☆本日の午前中のことを記した前エントリーで、上野の美術館に行ったのだが、すぐさま、中央線を下り、五日市線の終点・五日市駅から市民ホールに向かった。
落語である^^
こんな近所で、リーズナブルな値段(1000円)で五人の演者が見られるってんで、あたしゃ、早いうちにバイトの休日を決めてチケットを購入していましたよ^^
私は出かけていたので、連れが並んで、最前列真ん中の最高の席を確保してくれていました^^
最初は、前座クンの柳亭小痴楽さん、若干23歳だそうで、この世界に入って4年とのこと。
若くして自分の道を決めて、偉いものだ・・・。
『まんじゅうこわい』を聴かせてくれました。
話は知っているけれど、落語の形では初めて聴けたので、ちょっと嬉しかった。
続いて、二つ目の瀧川鯉斗さん、この方、顔立ちも話し振りも、なんか噺家っぽくない。
小さな落としに向かうテンポも、なんかゆったりしている。
枕の話を聞いていくと、元暴走族の総長だったそうで、道理で、元ヤンの妹の旦那に雰囲気が似ていると思った^^;
漫談が長いので、このまま終わるのかなと思いきや、『芝居の喧嘩』を聴かせてくれた。
そもそも、この話の枕に「講談のサドンリーな終わらせ方」についての話があり、
この『芝居の喧嘩』も、「これからが面白い処ですが、この続きはまた明日!」で終わった。
いやぁ、噺家にも色んなタイプがいて、努力を続けて、どうにかなるんだなぁ^^;
続いては、落語家然とした春風亭笑松さん。
この方も二つ目で、自身の坊主頭・丸顔話を枕に『お菊の皿』を聴かせてくれました。
お菊さんの話は、お岩さんの話と、私の頭の中でゴッチャになっている節がありますが、これもまた、ちゃんと聴けて嬉しかった^^
こうして落語を聴いていくと、それまでうろ覚え・又聞きだった多くの噺が、ちゃんとした形で心に残っていって、ポケモンを集めてでもいるかのような心地良さがある。
生で見た落語家を「ポケモン図鑑」のページにインプットしてるみたいにも思える^^
続いて、マジシャンのマジック・ジェミーさんの出し物。
この方、チラシを見ていて男性かと思っていたら、ちょっとビジュアル系っぽいスカート姿の女性で、得した気分になった^^;
その性格は、いい女チックだった。
お客さんを参加させて笑いを取る芸風で、最前列真ん中の私も、ちょいとイジられて、恥ずかしいけど嬉しかった^^
高座の前での演技で、ちょいとスペースが狭く小技が多かったが、どうにもこうにも、タネの片りんも分からないようなマジック(宙を舞う小テーブルなど)が幾つかあって、「不思議」を堪能した^^
そして、トリの三遊亭遊雀師匠だ(やはり、今度から真打の方には「師匠」を付ける!^^)。
やはり、真打ともなると、他の方に比べて段違いで面白い!
「前座」「二つ目」「真打」の間には、形に出来る境界があるとは思えないのだが、こうして噺を聴かせてもらうと、そのレベルの違いは歴然だ。
こちらも、その「演じ」を斜めに見て安堵したり心配するようなことなく、
安心して、その笑いに浸れる^^
歌丸さんの余命ネタから、歌丸さん的な嫁ネタ、そして、夫婦喧嘩の噺『堪忍袋』に流れて行く。
元々が「話の分かるヤクザのお兄さん」的な顔立ちなので、男の役をやらせても味があるし、対して奥さんの役をやらせても妙に艶がある。
この噺、オチ的には弱いと思われるが、そこまでがうまいので、却って、その静かなオチが潔かった^^
と、思いきや、この噺、おそらく公演の時間の関係で、途中で終わらせている!
私、いつも、寄席をみた後、語られた噺がなんと言う演目であったか調べるのだが、この夫婦喧嘩の話、タイトルは『堪忍袋』なのだが、その「堪忍袋」が出てこないで終わらせられている。
へーっ、こんなこともあるんだなぁ^^;
(2012/08/05)
落語である^^
こんな近所で、リーズナブルな値段(1000円)で五人の演者が見られるってんで、あたしゃ、早いうちにバイトの休日を決めてチケットを購入していましたよ^^
私は出かけていたので、連れが並んで、最前列真ん中の最高の席を確保してくれていました^^
最初は、前座クンの柳亭小痴楽さん、若干23歳だそうで、この世界に入って4年とのこと。
若くして自分の道を決めて、偉いものだ・・・。
『まんじゅうこわい』を聴かせてくれました。
話は知っているけれど、落語の形では初めて聴けたので、ちょっと嬉しかった。
続いて、二つ目の瀧川鯉斗さん、この方、顔立ちも話し振りも、なんか噺家っぽくない。
小さな落としに向かうテンポも、なんかゆったりしている。
枕の話を聞いていくと、元暴走族の総長だったそうで、道理で、元ヤンの妹の旦那に雰囲気が似ていると思った^^;
漫談が長いので、このまま終わるのかなと思いきや、『芝居の喧嘩』を聴かせてくれた。
そもそも、この話の枕に「講談のサドンリーな終わらせ方」についての話があり、
この『芝居の喧嘩』も、「これからが面白い処ですが、この続きはまた明日!」で終わった。
いやぁ、噺家にも色んなタイプがいて、努力を続けて、どうにかなるんだなぁ^^;
続いては、落語家然とした春風亭笑松さん。
この方も二つ目で、自身の坊主頭・丸顔話を枕に『お菊の皿』を聴かせてくれました。
お菊さんの話は、お岩さんの話と、私の頭の中でゴッチャになっている節がありますが、これもまた、ちゃんと聴けて嬉しかった^^
こうして落語を聴いていくと、それまでうろ覚え・又聞きだった多くの噺が、ちゃんとした形で心に残っていって、ポケモンを集めてでもいるかのような心地良さがある。
生で見た落語家を「ポケモン図鑑」のページにインプットしてるみたいにも思える^^
続いて、マジシャンのマジック・ジェミーさんの出し物。
この方、チラシを見ていて男性かと思っていたら、ちょっとビジュアル系っぽいスカート姿の女性で、得した気分になった^^;
その性格は、いい女チックだった。
お客さんを参加させて笑いを取る芸風で、最前列真ん中の私も、ちょいとイジられて、恥ずかしいけど嬉しかった^^
高座の前での演技で、ちょいとスペースが狭く小技が多かったが、どうにもこうにも、タネの片りんも分からないようなマジック(宙を舞う小テーブルなど)が幾つかあって、「不思議」を堪能した^^
そして、トリの三遊亭遊雀師匠だ(やはり、今度から真打の方には「師匠」を付ける!^^)。
やはり、真打ともなると、他の方に比べて段違いで面白い!
「前座」「二つ目」「真打」の間には、形に出来る境界があるとは思えないのだが、こうして噺を聴かせてもらうと、そのレベルの違いは歴然だ。
こちらも、その「演じ」を斜めに見て安堵したり心配するようなことなく、
安心して、その笑いに浸れる^^
歌丸さんの余命ネタから、歌丸さん的な嫁ネタ、そして、夫婦喧嘩の噺『堪忍袋』に流れて行く。
元々が「話の分かるヤクザのお兄さん」的な顔立ちなので、男の役をやらせても味があるし、対して奥さんの役をやらせても妙に艶がある。
この噺、オチ的には弱いと思われるが、そこまでがうまいので、却って、その静かなオチが潔かった^^
と、思いきや、この噺、おそらく公演の時間の関係で、途中で終わらせている!
私、いつも、寄席をみた後、語られた噺がなんと言う演目であったか調べるのだが、この夫婦喧嘩の話、タイトルは『堪忍袋』なのだが、その「堪忍袋」が出てこないで終わらせられている。
へーっ、こんなこともあるんだなぁ^^;
(2012/08/05)