☆・・・私はかなりの「JOJO」ファンである。
まだ初版部数の少なかった頃の荒木飛呂彦作品、『魔少年ビーティー』も『バオー 来訪者』も、もちろん『JOJO』の1巻からも、初期の頃は全て発売日に買い、全てを初版で持っているほどだ。
まっ、ファンならば当然のことだな^^;(←嫌味)
ただ、私は、実写版とかになると、条件反射で批判するようなファンではなく、なるたけ先入観なく作品を楽しもうとするファンである。
さて、観てきましたよ!
素直によく出来ていたと思う。
キャスティング・演技は申し分なく、その、マンガ的な表現を現実(リアル)に素直に移行させようとした演出にも感服。
舞台となる仙台(^^;)を、奇妙的な雰囲気に彩るイタリアロケは成功している。
スタンド表現も良かった。
惜しむらくは、もうちょい原作のエピソードを詰め込んでもらいたい気持ちはあれど、エモーショナルな場面に尺を費やすのは映画としては正しい。
その情動シーンの多くが、肉親の関係(絆)に集約させているのは、物語のテーマ性を一貫させている。
実写化は成功と言える!
(2017/08/03)