☆・・・(前回からの続き)
まあ、どんな料理さんが来ようと、チーズや生ハム系の素材は味も出自も確かなものなので、それで防御は万全で、
また、私には、自信のトマトソースを使用したアランチーニ(ライスコロッケ)と、ミートボールのトマト煮という攻撃手段があるので、どんなお客さんが来ても、例え勝たずとも負けはしない。
だいたい、板前さんや料理人・調理人は、生ハムぐらいしか食べずに、「う〜む、うまい!」と言って帰るのだが、まだまだ、私には奥の手があるわけだ^^{いひひ)
生ハムやチーズが「ペガサス流星拳」だとすると、アランチーニやミートボールは「ペガサス彗星拳」や「ペガサス ローリングクラッシュ」みたいなものだ。
◇
さて、その前の日かな、この日は弟が手伝いに来てくれていて、深夜に仕事を終え、帰りに24時間営業のラーメン屋に寄るのだった。
と、店先では、ヤンキー風が言い合いをしていた。
てゆーか、片方がもう一方に文句を言ってるのだ。
「あっしらには関係ないことだ・・・」と、私と弟は店に入る。
すると、店の中でも、別のヤンキー風が言い合っていた。
どうやら、グループとグループのケンカらしい。
私はイラッとくるのだが、腹も減っていたので、席に着いた。
たいがい、弟は、イタリアン・マフィアみたいな顔をしているので、普通の人間ならば、弟に因縁を吹っかけてくることはない。
だが、ラーメン屋でケンカをおっぱじめるような若造たちである。
どんな、ちょっかいを出してくるか分からない。
深夜の二時ごろのことである。
片方のグループの一人が弟を知っていて、「すいません。うちの若いヤツが・・・」と謝ってきた。
「ああ、俺ぁ、気にしねーよ」と弟。
弟は、何よりも、小競り合いに巻き込まれるのが面倒臭いので、ラーメンと半チャーハンのAセットを食って、さっさと帰りたいのだ、眠いし。
しかし、「うちの若い者がすいません」と言い、後輩の無作法をやめさせられない先輩っちゅうのはなんなんだ、情けない。
・・・が、弟以上に危険なのが、ご存知、私である。
私は、「バカのくどさ」を目の当たりにすると、瞬間に血が沸騰するのである。
もう、バカがしたり顔で、相手に説教まがいのことを繰り返し繰り返し同じことを言ってるのを聞いていると、極限まで怒りが湧いてくる。
私は、ちょっかいを出してこい^^ と思った。
私は、「バカのくどさ」と、「因縁吹っかけてくる者の、心の領域侵略行為」には、即 暴力的行為でお返しすると決めている。
心置きなく、返礼できる・・・、と。
このラーメン屋は、お冷はセルフサービスであった。
そして、私たちの座ったラーメン屋のカウンター席から水を取りに行くには、ケンカヤンキーの真ん中を通らなくてはならない。
「俺、水を持ってくるわ」と、私は立ち上がる。
「ま、待て、お、俺が持ってくる(こいつ、何を仕出かすかわからねぇ!!)」と弟が言うのだが、
私は立ち上がり、スタスタとケンカ舞台に突き進むのだった・・・。
(続く 2013/04/05)
まあ、どんな料理さんが来ようと、チーズや生ハム系の素材は味も出自も確かなものなので、それで防御は万全で、
また、私には、自信のトマトソースを使用したアランチーニ(ライスコロッケ)と、ミートボールのトマト煮という攻撃手段があるので、どんなお客さんが来ても、例え勝たずとも負けはしない。
だいたい、板前さんや料理人・調理人は、生ハムぐらいしか食べずに、「う〜む、うまい!」と言って帰るのだが、まだまだ、私には奥の手があるわけだ^^{いひひ)
生ハムやチーズが「ペガサス流星拳」だとすると、アランチーニやミートボールは「ペガサス彗星拳」や「ペガサス ローリングクラッシュ」みたいなものだ。
◇
さて、その前の日かな、この日は弟が手伝いに来てくれていて、深夜に仕事を終え、帰りに24時間営業のラーメン屋に寄るのだった。
と、店先では、ヤンキー風が言い合いをしていた。
てゆーか、片方がもう一方に文句を言ってるのだ。
「あっしらには関係ないことだ・・・」と、私と弟は店に入る。
すると、店の中でも、別のヤンキー風が言い合っていた。
どうやら、グループとグループのケンカらしい。
私はイラッとくるのだが、腹も減っていたので、席に着いた。
たいがい、弟は、イタリアン・マフィアみたいな顔をしているので、普通の人間ならば、弟に因縁を吹っかけてくることはない。
だが、ラーメン屋でケンカをおっぱじめるような若造たちである。
どんな、ちょっかいを出してくるか分からない。
深夜の二時ごろのことである。
片方のグループの一人が弟を知っていて、「すいません。うちの若いヤツが・・・」と謝ってきた。
「ああ、俺ぁ、気にしねーよ」と弟。
弟は、何よりも、小競り合いに巻き込まれるのが面倒臭いので、ラーメンと半チャーハンのAセットを食って、さっさと帰りたいのだ、眠いし。
しかし、「うちの若い者がすいません」と言い、後輩の無作法をやめさせられない先輩っちゅうのはなんなんだ、情けない。
・・・が、弟以上に危険なのが、ご存知、私である。
私は、「バカのくどさ」を目の当たりにすると、瞬間に血が沸騰するのである。
もう、バカがしたり顔で、相手に説教まがいのことを繰り返し繰り返し同じことを言ってるのを聞いていると、極限まで怒りが湧いてくる。
私は、ちょっかいを出してこい^^ と思った。
私は、「バカのくどさ」と、「因縁吹っかけてくる者の、心の領域侵略行為」には、即 暴力的行為でお返しすると決めている。
心置きなく、返礼できる・・・、と。
このラーメン屋は、お冷はセルフサービスであった。
そして、私たちの座ったラーメン屋のカウンター席から水を取りに行くには、ケンカヤンキーの真ん中を通らなくてはならない。
「俺、水を持ってくるわ」と、私は立ち上がる。
「ま、待て、お、俺が持ってくる(こいつ、何を仕出かすかわからねぇ!!)」と弟が言うのだが、
私は立ち上がり、スタスタとケンカ舞台に突き進むのだった・・・。
(続く 2013/04/05)