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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[台湾旅行報告^^v(完結編)]

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☆・・・1月の17日、午後1時ごろ、私と彼女は、台北から2駅の龍山寺の陳さんの耳掃除屋さんに至れり。
 今回の旅は、お互いのクリスマスプレゼントの意味もあり、私は、彼女がガイドブックからピックアップした気になるスポットを網羅するように行動していたが、私が唯一 絶対に行きたかったのが、この耳掃除であった。
 もう、根こそぎ、耳の中をかっぽじって、奥歯ガタガタ言わせてほしかった^^;;;

     

 混んでると、この後のプランが押しそうであったが、ちょうど、二人の先生がそれぞれの現地の方を担当しているだけで、あんまし待たないで済みそうだった。
 待つのは嫌と言っても、待つことによって、現地の雰囲気が伝わっても来るので、それもそれで楽しい^^
 陳先生は気を使ってネットで日本の歌の動画を流し始めてくれたが、映っていたのはテレビ東京の「にっぽんの歌」みたいので、ゴリゴリの民謡だったりした^^;
 その時、彼女の携帯に地震速報が流れた。

     

「耳掃除の途中でなくて良かったねぇ」と彼女と言い合った。
 ・・・しかし、これが、後の台湾の大地震(02/06)の前震であるとは考えもせず。
 さて、長々と書いてしまった、話をガンガン進める。
 私は陳先生に、彼女は女性の金先生に施術を受ける。

     

 診察台に横になり、片耳づつ向けて、後はなすがまま。
 先生がいちいち取れた耳垢を見せてくれて、呆れたように「こりゃ、大きよぉ~、ナンバーワンだよぉ~」と言うのが、何とも言えない辱め^^;
 30年以上も耳掃除していて、俺がナンバーワンのハズねーだろッッ!!^^;

 サッパリとしつつ、店を出て、龍山寺に!
 私は、とにかく時間が気になり、龍山寺は遠目に見て参拝完了としたかったのだが、彼女はマイペースで行きたがるので、私も「う、うん。おう、行こう^^;;;」と連れ立つ。

 

     


 なーんか、周囲には、ホームレスではないにしろ、無職者みたいなおっさんが凄い数、たむろしていた。
 そんな中、彼女は屈託なく公衆トイレに入っていくのだった^^;
 襲われるぞ!^^;

 ・・・午後3時半。
 台北に戻ると、今度は、日本の皆さんへのみやげ物の購入だ。
 まあ、パイナップルケーキを買うのだが、色んな種類がある。
 幾つか見て回り、老舗と高級品を買う。

     

 この二つを食べ比べて貰おうという作戦だ。
 だが、このパイナップルケーキ屋さん巡りで、地図読みを間違えて迷ったりして、台北の町をかなり歩き回った。
 私はなんか楽しかった。
 こういう無駄な行動こそが旅行の楽しさ^^
 袋小路サイコー!!
 高級店には、老舗で買ったパイナップルケーキの袋を持ちながら入ったのだが、高級店は、それを横目にしつつ、自分の店のパイナップルケーキがいかに混ぜ物なく素材の味を充分に活かした美味しいものであるかを説明してくれた。
 日本の皆さんの食べた感想としては、マジで「それぞれ美味い」という事だった。
 老舗のほうはバターが練り込んであったりして、それもそれでメチャウマなのだ!^^
 さて、高級店でお金を払うとき、私は、財布の中に入っていた名刺を床に落とした。
 その名刺は派手な色で、「VIP」とか「貴賓」「君の元気」「コース10%OFF」とか記されている。
「ナニソレ?」と彼女が硬質の声を出した。

     

 後から聞くに、どうやら、その名刺を、風俗店の名刺と思ったらしい。
 昨夜、彼女が寝静まった後、私が、そのような店にくり出したと思い込んだらしい。
 幾らなんでも、このハードな行程の中、そんなパワーは私にはない^^;;;
 その名刺は、前日のマッサージ屋の林先生のものだった。

 ・・・続いて、彼女がお父さんへのみやげとしてイカスミを買うとのことで、そこへ向かう。
 ちょいと遠いのでタクシーで向かう。
 彼女がイカスミを買う間は、私はタクシーで待っていた。
 彼女、「はじめてのおつかい」だ!

     

 ・・・そして、旅行の最後の晩餐の時間となった。
 私たちは、今回の旅、お互いに数万円を出し合い、台湾元に換金し、共同の財布に入れて、支払いをしていた。
 特に、イカスミ以外は、お互いの支出バランスが崩れることもない二人旅であった。
 ここで、彼女が言い出した。
「私、お父さんに、『なんかうまいものを食え」と一万円もらったから、今夜のご飯は私が出すわね^^」
「やったァ! でも、どこかで、もうちょい換金しなくちゃな^^」
 そして、我々は<そごう>に行くのだった。
「あんまし換金し過ぎて、台湾元を余らすのもなんだから、換金は五千円くらいにしとこうかな」
「う~ん、何が起こるか分からなくて心配だから、俺も五千円を出すので、足して一万円を換金しておこう」
 ・・・かくして、二人でお金を出し合い、換金を済まし、夕ご飯を食べに行くのだった。
 ・・・では、さて、彼女のお父ちゃんが彼女にくれたはずの夕飯代の一万円はどこに行ってしまったのだろうか?
 ・・・なんかげせない思いがつのるのだった^^;;;

 ・・・午後5時。
 さて、夕飯は、肉と白菜の火鍋だ!

     

 この白菜は漬物で、ちょいと酸味がある。

     

 多種のソースを混ぜて、バラエティ豊かに食らう。

     

 うまい!
 これを学んで、日本で開店したいなぁ。
 うちの店の2号店の計画は、かなり間近に迫っている。
 計画を語り合っているのが一番楽しい^^

 最後にフットマッサージして深夜便の空港に向かいたかったが、マッサージ店が見つからず・・・。
 もう、地下鉄(MRT)の乗り継ぎはお手の物、空港へ。

     

 何としてもマッサージを受けたい我々は、彼女がネット情報を駆使し、空港内に無料のマッサージ機が設置されているのを聞き及び、それを探し、リラックスタイム。
 チェックインした後は、余った台湾元を使うべく、変わり種のビール(蜂蜜・小麦)を飲む。

     

 飛行機に乗り込むと、即座に爆睡。

 羽田に到着し、愛車に乗り込み、八王子へ。
 1月18日午前五時の八王子は、激しい濃霧だった・・・。

                             (2018/02/11)


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