫌悪が湧いたものだ^^;)。

 そんな、「脱官僚」を理由にして民主党を支持した方たちも、日本郵政の西川善文社長の後任に、小沢一郎の肝いりで決まった人物・斉藤次郎氏(元大蔵次官)が就任することになったことについては暗澹たる思いにかられたことだろう。

 私は、落胆している保守派に言いたい。

   『愚か者め・・』

   ◇

 そもそも、産経新聞の10/12付けの記事によると、鳩山政権の各府省の大臣・副大臣・政務官の政務三役、その約20%が官僚OBだとさ。

 有名どころでは、先ごろ、天皇陛下の『お言葉』を強制変更させようとした岡田外務大臣(旧通産)。

 民主党お得意の日和見発言の結果、急激な円高を招いた藤井財務大臣(旧大蔵)。

 西松建設から献金をちゃんと頂いていた亀井金融大臣(警察庁)。

 行政刷新会議にも、鳩山クンは、ちゃんと元官僚を仕込んでいます。

 退陣直前の麻生内閣においては、政府入りした官僚OBは、13・4%でしかなかったそうだ。

   ◇

 私は、ややえげつないが、大臣VS官僚の不協和音で、民主党政権は機能不全に陥り、瓦解していくのだと思っていたが、

 おそらく、民主党自らの未熟で終幕を迎えるのだと思う。

   《ジワリ「民主離れ」? 出口調査や地方選に変化の兆し(産経 2009.10.27 00:04)》

                                     (2009/10/27)>

   #   #   #

 再掲で、なかなか読み応えのある更新が出来るのは嬉しいね^^

 それだけ、過去の私の怒りが大きいのだ・・・。

 震災前にして、これだけの絶望を、民主党は与えてくれている。

                                             (2012/12/08)

[ここ、ニ,三日中に買ったマンガ]

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☆月の初めはマンガの新刊が多く出る。

 先ずはこちら、チャンピオンをパラ見していたら、私好みの短髪スレンダーガールが活躍していたので気になっていたのだ。

名探偵マーニー 1 (少年チャンピオン・コミックス)木々津 克久秋田書店

 「ブラック・ジャック」から連なるチャンピオン一話完結の系譜を感じさせてくれます。

 派手な事件はないけど、堅実な展開と、惜しげない展開の省略、魅力的な絵と、長く続いて欲しい作品です。

 そして、こちら^^

進撃の巨人(9) (講談社コミックス)クリエーター情報なし講談社

 謎は深まるばかり。

 私としては、もう少し、戦略的な対巨人戦の連なりで良いと思っているのだけど、作者自身が、ゆっくりと話の先を急いでますな^^

 では、ジャンプコミック4連弾です!

めだかボックス 18 (ジャンプコミックス)暁月 あきら集英社

 ちょっと地味だったシリーズの完結編。

 さすがの西尾維新も、変態たちのインフレに疲れてきたかなと思いきや、今のシリーズで、またも強烈な異常者が現われてきてるね^^;

SKET DANCE 28 (ジャンプコミックス)篠原 健太集英社

 スイッチの復活は、もっと泣かせの展開になると考えていたのだが、わりとサッパリしているのが、「スケダン」風かな。

HUNTER×HUNTER 31 (ジャンプコミックス)冨樫 義博集英社

 これはまだ読まない。

 前巻(30巻)と、今月末に出る後の巻(32巻)を合わせて読むと、「ハンターxハンター」の異色シリーズが一気に楽しめる。

 でも、作者の冨樫義博は、なんだかんだと着実に話を進めていて偉い!!

斉木楠雄のサイ難 2 (ジャンプコミックス)麻生 周一集英社

この作者は、はみ出し者を鋭くバカにしつつ、でも、同時に優しさも向けるので好きだ。

 この2巻の表紙の男・燃堂こそが、この作者の持ち味を如実に表わすキャラクターである。

 ・・・以上!

 ちょっと出かけてきます!!!

                                              (2012/12/08)

[映画『砂漠でサーモン・フィッシング』を観た(寸評)]

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☆ちょいと忙しくて、長く書けないのだけど、これは良作でしたよ。

 基本的には、それぞれ、妻がおり・恋人のいる大人の男女がいつしか魅かれあうという王道の恋愛物語である。

 だが、そこに、イエメンの大富豪の、国の民を思った純粋な気持ちからくる、実現不可能と思われる、イエメンの砂漠でのサーモン・フィッシング・・・、と言う大事業が大きく関係してくる。

 また、その事業は、アフガン戦争で、アラブ世界とのイメージを悪くした英国の、英国と中東の関係を良くしたいとする政府補佐官の活動も絡んでくる。

 主人公の、生真面目な水産学者・ジョーンズをユアン・マクレガーがさっぱりと演じていて、とても好感だ。

 生真面目だが、自分の心を吐露するに対しては正直な点もあり、恋し始めた、イエメンの王の投資コンサルタントをしているハリエットに、自分の気持ちを正直に伝えるし、

 やや、身を固めることに急いでいるハリエットの知り合って間もない恋人が、戦場で死んだと思われつつ、実は生きていた事実に対しては、礼儀はわきまえているが、不満を隠さない。

 私、ちょっとジョーンズの性格に似ていると思った^^

 ハリエット(エミリー・ブラント)の方も、ジョーンズ博士の優しさに好意を持っているのだけど、恋人の帰還に苦悩するのだ。

 美人の苦悩する姿というのは、なかなか良いものである・・・。

 さて、しかし、私は何度も語っているが、

 欧米作品に、アラブ人やペルシャ人が重要な役で出てくると、必ず、作品を食っちゃう、と思うのだが、大富豪シャイフを演じたアムール・ワケドも、実に深みのある濃い顔をしていた。

 なんか、言葉の一つ一つにも味わいがある。

 表情に可愛さもある。

 彼の存在は、この作品の説得力となっている・・・。

 

 さて、では、私がこの作品の中で気に入ったセリフです。

 ジョーンズが奥さんに、「その女(ハリエット)が好きなの?」と聞かれ、

「なにもしていないし、期待もしていない・・・、・・・(だが、好きだ)」

 と言うのが、今の私の心にはグッときた・・・^^

 PS.ちなみに、監督のラッセ・ハルストレムは、私の短髪少女好きを決定づけた『マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ』の監督なんですね^^

マイライフ・アズ・ア・ドッグ 【HDマスター】 [Blu-ray]クリエーター情報なしIVC,Ltd.(VC)(D)

                                           (2012/12/08)

[「第34回・羽村ゆとろぎ寄席」に行った]

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☆寝るくせに、スッカリ落語好きの母親がチケットを手配してくれ、母親の友人を伴ない、羽村の多目的文化会館「ゆとろぎホール」に寄席を聴きに行った。

 礼儀正しい係員さんにチケットをもぎってもらい、通路を進むと、何枚かチラシが置かれていて、なんか懐かしい感じがする顔が目についたと思ったら、鬼丸師匠じゃあないですか! 青梅の寄席に来るそうだ^^

 ババァと予約する。

 落語と言うのは、老若男女楽しめるのがいいね。

 私は、自分が楽しむのと、ババァ孝行と「一石(一席)二鳥」だ^^

   ◇

 会場の入りは七割から八割くらい、盛況だ^^

 先ずは、前座の雷門音助さんの「子ほめ」だ。

 この人、威勢のいい名前だが、なんか優しそうな優男だ。

 でも、噺はうまかった。

 楽しんだ^^

 とは言え、私が思うに、前座さんには、なんか苦言を語ったほうがよろしいんですよね。

 では。

 この「子ほめ」という噺は、口の悪いおっちょこちょいの男が、ご隠居さんに、人にお世辞を言うことを習って町で実践しようとして起こるドタバタ物語だ。

 この噺のキモは、私は前半にあると考える。

 前半のご隠居さんの語る、長い「お世辞の模範例」、それがはっきりと記憶に残ることが、後半の「お世辞の模範例」の変格での連続する笑いを生むと思う。

 その、前半の、こちらへの語りによる記憶付けが、いまいちだったかも知れない。

 だから、後半で、どこが面白いのかを簡単に説明しなくちゃいけない状況があるように思う・・・。

 続いて、三笑亭可龍さん。

 この方、母親の知り合いの息子さんなのだそうだ。

 まくらが、現代っ子の落語の聴き方を語ったのだが、その今風な語りが、面白いけど、私の好みではなかった。

 それは、私が桂春蝶さんの「地獄八景亡者戯」を聴いたときの、その、あまりにも現代的な味つけに鼻白んだのと似ているかも。

 時事問題を絡めたり、流行の口調を真似たりするのは、時に「やり過ぎ」の時がある。

 スパイス程度がよろしいかと。

 さて、演目は『七段目』と言う、おそらく、なかなか難しい噺だと思う。

 芝居好きの男が、実生活の節々に芝居のセリフを織り交ぜていく物語。

 瞬間瞬間に、色んな芝居パターンを披露する可龍さんの見せ所の実力^^

 とても面白い。

 が、私自身に芝居の知識がないので、充分に楽しめなかったのが残念でした。

 ・・・中入り。

 <コント D51>の二人の出番だ。

 これはもう、年配の二人の、何千回と演じられているだろう、老婆と先生のコント。

 おそらく、私も、テレビで何度も見たことあるのだろうが、はっきりと記憶にはない。

 あって当然のものとして見ていたと思う。

 しかし、ライブは、こちらが能動的に参加する。

 メチャクチャ面白くて、メチャクチャ笑わせられた^^

 母親も、母親の友人も、私の隣りの、コント上の「客いじり」の刑に処せられたおじさんもギャハギャハ笑った^^

 コントの作中舞台の場所は、営業の地名でちょくちょく変わるのだろう。

 羽村を「サクラ」とトチって言った箇所もあり、おそらく、最近、「佐倉」で公演したのかも。

 そんな好意的な解釈をしてしまうほどの空気感を一気に形成してしまう「いぶし銀」のコントだ。

 どちらがけんじさんで、どちらがまさしさんか分からないんだけど、コントをリードする老婆役の方が、ときおり、わざとに客席の一人一人を凝視するのだが、それがなかなかたまらない。

 落語家というのは、その辺をさりげなくしかしないのだが、コント屋の老婆は、ねめるように視る!

 それが、たまらない、ゾクゾクと興奮させられる^^

 年配なので、十年一日のマンネリ芸と思えて、そのマンネリが、かなり鋭くて、面白いのだ。

 必ずあるのが「老婆の千鳥足」なのだろうが、これは、何度見ても面白いだろうアクション芸で、見ていて安心して爆笑できる^^

 名人芸を楽しみました^^

 さて、トリは、桂南なんさんだ。

 爆笑芸の後に、さて・・・、と思ったが、そのゆっくりとした語り口で、一気に、客席を落語体勢に引き戻した。

 爆笑から、クスクス笑いへ・・・。

 この方、顔が曲がっている^^

 また、禿げ上がった頭の奥の分け具合も、その曲がりに沿っているので、丸顔なのに、客には「くの字」に見えるという不思議な「トリックアート」のような容貌だった。

 ゆっくりとした語り口と、「騙し絵」幻惑効果が、私を噺に誘った。

 演目は、「阿武松」だ。

 名横綱の、若き日の挫折と、才能を見出されるに至る物語・・・、っちゅうても、この話の時点では、ただの常軌を逸した食いしん坊でしかない^^;

 かような実在の人物の、なんちゅうか伝記的な噺は、先代の三遊亭圓楽の『助六伝』や、歌丸さんの『ねずみ』での左甚五郎が、私の浅い落語拝聴経験では記憶に残っているのだが、

 こういった噺は、思わず、聞き込んでしまう。

 南なんさんの演じ分けは、かなり自然で、トリックアートで引き込まれ、それがいつしか本題で引き込まれるという面白さがあった^^

                                              (2012/12/09)
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