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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[モロッコのおみやげ]

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☆一ヶ月ほど前、とある同僚の出勤シフトを見たら、今シフトの後半がずっと休みになっていたので、

「もしかして、やめちゃうのかな」と思った。

 親しい人ではなかったのだが、あんまし口数の多い人物でもなく、それで仕事を続けるのが嫌になっちゃったりしたのかな,と、なんか心配になって問うたら、「旅行に行くんですよ」と答えた。

「どこに?」と、私は、なんか興味を持ち聞くと、「トルコです」とのこと。

 しかし、その後、トルコは今、治安が悪いとのことで、行き先をモロッコに変えたそうだ。

 モロッコ・・・、私の行きたい海外リストに挙がったことのない国だが、そんな気軽に行けるのだと思うと、興味が湧いてきた。

 私の行ったことのないアフリカ大陸の一角である。

 映画『カサブランカ』や、カルーセル麻紀か、松田聖子の「♪マラケシュ 迷路の町」の歌詞ぐらいでしか知らない土地だ。

 だから、なんちゅうか、その彼の旅行にあやかりたくて、餞別を渡し、「石ころを拾ってきてくれ!」と言った。

 その彼が、今日、職場に復帰した。

 モロッコ全土を回り、サハラ砂漠に昇って沈む太陽を、ラクダに乗って眺めたりと、海外旅行を満喫したそうだ。

「なんか、危険な目に遭ったかい?」と聞いたら、

「ヴォルビリスの古代遺跡を写真に収めていたら、夢中になって回りに注意が向かなくて、足を側溝に嵌めてしまい、擦り傷を負いました。その時は、もう、自分は、この側溝から一生 足が抜けないのかと心配になりました・・・」

 私は、スリに遭ったとか、暴漢に襲われたとかの危険を想定していたので、その、日本の生活でもあり得るような危険が微笑ましかったし、「一生 足が抜けないのかと心配になりました」っちゅうのが気に入った^^

   
     ・・・ネットで拾った「ヴォルビリスの古代遺跡」の画像

 で、タイトル写真は、彼がおみやげにくれた大理石のラクダです。

 包んでいる新聞紙もアラビア語で、その伝わってくる異国情緒が嬉しい!

 また、下の写真の線で囲んだ部分には、自然にあった異なる石の接合部が見られ、味わい深い。

   

                                          (2012/11/16)

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