☆・・・映画版の『クレヨンしんちゃん』は、自分の好みに合うもの・合わぬものがあるが、今回はかなり性に合った。
なかなかの傑作だと思った。
私は、今作には宇宙人の少年が出てくると尻、…いや、もとい、出てくると知り、『E.T』ラインの展開を想像していた。
が、近年の『アース・トゥ・エコー』や『宇宙人ポール』なども包括ししつつ、野原家・春日部防衛隊を織り交ぜたスケールの大きい作品となっていた。
MTVで高橋優の新曲『ロードムービー』を聞き、それが「クレしん」の主題歌になったことからわかったのだが、ロードムービーとなっていた。
春日部から種子島への道行きが、静岡の登呂遺跡の復元住居群、新幹線の駅弁、長崎へのリンガーハット、サンバカーニバル(?)、別府温泉(?)などが妙にリアルに描かれていく。
そして、しんちゃんらしいお気楽さで、宇宙人少年シリリと交流を深めていきつつの最終決戦。
満足して映画館を去りましたよ^^v
(2017/04/22)