☆今日公開の『デンジャラス・ラン』を観ようと思ったのだが、残業だったので、時間の合うこちらを見た。
正直、リュック・べッソン印は面白いが、予想のつく範囲内の面白さなので、とり急ぎで見ないではいいかな、と思っていたのだが、やはり、予想の範囲内なれど「通常を超える面白さ」であった^^
もう、リュック・べッソンは、ジブリ作品やピクサー作品的な安心して楽しめるレベルのクリエイターですね。
いつもの、少女時代に家族を失った娘が、殺し屋として成長し、恋をしつつ、宿敵と決着をつける物語。
と言っても、こんな直球のパターンは初めてか?
意外だったのは、少女時代の主人公・カトレアが、めっぽうハードなアクション&サスペンスをこなす点だ。
かなりの黒人美少女(アマンドラ・ステンバーグ)が序盤の30分近く大活躍である。
この子が、コロンビアからシカゴへ行き着く流れには、私は「母をたずねて三千里」を思い出しちゃった^^;
帰宅途中に車のワンセグでテレビをつけたら、ウィル・スミスの息子主演の『ベストキッド』が放送されていて、このジェイデン・スミスも可愛い顔していて、なんか、今夜は、黒人の子供可愛いなぁデー、であった^^
最近のべッソン印の作品は、非常にアクションの切れ味に特化したカタルシスに富む作品が多かった。
この作品も例に漏れず、非常に切れ味良く、トントン拍子で話が進む。
ところどころに、「ヘェーッ、これは新しい表現だな。新しいセリフだな」と思わせるギミックを配し、ご都合主義はあまり感じられない。
幾つかの暗殺シーンでは、見せ場ともなる部下を一人一人消すシーンなどが大胆に省略されてもいた。
最後の戦いなど、先ずは一発 ロケット砲で、相手の出鼻を挫き、もはや、敵はほとんどが戦闘不能、すっげぇー痛快である。
FBI&CIAの捜査官を「わらしべ長者」みたいな流れで脅迫するのも突き抜けてていいね。
が、今回においては、初期のアクション傑作『ニキータ』を髣髴とさせるような大人の恋愛も見せてくれ、作品に余韻を残す。
うん、「泣き虫の殺し屋」も健在でしたね^^
(余談)
・・・私は、15年ほど前、三越かなんかのパリフェアで、
ニキータの彼氏役のジャン・ユーグ・アングラードと、
私のフェイバリット作品『ベティ・ブルー』の
ジャン・ジャック・べネックス監督のサインを、
目の前で書いてもらったことがあります。
でも、当時の彼女に「借りパク」された^^;
当時は、フランス映画ばかり観ていた。
モデル風のゾーイ・サルダナは、私にとってはいまいち好みでないのだが、
一緒に観た女の子は、「キャーキャー」言って喜んでみていた^^
まあ、過酷な運命の同性の成長と活躍を目の当たりにすると女は共感するのだろう。
(2012/09/07)
正直、リュック・べッソン印は面白いが、予想のつく範囲内の面白さなので、とり急ぎで見ないではいいかな、と思っていたのだが、やはり、予想の範囲内なれど「通常を超える面白さ」であった^^
もう、リュック・べッソンは、ジブリ作品やピクサー作品的な安心して楽しめるレベルのクリエイターですね。
いつもの、少女時代に家族を失った娘が、殺し屋として成長し、恋をしつつ、宿敵と決着をつける物語。
と言っても、こんな直球のパターンは初めてか?
意外だったのは、少女時代の主人公・カトレアが、めっぽうハードなアクション&サスペンスをこなす点だ。
かなりの黒人美少女(アマンドラ・ステンバーグ)が序盤の30分近く大活躍である。
この子が、コロンビアからシカゴへ行き着く流れには、私は「母をたずねて三千里」を思い出しちゃった^^;
帰宅途中に車のワンセグでテレビをつけたら、ウィル・スミスの息子主演の『ベストキッド』が放送されていて、このジェイデン・スミスも可愛い顔していて、なんか、今夜は、黒人の子供可愛いなぁデー、であった^^
最近のべッソン印の作品は、非常にアクションの切れ味に特化したカタルシスに富む作品が多かった。
この作品も例に漏れず、非常に切れ味良く、トントン拍子で話が進む。
ところどころに、「ヘェーッ、これは新しい表現だな。新しいセリフだな」と思わせるギミックを配し、ご都合主義はあまり感じられない。
幾つかの暗殺シーンでは、見せ場ともなる部下を一人一人消すシーンなどが大胆に省略されてもいた。
最後の戦いなど、先ずは一発 ロケット砲で、相手の出鼻を挫き、もはや、敵はほとんどが戦闘不能、すっげぇー痛快である。
FBI&CIAの捜査官を「わらしべ長者」みたいな流れで脅迫するのも突き抜けてていいね。
が、今回においては、初期のアクション傑作『ニキータ』を髣髴とさせるような大人の恋愛も見せてくれ、作品に余韻を残す。
うん、「泣き虫の殺し屋」も健在でしたね^^
(余談)
・・・私は、15年ほど前、三越かなんかのパリフェアで、
ニキータの彼氏役のジャン・ユーグ・アングラードと、
私のフェイバリット作品『ベティ・ブルー』の
ジャン・ジャック・べネックス監督のサインを、
目の前で書いてもらったことがあります。
でも、当時の彼女に「借りパク」された^^;
当時は、フランス映画ばかり観ていた。
モデル風のゾーイ・サルダナは、私にとってはいまいち好みでないのだが、
一緒に観た女の子は、「キャーキャー」言って喜んでみていた^^
まあ、過酷な運命の同性の成長と活躍を目の当たりにすると女は共感するのだろう。
(2012/09/07)