☆・・・なんか定番ゆえに、全く見るつもりなかったのだが、巡り合わせで映画館に向かった。
アニメ版をそのまま実写に移したような印象で、現代の目で見れば、私は、『華麗なるギャツビー』もストーカーの話だし、『美女と野獣』も、ある意味 『完全なる飼育』みたいに思えてしまうのだが、時代時代の価値観もあるし、今のように無制限に開かれた価値観のほうが異常とも思えるので、普通に楽しんだ^^
だが、フランスの宮廷に、やたらと黒人が目立ったのが気になった。
これ、昨今のディズニーの、過剰な反差別意識の表れのように思えたのだが、調べてみると、ヨーロッパはアフリカと近いので、褐色の人やハーフは多かったそうだ。
ただ、意識すると、ディズニーの黒人推しや、これは資本の問題だが、ハリウッド産の作品への中国人推しが、嫌な目立ち方をしているのは否めませんな。
さて、あんましいい印象でない鑑賞序盤だったが、作中一番のお気に入りとなったルミエール(燭台)のメインパート、ベル1人での最初の晩餐のシーン辺りから夢中になり、
また、野獣が野獣の時点でなかなかのイケメンでありつつ、憎めないキャラになっているので、その恋の経過に夢中になっていった。
クライマックスで、いったん、悲劇的に収まりそうになるのも、その後の反作用でのハッピーエンドが盛り上がるので良かったな。
うん、ちゃんと泣きましたよ、ホロリと^^;
ちなみに、私、アニメ版の『美女と野獣』は、当時、ニュージーランドにワーキングホリデーしていたので、そこでの鑑賞でした。
ディズニーCGアニメ初期で、舞踏会のシーンで感動したものです。
(2017/04/21)