『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星』予告3
☆・・・面白い。
大規模な艦隊戦のルウム戦役がではない、後半の人間ドラマがいい。
テレビシリーズの「ガンダム(「ファースト」)」の前史を描く「THE ORIZIN」だが、「スター・ウォーズ」の「シスの復讐」なみに、その後の物語に繋がっていくさまがたまらない。
なによりも、1979年初放送の「機動戦士ガンダム」が、いかに多くのバックボーンに支えられて、というか、多くの前史を描くに足る「深み」を配してシリーズを展開させていたかに感心させられる。
レビル将軍の最終判断と、グレート・デギンのジオンに都合のいい平和主義、シャアの目的完遂への完璧主義、ガルマの若さ、コズン・グラハムのルウムでのシャアとの邂逅、艦長に任命されたドレンの気負い、キシリアに任命されたマ・クベ、相変わらずの黒い三連星・・・。
リュウにブライト、ミライにセイラさん、パズルのピースをあてはめるように、戦雲はサイド7に集約されていく・・・。
今「THE ORIZIN」のグレードで、「ファースト」もリメイクされたら良いのになぁ・・・、と思うと同時に、いや、する必要もないか・・・、とも思う私であった^^;
(2018/05/08)