☆私の家には地デジが通じてなくて、昨夜深夜のアニメ『ジョジョ』は、隣の家に住んでいる弟に録画してもらって見ようと思ったのだが、
何故か、東京MXテレビが、弟の家では、映りはするが録画できず、私は、深夜に弟の家に行き、ライブでアニメ『ジョジョ』を視聴するのでした・・・。
昨夜の放送の心に残ったセリフ・・・。
『まあ!(ポッ!)ジョジョったらいけない人っ・・・!』byエリナ
◇
『ジョジョの奇妙な冒険 <The Planet Of Carz> ≪2≫』
▽謎の宇宙ゴミ(その2)
宇宙を進む<デリンジャー号>の中央管制室には、二人と一体が業務 ・・・と言っても、運転座席に座って暇をもてあましているだけ・・・ をこなしており、
1体・・・、つまり、そのロボットの音声スピーカーから流れるバンジョーの調べに、二人は聞き惚れていた。
「この、世界を一つに変えたという<ロッキュー・アイオー>の名曲は、何度聴いてもいいね」
と、ジャクソン船長が葉巻を燻らせながら言う。
その葉巻の煙りは、吐き出されたそばから、小さな換気穴に吸い込まれていく。
「ですね。この歌、生で聴くと、なんかトリップ作用があるようですよ。それで、中東のテロリストたちは、頑なな心が懐柔されたとか・・・」
タケモト技師は、シートに背中をあずけ、瞳を閉じて曲を鑑賞していた。
・・・<ロッキュー・アイオー>の歌声には秘密があった・・・。
それについては、「スタンド」と言うものの説明からはじめなくてはならない。
スタンドとは、精神の力で表出するイメージを伴う、ぶっちゃけ超能力のことである。
世の中には、0.000000000……1の確率で、そんな超能力を使う者が存在していた。
<ロッキュー・アイオー>は、そのスタンドを使いこなす<スタンド使い>であった。
スタンドには、それはもう色んなタイプのものがあるが、ここではまだ記さない。
問題は、<ロッキュー・アイオー>のスタンドの特質である!
それは、「歌声で、聴衆の心を好意的に引き寄せる」と言うものだ。
その超能力のネーミングは、「アクロス・ザ・ユニバース」だ。
なお、この作品では、スタンドの名称は、常にビートルズの楽曲のタイトルに暗示される(でも、充分足りると思っていたビートルズのスコアの数が足りなくなるとは思いもよらなかった・・・^^;)。
ロボット・クラウドは、その音声スピーカーから、<ロッキュー・アイオー>の名曲を流し終える。
中央管制室に静寂が訪れた。
ジャクソン船長の吸う葉巻の匂いが、周囲に微かにたち込めるのみ、だった。
前方のスクリーンには、いつしか星の瞬きさえも映さないほどの宇宙の暗黒が広がっていた。
目的地までは、まだもうちょい時間がかかりそうだった。
と、クラウドの音声スピーカーから、人間の音声通信の声が聞こえてきた。
「えー、コホンコホン・・・、<ロッキュー・アイオー>です。俺の歌を聴いてくれていたみたいでありがとう! ・・・さて、<スピードワゴン財団>の総帥として、手短に話す。詳しい内容は、各々のリング(まあ、スマホみたいなものの腕輪)にメールで送ったんでテキストを読んでくれ。・・・後4時間ほどで、君らの<デリンジャー号>は目的地に到着する。スクリーンを、漆黒の丸い影が覆っていることだろう・・・」
タケモト技師は「おお!」と感嘆し、この暗闇は、星々を覆い尽くす巨大な何かの影だったのか! と驚くのだった。
「その、巨大な影こそが、君たちの今回の旅の調査対象なのだ!!!」
ったのだが…。
・・・時に、1999年7月・・・、この、我々の住んでいる世界と異なる「世界」の意味とは・・・?
(次回に続く 2012/10/06)
何故か、東京MXテレビが、弟の家では、映りはするが録画できず、私は、深夜に弟の家に行き、ライブでアニメ『ジョジョ』を視聴するのでした・・・。
昨夜の放送の心に残ったセリフ・・・。
『まあ!(ポッ!)ジョジョったらいけない人っ・・・!』byエリナ
◇
『ジョジョの奇妙な冒険 <The Planet Of Carz> ≪2≫』
▽謎の宇宙ゴミ(その2)
宇宙を進む<デリンジャー号>の中央管制室には、二人と一体が業務 ・・・と言っても、運転座席に座って暇をもてあましているだけ・・・ をこなしており、
1体・・・、つまり、そのロボットの音声スピーカーから流れるバンジョーの調べに、二人は聞き惚れていた。
「この、世界を一つに変えたという<ロッキュー・アイオー>の名曲は、何度聴いてもいいね」
と、ジャクソン船長が葉巻を燻らせながら言う。
その葉巻の煙りは、吐き出されたそばから、小さな換気穴に吸い込まれていく。
「ですね。この歌、生で聴くと、なんかトリップ作用があるようですよ。それで、中東のテロリストたちは、頑なな心が懐柔されたとか・・・」
タケモト技師は、シートに背中をあずけ、瞳を閉じて曲を鑑賞していた。
・・・<ロッキュー・アイオー>の歌声には秘密があった・・・。
それについては、「スタンド」と言うものの説明からはじめなくてはならない。
スタンドとは、精神の力で表出するイメージを伴う、ぶっちゃけ超能力のことである。
世の中には、0.000000000……1の確率で、そんな超能力を使う者が存在していた。
<ロッキュー・アイオー>は、そのスタンドを使いこなす<スタンド使い>であった。
スタンドには、それはもう色んなタイプのものがあるが、ここではまだ記さない。
問題は、<ロッキュー・アイオー>のスタンドの特質である!
それは、「歌声で、聴衆の心を好意的に引き寄せる」と言うものだ。
その超能力のネーミングは、「アクロス・ザ・ユニバース」だ。
なお、この作品では、スタンドの名称は、常にビートルズの楽曲のタイトルに暗示される(でも、充分足りると思っていたビートルズのスコアの数が足りなくなるとは思いもよらなかった・・・^^;)。
ロボット・クラウドは、その音声スピーカーから、<ロッキュー・アイオー>の名曲を流し終える。
中央管制室に静寂が訪れた。
ジャクソン船長の吸う葉巻の匂いが、周囲に微かにたち込めるのみ、だった。
前方のスクリーンには、いつしか星の瞬きさえも映さないほどの宇宙の暗黒が広がっていた。
目的地までは、まだもうちょい時間がかかりそうだった。
と、クラウドの音声スピーカーから、人間の音声通信の声が聞こえてきた。
「えー、コホンコホン・・・、<ロッキュー・アイオー>です。俺の歌を聴いてくれていたみたいでありがとう! ・・・さて、<スピードワゴン財団>の総帥として、手短に話す。詳しい内容は、各々のリング(まあ、スマホみたいなものの腕輪)にメールで送ったんでテキストを読んでくれ。・・・後4時間ほどで、君らの<デリンジャー号>は目的地に到着する。スクリーンを、漆黒の丸い影が覆っていることだろう・・・」
タケモト技師は「おお!」と感嘆し、この暗闇は、星々を覆い尽くす巨大な何かの影だったのか! と驚くのだった。
「その、巨大な影こそが、君たちの今回の旅の調査対象なのだ!!!」
ったのだが…。
・・・時に、1999年7月・・・、この、我々の住んでいる世界と異なる「世界」の意味とは・・・?
(次回に続く 2012/10/06)