☆忙しいので、昔 書いた文章を載せておきます。
この頃、現場の管理責任者だった私は、所属していたI社に激怒し、業界大手のI社を潰すつもりで、年末に親父が死んだのに、攻撃の手を休めなかった頃です。
I社は、私に、膨大な日数の有給の買取や、退職金をチラつかせましたが、私は激怒していたので、「お金は要らない」と、ひたすらに攻撃していました。
ヤクザの言葉で、「金に転ばないヤツが一番に恐ろしい」がありますが、
私は、それです。
◇ ◇ ◇
2008.01.05 [『敗北者へ』 (その160・自分を律することのできない上官)]
☆すいません。
さすがに、お通夜と告別式で疲れて、今夜は、「イノウエ君?」と「派遣・請負契約書公開」と言う、体力を使う更新をするパワーがないので、短いエントリーを!
# # # #
昨夜のお通夜では、私は斎場に泊まり、以下の本を読んだ。
若き世代に語る日中戦争 (文春新書)クリエーター情報なし文藝春秋
伊藤桂一 『若き世代に語る日中戦争(文春新書)』である。
とても、好著である。
保坂正康の『あの戦争は何だったのか(新潮選書)』よりも数段いい!
詳しくは、今年70周年を迎える<ノモンハン事件>について世界で一番詳し(くありたい^^;)い[わかりやすい「戦争]ブログで語りたい^^
私は、自分が、請負ラインリーダーをやっているとき、自分のラインを軍隊に例えたものであり、この本には、その旧日本軍の軍隊システムが実に分かりやすく記されているので、とても興味深かった。
・・・組織がことを為すときに、「戦略」「戦術」などと言う言葉を使うが、軍隊において「戦略」を起こすにあたる単位は「師団」なのだそうだ。
師団は、一万人ぐらいの人員の計画行動となる。
製造会社組織では、大きな工場レベルだろう。
「戦術」を起こすにあたる単位は「中隊」で、その人員は、100〜250人くらいとなる。
製造会社組織では、大きな工場の一棟レベルであろう。
私は、自分のラインが、その中隊レベルにさえないことを知っていた。
わずか、小隊レベル(30人〜50人)であった。
小隊(プラトーン)の第一義は、作戦行動のスムーズな進行であろう。
そのリーダーは下級士官(少尉・中尉)がなるのだが、私は、それでさえないと思っていた。
テレビでやっている『ケロロ軍曹』は、総員5〜6人の<ケロロ小隊>の実質的リーダーである(ホントは上にクルル曹長がいるのだが・・・)。
私は、自分を、現場に最も密着した存在である軍曹程度にしか思っていなかった。
どんなに、営業のHにもてはやされ、さも偉そうな「統括リーダー」なる言葉を与えられようとも、それが実体のない「イメージ」上の言葉でしかないことは身をもって分かっていた。
私の態度は、謙虚にならざるを得なかった。
しかし、バカな人間はいる。
リーダーになったとたんに、あたかも、自分が将官にでもなったかのように、ふんぞり返る奴がいるのである^^;
# # # #
『若き世代に語る日中戦争』には、こんな戦場での恋愛が語られてもいる。
とある上官の奥さんは、とても人扱いがうまい。
理由を聞くと、元婦長さんだったのだと言う。
その上官は戦時中、負傷し入院し、従軍看護婦であったその婦長さんと知り合い、気が合い、「(戦争が終わって)生きていたら、一緒になってくれないか?」と言い、「いいですよ」となり、後年、結ばれた。
自分が何かことを為しているときは、先ず、それに専念し、それをなし終えた時に、次にすべきことに移行するのが筋道だろう。
まさか、リーダーになって数日で、自分専用の「従軍慰安婦」を、現場で調達しようとする人間などは、世界中、どこを探しても稀であろう。
そういったメンタリティが基底にあり、冬の底冷えの如く、深々と作業者の心に不安定感を生み、まさしくそれが現場に作用し、アキラと言う男のラインは撤退へと帰結したのである。
何で、先ず、リーダーとして現場確立の前に、そんなことを仕出かしたのか!?
そう言ったことの異常性が、アキラのバカには認識できないのだろう。
お前は、公私混同の最たることをしでかしたんだよ・・・。
現場で、けして、やっちゃいけないことをしたんだよ・・・。
# # # #
実は、請負化が決まった時、私と、営業のHは二人でホッと一安心し、会話をしていた時がある。
以下は、私がリーダーになって、100日が経過した頃の話である。
H 「さて、これで落ち着きそうですね。次は、職場恋愛なんかがあってもいいですね^^」
私 「作業者がそれをするのもいいでしょう。
でも、私は、リーダーと言う立場上、それは極力避けます。
管理者側に立つと、美人じゃなくて、
ブスだけど真面目な○○子さんみたいな子が
可愛くてしかたがなくなってしょうがないものですがね^^;」
H 「いいですよね、○○子さんは、いい子ですよ」
私 「そうですね。
でも! リーダーが、特定の女の子と過剰に仲良くするようなことがあっては、
現場に示しがつかなくなります」
H 「多少はそういうことがあっても許されますよ」
私 「ダメです・・・」
・・・アキラをリーダーにして、Hがアキラに公私混同を許したことで、十月の未曾有のトラブル続出が起こった。
リーダーの人格は、・・・その行動は、ラインに如実に反映されるのですよ。
それが分からない限り、I社は、失敗生産ラインを作り続けるだけである。
(2007/01/05)
◇ ◇ ◇
まあ、私が現場リーダーを退いた後にリーダーになった「アキラ」っちゅうのが、メチャクチャな現場運営をした訳だ。
このアキラ、後から「廃人」みたいになってしまい、私は「ざまあみろ!」と言ったものです・・・。
私の現在の昼間の職場でも、女性パートにばかり媚びへつらっていた男のリーダーが、現場から排除されていました。
私は、やっぱり、「ざまあみろ!」と思いました^^v
(2013/06/05)
この頃、現場の管理責任者だった私は、所属していたI社に激怒し、業界大手のI社を潰すつもりで、年末に親父が死んだのに、攻撃の手を休めなかった頃です。
I社は、私に、膨大な日数の有給の買取や、退職金をチラつかせましたが、私は激怒していたので、「お金は要らない」と、ひたすらに攻撃していました。
ヤクザの言葉で、「金に転ばないヤツが一番に恐ろしい」がありますが、
私は、それです。
◇ ◇ ◇
2008.01.05 [『敗北者へ』 (その160・自分を律することのできない上官)]
☆すいません。
さすがに、お通夜と告別式で疲れて、今夜は、「イノウエ君?」と「派遣・請負契約書公開」と言う、体力を使う更新をするパワーがないので、短いエントリーを!
# # # #
昨夜のお通夜では、私は斎場に泊まり、以下の本を読んだ。
若き世代に語る日中戦争 (文春新書)クリエーター情報なし文藝春秋
伊藤桂一 『若き世代に語る日中戦争(文春新書)』である。
とても、好著である。
保坂正康の『あの戦争は何だったのか(新潮選書)』よりも数段いい!
詳しくは、今年70周年を迎える<ノモンハン事件>について世界で一番詳し(くありたい^^;)い[わかりやすい「戦争]ブログで語りたい^^
私は、自分が、請負ラインリーダーをやっているとき、自分のラインを軍隊に例えたものであり、この本には、その旧日本軍の軍隊システムが実に分かりやすく記されているので、とても興味深かった。
・・・組織がことを為すときに、「戦略」「戦術」などと言う言葉を使うが、軍隊において「戦略」を起こすにあたる単位は「師団」なのだそうだ。
師団は、一万人ぐらいの人員の計画行動となる。
製造会社組織では、大きな工場レベルだろう。
「戦術」を起こすにあたる単位は「中隊」で、その人員は、100〜250人くらいとなる。
製造会社組織では、大きな工場の一棟レベルであろう。
私は、自分のラインが、その中隊レベルにさえないことを知っていた。
わずか、小隊レベル(30人〜50人)であった。
小隊(プラトーン)の第一義は、作戦行動のスムーズな進行であろう。
そのリーダーは下級士官(少尉・中尉)がなるのだが、私は、それでさえないと思っていた。
テレビでやっている『ケロロ軍曹』は、総員5〜6人の<ケロロ小隊>の実質的リーダーである(ホントは上にクルル曹長がいるのだが・・・)。
私は、自分を、現場に最も密着した存在である軍曹程度にしか思っていなかった。
どんなに、営業のHにもてはやされ、さも偉そうな「統括リーダー」なる言葉を与えられようとも、それが実体のない「イメージ」上の言葉でしかないことは身をもって分かっていた。
私の態度は、謙虚にならざるを得なかった。
しかし、バカな人間はいる。
リーダーになったとたんに、あたかも、自分が将官にでもなったかのように、ふんぞり返る奴がいるのである^^;
# # # #
『若き世代に語る日中戦争』には、こんな戦場での恋愛が語られてもいる。
とある上官の奥さんは、とても人扱いがうまい。
理由を聞くと、元婦長さんだったのだと言う。
その上官は戦時中、負傷し入院し、従軍看護婦であったその婦長さんと知り合い、気が合い、「(戦争が終わって)生きていたら、一緒になってくれないか?」と言い、「いいですよ」となり、後年、結ばれた。
自分が何かことを為しているときは、先ず、それに専念し、それをなし終えた時に、次にすべきことに移行するのが筋道だろう。
まさか、リーダーになって数日で、自分専用の「従軍慰安婦」を、現場で調達しようとする人間などは、世界中、どこを探しても稀であろう。
そういったメンタリティが基底にあり、冬の底冷えの如く、深々と作業者の心に不安定感を生み、まさしくそれが現場に作用し、アキラと言う男のラインは撤退へと帰結したのである。
何で、先ず、リーダーとして現場確立の前に、そんなことを仕出かしたのか!?
そう言ったことの異常性が、アキラのバカには認識できないのだろう。
お前は、公私混同の最たることをしでかしたんだよ・・・。
現場で、けして、やっちゃいけないことをしたんだよ・・・。
# # # #
実は、請負化が決まった時、私と、営業のHは二人でホッと一安心し、会話をしていた時がある。
以下は、私がリーダーになって、100日が経過した頃の話である。
H 「さて、これで落ち着きそうですね。次は、職場恋愛なんかがあってもいいですね^^」
私 「作業者がそれをするのもいいでしょう。
でも、私は、リーダーと言う立場上、それは極力避けます。
管理者側に立つと、美人じゃなくて、
ブスだけど真面目な○○子さんみたいな子が
可愛くてしかたがなくなってしょうがないものですがね^^;」
H 「いいですよね、○○子さんは、いい子ですよ」
私 「そうですね。
でも! リーダーが、特定の女の子と過剰に仲良くするようなことがあっては、
現場に示しがつかなくなります」
H 「多少はそういうことがあっても許されますよ」
私 「ダメです・・・」
・・・アキラをリーダーにして、Hがアキラに公私混同を許したことで、十月の未曾有のトラブル続出が起こった。
リーダーの人格は、・・・その行動は、ラインに如実に反映されるのですよ。
それが分からない限り、I社は、失敗生産ラインを作り続けるだけである。
(2007/01/05)
◇ ◇ ◇
まあ、私が現場リーダーを退いた後にリーダーになった「アキラ」っちゅうのが、メチャクチャな現場運営をした訳だ。
このアキラ、後から「廃人」みたいになってしまい、私は「ざまあみろ!」と言ったものです・・・。
私の現在の昼間の職場でも、女性パートにばかり媚びへつらっていた男のリーダーが、現場から排除されていました。
私は、やっぱり、「ざまあみろ!」と思いました^^v
(2013/06/05)