☆甥っ子と姪っ子を連れて行った。
レイトショーでなく、午後七時からの回だったのだが、お客さんが、私たち3人だけだった^^;
原作は、小学生低学年向きの世界的な人気ベストセラーで、シリーズは50作にも及ぶと言う。
主人公は、小学5年くらいの「本の虫」のジャックと、小1ぐらいの、好奇心旺盛でアクティブな妹アニーだ。
その二人が、時空を飛ぶツリーハウスで、古今東西を巡り、魔法のメダルを探し集める物語。
今回は、二人と、ナビゲイターと言うかマスコットのネズミ・ピーナッツが、
恐竜時代・中世・ポンペイ最後の日・海賊の島を冒険する。
冒険といっても、幼い二人なので、ほとんど、その世界を「眺める」レベルに毛が生えた程度なのだが、それぞれのパートのクライマックスでは活劇もある。
子供向けだと思うと、なかなかにせっぱ詰まった状況になり、見ている大人の私でも、「この危機、どうやってくぐり抜けるんだろう」と、俄然 興味を引くのだった。
ティラノサウルスは、思った以上に執拗に二人をつけ回すし、
スパイと誤解されて中世の城の中を逃げる二人の背景は、なかなかリアルで興味深い、
ベスビオ火山の噴火は、かなりの大スペクタクルだし、
海賊船での活劇は、二人が「等身大の子供」であるが故に、ヒヤヒヤさせられた。
先ほど、二人の旅は「眺める」レベルと書いたが、子供が見たら「おおっ!^^」と思うような歴史や文化・科学や自然の断片も垣間見られる。
プテラノドンに触った二人が、「体毛がビロードのようだ」とか、
中世の騎士の宴では、孔雀が食されていたとか、
ローマ帝国での、石窯で焼いているパン屋の描写などには「へーッ!^^」の思いがつのる^^
どうしても最近のアニメの絵柄の大半は、総じてジブリ風なのだが、この作品は、かなり独特の描線で、
ジャックの眼鏡の上側を略していたり、人物たちの閉じた口の中程も線が消えていたりしている。
アニーの幼い体型なども、小さくデフォルメされていて、わりと可愛くて独創的だ。
そして、その声をあてた芦田愛菜、小学一年生だそうだが、非常にうまい。
可愛い声質でありつつ、巧みな言い回しで、本職に負けていないのが衝撃的だった。
対して、ジャックは北川景子があてたそうで、かなり上手いのだが、「ああ、北川景子だ^^」と言う個性が感じられず、誰でも良かったような気がした。
子供向けだったので、私には、もうちょい刺激が欲しかったが、甥っ子と姪っ子はかなり楽しんでいた^^
物語の途中、ポンペイの町を襲った悲劇に、ジャックがナーバスになったり、海賊に捕まったアニーがグーで殴られたり、処刑されそうになるのは、作品バランス的に、なかなかシビアな展開ではあった。
(2012/01/11)
レイトショーでなく、午後七時からの回だったのだが、お客さんが、私たち3人だけだった^^;
原作は、小学生低学年向きの世界的な人気ベストセラーで、シリーズは50作にも及ぶと言う。
主人公は、小学5年くらいの「本の虫」のジャックと、小1ぐらいの、好奇心旺盛でアクティブな妹アニーだ。
その二人が、時空を飛ぶツリーハウスで、古今東西を巡り、魔法のメダルを探し集める物語。
今回は、二人と、ナビゲイターと言うかマスコットのネズミ・ピーナッツが、
恐竜時代・中世・ポンペイ最後の日・海賊の島を冒険する。
冒険といっても、幼い二人なので、ほとんど、その世界を「眺める」レベルに毛が生えた程度なのだが、それぞれのパートのクライマックスでは活劇もある。
子供向けだと思うと、なかなかにせっぱ詰まった状況になり、見ている大人の私でも、「この危機、どうやってくぐり抜けるんだろう」と、俄然 興味を引くのだった。
ティラノサウルスは、思った以上に執拗に二人をつけ回すし、
スパイと誤解されて中世の城の中を逃げる二人の背景は、なかなかリアルで興味深い、
ベスビオ火山の噴火は、かなりの大スペクタクルだし、
海賊船での活劇は、二人が「等身大の子供」であるが故に、ヒヤヒヤさせられた。
先ほど、二人の旅は「眺める」レベルと書いたが、子供が見たら「おおっ!^^」と思うような歴史や文化・科学や自然の断片も垣間見られる。
プテラノドンに触った二人が、「体毛がビロードのようだ」とか、
中世の騎士の宴では、孔雀が食されていたとか、
ローマ帝国での、石窯で焼いているパン屋の描写などには「へーッ!^^」の思いがつのる^^
どうしても最近のアニメの絵柄の大半は、総じてジブリ風なのだが、この作品は、かなり独特の描線で、
ジャックの眼鏡の上側を略していたり、人物たちの閉じた口の中程も線が消えていたりしている。
アニーの幼い体型なども、小さくデフォルメされていて、わりと可愛くて独創的だ。
そして、その声をあてた芦田愛菜、小学一年生だそうだが、非常にうまい。
可愛い声質でありつつ、巧みな言い回しで、本職に負けていないのが衝撃的だった。
対して、ジャックは北川景子があてたそうで、かなり上手いのだが、「ああ、北川景子だ^^」と言う個性が感じられず、誰でも良かったような気がした。
子供向けだったので、私には、もうちょい刺激が欲しかったが、甥っ子と姪っ子はかなり楽しんでいた^^
物語の途中、ポンペイの町を襲った悲劇に、ジャックがナーバスになったり、海賊に捕まったアニーがグーで殴られたり、処刑されそうになるのは、作品バランス的に、なかなかシビアな展開ではあった。
(2012/01/11)