☆全くの予備知識なしに、時間がちょうど良かったので観たら、これがまた面白く、大笑いしながら、一人で見るときは定番なのだが、生ビール片手に楽しんだ^^
物語は、広告代理店の売れっ子で、豪邸に住み、家族とも楽しく過ごしている主人公ジャックの、唯一の悩みの種である双子の妹・ジルの来訪による「お騒がせコメディ」だ。
ジャックとジルは、アダム・サンドラーの二役なのだが、特に女のジルを演じるには無理があり(わざとであるが^^)、最初はそこが気になって気になってしょうがなかったのだが、「まあ、こんなはた迷惑な女もいるんだろうな」と慣れてきた頃には、作品全体に、途方もなく芳醇で多種多様なコメディ要素が詰め込まれていることに驚かされるのだ。
繰り返される、妙な「双子言葉」は、クライマックスで意味を為すし、
奥さんこそ、明るく真面目な人物だが、チャーミングな娘はいつもコスプレチックな扮装で、抱っこしている人形もペアルック、それを見るのが楽しく、
養子にしているインド人の少年は、利発だが、身体にテープで、いつも何かを貼り付けている。
メキシカンの庭師は、密入国ネタの「冗談」が好きで、「冗談だよ〜^^」と言う、その仕草が一発ギャグみたいに面白い。
その一族(特にケント・デリカットみたいなメガネのばあちゃん)も楽しく面白い。
会社では、いつも、余計な一言を言う部下がいる。
オナラ、腋汗などの汚いギャグもあるが、それがあまり突出しない作りでもある。
・・・そして、まさか、アル・パチーノが出演しているとは思わなかった。
彼は本人として、ジルに惚れる奇特な名優を、アクターズスタジオ仕込みの演技で魅せてくれる。
「コメディを楽しんでいる」風情はなく、丁寧に真面目に演じていて、それが面白く、
特にラストの、出演CMのラッシュ試写を見た後の感想が最高に笑えた^^
・・・バラエティ番組化した「必殺」シリーズを、藤田まことのシーンだけが、作品バランスを崩さずにリアルになっていたのと同様に、
アル・パチーノが出てくると、そのセリフが活きてきて、迷惑女のジルの魅力にジャックが気付くという、物語のクライマックスに至る展開のキーポイントとなっていた。
おっと!
1シーンだけ、ジョニー・デップも出てきますぜ!!!
(2012/01/24)
物語は、広告代理店の売れっ子で、豪邸に住み、家族とも楽しく過ごしている主人公ジャックの、唯一の悩みの種である双子の妹・ジルの来訪による「お騒がせコメディ」だ。
ジャックとジルは、アダム・サンドラーの二役なのだが、特に女のジルを演じるには無理があり(わざとであるが^^)、最初はそこが気になって気になってしょうがなかったのだが、「まあ、こんなはた迷惑な女もいるんだろうな」と慣れてきた頃には、作品全体に、途方もなく芳醇で多種多様なコメディ要素が詰め込まれていることに驚かされるのだ。
繰り返される、妙な「双子言葉」は、クライマックスで意味を為すし、
奥さんこそ、明るく真面目な人物だが、チャーミングな娘はいつもコスプレチックな扮装で、抱っこしている人形もペアルック、それを見るのが楽しく、
養子にしているインド人の少年は、利発だが、身体にテープで、いつも何かを貼り付けている。
メキシカンの庭師は、密入国ネタの「冗談」が好きで、「冗談だよ〜^^」と言う、その仕草が一発ギャグみたいに面白い。
その一族(特にケント・デリカットみたいなメガネのばあちゃん)も楽しく面白い。
会社では、いつも、余計な一言を言う部下がいる。
オナラ、腋汗などの汚いギャグもあるが、それがあまり突出しない作りでもある。
・・・そして、まさか、アル・パチーノが出演しているとは思わなかった。
彼は本人として、ジルに惚れる奇特な名優を、アクターズスタジオ仕込みの演技で魅せてくれる。
「コメディを楽しんでいる」風情はなく、丁寧に真面目に演じていて、それが面白く、
特にラストの、出演CMのラッシュ試写を見た後の感想が最高に笑えた^^
・・・バラエティ番組化した「必殺」シリーズを、藤田まことのシーンだけが、作品バランスを崩さずにリアルになっていたのと同様に、
アル・パチーノが出てくると、そのセリフが活きてきて、迷惑女のジルの魅力にジャックが気付くという、物語のクライマックスに至る展開のキーポイントとなっていた。
おっと!
1シーンだけ、ジョニー・デップも出てきますぜ!!!
(2012/01/24)