☆この事は、知ってる人は知っているんだろうけど、重要事だと思うのに、誰も口にしない。
私は、数ヶ月前に、同僚の岡部さんに聞いていて、「それはいいことを聞いた^^」と思ったのだが、エントリーに書く「取っ掛かり」を探すうちに忘れてしまっていた^^;
そしたら、東谷暁氏が産経新聞(2/2付け)の一面コラム「今日の突破口」で書いてくれていた。
<・・・いまの政権が守れもしないマニフェストに固執するのには、もうひとつ大きな理由がある。民主党には党綱領が存在しないことである。およそ政党というものは、党の根本的な価値観を綱領で示し、そこから政策を立ち上げる。国民は党綱領と当面の政策提案を比較して判断することができる。しかし、この政党は政党の要件すら満たしていないのだ。そしてそのため、選挙民にこびるだけのマニフェストが党綱領の代わりを演じて、マニフェスト政治の弊害をさらに加速してきた。
民主党はいまごろになって党綱領を作ろうとしているらしいが本末転倒であり、マニフェスト政治によって生じた日本の損害は甚大なものといえる。いま私たちが目撃しているのは、民主党政権の崩壊だけではない。マニフェスト政治の、過誤と欺瞞があふれかえる悲惨な末期症状なのである。>
この党の「漂流」の原因はそこにあるのだと思うのだ。
党綱領と言う「土台」がないので、一貫的な方針が取れず、沖縄問題では社民党に揺るがされ、数議席の国民新党には大きな発言権を与え、同じく弱小であり、政治思想があまりにも異なる<たちあがれ日本>と連立を組もうと言う節操のなさをあらわにする。
自民党で経済分野の中心にいた与謝野馨を内閣に組み込んだのも記憶に新しかろう・・・。
消費税の扱い一つを取っても、嵐の海に浮かぶ木の葉のように一つところに定まらない。
男が嫌われる最大の要素の一つに「優柔不断」があるが、民主党はそれ以前に、嫌われる前の好かれる要素であるベーシックなものが存在しないのだな・・・。
すると、同じく産経の(2/6付け)一面コラム「一服どうぞ」で、裏千家家元の千玄室氏が語ってくれている。
<・・・『論語』(学而第一)に「君子は本を務む。本立ちて道生ず」とある。根本をいい加減に思い扱っていると枝葉末節がおかしくなってくる。どこの国でも国の憲法により、国民生活は守られている。わが国でも戦後の憲法がどうも日本の国のあっていないようで、それがために枝葉末節が乱れてきていることは確かである。国民がもっと国を憂え、将来のこの国の在り方の本をしっかり見直すべき時期にきているのではないだろうか・・・>
◇
う、う〜・・・、かなり酔っ払ってきたが、もう少し書く(飲んでいるのは宝焼酎)。
《名古屋トリプル投票》で、名古屋市長に河村たかしって人が再選して、
このことは、民主党にとってマイナスの結果としての報道のされ方をしているけど、
民主党から出てった人な訳で、今回は民主党と対立したが、私から見ると、「民主党的なるもの」の具現化以外の何ものでもないような気がしていますよ。
顔が、民主党顔だもん。
「民主党」と言うレッテル(表看板)がなくなり、個々の政策で「民主党的なるもの」がどんどん日本の細部に浸透していくのは恐ろしい限りだ。
私が言いたいのは、「民主党的なるもの」は徐々に、確実に、日本の大衆思惟のスタンダードになっていってるぞ、と、酔っ払いつつ思っているのだわ。
名古屋のインフラ整備はおろそかになりつつあるそうだね。
市民税10%減税を掲げてあるが、財源は、おそらく、名古屋名物の豪勢な結婚式の貯蓄が減じる帰結に、巡り巡って至ることになるのでしょう・・・。
日本通 お国自慢・13の視点渡部 昇一,屋山 太郎,服部 幸應,古田島 洋介,新田 均,千 玄室,笠谷 和比古,松本 零士,呉 善花,田中 英道,八木 秀次,渡辺 利夫,村上 和雄扶桑社
(2011/02/07)
私は、数ヶ月前に、同僚の岡部さんに聞いていて、「それはいいことを聞いた^^」と思ったのだが、エントリーに書く「取っ掛かり」を探すうちに忘れてしまっていた^^;
そしたら、東谷暁氏が産経新聞(2/2付け)の一面コラム「今日の突破口」で書いてくれていた。
<・・・いまの政権が守れもしないマニフェストに固執するのには、もうひとつ大きな理由がある。民主党には党綱領が存在しないことである。およそ政党というものは、党の根本的な価値観を綱領で示し、そこから政策を立ち上げる。国民は党綱領と当面の政策提案を比較して判断することができる。しかし、この政党は政党の要件すら満たしていないのだ。そしてそのため、選挙民にこびるだけのマニフェストが党綱領の代わりを演じて、マニフェスト政治の弊害をさらに加速してきた。
民主党はいまごろになって党綱領を作ろうとしているらしいが本末転倒であり、マニフェスト政治によって生じた日本の損害は甚大なものといえる。いま私たちが目撃しているのは、民主党政権の崩壊だけではない。マニフェスト政治の、過誤と欺瞞があふれかえる悲惨な末期症状なのである。>
この党の「漂流」の原因はそこにあるのだと思うのだ。
党綱領と言う「土台」がないので、一貫的な方針が取れず、沖縄問題では社民党に揺るがされ、数議席の国民新党には大きな発言権を与え、同じく弱小であり、政治思想があまりにも異なる<たちあがれ日本>と連立を組もうと言う節操のなさをあらわにする。
自民党で経済分野の中心にいた与謝野馨を内閣に組み込んだのも記憶に新しかろう・・・。
消費税の扱い一つを取っても、嵐の海に浮かぶ木の葉のように一つところに定まらない。
男が嫌われる最大の要素の一つに「優柔不断」があるが、民主党はそれ以前に、嫌われる前の好かれる要素であるベーシックなものが存在しないのだな・・・。
すると、同じく産経の(2/6付け)一面コラム「一服どうぞ」で、裏千家家元の千玄室氏が語ってくれている。
<・・・『論語』(学而第一)に「君子は本を務む。本立ちて道生ず」とある。根本をいい加減に思い扱っていると枝葉末節がおかしくなってくる。どこの国でも国の憲法により、国民生活は守られている。わが国でも戦後の憲法がどうも日本の国のあっていないようで、それがために枝葉末節が乱れてきていることは確かである。国民がもっと国を憂え、将来のこの国の在り方の本をしっかり見直すべき時期にきているのではないだろうか・・・>
◇
う、う〜・・・、かなり酔っ払ってきたが、もう少し書く(飲んでいるのは宝焼酎)。
《名古屋トリプル投票》で、名古屋市長に河村たかしって人が再選して、
このことは、民主党にとってマイナスの結果としての報道のされ方をしているけど、
民主党から出てった人な訳で、今回は民主党と対立したが、私から見ると、「民主党的なるもの」の具現化以外の何ものでもないような気がしていますよ。
顔が、民主党顔だもん。
「民主党」と言うレッテル(表看板)がなくなり、個々の政策で「民主党的なるもの」がどんどん日本の細部に浸透していくのは恐ろしい限りだ。
私が言いたいのは、「民主党的なるもの」は徐々に、確実に、日本の大衆思惟のスタンダードになっていってるぞ、と、酔っ払いつつ思っているのだわ。
名古屋のインフラ整備はおろそかになりつつあるそうだね。
市民税10%減税を掲げてあるが、財源は、おそらく、名古屋名物の豪勢な結婚式の貯蓄が減じる帰結に、巡り巡って至ることになるのでしょう・・・。
日本通 お国自慢・13の視点渡部 昇一,屋山 太郎,服部 幸應,古田島 洋介,新田 均,千 玄室,笠谷 和比古,松本 零士,呉 善花,田中 英道,八木 秀次,渡辺 利夫,村上 和雄扶桑社
(2011/02/07)