☆先日の投稿([「いじめ」と<日教組>の関係 (三遊亭鬼丸の語りより)])で、長野県について言及したところ、このブログを読んでくれている<ひめちゃん>より、長野についての面白いコメントを頂いた。
三遊亭鬼丸師匠も、今、ラジオ番組「GOGOMONZ」で、休暇をとっている鬼丸師匠の代役の立川談慶さんも、そして、<ひめちゃん>も、長野から埼玉に移ってきた人ってのが面白い。
では、この後、<ひめちゃん>のコメントを、改行などを、ちょっと読みやすくして掲載しますね^^
≪ ひめちゃん (2012-12-02 18:09:55)
30代の10年間、松本に暮らしてました。
長野県はね、観光でならまだしも住むところじゃないって思いましたね。
引っ越す前はストレスで蕁麻疹が治らず、温泉とかも入れなかったけど、埼玉に戻ってきてから自然に蕁麻疹が治りました。
上の娘が小学校を卒業すると同時に埼玉に来たので、娘は中学時代はカルチャーショックが大きくて可哀想だったけど、高校、専門とこっちで学べて良かったと思う。
長野県の特殊性は信濃教育会の存在が大きいのではなかったかと思います。日教組のことは知りませんが。
http://wiki.chakuriki.net/index.php/ (「長野の学業」の項 参照)
長野県のことは良いことも悪いことも語り出したらたくさんあるのですが、心の中で呪文のようにつぶやいてたこと。
「長野県の常識は日本の非常識。日本の常識は長野県の非常識」 ≫
リンク先は面白いので、是非、皆さんも読んでみて!!^^
私には、まだ、日本各地の地域性と、長野の特殊性の違いが分からないけど、面白いので、続いて、ひめちゃんの投稿!!^^
先ずは、ひめちゃんが教職を取っていたことを聞いたので、私が「先生をしていたのですか?」と言う質問の返答からです。
≪ ひめちゃん (2012-12-04 15:29:04)
(大学の)在学中からずっと病院に通っていて、就職はあきらめてたんですが、教員免許はとってたので、一時、埼玉県の蕨市でもう1学期の成績つけなくちゃいけない時に国語教師がずーっと休んでたみたいで急遽学期末の19日間だけ臨時採用で行ったことはありますけど。
教員採用試験は学科だけは合格しましたが、教員になりたい!って訳ではなく、力試しのつもりでした。
今は近所の中学で絵本の読みきかせボランティアと、図書館ボランティアでストーリーテリングのおはなし会をやってます。
これはストーリーテリング(朗読ではなくてお話を覚えて語るもの)サークルで毎月1回勉強会をやりながら、月に1度、担当できる2人で30分程のおはなし会をやっているのですが(おはなし2話と手遊び、絵本の読みきかせ)。
まぁ、ボケ防止で始めたんですけど、覚えるのはつらいっす。
さて、長野県のことですが、まずびっくりしたのが、出不足金(でぶそくきん)という風習があること。
聞いたことあります? そんなお金。
これは、町会で草取りなどをやる時に、出られない人が払うお金のこと。
冠婚葬祭の場合は払わなくてもいいんですけど、私が住んでいたところでは4月〜10月くらいの間だったかなぁ、月に1度、朝6時から皆で駐車場とか道端の草取りをしていました。
他のところでは側溝の掃除とかあるかも。で、そういうところに一斉に住民が参加する裏には出不足金の存在が。
出不足金は町内会の収入になります。
町内会の役員も多くて、行政の末端組織のような町会長、衛生部長、交通安全協会の役員、保健補導員だったか保健指導員だったか(各行政区の保健婦さんの手伝いで健康診断の受診者数の取りまとめをやったりするので住民の健康診断率高し)たぶん長野県が長寿県なのには全県内にこの組織があるからかも。市長の委嘱状を受けていて、健康に関する講演会とかに動員されることも。その他に町内公民館の役員で町内公民館長、主事、体育部長、婦人部長などがあり、地区運動会、町内野球大会、地区駅伝、地区球技大会などの出場者集めや運営、婦人部はその選手慰労会や町内会の総会などの料理作り等。
各班長の上に自治会長があり、各自治会ごとにそういう体育部や婦人部の役員を選び、その上に町内三役みたいな、もう、どんだけ役員がいるんだっつう感じ。
あと、ゴミ袋もすごかったなぁ。市の指定のゴミ袋は可燃と不燃とプラスチック用の3種類があるんだけど、そこに名前を記入しないと収集してくれないという制度。
きちんと分別して自分の出したゴミに責任をもてと。
半透明や透明のゴミ袋に記名欄があるんですよ。そこにマジックででかでかと世帯主の名前を書く。
うちの町会では可燃ゴミの日は朝7時〜7時30分までゴミ当番(2人)はゴミ置き場で指定通りに名前が書かれているか見張りをする(笑)
収集車が持っていったあとは掃除して日誌をつけて次に回す。
書き出したら終わりませんね(汗)
そうそう、リンク先にもあったけど、小学校は体操着で通ってたなぁ、おかげで子ども時代は全くおしゃれセンスが磨かれなかった娘でした。
学校まで2キロ以上ある道を、冬は鼻水を凍らせながら通ったみたい(^^;;
給食の献立表を見ると「ご飯、焼き塩鯖、納豆、キャベツの塩昆布和え」とか、もう可哀想になるくらいな渋さで、パンもまずくて、埼玉に来て子ども達がいちばん喜んだのが給食かなぁ。
食品スーパーは当時は「松電(まつでん)ストア(現在はアップルランド)」という松本電鉄系のスーパーが殿様商売って感じで、高いし、鮮度は悪いしで、もう、腹立ったなぁ。
店先に苺のパックみたいなのに蜂の巣が入ってラップかけたのが売っていて、そのパックの中で蜂が飛んでいるというのを見た時は固まりました。
蜂の巣の中には蜂の子が入ってるんだけど、さすがに蜂の子は食べませんでした。
スーパーには魚肉ソーセージとビタミンちくわという名前のちくわがやたらたくさん売っていて、テレビでは「♪ちくわ ちくわ ビタミンちくわ かあさん早くお願いね〜 マルタツ マルタツ マルータツーのー ビタミン ち・く・わ♪」というCMが流れていました。
紀文のちくわなんてほとんど見かけなかったなあ。
海から遠いからそういう加工品が昔から食べられていたんでしょうね。
まぁ、今晩はこの辺で・・・≫
面白いなぁ。
なんか、長野のリアル感が伝わってくる。
私が思うのは、先ほども書きましたが、この、長野の「逸脱」が、他地域と相対して突出しているのか、です。
それに答えを出すには、かなりの経験と知識が必要そうです。
個人的には、体操着で学校に通った、ひめちゃんさんの娘さんが気になります^^
「ブルマならば、なおよし!」
私は千葉に数年住みましたが、埼玉と同じく千葉も、東京とそれほどの違いが感じられなかった。
千葉住みは車が必須と言うことぐらいと、ナンパが日常茶飯ということでしょうかね。
また、岡山に出張で一ヶ月ほどいて、ほんのりと違いが感じられたかな。
このブログの、「岡山紀行」シリーズ参照のこと。
ひめちゃんが、また、長野について語ってくれることをキボンヌ!^^
それから、他地域の方も、特筆のネタを送ってくれたら、私、嬉しいです^^v
(2012/12/05)
三遊亭鬼丸師匠も、今、ラジオ番組「GOGOMONZ」で、休暇をとっている鬼丸師匠の代役の立川談慶さんも、そして、<ひめちゃん>も、長野から埼玉に移ってきた人ってのが面白い。
では、この後、<ひめちゃん>のコメントを、改行などを、ちょっと読みやすくして掲載しますね^^
≪ ひめちゃん (2012-12-02 18:09:55)
30代の10年間、松本に暮らしてました。
長野県はね、観光でならまだしも住むところじゃないって思いましたね。
引っ越す前はストレスで蕁麻疹が治らず、温泉とかも入れなかったけど、埼玉に戻ってきてから自然に蕁麻疹が治りました。
上の娘が小学校を卒業すると同時に埼玉に来たので、娘は中学時代はカルチャーショックが大きくて可哀想だったけど、高校、専門とこっちで学べて良かったと思う。
長野県の特殊性は信濃教育会の存在が大きいのではなかったかと思います。日教組のことは知りませんが。
http://wiki.chakuriki.net/index.php/ (「長野の学業」の項 参照)
長野県のことは良いことも悪いことも語り出したらたくさんあるのですが、心の中で呪文のようにつぶやいてたこと。
「長野県の常識は日本の非常識。日本の常識は長野県の非常識」 ≫
リンク先は面白いので、是非、皆さんも読んでみて!!^^
私には、まだ、日本各地の地域性と、長野の特殊性の違いが分からないけど、面白いので、続いて、ひめちゃんの投稿!!^^
先ずは、ひめちゃんが教職を取っていたことを聞いたので、私が「先生をしていたのですか?」と言う質問の返答からです。
≪ ひめちゃん (2012-12-04 15:29:04)
(大学の)在学中からずっと病院に通っていて、就職はあきらめてたんですが、教員免許はとってたので、一時、埼玉県の蕨市でもう1学期の成績つけなくちゃいけない時に国語教師がずーっと休んでたみたいで急遽学期末の19日間だけ臨時採用で行ったことはありますけど。
教員採用試験は学科だけは合格しましたが、教員になりたい!って訳ではなく、力試しのつもりでした。
今は近所の中学で絵本の読みきかせボランティアと、図書館ボランティアでストーリーテリングのおはなし会をやってます。
これはストーリーテリング(朗読ではなくてお話を覚えて語るもの)サークルで毎月1回勉強会をやりながら、月に1度、担当できる2人で30分程のおはなし会をやっているのですが(おはなし2話と手遊び、絵本の読みきかせ)。
まぁ、ボケ防止で始めたんですけど、覚えるのはつらいっす。
さて、長野県のことですが、まずびっくりしたのが、出不足金(でぶそくきん)という風習があること。
聞いたことあります? そんなお金。
これは、町会で草取りなどをやる時に、出られない人が払うお金のこと。
冠婚葬祭の場合は払わなくてもいいんですけど、私が住んでいたところでは4月〜10月くらいの間だったかなぁ、月に1度、朝6時から皆で駐車場とか道端の草取りをしていました。
他のところでは側溝の掃除とかあるかも。で、そういうところに一斉に住民が参加する裏には出不足金の存在が。
出不足金は町内会の収入になります。
町内会の役員も多くて、行政の末端組織のような町会長、衛生部長、交通安全協会の役員、保健補導員だったか保健指導員だったか(各行政区の保健婦さんの手伝いで健康診断の受診者数の取りまとめをやったりするので住民の健康診断率高し)たぶん長野県が長寿県なのには全県内にこの組織があるからかも。市長の委嘱状を受けていて、健康に関する講演会とかに動員されることも。その他に町内公民館の役員で町内公民館長、主事、体育部長、婦人部長などがあり、地区運動会、町内野球大会、地区駅伝、地区球技大会などの出場者集めや運営、婦人部はその選手慰労会や町内会の総会などの料理作り等。
各班長の上に自治会長があり、各自治会ごとにそういう体育部や婦人部の役員を選び、その上に町内三役みたいな、もう、どんだけ役員がいるんだっつう感じ。
あと、ゴミ袋もすごかったなぁ。市の指定のゴミ袋は可燃と不燃とプラスチック用の3種類があるんだけど、そこに名前を記入しないと収集してくれないという制度。
きちんと分別して自分の出したゴミに責任をもてと。
半透明や透明のゴミ袋に記名欄があるんですよ。そこにマジックででかでかと世帯主の名前を書く。
うちの町会では可燃ゴミの日は朝7時〜7時30分までゴミ当番(2人)はゴミ置き場で指定通りに名前が書かれているか見張りをする(笑)
収集車が持っていったあとは掃除して日誌をつけて次に回す。
書き出したら終わりませんね(汗)
そうそう、リンク先にもあったけど、小学校は体操着で通ってたなぁ、おかげで子ども時代は全くおしゃれセンスが磨かれなかった娘でした。
学校まで2キロ以上ある道を、冬は鼻水を凍らせながら通ったみたい(^^;;
給食の献立表を見ると「ご飯、焼き塩鯖、納豆、キャベツの塩昆布和え」とか、もう可哀想になるくらいな渋さで、パンもまずくて、埼玉に来て子ども達がいちばん喜んだのが給食かなぁ。
食品スーパーは当時は「松電(まつでん)ストア(現在はアップルランド)」という松本電鉄系のスーパーが殿様商売って感じで、高いし、鮮度は悪いしで、もう、腹立ったなぁ。
店先に苺のパックみたいなのに蜂の巣が入ってラップかけたのが売っていて、そのパックの中で蜂が飛んでいるというのを見た時は固まりました。
蜂の巣の中には蜂の子が入ってるんだけど、さすがに蜂の子は食べませんでした。
スーパーには魚肉ソーセージとビタミンちくわという名前のちくわがやたらたくさん売っていて、テレビでは「♪ちくわ ちくわ ビタミンちくわ かあさん早くお願いね〜 マルタツ マルタツ マルータツーのー ビタミン ち・く・わ♪」というCMが流れていました。
紀文のちくわなんてほとんど見かけなかったなあ。
海から遠いからそういう加工品が昔から食べられていたんでしょうね。
まぁ、今晩はこの辺で・・・≫
面白いなぁ。
なんか、長野のリアル感が伝わってくる。
私が思うのは、先ほども書きましたが、この、長野の「逸脱」が、他地域と相対して突出しているのか、です。
それに答えを出すには、かなりの経験と知識が必要そうです。
個人的には、体操着で学校に通った、ひめちゃんさんの娘さんが気になります^^
「ブルマならば、なおよし!」
私は千葉に数年住みましたが、埼玉と同じく千葉も、東京とそれほどの違いが感じられなかった。
千葉住みは車が必須と言うことぐらいと、ナンパが日常茶飯ということでしょうかね。
また、岡山に出張で一ヶ月ほどいて、ほんのりと違いが感じられたかな。
このブログの、「岡山紀行」シリーズ参照のこと。
ひめちゃんが、また、長野について語ってくれることをキボンヌ!^^
それから、他地域の方も、特筆のネタを送ってくれたら、私、嬉しいです^^v
(2012/12/05)