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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[めじろ台、困惑の人妻]

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☆私がやっているバイト作業は、一回事務所に顔を出してから、現場に行くのが流れだ。

 事務所までは自分の車で行くのだが、現場へは、バスや電車を使うことが、会社から義務づけられている。

 会社への交通費の請求は、厳密ではないが領収書を必要とする。

 私は、面倒臭いので、近い現場は、車で行ってしまう。

 領収書は「なくした」と言うと、まあ、許されるのだが、あまりにも紛失を繰り返すと、「なくした」だけでは済まないだろう。

 怒られたことはなく、私は、このバイト先での稼ぎ頭(実績二年連続ナンバー1)なので、大目に見てもらっているが、車で現場に行っていることがバレたら、怒られるだろう。

 だから、車で行く前に、駅に行って、切符を買って領収書を手に入れている。

 切符は、使わずに捨てるわけだ。

 無駄なように見えて、最終的には、費用的にも時間的にも労力的にも、得なのである。

 さて、この間、めじろ台での作業を終えて、めじろ台駅で、切符を購入し、領収書を得ました。

 ・・・と、隣りの券売機で、切符を買おうとしている女性がいました。

 私は、常々、使わない切符を捨てるのを苦々しく思っていたので、咄嗟に、切符を差し出し、

「すいません、これ、使ってください」と、フレンドリーな笑顔を向けました。

「・・・、・・・?」

 振り向いた女性は、上品そうな40代くらいの女性でした。

「いや、僕は、会社に提出する領収書だけが欲しいので、これ、捨てるの勿体無いので、使ってください^^」

 しかし、その奥さんと思われる、目尻のシワも甘みに感じられような美人さんは、

「こ、困ります・・・。私、そう言うの困ります・・・」と言うと、一心不乱に切符を買って、そそくさと駅構内に入って行っちゃいました。

「・・・、・・・」

 私は、右手で切符をクシャリと潰すと、

 アメリカ人が、「やれやれ」の時にする素振り(両腕を開き、更に両手を開いて、肩をすくめるポーズ)をして、駐車場に向かうのだった・・・。

   ◇

 そもそも、私はロリコンなのである。

 「人妻」物のAVもたまに見ると面白いが、基本的には、私の好きなジャンルではない。

 私は、本職でも、ほとんど奥さんパートと話すことはない。

 綺麗な奥さんもいるが、それ以上に、私は私の志向には厳しいのである。

 また、ただでさえ、私は「エロオヤジ」な顔をしているので、自分で自分を、トラブルから守っているのでおじゃる。

 私が職場で話す奥さんは、誰が見ても、あらぬ誤解を受けることのないような「おばさん」風が多いかも。

 「お姉さん」風の美人奥さんなどで話す方もいるが、それは仕事上、接点が多いから屈託なく話せるわけで・・・。

 でも、極力 馴れ馴れしくしないようにしている^^v

   ◇

        「僕と風呂に入らないかい?」
           

     「わーい! わーい!」
 

                                           (2012/12/12)

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