映画『エイリアン:コヴェナント』TVCM60秒(サッカー編)
☆・・・まあまあでしょうか? エイリアンのスペックは、作品を重ねることに付加されていくので、もう、何でもありですな。 今回は、胞子エイリアンの成体<白いモビルシーツ・エイリアン>が出てきて、非常にキモいです。 リドリー・スコットは、わりと舞台を限定し、いくらでも続編が作れるようにしているのは商業的にはいいのだろうけど、作家としては卑怯である。 戦争を仕掛けて、その世界での戦いを終わらせようとした『2』でのジェームス・キャメロンは偉かったな^^ 今作においては、胞子エイリアンが出て来て、また、その研究をしていたアンドロイドの成果として、蚊かハエみたいなエイリアンの存在を示唆していた。 これは、『3』作成の時、ボツ原稿の中に、西部劇的な植民星に、そういった多種多様なエイリアンが攻めてくる話(エリック・レッド版)があるのだが、そのアイディアは、その後の「エイリアン」シリーズ(「VSプレデター」シリーズを含め)にちょこちょこ出てきている。 まあ、結果的に、『3』は宗教色を打ち出した作品になっていたが・・・。 今回の『コヴェナント』、観てそん色ない出来になっているし、微妙に続き物なので、これからのシリーズを楽しむためには見ておかなくてはならないでしょう^^ 「̪死の町」の状景は悪夢のようでかなり良かった・・・。 新鮮さがなく思えたのは、直近の凶悪異星生命体物の『ライフ(もちろん、「エイリアン」シリーズなくしては生まれなかった作品)』に、最後のどんでん返しも含めて似ていたという事がありますな。(2017/09/15)