☆さて、どこまで話したっけか?
え〜と、三遊亭鬼丸師匠が娘・鬼子ちゃんが、会場の隅で、そっと私に、アドレスを書いたメモを手渡してきたところからだっけ・・・。
◇
先ず、高座に上がりしは、鬼丸師匠の弟弟子にあたる三遊亭歌扇さんであった。
この方、真面目な方のように思えて然にあらず、この間のFM<NACK5>で開催された「三遊亭一門お笑い祭り」の時に、番組にゲスト出演した時には、
ヤクザに捕まり、イメージ上では数回殺された経験があり、だから、辛い前座修行が全く辛くなかった・・・、とか、
学校を回って、体育館を売る営業の仕事をしていた・・・、とか「武勇伝」を聞かせてくれた^^;
そのような話を聞くと、歌扇さんの人となりにも親しみが沸いてくるっちゅうものです。
今回は、初めて落語を観ることになった、一緒に行った女の子の反応を中心に報告します^^
歌扇さんの演目は「元犬」でした。
犬が人間になって引き起こす楽しさがある噺で、私は、この話、落語のファンタジーっぽい側面がよく出ていて、聞いたのが二度目なのですが、好きな話だ。
ふと思うのだが、前座(歌扇さんは二つ目。会での便宜上の前座)の噺って、動物絡みが多いような気もするのだが、どうだろうか?(あまり根拠なく言っている^^;)
歌扇さん、よどみなく語る。
私は、隣りの娘には、「最初の方は、噺家カーストではシルバー聖闘士(二つ目)の方で、後に控えるゴールド聖闘士(真打ち)に比べると面白くないかも知れないけど、会場の雰囲気を徐々にヒートアップしてくれるんだよ」と説明した。
が! 娘っ子、最初から、火が点いたようにケラケラ笑った。
おお、私は、この娘の、その場を十全にエンジョイしようと言う気概に感動した。
私たちは最前列に座っていたので、こりゃ、歌扇さんも気持ちよくやれただろう^^
◇
ところで、「GOGOMONZ」では、鬼丸師匠が、かおりんに、「犬と言うのは、前世で犯罪を犯したものが生まれ変わったものなんだよ」と嘘をこき、
イノセントなかおりんが、疑うことも知らず、「へーっ、そうなんですかっ!!」と納得してしまったという笑い話があるが、
今回、歌扇さんも話した「元犬」が、前から、鬼丸師匠の頭にあって着想された嘘だと思うのだ^^
◇
続いて、鬼丸師匠の登場だ。
そもそもが、満席の会場は、鬼丸ファンで埋め尽くされているので、もう会場は、爆笑を手ぐすね引いて待っている。
鬼丸師匠の演目は「猿後家」だ。
これ、鬼丸師匠の十八番ですよね。
私、鬼丸師匠の落語をはじめて聴いたのが、この「猿後家」がネット上に公開されたものでして、「はぁ〜、やっぱ、この人、ラジオどおり面白いや!」と感心したし、その後、独演会のライブでも聴いて、やっぱり笑った。
今回も大笑いした。
私は、面白い話は、何度聴いても面白いと感じる男で、落語ファン向きの男である。
繰り返し見る面白さもあるし、一度では、この面白さは味わえない。
鬼丸師匠ってのは、個性的な顔をしているが、なんか、肌に赤みが差していてピンクっぽいので、女の役をやらせると絶妙だと思うのだ。
癖のある顔に、女性的な色艶と言うのは、この、猿顔の容姿に触れた者に逆鱗する噺「猿後家」さんを演じるには最適だ^^
もう、隣りの娘は、鬼丸師匠に笑わされっぱなしで、更に、とどめの「猿後家さん」の、おべっかに際しての満面の笑みに何度も吹き出していた。
今回、鬼丸師匠は、ちょっと、猿後家さんの個性に改変を加えていた。
おべっかに対し、「もーぅ、お上手^^」と受動的だった猿後家さんが、今回は、おべっかに際し、「もーぅ、お上手^^ 自分でもそう思う〜」とか、猿後家さんが、実は、ひそかに自分の容姿に自信を持っていたと言う事実が判明する!!^^
おお! 日々 進化する鬼丸落語!
(2013/05/10)
え〜と、三遊亭鬼丸師匠が娘・鬼子ちゃんが、会場の隅で、そっと私に、アドレスを書いたメモを手渡してきたところからだっけ・・・。
◇
先ず、高座に上がりしは、鬼丸師匠の弟弟子にあたる三遊亭歌扇さんであった。
この方、真面目な方のように思えて然にあらず、この間のFM<NACK5>で開催された「三遊亭一門お笑い祭り」の時に、番組にゲスト出演した時には、
ヤクザに捕まり、イメージ上では数回殺された経験があり、だから、辛い前座修行が全く辛くなかった・・・、とか、
学校を回って、体育館を売る営業の仕事をしていた・・・、とか「武勇伝」を聞かせてくれた^^;
そのような話を聞くと、歌扇さんの人となりにも親しみが沸いてくるっちゅうものです。
今回は、初めて落語を観ることになった、一緒に行った女の子の反応を中心に報告します^^
歌扇さんの演目は「元犬」でした。
犬が人間になって引き起こす楽しさがある噺で、私は、この話、落語のファンタジーっぽい側面がよく出ていて、聞いたのが二度目なのですが、好きな話だ。
ふと思うのだが、前座(歌扇さんは二つ目。会での便宜上の前座)の噺って、動物絡みが多いような気もするのだが、どうだろうか?(あまり根拠なく言っている^^;)
歌扇さん、よどみなく語る。
私は、隣りの娘には、「最初の方は、噺家カーストではシルバー聖闘士(二つ目)の方で、後に控えるゴールド聖闘士(真打ち)に比べると面白くないかも知れないけど、会場の雰囲気を徐々にヒートアップしてくれるんだよ」と説明した。
が! 娘っ子、最初から、火が点いたようにケラケラ笑った。
おお、私は、この娘の、その場を十全にエンジョイしようと言う気概に感動した。
私たちは最前列に座っていたので、こりゃ、歌扇さんも気持ちよくやれただろう^^
◇
ところで、「GOGOMONZ」では、鬼丸師匠が、かおりんに、「犬と言うのは、前世で犯罪を犯したものが生まれ変わったものなんだよ」と嘘をこき、
イノセントなかおりんが、疑うことも知らず、「へーっ、そうなんですかっ!!」と納得してしまったという笑い話があるが、
今回、歌扇さんも話した「元犬」が、前から、鬼丸師匠の頭にあって着想された嘘だと思うのだ^^
◇
続いて、鬼丸師匠の登場だ。
そもそもが、満席の会場は、鬼丸ファンで埋め尽くされているので、もう会場は、爆笑を手ぐすね引いて待っている。
鬼丸師匠の演目は「猿後家」だ。
これ、鬼丸師匠の十八番ですよね。
私、鬼丸師匠の落語をはじめて聴いたのが、この「猿後家」がネット上に公開されたものでして、「はぁ〜、やっぱ、この人、ラジオどおり面白いや!」と感心したし、その後、独演会のライブでも聴いて、やっぱり笑った。
今回も大笑いした。
私は、面白い話は、何度聴いても面白いと感じる男で、落語ファン向きの男である。
繰り返し見る面白さもあるし、一度では、この面白さは味わえない。
鬼丸師匠ってのは、個性的な顔をしているが、なんか、肌に赤みが差していてピンクっぽいので、女の役をやらせると絶妙だと思うのだ。
癖のある顔に、女性的な色艶と言うのは、この、猿顔の容姿に触れた者に逆鱗する噺「猿後家」さんを演じるには最適だ^^
もう、隣りの娘は、鬼丸師匠に笑わされっぱなしで、更に、とどめの「猿後家さん」の、おべっかに際しての満面の笑みに何度も吹き出していた。
今回、鬼丸師匠は、ちょっと、猿後家さんの個性に改変を加えていた。
おべっかに対し、「もーぅ、お上手^^」と受動的だった猿後家さんが、今回は、おべっかに際し、「もーぅ、お上手^^ 自分でもそう思う〜」とか、猿後家さんが、実は、ひそかに自分の容姿に自信を持っていたと言う事実が判明する!!^^
おお! 日々 進化する鬼丸落語!
(2013/05/10)