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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[やっぱりバカを相手にする朝日新聞の反原発の煽り記事(ストロンチウム)]

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☆昨日の朝日新聞一面には驚いた。

 この記事だ。

   ≪福島原発事故由来のストロンチウム、10都県で初確認 (2012/07/24)≫

   

 <東京電力福島第一原発の事故後、大気中に放出された放射性ストロンチウム90が福島、宮城両県以外の10都県で確認された。文部科学省が24日発表した。茨城県では、2000年から事故前までの国内の最大値を20倍上回る1平方メートルあたり6ベクレルが検出された。これは大気圏内核実験が盛んだった1960年代に国内で観測された最大値の60分の1程度になる。
 原発事故が原因と確認されたのは岩手、秋田、山形、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川の10都県。いずれも昨年3〜4月に観測された。事故で放射性セシウムが広範囲に拡散したことから、ストロンチウム90についても拡散が予想されていたが、国の調査で、宮城、福島両県以外で原発事故によるストロンチウム90が確認されたのは初めて。
 文科省が発表したのは、1カ月間に屋外の容器に降下してたまったちりに含まれるストロンチウム90の量。2010年4月から11年12月にかけ、47都道府県の測定所で月ごとに調べた。
 1平方メートルあたりの降下量が最も多かったのは茨城県(測定所・ひたちなか市)で6.0ベクレル。群馬県(前橋市)の1.9ベクレル、山形県(山形市)の1.6ベクレルと続いた。10都県で原発から最も遠い神奈川県(茅ケ崎市)は0.47ベクレルだった。
 00年から原発事故までの最大値は06年2月に北海道で観測された0.30ベクレルで、茨城県の観測値はその20倍。10都県の値はいずれも0.30ベクレルを上回り、事故直後に観測されたため、原発から放出されたものと判断した。
 過去のストロンチウム90の観測値は、1963年の仙台市での358ベクレルが最高。核実験の実施回数が減り、その後は減少を続けたが、86年、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の影響で一時上昇し、秋田県で6.1ベクレルを観測した。今回の茨城県もほぼ同じ値で、健康への影響はほぼないと専門家はみている。
 文科省によると、宮城県は津波の影響で測定施設のデータが修復できず、福島県は施設が警戒区域内にあって分析環境が整わず、いずれも公表できなかった。ただ、福島県分は今後集計する。両県では、昨年6月の文科省の土壌調査で原発から放出されたストロンチウムが確認されている。
 文科省はこれまで、ストロンチウム90の降下量をほぼ1年遅れで発表しており、昨年3月の観測値は今年1〜3月ごろに公表されるはずだった。公表が遅れた理由について、文科省の担当者は「事故の影響でセシウムやヨウ素など主要な核種の検査を優先したため、ストロンチウムの分析が遅れた」と説明している。(石塚広志) >

 この記事が1面にあることを、先ず、皆さん、想像して欲しい。

 そして、熟読してみましょう。

 内容は明らかに、

 「悲しい事故があり、その結果、通常ではあり得ない放射性物質が東日本を覆いました。でも、その数値では、ストロンチウムによる人体への影響は全くありませんよ。素晴らしい結果です」だ。

 そのように記せば、なんら問題のない記事である。

 そもそも、大気にストロンチウムが放出されていることは、既に誰もが知っていることである。

 今回は、文部科学省の公式の発表がされたに過ぎない。

 あたかもセンセーショナルに1面に載せる意味が分からない。

 ・・・いや、分かる。

 これは、朝日新聞による、「東スポ」なみの、悪質な「反原発 煽り記事」なのである。

 朝日新聞が求めているのは、見出しだけを読んで、10都県に、原発事故の影響によるストロンチウムの降下事実に「けしからん、政府・東電、けしからん!」と狂喜するヤカラどもを盛り上げることにあるのだ。

 あれだけの事故があった、にもかかわらず、「…大気圏内核実験が盛んだった1960年代に国内で観測された最大値の60分の1程度」で済んでいるのである。

 この素晴らしい事実こそを、普通の国民は喜ぶべきことだ。

 っちゅうか、これまで「国内で観測された最大値の60分の1程度」で済んでいることは、とても、ファンタスティックなことだ。

 これは、「調査」と「安全」の<報告>でしかない!

 だが、多くの「放射能ヒステリー」のお馬鹿さんどもにとっては、見出しの「原発事故によるストロンチウム」の存在こそが問題視すべきことらしい。

 内容を読んでも、「反原発」ありきのキチガイども相手なので、朝日側は、見出しだけでも掲げて貰えることを望むのだ。

 明日の、官邸前の「金曜キチガイ反原発低脳デモ」でも、「怖い怖いストロンチウム」シュプレヒコールが巻き上がるのかな。

 ましてや、同日、朝日新聞においては、1面から離れること38面に、このような記事を「保険」の如く載せてもいた。

   ≪健康・環境「影響まずない」 ストロンチウム 専門家見解 (2012/07/26)≫
             (ネットで記事がアップされていないので、
              写真を撮った。時間がなくて、書き起こせない^^;)
 
   

   (記事抜粋・・・発言者名省略)

   >>飛散量はごく微量で、多くの専門家は、健康や環境への影響はまずないとみている。

   >>最も高率の秋田県でみても、セシウムの625分の1

   >>「健康影響はセシウムに比べてきわめて少ないだろう。今後も、セシウムによる被曝線量しっかり把握していれば心配ない。食品についても、セシウムの基準が守られていれば問題ない」

   >>(60年代の大気圏核実験の影響で、)日本各地で1平方?あたり、数?ベクレルのストロンチウムが堆積されていると言う。
   ・・・「そこに一カ月で6ベクレルのストロンチウムが降り積もっても、大きな影響はないだろう」

   >>「ストロンチウムは分析法が難しく時間がかかる上、
    今回の降下量は微量のため、事故の影響を農作物で調べるのは難しい」

   >>「今回、計測された降下量は、すでに土壌内にあるストロンチウムの数%以下。
    健康への影響はほとんど無視できる」

 ・・・う〜ん、朝日新聞、煽り記事を確たるものにするために、多くの識者にインタビューしていますが、その全てが、煽りを無効にする「無害!」の回答だったのですね。

 だから、1面に「煽り記事」を書いて、

 「一言アリバイ」として、38面に「安全宣言記事」をひっそりと載っけている訳です。

 ちゃんとしたマスメディアならば、38面のニュースこそを1面に載せて、日本国民に安心を与えるべきなのにね・・・。

                                             (2012/07/26)

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