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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[「嘘」考 (3:人格)]

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☆この[「嘘」考]シリーズは、次第に[素晴らしい原子力発電]シリーズにリンクしていくのでヨロシクね^^

 ・・・次回の[素晴らしい原子力発電]は、日本の現在の「反原発の幻想」の発端とも言うべき「第五福竜丸」について、副島隆彦氏の著書を紐解きつつ書きます。

 その「欺瞞」についてです。

   ◇

 さて、何か知らないが、原発事故におののいて、反原発にっちゅうか、安易なポピュリズムに舵を取った保守派に、小林よしのりや西尾幹二がいて、私が読んでも呆れる主張を「閉鎖空間」で発して悦に浸っている。

 まあ、いいや・・・。

 小林よしのりなんて、何か知らんが、変に経済通ぶって、発足したてのEUを持ち上げていたが、今の、EUの状況をどう思っているのか^^;

 アメリカや日本の、一時代を築いた後の停滞不況とは明らかに違う。

 ポッと現われ、ポッと消沈。

 とてもとても、保守派が持ち上げるべき対象じゃねえ。

 では、何故、小林よしのりや西尾幹ニは、常に、間違うのだろうか?

 嘘を、つくのであろうか?

 嘘を、つくことになるのであろうか?(もちろん、敗北したとて、正しいことを言ってる時は無数にあって、学ばされてきたが)

 簡単である。

 狭い視野(人間関係)を、思想行動に当てはめるからである。

 全体のことなど考えていない・・・、自分の感情があるだけだ。

 分かりやすく言うと、「1+1=2」と言っている人物が気に食わないから、「1+1=1」などと言ってみるのである。

 そこには、加点法でも減点法でもいいけど、両者を比べての「冷静な判断」はない。

 心に、「ものごとの是非を計る天秤」を持っていないからだ。

 だから、右や左の間を節操なく移動することになる・・・。

 今回の件では、あまりにも東電や、既得権益を守ろうとする政治家への怨念を優先させ過ぎている。

 だが、原子力科学自体には、なんら罪はなく、ただ科学的な結論があるだけなのである。

 その結論は、「今回の原発事故を、あまり騒ぎなさんな」と言うことだ。

 「1+1=2」の主張より確実に劣るも、何がしかの「理」を含む「1+1=1」を言い続け、

 それに意見したものに激怒し、勝手な都合の「1+1=1」肯定をマンガ表現を使い叙情的にエスカレートさせ語り続けるのみである。

 この人は、最近、反原発主張に行き詰って「女・子供のために」などと言いはじめ、私は反吐が出た。

 なんか、極端に言うと、通り魔殺人鬼が「世界平和のためにやった」と言ってるのと近い。

   ◇

 雑誌『正論(2010/10月号)』のコラムで、日本教育再生機構理事長・八木秀次先生がこう語っている。

 ・・・「論壇や学会における論争も純粋に学問論争になるのは稀だ。一つのテーマについて相互に論点を出し合って学問的に深めるという論争はまずあり得ず、すぐに人格批判になってしまう。(中略)・・・最後はもっぱら好悪の感情が前面に出て誹謗中傷合戦になってしまう。いつしか学問的なテーマはどこかにいき、何をテーマに論争しているのか分からなくなるほどだ。」・・・。

 これは、全く正しい問題定義だと思うが、私のスタンスは、八木会長の言ってることの「中略」部分にある。

 ・・・「学説や主張の背景に人格があり、人格をかけてそのような主張をしているといえば、それまでだが、」・・・。

 論争相手をドロドロした悪しき者に印象操作で挑む小林よしのりや西尾幹二みたいな「嘘つき」人物に対しては、どうしても、その人格を紐解くことが大事だと、私は常々 考えている、哀しいかな・・・。

   ◇

 いまいち、尻切れトンボな文章でスマン。

 出勤の時刻になってしまいました^^;

                                                      (2012/01/13)

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