12月1日(金)-映画の日ー公開映画『探偵はBARにいる3』 予告
☆・・・私は、ドラマなどでの演技はうまいと思うが、人気を得た「水曜どうでしょう」を見たことなくて、主人公の探偵役の大泉洋に思い入れがなく、
また、相棒役の松田龍平は光浦靖子にしか見えなくて、
更に、「1」「2」も映画館で観て来た訳だけど、なーんか、そのリアリティのなさに、見ていてもノレていない自分がいたのだが、
まあ、シリーズを見続けてきたので惰性で観たら、今回はなかなか面白かった。
やっぱ、見慣れたメンバーの活躍と言うのは心地良さがある。
舞台が北海道限定と言うのが、ある意味、シチュエーションコメディ的な良さもある。
ロケ地は北海道ばかりで、さびれた漁港を訪れた探偵が、ちおある定食屋を訪ね、そこの看板に「刺身定食670円」とか記されていて、その安さと、その量が想像されたりして面白い。
峰不二子的なヒロインは北川景子で、世の女性の多くが北川景子に憧れているようだが、私は綺麗と思うも好みではなく、だが、彼女は綺麗だけでなく、演技もうまいので、引き込まれた。
私は特に、北川景子の演じた女が、落ちぶれていて幽霊みたいに蒼白の表情、酔いつぶれてススキノの町で座り込んでいるようなときに、病的な美しさもあるなぁと思った。
前作もそうだったが、クライマックスはイベント会場だった。
さっき調べたら、この作品の作り手は、『相棒』のスタッフだそうだ。
『相棒』の映画版は、いつもイベント会場を見せ場に持ってくるなぁ^^;
(2017/12/02)