「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」特報
☆・・・最近、週刊少年ジャンプ連載の魔法ファンタジーマンガ『ブラック・クローバー』でこんな展開があった。
そこまで、コミックス16巻分程にわたって、敵国などと戦いつつ、築き上げていた膨大な数の仲間たちが、人間にほぼ滅ぼされ人間に深い憎悪を抱いていたエルフ族の「転生魔法」によって、敵として生まれ変わりをさせられる・・・。
金色の光に包まれて、それまで頼りになっていた仲間が敵となり、その物語の伏線は、これまでに何度もチラホラと語られていて、魔法の解除が簡単に出来るものでないことが分かる。
敵となってしまう仲間の法則は分からないが、エルフ族に転生してしまった仲間たちの数は「半分」はいるだろう。
これから、主人公の長く苦しい絶望的な戦いが始まる訳だ。
・・・今回の『アヴェンジャーズ3』も、その結末は、絶望感、ハンパない・・・。
サノスと言う最強の敵が、宇宙根源の支配力を持つインフィニティストーンを全て奪取し、「全人類の半分を淘汰し、宇宙に秩序をもたらす」という理屈によって、指パッチンして、全人類の半分を消し去るのだった。
詳しくは書かないが、アヴェンジャーズのメンバーも半分は消える。
いや、半分じゃ済まないほど消えていく。
なんか、超能力を持ったような強い仲間ほど消える・・・。
まあ、今作の場合は、「時間のインフィニティストーン」があるので、続編で時間を戻して皆さん復活するのが分かるのだが、それにしたって、今回、アヴェンジャーズ総がかりで戦って敗北しての結果であり、最強の敵を前にして、それを覆すのは生半な戦いにはならないだろう。
映画史の中で、これほどに続編込みとは言え、主人公たちが追い詰められたことはかつてないだろう。
でもね、ボロボロだが不屈のキャプテンはいる。
ボロボロのアイアンマンもソーもいる、ヘタレたハルクもいるし、スカーレット・ヨハンソンもいる。
旧アヴェンジャーズの生存率なかなか^^;
キーとなる生存ヒーローに、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(「GotG」)」のアライグマのロケットと機械生命体のネビュラがいる。
ワカンダの戦士たちもいる。
死んだのに、死んだからか消え去らないヴィジョンもいる^^;
しかし、全編見せ場の物語の中で、今回からアヴェンジャーズに絡んできた「GotG」のメンバーは、いつもと変わらぬスッとぼけたギャグで物語を盛り上げてくれたし、宇宙の各所で繰り広げられる、物語のスペースオペラ化は「GotG」の参加で顕著になった。
うは、早いトコ、続編が見てぇ!!!
(2018/04/28)