☆上天気の休日、私は、金がないので、猫と遊んでいた。
すると、弟がやってきて、「ちょっくら来いや」と4WDに乗せられて、都内へ。
八王子から、多摩川べりを下って行く。
途中、堰があった。
「ダム・ファッカー」として名高い私は写真に撮る^^
でも、のんびり過ごしていたので、堰の名前は調べなかった。
更に進み、目黒区は青葉台に至る。
パーキングに車を停め、歩く。
目黒川(?)に掛かるみどり橋の上から、緑がうっそうと覆い被さる川を眺める。
◇
「これから行く店は、俺の大好きな店だ。ナポリそのままの雰囲気で出店している。本来は大衆的な店で、実際もそのノリを崩していないんだけど、雰囲気が良いので、洒落たイメージもある人気店なんだ」
山手通りに出ると、すぐに<Pizzeria e trattoria da ISA>が目についた。
オープンテラスで、モリモリとピザを食べているお客さんの姿が目に入った。
店先には、簡易ショーウインドウがあり、揚げ物が積まれていた。
幸い、四組ほどの待ちで席につけた。
ここはもう、弟のオーダーに任せた。
だから、値段は知らん。
先ずは、<ALICI ヒシコイワシのセモリナ揚げ>が出てきた。
運転の弟には悪いが、生ビールでガンガン食う。
衣の粉の香ばしさが、慣れ親しんだイワシの味と絶妙にマッチしていて、うまいうまい^^
うまいうまい、と食べ終わらないうちに、ボリュームの<MARGHERITA マルゲリータ>の登場だ。
豪快である。
腹減ったナポリの労働者が、仕事帰りに食いに来るような力強い味だ。
労働で失ったカロリーはこれですぐに補える。
店内に設えられた石釜で、あたかも、蒸気機関車に石炭をくべる機関士のようにマスターが焼き上げる。
写真の方がマスターで、この方の名前<HISANORI>が、イタリアンな呼び方で<ISA>となり、店名になったらしい。
弟とマスターは知り合いらしく、「次のオーダーが来るまでに食べててよ^^」と、サービスメニューが出された。
「揚げピザのアレンジですね^^」
と、弟は言い、マスターに頭を下げる。
具を中に包み込んだ<揚げピザ>の上に、カットしたプチトマトとナチュラルチーズがゴッテリ、ルッコラをパラパラと。
くわ〜・・・、申し訳ないくらい旨かった。
揚げていることについては、次のメニューのときに記すが、ナチュラルチーズとトマトと生地の、それぞれの歯応えと味の違いが一口で楽しめるのは至福だ。
店内は、多くのイタリアン(てゆうかナポリタン)なアイテムに包まれている。
店員さんも元気で、腹がフルになりつつあるのに、勧められたので、ビールのおかわりまでしてしまった^^
最後のメニューが来た。
写真だと分かりにくいかも知れないが、大ボリュームだった、先ほどの<揚げピザ>の、更に倍の大きさの<PIZZA FRITTA DA ERNESTINO ピッツァ フリッタ ダ エルネスティーノ>だ。
「FRITTA」が、よく言う「フリッター」のことで、「揚げたもの」を意味するのだろう。
アレンジされていた先ほどの<揚げピザ>もうまかったが、これもまた、うまかった。
ザクッと、弟は中央にナイフを入れ、半分を私の皿に寄越す。
手羽先のように、端を鷲摑みして食べたかったが、具が重く、もうちょい食べなくては持てない。
<揚げピザ>の表面は、なんか郷愁を誘うなぁと考えていたら、ああ、小学校の給食の<揚げパン>を思い出すのだ。
だが、外は揚げたてでカリカリと温かく、しかし、その中にはドロリとチーズ、そして、豚バラ肉の味わいも効いていて、うまいんだよなぁ^^
いやはや、マルゲリータを食べ終えた時点で、腹は大概いっぱいになっていたのだが、何故だか、その後もおいしく食べれたのは、店に充満していたナポリの大気に染められたからかも知れない。
お客さんは、ほとんどがピザを注文していたので、<揚げピザ>をクリスマスのチキンのように持って食べている私は注目を浴びて、なんかテンションがあがった^^
◇
・・・世界ピッツァ選手権にて、イタリア人さえ成し遂げていない大会史上初の2年連続優勝を果たしたマスターだが、格好良くて洒脱な逸話がある。
店先をホームレスが歩いていたのだそうだ。
マスターは「腹減ってないか?」と問いかけ、ピザを焼いて食べさせたそうだ。
「なんで、そんなことをしたんですか?^^」と言う者に、マスターは、こう答えたそうだ。
「だってよぉ、(ヤツは)ナポリっぽくねぇか?^^」
『ワンピース』のコック・サンジみたいな伊達男ぶりだ^^
◇
・・・私は、満たされて、帰りの車中は、上機嫌で、いつもの通り、シモネタばかり話して帰りましたとさ^^
◇
帰宅し、また、ネコと遊びましたとさ^^
(2011/05/23)
すると、弟がやってきて、「ちょっくら来いや」と4WDに乗せられて、都内へ。
八王子から、多摩川べりを下って行く。
途中、堰があった。
「ダム・ファッカー」として名高い私は写真に撮る^^
でも、のんびり過ごしていたので、堰の名前は調べなかった。
更に進み、目黒区は青葉台に至る。
パーキングに車を停め、歩く。
目黒川(?)に掛かるみどり橋の上から、緑がうっそうと覆い被さる川を眺める。
◇
「これから行く店は、俺の大好きな店だ。ナポリそのままの雰囲気で出店している。本来は大衆的な店で、実際もそのノリを崩していないんだけど、雰囲気が良いので、洒落たイメージもある人気店なんだ」
山手通りに出ると、すぐに<Pizzeria e trattoria da ISA>が目についた。
オープンテラスで、モリモリとピザを食べているお客さんの姿が目に入った。
店先には、簡易ショーウインドウがあり、揚げ物が積まれていた。
幸い、四組ほどの待ちで席につけた。
ここはもう、弟のオーダーに任せた。
だから、値段は知らん。
先ずは、<ALICI ヒシコイワシのセモリナ揚げ>が出てきた。
運転の弟には悪いが、生ビールでガンガン食う。
衣の粉の香ばしさが、慣れ親しんだイワシの味と絶妙にマッチしていて、うまいうまい^^
うまいうまい、と食べ終わらないうちに、ボリュームの<MARGHERITA マルゲリータ>の登場だ。
豪快である。
腹減ったナポリの労働者が、仕事帰りに食いに来るような力強い味だ。
労働で失ったカロリーはこれですぐに補える。
店内に設えられた石釜で、あたかも、蒸気機関車に石炭をくべる機関士のようにマスターが焼き上げる。
写真の方がマスターで、この方の名前<HISANORI>が、イタリアンな呼び方で<ISA>となり、店名になったらしい。
弟とマスターは知り合いらしく、「次のオーダーが来るまでに食べててよ^^」と、サービスメニューが出された。
「揚げピザのアレンジですね^^」
と、弟は言い、マスターに頭を下げる。
具を中に包み込んだ<揚げピザ>の上に、カットしたプチトマトとナチュラルチーズがゴッテリ、ルッコラをパラパラと。
くわ〜・・・、申し訳ないくらい旨かった。
揚げていることについては、次のメニューのときに記すが、ナチュラルチーズとトマトと生地の、それぞれの歯応えと味の違いが一口で楽しめるのは至福だ。
店内は、多くのイタリアン(てゆうかナポリタン)なアイテムに包まれている。
店員さんも元気で、腹がフルになりつつあるのに、勧められたので、ビールのおかわりまでしてしまった^^
最後のメニューが来た。
写真だと分かりにくいかも知れないが、大ボリュームだった、先ほどの<揚げピザ>の、更に倍の大きさの<PIZZA FRITTA DA ERNESTINO ピッツァ フリッタ ダ エルネスティーノ>だ。
「FRITTA」が、よく言う「フリッター」のことで、「揚げたもの」を意味するのだろう。
アレンジされていた先ほどの<揚げピザ>もうまかったが、これもまた、うまかった。
ザクッと、弟は中央にナイフを入れ、半分を私の皿に寄越す。
手羽先のように、端を鷲摑みして食べたかったが、具が重く、もうちょい食べなくては持てない。
<揚げピザ>の表面は、なんか郷愁を誘うなぁと考えていたら、ああ、小学校の給食の<揚げパン>を思い出すのだ。
だが、外は揚げたてでカリカリと温かく、しかし、その中にはドロリとチーズ、そして、豚バラ肉の味わいも効いていて、うまいんだよなぁ^^
いやはや、マルゲリータを食べ終えた時点で、腹は大概いっぱいになっていたのだが、何故だか、その後もおいしく食べれたのは、店に充満していたナポリの大気に染められたからかも知れない。
お客さんは、ほとんどがピザを注文していたので、<揚げピザ>をクリスマスのチキンのように持って食べている私は注目を浴びて、なんかテンションがあがった^^
◇
・・・世界ピッツァ選手権にて、イタリア人さえ成し遂げていない大会史上初の2年連続優勝を果たしたマスターだが、格好良くて洒脱な逸話がある。
店先をホームレスが歩いていたのだそうだ。
マスターは「腹減ってないか?」と問いかけ、ピザを焼いて食べさせたそうだ。
「なんで、そんなことをしたんですか?^^」と言う者に、マスターは、こう答えたそうだ。
「だってよぉ、(ヤツは)ナポリっぽくねぇか?^^」
『ワンピース』のコック・サンジみたいな伊達男ぶりだ^^
◇
・・・私は、満たされて、帰りの車中は、上機嫌で、いつもの通り、シモネタばかり話して帰りましたとさ^^
◇
帰宅し、また、ネコと遊びましたとさ^^
(2011/05/23)