☆やあ、あきる野市は、予定より早く計画停電が明けて、今、こうして、みんなに会えたわけだよ。
えっ? 俺が誰だって?
俺? 俺は、マイケル・シーベルトだよ^^
まあ、その名の由来よりも、先ずは、今日の報告をしようね。
昨日から、私が働く物流倉庫の物量も増えてきて、私は、「ああ、こうして、どうにかこうにか、経済は流動していくのだな・・・」と思っていた。
甘かった。
物流の流れの下流、出荷先が受け入れきれなくて、大口がキャンセルになった。
ガソリン不足により、各中継地からの各店舗への輸送がままならなくて、各中継倉庫がオーバーフローなのだろうか(「オーバーフロー」という言葉を最近覚えたので、使いたかったのだ^^;)。
でも、いったん、コンピューター管理システムに入力してしまったので、我々は黙々と「後でしまう事になる」荷揃え作業をした。
奥様パート軍団たちも頑張ってピッキングしていた。
いったん用意された大量の出荷キャンセル品は、後日、各蔵置場所に戻されるのだろうが、人件費など、出費が大きいだろうな。
◇
昼休憩をとっていた時、大きい揺れが二つあった。
一つ目の震源は千葉で、二つ目は宮城だった。
・・・余震がやむ気配がない。
我々も慣れたもので、昼食を摂っていたのだが、「食えるときは食っておこう」と揺れの中でもバリバリ食った。
今日の会社の弁当は、メインおかずが「カツ丼」風で、それを食べずに避難するのは避けたかったので、揺れていてもすかさず食った。
先ほど、あきる野の計画停電が終わる直前(午後八時過ぎ)も、私がベッドでフテ寝していたら、やはり揺れた。
◇
遅番の俵さんが出勤してきたので、ガソリン事情を聞くと、「昨日、満タンにした!」とのこと。
長い行列に無意識に横入りする道の流れで、一時間の待ち時間で給油できたそうだ^^;
私も、明日は並ばなくちゃ。
◇
妹が、「八王子のイトーヨーカドーやセブンイレブンにはコメがある」と言っていたので、
Iさんに訪ねたところ、「でも、ヨーカドーは、混雑で地獄だったよ」とのこと。
◇
私は、朝、片倉のセブンイレブンに行ったけど、何もなかった。
何故か、チーズクラッカーが4袋あったので、3袋購入しておいた。
一袋残したのは、全部買うには良心が咎めたのだ・・・。
◇
さて、八王子の計画停電は午後3時20分からの予定だったらしいが、会社には自家発電設備があるので、特に問題なく過ごした。
そして、ちょいと残業して、車で帰宅する。
私は、国道16号線をあきる野市に北上する。
途中、八王子市街を突っ切る。
中央線も渡る。
その辺りで、信号が「フッ…」と消えた。
世界が変容した!
これが、超ハイテク国家・日本の「今」の姿なのか・・・。
街は一瞬にして生気を失い、だが、道を行き交う車輌だけが、不気味な息遣いを発していた。
私は、太ももに鳥肌が立ち続けた。
空には下弦の月が出ていて、蒼い雲を立体的に浮かび上がらせていた。
各十字路では警察官が手信号での誘導をしてくれていた。
特に重要な十字路(16号と甲州街道の交差点)などは、信号が生きていた。
が、あきる野市に入ると、完全に真っ暗闇であった。
私は、その暗闇での走行に思い出がよみがえった。
<東北ダム巡り>・・・、その日の泊まる場所を求めて、青森から岩手の太平洋岸海岸線を南下したのだ。
街灯が全くなかったのだ。
[『ダム・ファッカー(みちのく西松建設ダム巡り)?<異なる恐怖・恐山篇・暗闇ドライブ篇>』](クリック!)
不思議な経験であった。
あきる野市にて、夜の岩手の海岸線ドライブを思い出させたのが、岩手の海岸線を破壊しつくした地震の、あきる野市への間接的な影響であることが、だ。
世界は蒼かった。
◇
帰宅すると弟がイタリア出張から帰ってきていた。
あきる野市は計画停電中であった。
一週間前には予想だにしなかった日本の状況に驚いていたことだろう。
もっとも、イタリアでの、日本の大地震の報道はエキセントリックで、あたかも、日本が滅亡するかのようで、弟は、「いざとなったら、自分だけでもイタリアで生きたほうがいいのかな・・・」と思ったほどだったという。
津波の映像は、色んなシチュエーションで何度も放映され、泣き叫ぶ人の姿も繰り返し流されていたそうだ。
それらが、スローモーションに編集され、賛美歌がBGMなのだそうだ・・・。
弟は、「これって、『金八先生』の第2シリーズの、加藤優や沖田浩之が機動隊に連行されるときに中島みゆきの『世情』が流されるのと同じ演出じゃねえか!」と思ったそうだ。
私は、「いやいや、それって、加藤優は役名だけど、沖田浩之は芸名だべ」と思ったそうだ。
◇
で、マイケル・シーベルトのネタに話を戻す。
マスコミでは、福島第一原発の事故での、外部への放射能漏れが末期的な状況のように語られているが、現在のところは、それ程ではないと言うことを記したいと思ったが、
今、ちょいと花粉症の薬の副作用で眠くてしょうがないので、明日に回す。
ただ、お昼のワイドショーの「シーベルト」認識は酷いね。
わざとに、シーベルト(Sv)とミリシーベルト(mSv)とマイクロシーベルト(μSv)を、視聴者に不安を募らせるように混同して語っている。
まだ、朝のみのもんたのニュースの方が、冷静な語り口だったよ・・・。
とりあえず、おやすみ^^
PS.22:45に、また揺れたね・・・。
(2011/03/16)
えっ? 俺が誰だって?
俺? 俺は、マイケル・シーベルトだよ^^
まあ、その名の由来よりも、先ずは、今日の報告をしようね。
昨日から、私が働く物流倉庫の物量も増えてきて、私は、「ああ、こうして、どうにかこうにか、経済は流動していくのだな・・・」と思っていた。
甘かった。
物流の流れの下流、出荷先が受け入れきれなくて、大口がキャンセルになった。
ガソリン不足により、各中継地からの各店舗への輸送がままならなくて、各中継倉庫がオーバーフローなのだろうか(「オーバーフロー」という言葉を最近覚えたので、使いたかったのだ^^;)。
でも、いったん、コンピューター管理システムに入力してしまったので、我々は黙々と「後でしまう事になる」荷揃え作業をした。
奥様パート軍団たちも頑張ってピッキングしていた。
いったん用意された大量の出荷キャンセル品は、後日、各蔵置場所に戻されるのだろうが、人件費など、出費が大きいだろうな。
◇
昼休憩をとっていた時、大きい揺れが二つあった。
一つ目の震源は千葉で、二つ目は宮城だった。
・・・余震がやむ気配がない。
我々も慣れたもので、昼食を摂っていたのだが、「食えるときは食っておこう」と揺れの中でもバリバリ食った。
今日の会社の弁当は、メインおかずが「カツ丼」風で、それを食べずに避難するのは避けたかったので、揺れていてもすかさず食った。
先ほど、あきる野の計画停電が終わる直前(午後八時過ぎ)も、私がベッドでフテ寝していたら、やはり揺れた。
◇
遅番の俵さんが出勤してきたので、ガソリン事情を聞くと、「昨日、満タンにした!」とのこと。
長い行列に無意識に横入りする道の流れで、一時間の待ち時間で給油できたそうだ^^;
私も、明日は並ばなくちゃ。
◇
妹が、「八王子のイトーヨーカドーやセブンイレブンにはコメがある」と言っていたので、
Iさんに訪ねたところ、「でも、ヨーカドーは、混雑で地獄だったよ」とのこと。
◇
私は、朝、片倉のセブンイレブンに行ったけど、何もなかった。
何故か、チーズクラッカーが4袋あったので、3袋購入しておいた。
一袋残したのは、全部買うには良心が咎めたのだ・・・。
◇
さて、八王子の計画停電は午後3時20分からの予定だったらしいが、会社には自家発電設備があるので、特に問題なく過ごした。
そして、ちょいと残業して、車で帰宅する。
私は、国道16号線をあきる野市に北上する。
途中、八王子市街を突っ切る。
中央線も渡る。
その辺りで、信号が「フッ…」と消えた。
世界が変容した!
これが、超ハイテク国家・日本の「今」の姿なのか・・・。
街は一瞬にして生気を失い、だが、道を行き交う車輌だけが、不気味な息遣いを発していた。
私は、太ももに鳥肌が立ち続けた。
空には下弦の月が出ていて、蒼い雲を立体的に浮かび上がらせていた。
各十字路では警察官が手信号での誘導をしてくれていた。
特に重要な十字路(16号と甲州街道の交差点)などは、信号が生きていた。
が、あきる野市に入ると、完全に真っ暗闇であった。
私は、その暗闇での走行に思い出がよみがえった。
<東北ダム巡り>・・・、その日の泊まる場所を求めて、青森から岩手の太平洋岸海岸線を南下したのだ。
街灯が全くなかったのだ。
[『ダム・ファッカー(みちのく西松建設ダム巡り)?<異なる恐怖・恐山篇・暗闇ドライブ篇>』](クリック!)
不思議な経験であった。
あきる野市にて、夜の岩手の海岸線ドライブを思い出させたのが、岩手の海岸線を破壊しつくした地震の、あきる野市への間接的な影響であることが、だ。
世界は蒼かった。
◇
帰宅すると弟がイタリア出張から帰ってきていた。
あきる野市は計画停電中であった。
一週間前には予想だにしなかった日本の状況に驚いていたことだろう。
もっとも、イタリアでの、日本の大地震の報道はエキセントリックで、あたかも、日本が滅亡するかのようで、弟は、「いざとなったら、自分だけでもイタリアで生きたほうがいいのかな・・・」と思ったほどだったという。
津波の映像は、色んなシチュエーションで何度も放映され、泣き叫ぶ人の姿も繰り返し流されていたそうだ。
それらが、スローモーションに編集され、賛美歌がBGMなのだそうだ・・・。
弟は、「これって、『金八先生』の第2シリーズの、加藤優や沖田浩之が機動隊に連行されるときに中島みゆきの『世情』が流されるのと同じ演出じゃねえか!」と思ったそうだ。
私は、「いやいや、それって、加藤優は役名だけど、沖田浩之は芸名だべ」と思ったそうだ。
◇
で、マイケル・シーベルトのネタに話を戻す。
マスコミでは、福島第一原発の事故での、外部への放射能漏れが末期的な状況のように語られているが、現在のところは、それ程ではないと言うことを記したいと思ったが、
今、ちょいと花粉症の薬の副作用で眠くてしょうがないので、明日に回す。
ただ、お昼のワイドショーの「シーベルト」認識は酷いね。
わざとに、シーベルト(Sv)とミリシーベルト(mSv)とマイクロシーベルト(μSv)を、視聴者に不安を募らせるように混同して語っている。
まだ、朝のみのもんたのニュースの方が、冷静な語り口だったよ・・・。
とりあえず、おやすみ^^
PS.22:45に、また揺れたね・・・。
(2011/03/16)