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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[理想の上司像に悩む私 (再掲:2007/05/12)]

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☆身体がバテバテなので、再掲でお茶を濁す^^;

 ・・・おっと、今日は、八王子がバイト現場だったので、古書店で以下を購入した。

     

大東亜戦争全史服部 卓四郎原書房

 ・・・私が買ったのは1969年版です。

   ◇

   [理想の上司像に悩む私]


▼急転直下で、数十人の作業者の責任者になった私だが、その部下の使い方に悩んでいる。

 そもそも、私は、個人主義の男である。

 人づきあいのしがらみを超越した場所でもって、個々の事情などを鑑みることなく、人間の集団単位(例えば「国」)の行く末を自分なりに示す、と言うのが、私のスタンスである。

 私のスタンスである。

 ・・・ある、はずなのである、・・・が、今、個々の事情に引きずり回され、それを振り切りつつ、リーダー職を学んでいる。

 なまじっか、日頃、保守的な道徳を考えたり、日教組教育を根源悪と考えているせいか、自分の理想を現実の自分に組み込まなくてはと四苦八苦している。

 無理はしていないが、自分を普通に表現することさえも難しい。

▼そんな折、毎年、見ることになるこんな記事も感慨深いものである(Izaより)。

《「理想の上司」1位に所ジョージ&篠原涼子さん(05/10 22:47)》

 <理想の上司、男性はタレントの所ジョージさん、女性は女優の篠原涼子さん。産業能率大学(東京)が10日まとめた2007(平成19)年度の新入社員750人を対象とした調査で、こんな結果が出た。有効回答は622人。
 所さんは7年ぶり2度目、篠原さんは初のトップ。産業能率大学によると、所さんは自然体のキャラクターに好感を持たれ41人が「理想の上司」と回答。篠原さんはドラマのイメージなどで好感度が上がり、79人が回答した。
 昨年まで1位を2連覇していたプロ野球ヤクルトの古田敦也監督、5連覇していた女優の黒木瞳さんはともに2位。3位は野球の日本代表監督、星野仙一さんと、女優の真矢みきさんだった。
 男性では、宮崎県の東国原英夫知事が12位に登場した。>

▼所ジョージは、植木等が自分の後継者(「無責任」シリーズ的な)としたことさえある男である。

 その奔放さは、晩年の黒澤明にも愛されていた。

 私も、所ジョージみたいに生きたいものだ。

 しかし、実際、所ジョージに、(少なくとも)私の職場のリーダーになってもらったら、二時間でパンクするだろう。

 篠原涼子の方は、私はよく知らないが、アイドルとしては地味な雰囲気だったが、ドラマではとても映えるタレントだ。

 実は、私をリーダーとして教育する方は、二人いるのだが、片方は、24歳の女の人である。

 この方、「女」としてはこれからなのであろうが、「リーダー」としては、実に尊敬に値する仕事振りなのである。

 リーダーとしての知識はもとより、長期的な計画・瞬時の判断といった知恵にも優れている。

 非常に厳しい。

 そんな方に指導されて、私も短時間に、急速にリーダースキルを上げている。

 どんな部下に日々悩まされているか、個人情報に抵触しない程度にさりげなく書いておく。

     #     #     #     #

 ・自分の趣味の映画DVDを大量にダビングしてくれて、他人に大量に押しつけ貸してくれて、
                 回りの者は見る暇などないのに、「見たか? 見たか?」と急かす人。

 ・重いストーカーする人。

 ・ストーカーに、「自分に気がある」と思わせる隙のあった<人妻>。

 ・ストーカーから、その旦那ででもあるかのように人妻を守るナイト。

 ・軽いストーカーする、恋愛ベタな男。

 ・その軽ストーカーを、大人の冷静さで見れないで「気持ち悪い」と突っぱねる娘。

 ・有能だが、職場恋愛の二人。休日も早退も一緒。

 ・常識の異なる異国の妻をもつ男。

 ・有能で可愛いが、作業中にフラフラする十代の娘。

 ・バイト気分で、一週間に一遍、必ず休む十代の男。

 ・派遣仕事が身について、三ヶ月で仕事を辞める癖がついていて、次の仕事の話ばかりする五十代の男の方。

 ・鳴り物入りで入ってきて、私の右腕になる男とされていたが、
                 すぐに社員のとしての素養のないことが判明した五十後半の男の方。

 ・どうやら、頭の病気の人(解雇に至った)。

 ・他の人の二時間分の量の仕事を、一生懸命に一日かけてする人。

 ・エンゲルバーグみたいな人。

 ・時間がなく、何か頼むと、その前に議論せずにはいられない四十代。

 ・ガムを噛む人(職場によってはいいのだろうが)。

 ・一度も来ない人。

     #     #     #     #

▼私は、かつて、PHP文庫などの、「歴史上の人物に学ぶリーダー像」なんてのはバカにしていたものだが、段々と、それを読む会社員の気持ちが分かってきた。

 悪名高き参謀・辻政信は、自分の優秀さが、努力や状況次第で他の兵卒達にも備わると言う「性善説」に立ったから、失敗したとされているのだろう。

 『坂の上の雲』などを読むと、特に、日露戦争時の陸軍の状況を鑑みると、司馬遼太郎は、とにかく日本陸軍の人員や兵器や弾薬の不備を繰り返し強調する。

 それが、作品に妙なサスペンス要素を醸していた。

 ・・・しかし、どうにかして勝った。

 それは、日本人の「性善」がかろうじて効果を発揮できる時代であった。

 だが、その後、日本のささやかなる正義は、世界の悪徳に踏み潰されるに至る歴史が始まった。

 井沢元彦は、旧日本軍の悪弊には「員数合わせの愚」があると言った。

 日露戦争時の、多国間戦争ビギナーズラックを、日本のリーダー達が「我々は世界に問題なく通用する」と慢心してしまった結果、体裁さえ整えれば、後は、「日本人に本来備えられた精神」が勝利に導いてくれると信じこんでしまったわけだ。

 私の職場も、人員及びスキルと足りない。

 どうにか、頭数は集めてあるが、それでは全く敵(作業量)に打ち克てない。

 みんながみんな、有能ではない。

 オールマイティーなタイプも一部いるし、一芸に秀でた奴もちょっといる。

 ・・・無能者もいる。

 それぞれの特性を把握し、とにかく人を回し続けなくてはならない。

 最終的には、小刻みなヤリクリである。

 正に、【人事を尽くして天命を待つ】しかないのである。

 ここで言う「人事」とは、

     1・人間(個人)として為しうる事柄
     2・企業・団体・組織などにおける個人の処遇などの決定

 二種類の意味がある。

                                                   (2007/05/12)

   ◇

 では、今夜はこれまで〜^^

                                                   (2012/01/10)

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