☆面白かった。
いちお、ホラーなんでしょうが、モンスターがいきなり飛び出てきて、こちらを驚かすてな展開は全くなく、
全て、「サイレント・ヒル」と言う異界と、そこに蠢く異形の者たちの構築で、こちらの気持ちを不安にさせるという面白さに満ちていた。
世界構築が、とにかく徹底的だった。
主人公が、さらわれた父を求めて「サイレント・ヒル」を探索し、多くの場景の中を進むのだが、その多くのセットの、ことごとくの細部までが、こちらの感情を不安定にさせる要素で満ちていた。
それぞれの造詣が、シュールでゴシックな前衛芸術みたいで、目が離せない。
内容などはほとんどない。
しかし、全編、異界&クリーチャー博覧会を眺める風情で、不快が楽しくてしょうがない。
また、主人公(アデレイド・クレメンス)が、「イイオンナ系の少女」で、それも新しかった。
私は無性に、「♪チェ・チェ・チェ チェックポイント!」の藤井一子を思い出してしまった。
(2013/07/23)
いちお、ホラーなんでしょうが、モンスターがいきなり飛び出てきて、こちらを驚かすてな展開は全くなく、
全て、「サイレント・ヒル」と言う異界と、そこに蠢く異形の者たちの構築で、こちらの気持ちを不安にさせるという面白さに満ちていた。
世界構築が、とにかく徹底的だった。
主人公が、さらわれた父を求めて「サイレント・ヒル」を探索し、多くの場景の中を進むのだが、その多くのセットの、ことごとくの細部までが、こちらの感情を不安定にさせる要素で満ちていた。
それぞれの造詣が、シュールでゴシックな前衛芸術みたいで、目が離せない。
内容などはほとんどない。
しかし、全編、異界&クリーチャー博覧会を眺める風情で、不快が楽しくてしょうがない。
また、主人公(アデレイド・クレメンス)が、「イイオンナ系の少女」で、それも新しかった。
私は無性に、「♪チェ・チェ・チェ チェックポイント!」の藤井一子を思い出してしまった。
(2013/07/23)