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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」を観た(寸評)]

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☆この間が誕生日で、なかなか高いゲームソフトを買ってやったので、連れて行きたくなかったのだが、2人だと安いペアデイだったので、甥っ子を連れて行く。

   私一人だと = 1800円

   私と甥っ子だと = ペアデイ2000円

                  連れて行くが得策っしょ?

 さて、『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』だが、なかなか面白かった。

 ・・・自分の仲間・自分の場所・自分の生きる目的を見い出したミュウツーは、日々を生きていた。

 そこへ、苦悩の内にあるポケモンのSOSの心の叫びを聞き、急行する。

 SOSを発したのは、人間の科学の身勝手により、三億年前の過去から現在に甦らされ、あまつさえ、機械化・兵器化されたポケモン・ゲノセクト5匹の、一番幼い一匹であった。

 ミュウツーは、そんなゲノセクトを助けようとするのだが、ゲノセクトのリーダーは聞く耳を持たず、戦闘に至り、その後、逃げる。

 ゲノセクトの逃げた先は、サトシたちも訪れていた、ニューヨーク風のセントラルパーク風に出来たポケモン・パークだ。

 ここで、ゲノセクトのリーダーは、自分らが三億年前に生きていた土地を再現しようと、ゲノ・フォーミングを始めるのだった・・・。

 物語は、いつもの映画版ポケモンのように大風呂敷を広げず、ニューヨーク風の危機レベルにしたのは、主人公の少年サトシが活躍できる範囲としては良かった。

 サトシが、その素直な熱血漢で、ゲノセクトと社会の融和を願う姿が活きてくる。

 そのゲノセクトが、妙に面白い。

 見ばえ、二足歩行型と円盤型飛行形態のトランスフォームするメカニックさなのだが、ポケモンと言う生物でもある。

 機械の外観で、疲労してヨタヨタする様は、見る者に不思議な感覚を訴えてくる。

 ゲノセクトとミュウツーのバトルは、『ドラゴンボール』の超絶バトルとクリソツだった。

 ましてや、スマートな時の魔人ブーと、色とフォルムの似ているミュウツーは、超サイヤ人みたく、変身まで見せてくれた。

 サトシらは、ミュウツーと、映画第一作目で会っているはずなのだが、初対面のようになっているのは、ミュウツーの能力によって、記憶を消されていたからだろう。

 しかし、今回、その記憶は消されておらず、物語は、映画第一作目以来の「成長」をしたような気がする。

 映画版での、敵役のロケット団の空気感はどうにかならんのでしょうか、

 映画『ドラえもん』のジャイアンやスネ夫がいいヤツであるように、映画版ならではの、サトシらとロケット団の巨大な敵に対しての共闘があってもいいのになぁ。

 なお、同時上映の短編で、ポケモン仲間のお泊り会が描かれ、タルい話が展開されるのだが、ナレーションを担当した女の声が妙に可愛いなと思ったら、前田敦子なので、私は「うへ・・・^^;」となった次第(私はAKBが嫌い)。

                                                 (2013/07/20)

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